専門的なお話し Feed

2019年11月 5日 (火)

アスレティックトレーナーの筆記試験に向けて

 

健康スポーツ学科に入学してくる学生の中には、アスレティックトレーナーを目指す学生もいます。

そして、その志を持ち続けながら、勉学、実習に励んでいます。

そんな彼らが、今週アスレティックトレーナーの筆記試験に挑みます。

これまで学んできたことを最大限に発揮して、まずは筆記試験を突破してもらいたいと思います。

筆記試験の後には実技試験が待ち構えています。

目指していたアスレティックトレーナーへなるために、関門が立ちふさがりますが、みんなで乗り越えましょう!!

 

皆さんも、そんな彼らを応援してもらえたら大変嬉しいです。

よろしくお願いします。

 

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筆記試験対策の様子

 

 

日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー

https://www.nuhw.ac.jp/career/work/sport02.html

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

2019年10月18日 (金)

専門ゼミオリエンテーション

 

10月のとある日に、2年生を対象にして専門ゼミ選択のためのオリエンテーションが行われました。

 

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様子1

 

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様子2

 

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様子3

 

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様子4

 

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専門ゼミ一覧

 

 

2年生は専門ゼミを選択し、来年度からゼミ担当教員の下に卒業研究を行っていくことになります。

2年生には、ぜひ自分の興味関心のある「学問」を選択してもらいたいと思います。

何について知りたいか、どんなことに興味関心があるのか。こんなことを考えながらゼミを決めてもらいたいですね。

 

ゼミの担当教員は、その道の「専門家」です。

 

その学問についての造詣が深く、「研究者」としても一流の先生ばかり。

そんな先生の下で2年間も密度濃く学べるのだから幸せなことですよ。

 

慎重にゼミを選択肢、大胆に決断してください。

 

 

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

2019年10月 9日 (水)

日本体育学会発表:「青年期前期のボディイメージ」に関する研究

 

こんにちは、健康スポーツ学科で主に野外活動の授業を担当している吉松です。

9月10日(火)〜12日(木)に開催された日本体育学会第70回大会に参加し、体育心理学分野でポスター発表をさせていただきましたので、その内容を紹介させていただきます。

 

研究タイトル「青年期前期のボディイメージに関連する3尺度の作成-性別・学年・体格・身体活動レベルによる検討-」

人が自分の身体について抱く心象のことをボディイメージといいます。

中学生・高校生の年代にある青年期前期は、身体の急激な成長と心の発達により、ボディイメージへの関心が増す一方で、評価が下がる傾向にあると言われています。

 

また、ボディイメージは自分の身体に対する「評価」「知覚」「関心」など多次元で構成されていると考えられています。

しかしながら、青年期前期のボディイメージを多次元から測定する尺度は国内に見当たりませんでした。

 

そこで本研究は、青年期前期のボディイメージの特徴を把握するための基礎研究として、

青年期前期用の「身体感覚尺度」、「社会的体格不安尺度」、「日本語版身体的自己評価尺度(PSDQ-J)」を作成し、

それらの尺度と性別・学年・体格・身体活動レベルとの関連を検討することを目的としました。

 

発表では、

男女差や運動経験、健康に関する知識との関連に関する視点、

学校教育における体力測定や体育科教育への活用に関する視点、

など様々な角度からご質問やご意見をいただきました。

 

今回の発表で、この研究内容を実践現場に活かすアイディアを多く得ることができ、次の発展的な研究に向けて決意を新たにしているところです。

近いうちには、研究論文としてもまとめようと思いますので、興味がある方はぜひご覧ください。

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(文責:吉松 梓)

 

吉松梓先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/yoshimatsu.html

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

2019年10月 7日 (月)

日本体育学会発表:総合型地域スポーツクラブ研修での学びの一考察

 

スポーツ庁は2016年度より「スポーツ経営人材プラットフォーム協議会」を設立しました。そこでは、スポーツ経営人材育成のリキュラム構築の方向性を検討しています。

一方、スポーツは「遊び」「公共性」といった要素を多分に含んでいます。

そのため、テキストで知識を学ぶ形式知に拠らない暗黙知を必要とします

しかしながら、その専門的力量を育む教育手法については確立されていません。

この研究では、総合型地域スポーツクラブのスタッフ研修での学びを明らかにしました。

結果、組織課題研修において「抽象的問題」の発話が多い。

「具体的課題」と「回答」の発話は自己課題研修において多い。

課題の抽出は、自己課題研修の方が組織課題研修より多いことがわかりました。

以下は、上記を日本体育学会で発表したポスターです。

さらに詳しく知りたい方は、西原まで連絡してください。

 

