専門的なお話し Feed

2020年8月28日 (金)

【研究紹介】スイマーの優れた身体位置覚とそのメカニズムを解明しました!

いきいき放送局へようこそ!

 

本日は、佐藤大輔教授の研究論文が国際誌Behavioral Brain Research(オランダ)に掲載されましたので、その研究を紹介します!


この研究では「人はなぜ泳げるのか?泳げるようになるとはどういうことか?」という疑問を明らかにするため、泳げる人(水泳選手)は、水の中でも陸上と同じように自分自身の身体の位置を理解できており(身体位置覚)、そのことが「華麗な泳ぎ」を生み出していることが分かりました.

 0825daisuke01 図1.水泳選手の華麗な泳ぎのカギ

 

これまで、水泳選手を対象に動きや、呼吸・エネルギー代謝、水の流れを調べる研究が行われてきました.しかし、「なぜ、泳げるのか?」という本質的な疑問を解決することはできていませんでした.
『水泳選手の身体知』を明らかにすることができれば、新たな視点での水泳教育も進むと考えました.
そこで、わたしたちの研究グループでは、様々な環境で身体位置覚を調べることのできる機器を作成し、水泳選手が華麗に泳ぐことのできる理由を調べました.

 

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図2.身体位置覚を計測する課題

指示された角度に手首を曲げ、どの程度正確に曲げることができるかを計測します.

合計で30回実施し、指示された角度とのズレの平均値から身体位置覚を評価しました.

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 図3.2連発経頭蓋磁気刺激法

八の字型の刺激コイルを一次運動野に当て、脳を外部から刺激します.脳を刺激すると、対応する筋において、右図のような反応がみられます.

一発刺激をした場合と、二発刺激をした場合を比べると、二発刺激をした場合の方が、反応が小さい(抑制されている)ことが分かります.この抑制の程度によって、抑制性の神経活動を評価することができます.

水泳選手では、水の中に手を浸けると、抑制性の神経活動が高まる一方で、非水泳選手では、抑制性の神経活動が弱まるといった全く逆の反応を示すことが分かりました.

これは、水泳選手が、本来であれば水に入ることで弱まる抑制性の神経活動を、強化させることで、正確な身体位置覚を実現している可能性を示しています

 これらの結果から、水泳選手の華麗な泳ぎには、水の中でも一次運動野の抑制機能を強化し、自分自身の身体の位置を理解することが関係している可能性があります

 

泳げるようになるカギは、水の中でも陸上環境と同じように、「自分の身体位置を把握すること」にあると考えています.

本来、水泳選手や泳げるようになりたい人は、水の中でトレーニングをすることで水泳の技術を身に付けていきますが、中にはトレーニングを繰り返しても上手にできない人や、泳ぐことが怖い人もいます.

本研究で用いた、「身体位置覚を計測する課題」を応用し、水泳教育の現場や水泳指導のプログラムとして取り入れていくことで、上述の問題点を解決し、効率的に「速く泳ぐ」「泳げるようになる」といった目標を達成することができるかもしれません.


大学HPにて、この研究の詳細を示しています。

 

新潟医療福祉大学研究力ページ

 

新潟医療福祉大学の特徴は、多くのトップアスリートが在籍していると同時に、トップレベルの研究者が数多くおり、そんな環境の中で学ぶことができます。

健康スポーツ学科は、これからもパフォーマンス×研究力で新しい知を生み出していきます。

 

2020年7月22日 (水)

【研究紹介】キャンプで“からだ”の声に耳を傾けてみませんか?

いきいき放送局へようこそ!

 

これまでも健康スポーツ学科の先生方の研究紹介しており、今年度は針谷先生佐藤裕紀先生をご紹介しました。

本日は吉松梓先生による研究をご紹介いたします。


こんにちは、健康スポーツ学科の吉松です。

みなさん「キャンプ」というと、どのようなイメージがありますか?

