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2021年8月

2021年8月27日 (金)

水沼選手、下山監督 オリンピック報告会

いきいき放送局へようこそ!

今回は、8/26に行われた、「東京2020オリンピック 報告会」の様子をお届けします!


東京2020オリンピックで競泳100mバタフライと400mメドレーリレーに出場した水沼 尚輝選手と

競泳代表コーチとして帯同した下山 好充監督の報告会が行われました!

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水沼選手は100mバタフライでは惜しくも決勝進出を逃したものの、

400mメドレーリレーではメンバーの一員として、日本新記録・アジア新記録を樹立されました!

報告の中では、すでに3年後のパリオリンピックを見据えていることや、

必ずメダルを獲得するという強い決意表明もあり、

これからも健康スポーツ学科の卒業生としての活躍が非常に楽しみですね!

 

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下山監督は、報告中に感極まり言葉を詰まらせることがありましたが、

「東京オリンピックで得た経験を新潟でしっかりと伝え、スポーツの持つ価値を高めていきたい」

と、競泳のコーチとしてだけではなく、スポーツに携わる指導者としての目標を示してくださいました。

 

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また、西澤学長や水泳部の後輩の皆さんからもお祝いの贈呈がありました。

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健康スポーツ学科の教員・学生一同、

水沼選手、下山監督に負けずにこれからも体育・スポーツを学んで世界に羽ばたけるよう

頑張りましょう!


健康スポーツ学科

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2021年8月26日 (木)

【研究紹介】ジュニアスイマーの肩関節のケガのリスクファクターを発見!

いきいき放送局へようこそ!

健康スポーツ学科 講師の三瀬貴生先生らの研究論文が国際誌Journal of Sport Rehabilitationに掲載されましたのでご紹介します。


[研究要旨]

若年競泳選手の多くは肩障害を経験しており、男子より女子選手の方が発生率は高いといわれてます。しかし、その発生因子と性別による違いは解明されていません。

著者らは練習状況、肩回旋幅、肩関節内・外旋可動域、中指間距離を用いて肩関節の可動性を測定した後、1年間、肩障害発生を追跡調査しました。その結果、肩回旋幅と練習量が発生因子として抽出され、男子では可動性の低さ、女子では可動性の高さと練習量がリスクになることが明らかとなりました。

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[研究者からのコメント]

本研究の結果は、性別に配慮することで若年競泳選手を肩障害から守るための安全なコンディショニング指導に役立つといえます。例えば、障害予防を目的にストレッチ指導を行う場合、男子選手に対しては肩関節の可動性を高めるため有効ですが、過度な可動性をもつ女子選手に対しては効果的ではない可能性があります。また、肩回旋幅は肩障害のリスクを予測するための方法として応用が期待されます。

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三瀬先生は研究だけでなくアスレチックトレーナーの養成にも尽力されています!

健康スポーツ学科では現場と科学を融合した活動をこれらも継続していきます!


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