 

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西原康行先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/nishihara.html

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

2019年10月 4日 (金)

卒業研究の様子(市川ゼミ)

 

健康スポーツ学科では、卒業論文を書きます。

卒業論文を書くためには卒業研究が必要になります。

 

夏休みのある日、市川浩先生(クリック)のゼミ生が何やら実験を行っていました。

 

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準備の様子1

 

 

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準備の様子2

 

 

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準備の様子3

 

 

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準備の様子4

 

 

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準備の様子5

 

 

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準備の様子6

 

 

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準備の様子7

 

 

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実験道具

 

 

この日、被験者(実験をしてくれる人)に、何種類かの台からの降り方をためしてもらい、着地時の衝撃を測定していました。

 

 

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実験の様子1

 

 

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実験の様子2

 

 

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実験の様子3

 

 

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実験の様子4

 

 

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実験の様子5

 

 

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実験の様子6

 

 

市川先生はゼミ生の実験の様子を見守っていました。

 

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市川浩先生(写真:左)

 

 

さて、実験の結果はいかに!?

 

 

大学では「研究」をします。

「バイオメカニクス」と呼ばれる学問を専門とする市川先生のゼミでは、写真のように動作を撮影するカメラや力を測定する機器を使って卒業研究を進めています。

 

皆さんは、スポーツ、運動、健康、教育に関して何か小さな疑問を持っていませんか?

大学で学び、研究をすることによってその小さな疑問を解決するための糸口を見つけることができるかもしれませんよ。

ぜひ、一緒に学びましょう!!

 

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健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

2019年7月31日 (水)

7月研究セミナー2 ~奈良梨央先生~

背泳ぎスタートの研究について

奈良梨央

  

私はこれまで水泳にずっと関わって来ているということもあり、水泳に関する研究を行っています。

今回は背泳ぎのスタートに関する研究について発表をしました。

今、水泳界ではバックストロークレッジ(BSL)が普及され、スタート時に足が滑る心配がほぼなくなりました。

これまで、BSLがない時代もあり、BSLを使った背泳ぎスタートの研究はまだ多くありません。

そこで、このBSLを使った研究を進めたいと思い、今取り組んでいます。

 

【BSLを使った背泳ぎスタートの構え】

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私は背泳ぎスタートの中でも、股関節と膝関節の伸展のタイミングに着目をしています。

本学にあるモーションキャプチャーを使用して、跳び出すときに股関節や膝関節がどういったタイミングで伸展しているか見ています。

 

【モーションキャプチャー用のカメラ】

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 【実験風景】

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BSLを使った背泳ぎスタートの技術やパフォーマンスが高められるように、そして、この研究がいつか現場に役立つときがくるように、これからも取り組みたいと思います!

 

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奈良梨央先生(クリック)

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以下、セミナーの様子です。

  

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大森豪先生(クリック)から質問がありました。

 

  

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市川浩先生(クリック)からも質問がありました。

 

 

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最後に、佐藤晶子先生(クリック)から質問があり、この日のセミナーを終えました。

 

 

健康スポーツ学科

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2019年7月29日 (月)

7月研究セミナー1 ~大森豪先生~

変形性膝関節症の研究(1つの手法にこだわらない事、楽しくやる事の大切さ)

大森 豪

 

 変形性膝関節症(Knee Osteoarthritis:膝OA)は膝関節の経年的変化(老化現象とも言います)であり、現在、日本には本症と診断される人が約2,500万人いると推定されています。私は、整形外科医として膝OAに興味を持ち自身のライフワークとして研究を行ってきましたが、そのゴールは臨床の現場に役立たせることです。

  

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 臨床医学の分野では、この目的を達成するために4つのステップをクリアしながら研究を進める手法が良く使われます。私の膝OAの研究では