海辺で仲間とBBQ、家族とテントでお泊まり、など余暇の時間を楽しく過ごすイメージがあるかもしれません。

実はキャンプにはこのような余暇としてのキャンプとは違うもう一つの顔があります。

それが組織キャンプです。

組織キャンプとは、目的やねらいを持って、組織的・計画的に行われるキャンプのことを指します。皆さんが経験した、小学校の林間学校などの宿泊学習をイメージしていただければと思います。

 

私はこの組織キャンプの中でも、1週間以上の長期間に渡って登山やクライミングなどの冒険的なプログラムを多く含む、長期冒険キャンプについて研究しています。

長期冒険キャンプでは、登山などの身体活動を通して、時には自らの体力の限界などに向き合う体験が多くあります。

そこで、小学生~中学生を対象に、キャンプを通して“こころ”と“からだ”の関係(≒身体性)に変化があるのではないかと研究に取り組んでいます。

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研究で明らかになったことは・・・

 

まずアンケート調査では、長期冒険キャンプにおける“こころ”と“からだ”の関係の変化を以下の3つの点から明らかにしました。

  • 1つ目:運動や健康、満足感など包括的な身体的側面を自己評価する身体的自己概念が高くなる

これは簡単にいうと、キャンプ中に自分がどんな能力を持っているかに気づくことで、例えば冒険キャンプを通して危険な場所でもひょいと簡単に飛び越えられたりすると、ああ自分は運動が得意なんだなとか、長い間歩き続けても楽しく体が幸せなんだなと気づきやすくなります。

 

  • 2つ目:自分の身体と向き合った際の主観的な身体感覚が高くなる

これは自分の体がいまどんな感情や感覚になっているかへの気づきで、一日中マウンテンバイクをこいだら身体がこんなにも疲れるんだということを感じたり、登山で山頂に到着したときに喜びで胸がいっぱいになる感覚を味わったり、その感情に気づきやすくなります。

 

  • 3つ目:自分の体格を他人が評価することを経験する中で生じる体格不安は変わらない

思春期になると他人の目、第3者の目を考えるようになります。他人にどう見られているか、他人の目を気にし過ぎて弊害が出てしまう問題があるため、この気にしすぎ感が下がると思いましたが、キャンプを通してもこれはあまり変わりませんでした。

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次に、この変化はどのようなプロセスを経て生じ、何が影響しているのかを研究しました。

その結果、下の図のように以下のことが明らかになりました。

  • キャンプを通して身体性変化のプロセスが変わる!

まず、身体への違和感やストレスを感じるようになります。そして身体の限界にせまる体験をすることによって身体に気づき、身体を通して自己に向き合うようになります。最終的には、身体に自信を持てるようになります。

 

  • その影響にはいくつかの要因があった!

キャンプ中には相手と手をつなぐ、体を持ち上げてもらうなど身体を介したスタッフとの受容的な関わりがあり、そのような身体を通じた仲間関係があるおかげで、自然の中での身体感覚を通した感情体験として記憶が残ることとなります。

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研究の結果をまとめると、以下のようになります。

  • 長期冒険キャンプは、体格不安の軽減には効果的ではないが、主観的な身体感覚や身体的自己概念の向上には効果的
  • このような効果は、キャンプの中で自分の限界に向き合い、身体に気づき、身体に自信を持つといった一連のプロセスによって生じる
  • またその要因として、他者や自然と表面上の関係だけではなく、身体でのコミュニケーションを通した深い関係が必要

 

高校生や大学生の年代を青年期といいます。

青年期は一般的に人から自分がどう見られているかということがとても気になる時期であると言われています。

InstagramなどSNSの「いいね」の数を気にしてしまう・・・、新型コロナウィルスが流行する前から他人の目を気にしてマスクが手放せなかった・・・、そんな人も少なからずいるのではないでしょうか。

 

そのような時は、自然の中に出かけて、体力の限界まで体を動かしてみませんか?

自分の“からだ”に向き合い、自分の“からだ”で生きている感覚を味わうと、不思議と自分の“からだ”の内側から喜びや自信が沸いてくるかもしれません。


以上、吉松先生の研究をご紹介いたしました。

皆さんもキャンプを通して心や気持ちが変わる体験、仲間との信頼関係を抱いた経験はありませんか?

なぜ野外活動でそういう変化が起きるのか、吉松先生は心理学の研究手法を用いて解明を進めています!

また、吉松先生のゼミでは以下のような活動も行っており、一部ご紹介します。

 

にじっこサマーキャンプ(2019年)

にじっこサマーキャンプ(2018年)

キャンプって楽しい!(2018年)

 

吉松ゼミでは、野外活動×心理学を同時に学ぶことができます!

2020年7月 8日 (水)

ゼミの活動の紹介(佐藤晶子ゼミ)

いきいき放送局へようこそ!

 

本日はゼミ活動の様子をお伝えいたします。

佐藤晶子ゼミの柄澤さんによる報告です。


こんにちは。

健康スポーツ学科4年、佐藤晶子先生ゼミ所属の柄澤杏夏です。

本日は、私たち晶子ゼミの生徒が運動教室で配布している資料についてお話させていただきます!

 

ゼミ活動内容

私たちのゼミでは、栄養に関する資料をゼミ生が作成し、その資料運動教室で参加者(新潟市北区)の方々に配布しています。

しかし本年度前期は、新型コロナウイルスの影響により運動教室が実施できていません。

リピーターの方は、この運動教室をとても楽しみにしていたと思います。

その為、参加者の皆さんの自粛生活を少しでも充実させるお手伝いができれば…!と、この資料を郵送させて頂くことにしました! 

 

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○資料の内容

資料のテーマは、食材に関する情報や減塩、噛むこと、食品表示や食中毒など、栄養や食生活に関して参加者さんの方々に興味を持っていただける内容を選びます。

生活に役立つ知識や面白い情報もいっぱいです!

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○資料作成について

上記の資料は、学生が前期4人、後期4人ずつに分かれて担当して作成し、配布しています。

作成は学生が各自で取り組み、担当教員である佐藤晶子先生と5~6回ほどやり取りを繰り返し完成させます。

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佐藤晶子先生栄養士管理栄養士の資格を持っているため、厳しい指導を受けながらも、学生は安心して資料を作成し、参加者の方々に見て頂けます。

 

○前期の資料配布に関して

 上記の通り、普段は運動教室で隔週に直接配布していますが、現在はそれが難しい状況である為、資料を郵送させて頂くこととなりました! 

前期は4種類の資料を完成、7月上旬に郵送という予定です。

 

~おうち時間~

新型コロナの影響による活動自粛が続きますが、この機会だからこそできることはきっとある! 

そんなおうち時間に役立つ情報の参考となる資料を作れるよう、私たちゼミ生は作成に当たっていきたいと思います!一緒にコロナを乗り越えましょう!

どうぞよろしくお願いします!


以上、柄澤さんからの報告でした。

運動教室に参加されている方々が、おうち時間でも健康づくりに役立つ情報が提供できるよう、学生ならではのアイデアを練っているようです。

この状況下であっても、ゼミ活動を楽しみながら行っている様子が伝わってきましたね!

また、佐藤晶子ゼミでは、以下のような活動も行っています。

 

こどもは料理×おとなは運動 夏の親子イベントを開催しました!

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スポーツ×栄養を組み合わせて、学生の皆さんは様々なことを学んで成長しています!

2020年6月15日 (月)

【研究紹介】子どもたちが体を動かす楽しさを感じられるように!

いきいき放送局へようこそ!