①現状把握と発生頻度調査:疫学手法

 新潟県十日町市松代地区で1979年以降継続して行っている住民検診(松代膝検診)。

膝OAの有病率や自然経過、発症・進行のリスクファクターを解明。

②病態メカニズムの解明・関連因子の抽出:生体工学手法

 リスクファクターのうち歩行時の膝の横ぶれ現象(スラスト減少)に注目。

 多方向カメラを用いた歩行運動解析によりスラスト現象を解明し膝関節への荷重負荷を解析。

③治療・予防法の確立

 スラストを改善させる方法として以下の内容に取り組んできました。

 ・膝内反(凹脚)の矯正

⇒歩行シューズ・歩行タイツの開発、高位脛骨骨切り術(手術)

 ・大腿四頭筋力低下予防

⇒筋力訓練装置(ロコモスキャン)の開発、筋力訓練の指導パンフレット作成

④臨床への介入と効果の検証

 従来から行われている高位脛骨骨切り術については、手術後スラストが消失又は軽減し、

臨床成績と関連性がある事が証明できました。また、開発したシューズやタイツの効果、

の効果については今後検証を進める予定です。

 このように、研究を進めるためには1つの手法で十分な場合もありますが、複数の研究手法が必要になる時もあります。幸い、健康スポーツ学科には多種多彩な研究者がおられます。行き詰まった時は周りの先生に相談することをお勧めします。そして、何より強い志を持って明るく楽しくポジティブに研究することが大切です。 

 

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大森豪先生(クリック)

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以下、セミナーの様子です。

 

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セミナーの様子

 

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市川浩先生(クリック)(写真左)から質問がありました。

 

 

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セミナー後、山代幸哉先生(クリック)からも質問を受けていました。

 

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

2019年7月22日 (月)

2019年ヨーロッパスポーツ科学学会(プラハ)

いきいき放送局へようこそ!

 

本日は、下門先生より国際学会への参加について報告していただきます。

 

7月3日(水)~7日(土)にチェコ共和国のプラハにて開催されたヨーロッパスポーツ科学学会へ、西原学科長とともに参加してきました。

 

学会会場はプラハ会議センターで、136の口頭発表と76のポスター発表(紙の前で発表)、479のEポスター発表(モニター画面の前で発表)がありました。

 

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<大講堂での口頭発表の様子>

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<ポスター発表会場の様子>

 

学会内で使われる言語は英語です。

英語で発表、質疑応答もこなさなければなりません。

私は今年の3月までシドニー大学に滞在させていただけたおかげで(記事はこちら)、研究に関することはかろうじて英語でコミュニケーションを取ることができました。

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 <Eポスター発表の様子>

 

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<海外研究者との交流の様子>

 

しかし、ネイティブの方との日常会話となるとまだまだで、例えば何気ない会話にカットインするのをためらってしまうなど、懇親会やパーティーでのおしゃべりが課題だと感じました。

日本国内で英語能力を高めたいと考えると英語の検定は英検やTOEICが有名ですが、海外の方に聞くとイギリスやオーストラリアの留学ではIELTSやTOEFLの試験が受験要件に入っているそうです。

留学や英語能力の向上に興味がある人は参考にしてみてください。

 

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<学会会場の入り口にて>

 

この学会はヨーロッパだけでなく、アジアやオセアニア地域からも多くの方が参加されており、特に日本人の参加者が最も多いです。

西原学科長も、ライプツィヒ大学との共同研究を進めたきっかけはこういった国際学会での出会いから始まったそうです。

国際学会は、英語の能力を鍛えるのに加えて新しいネットワークを作れる場所としての機能もあります。

今回の学会参加で、世界でどんな研究がトレンドなのか知ることができ、日本にアイデアを持ち帰ってまた新しいことにチャレンジしようと感じました。

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<プラハの街並み>

 

ところで、10月19~23日にアメリカのシカゴで神経科学の国際会議 (Society for Neuroscience 2019) があり、佐藤大輔ゼミの大学院生が発表する予定です。

その様子は後日こちらで報告いたします。ご期待ください!

2019年7月12日 (金)

下門洋文先生の研究がイギリスの科学雑誌に掲載!

いきいき放送局へようこそ!