 

新潟医療福祉大学には教職支援センターがあり、教員になりたい!という学生を手厚くサポートする体制が整っています

新潟医療福祉大学教職支援センター ブログはこちら ツイッターはこちら

 

健康スポーツ学科の多くの先生方が教職支援を行っております。

本日は体育科教育学を専門にしている針谷美智子先生の研究をご紹介いたします。


学校の体育授業で「鉄棒運動」の学習をしたことがありますか?

「鉄棒運動」と聞くと「怖かった」「痛かった」などという思い出を持っている人もいるでしょう。

 

実は,学校現場の先生たちのなかにも鉄棒運動に苦手意識を持っている先生は,とても多いです。


このため,先生たちは,授業のなかで十分な内容を教えることができず,子どもたちは,なかなか楽しさを味わうことができないという,負の連鎖が起きていることがあります。

こうした問題に対して,どんな授業をしたらいいのか,どのぐらい時間(期間)をかけて教えてあげたらいいのか…私はこうしたことに関心を持って研究をしています。

 

新しい動きを覚えるときには,基礎的なことから徐々に発展させていくというような段階的指導が大切です。

しかし,鉄棒運動で最初に何から教えたらよいのかは,あまりわかっていません

そこで,子供たちが休み時間に遊んでいる動きを,授業に取り入れてはどうかと考えて研究を行うことにしました。

例えば,子どもたちのなかで「ぶたのまるやき」と呼ばれている動きがあります。これは,手と足を使って鉄棒にぶら下がる運動です。

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それ以外にも「こうもり」と呼ばれている動きもあります。これは鉄棒に膝をかけて,足だけでぶら下がる運動です。

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こうした動きを繰り返し練習して,どのぐらいの期間,練習をしたら上達するのかを調べました。

91人の子どもたちを対象に3年間縦断的に授業を行った成果を少し紹介したいと思います。

 

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一年目・・・
1回目の授業で調査した結果,「ぶたのまるやき」ができる子どもは,80.2%,「こうもり」ができる子は,34.1%でした。
6回の授業を通して,「ぶたのまるやき」ができるようになった子どもは,92.3%でした。
「こうもり」は,72.5%の子どもができるようになりました。

 

二年目・・・
「ぶたのまるやき」は,94.5%の子どもができるようになりました。
「こうもり」は,81.3%の子どもができるようになりました。

そして,三年目・・・
1回目の授業で調査をした結果,「ぶたのまるやき」は,97.8%の子どもができるようになっていました。
「こうもり」は,83.5%の子どもができるようになっていました。

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少しずつですが,できるようになっている子どもの数が増えていることがわかると思います。
このように数回の練習ですぐにできるようになる子どももいますが,何度も何度も練習していくことでできるようになる子どももいるということがわかりました。

授業をしていて驚いたことが1つありました。
休み時間になると子どもたちが鉄棒のまわりに集まって一生懸命練習している様子がみられたことです。

鉄棒は,授業で取り上げると子どもたちのなかでフィーバーが起きる種目であるといわれています。

きっと普段行わないような,逆さになったりたくさん回転したりという動きは,子どもたちにとって楽しい動きなのではないかと感じています。

学校には,いろいろな子どもたちがいて,体を動かすことが得意な子も苦手な子もみんな一緒に学習をします。
体を動かすことがあまり得意ではない子どもたちも楽しさを感じられるように・・・これからも研究を続けていこうと考えています。


学校の体育授業では、生徒のレベル差があるため一つの方法だけで全員を上達させることは困難です。

鉄棒の学習に「遊び」という方法を取り入れた針谷先生のアイデアは有効だったわけです、すごい発想ですね!

ちなみに針谷先生は、これら一連の研究で博士号の学位を取得されました。

健康スポーツ学科には他にも面白い先生がたくさんおり、いろんな先生と接することで学生の皆さんも様々な考え方を学ぶことができます。

針谷先生の紹介ページ

2020年5月25日 (月)

【研究紹介】人を貸し出す図書館は社会をつなぎ直せるか?

いきいき放送局へようこそ!