 

本日は大学の先生のお仕事の一つ、研究活動についてご紹介いたします。
下門洋文先生(クリック)はスポーツバイオメカニクス、運動疫学が専門です。

下門先生のグループの研究成果が、この度イギリスの権威あるスポーツ科学雑誌「Journal of Sports Scineces」に掲載されました。

 

■研究内容
スイマーは足関節が柔らかく、水泳のキック動作で水を後方へと押すことができるため速く泳ぐことにつながると考えられていました。
この研究では、テーピングを用いてスイマーの足関節の柔軟性をコントロールし、モーションキャプチャという動作解析システムを使って足の動きを詳細に分析し、これがキック泳速度に影響するかどうかを調べました。

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図1 モーションキャプチャでスイマーのキック動作を計測している様子


その結果、足関節が固いかどうかよりも、むしろ足の前側の柔軟性が泳スピードに影響していることが初めて分かりました。
速く泳ぐためには、足首の柔軟性ばかりではなく、けり下ろし動作で最終的に水に力を伝えることができる足の先端の柔らかさが影響しているかもしれません。

 

■掲載された論文
Hirofumi Shimojo, Rio Nara, Yasuhiro Baba, Hiroshi Ichikawa, Yusuke Ikeda, Yoshimitsu Shimoyama. Does ankle joint flexibility affect underwater kicking efficiency and three-dimensional kinematics? (足首の柔らかさは水中キック泳の効率と三次元的な動きに影響するのか?) Journal of Sports Sciences [掲載準備中]

英語の原文はこちらをクリック

詳しくはSHAINの研究紹介ページをご覧ください → こちらをクリック

 

研究は、簡単にいえば世の中に無かった新しい知識を作り出す作業であって、科学雑誌への掲載が主な活動になります。
科学雑誌に論文を掲載させることはすごく大変で、海外の雑誌になると英語で書かなければなりません。
実は健康スポーツ学科の卒業生でそれを成し遂げている人が既におります、現在博士課程に在籍する山﨑雄大さんの記事を是非見てください(こちらをクリック)!

運動・スポーツの研究はすごくチャレンジングな作業ですが、とても魅力的です!
健康スポーツ学科には日本だけでなく世界的にも有名なスポーツ科学の専門家がたくさんいます。
 

このブログの中でも、健康スポーツ学科のすごい先生方・先輩方を紹介していきたいと思います!

2019年6月26日 (水)

6月研究セミナー1 ~塙晴雄先生~

 

サルコペニアにおける骨格筋の変化の検討

―サルコペニア動物モデルにおける骨格筋の遺伝子発現の変化―

塙 晴雄

 

[背景]

サルコペニアとは、「加齢性筋肉減少症」ともいい、単に筋肉量の減少だけではなく、筋力と身体機能も低下した状態を示す。加齢による原発性サルコペニアの他にも、内科や整形外科疾患によるサルコペニアもあり、進行すると転倒や要介護状態、合併症の頻度、死亡のリスクなどが高まることが明らかになっている。

 

[目的]

内科疾患、整形外科疾患などによりサルコペニアをきたした骨格筋の変化(遺伝子発現の変化)を調べることである。

 

[方法]

重症心不全や関節炎モデルでもある自己免疫性心筋炎ラットを用いて、サルコペニアをきたす骨格筋(半膜様筋)の遺伝子発現(PGC1-α、マイオネクチン/エリスロフェロン、FNDC5)を定量的RT-PCRにて調べた。

 

[結果]

自己免疫性心筋炎ラットは体重減少、骨格筋の萎縮、平均最大短径の減少などサルコペニアを呈した。半膜様筋のPGC1-α、マイオネクチン/エリスロフェロン、FNDC5の遺伝子発現が有意に低下していた。

 

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[総括]

骨格筋は運動によって最も影響をうける臓器であり、様々な内科疾患との関わりを調べることによって、運動療法の新たなバイオマーカーや新たな治療薬の開発につながる可能性があると考える。

 

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塙晴雄先生(クリック)

 

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当日、多くの先生方が集まり、塙先生の研究発表を聞きました。

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塙先生の発表の様子

 

そして発表後、市川浩先生(クリック)佐藤大輔先生(クリック)から質問がありました。

 

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市川浩先生

 

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佐藤大輔先生

 

 

月に一回行われる研究セミナーにおいて、健康スポーツ学科の教員は各教員の研究について理解を深めるとともに、それぞれの研究力を向上させるよう努めています。

 

研究には終わりがありません。

 

このように、学科の教員がそれぞれの専門分野の研究を地道に進めることで、学科はより魅力的になり、教育の質も向上していきます。

 

学生と同様に、いや学生以上に、教員も日々勉強(研究)に打ち込んでいます。

そんな教員が集まる健康スポーツ学科で学べることは「とても幸せなこと」だと思いませんか?

 

 

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/