 

健康スポーツ学科では教員免許を取得でき、学生の皆さんが教員採用試験に合格できるよう、多くの先生方がサポートしています。

そのうちの一人、本日は、比較・国際教育学を専門とする佐藤裕紀先生の研究の一部をご紹介いたします。

※比較・国際教育学とは世界各国の教育を比較検討し、日本の教育を良くしようとする学問です。

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近年、SNSで似たような境遇、関心の人々で固まり、同じような意見や情報にばかり触れ、逆に異なるものとは距離をとるといった、社会の分断が進んでいるといわれています。


また、コロナウイルスで多くの人々が自粛や在宅での生活をよぎなくされる中で、医療従事者の方や感染者への心無い言動や、ささいなことでネット上において人を叩くような、とげとげしい風潮も一部にみられます。


ウイルスという目に見えなくて「わかりづらい」ものは、不安や恐れを生みます。そして不安は、時に、自分とは「ちがう」「わからない」他者や集団への攻撃性を生むことがあります。皆さんの学校生活でも思い当たることはありませんか?

 


このような無理解からくる攻撃は、しばしば、障害のある方や人種的にマイノリティ(少数派)とされる人々に対して向けられてきました。でも誰でも環境が変われば、マイノリティになりますし、ある部分や価値観ではマイノリティな面があるものです。


では、どうしたら、多様な背景のある人々が、分断されず、自分も他者も生きやすく過ごせるでしょうか?

 


北欧のデンマーク発祥の取り組みである、生きた人を貸し出す仮想の図書館「ヒューマンライブラリー」は、2000年からこの課題へ挑戦しています


この仮想の図書館では、障がいをもっていたり、人種的なマイノリティであったりすることで人々から近づきにくいと思われたり、偏見を受けやすい立場にある人が、「本」となって30分程度貸し出されます

参加者は、興味のある「本」を借りて、1対1で、あるいは1対数人でその「本」と対話し、聞いてみたいことを聞くことができます。

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参加者と「本」は語り合う中で、互いの中に共通点を見つけたり、時には悩みを語り合ったり、自分の視野を広げたりすることができます。


多様な人々と対話したり、安心して、自分自身の困ったことや悩みも含めた「弱さ」を語り合え、共有できるような場があることで、人は、自分の未来へ前向きな展望をもてるようになっていきます。

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様々な人々がそのように思える場を地域や社会の中でどのように作っていくのか、そのために教育は何ができるのか、私自身はそこに関心があります。

そして、2015年から新潟でもヒューマンライブラリーを学生と一緒に継続して実践しながら考えています。


 

デンマークでのヒューマンライブラリーをはじめとして、北欧発祥の対話の実践について書いた佐藤裕紀先生の研究は最新号である『日本生涯教育学会年報第40号』、『異文化間教育学会紀要51号』に掲載され、共著で本も出ています。

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オリンピック・パラリンピックをはじめスポーツの世界でも「共生」は大きなテーマです。

多様な人々が共生していくためにはどうすればいいのか?そんなことに関心のある人も、是非、健康スポーツ学科で学んでみてはいかがでしょうか?

 

 

佐藤裕紀先生の紹介ページ(クリック)

2020年3月20日 (金)

合同卒論発表会 Part3

今日は、発表した中から齋藤鈴さんから研究内容と発表をしてみての感想を聞きましたので紹介します。

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ーーー

健康スポーツ学科4年 下山ゼミの齋藤鈴です。

今回は、私が取り組んだ卒業論文について紹介させていただきます。

 

今回私は、「新潟医療福祉大学水泳部の強さの秘訣を探る」という題目で進めました。

今年度、新潟医療福祉大学水泳部は創部から15周年目であり、インカレでは総合得点で女子が7位に入賞、シード校を獲得しました。シード校になれたということは、来年のインカレでは特等席で仲間を応援することができるんです!

また、国際大会へも代表選手を輩出しており、今年度の新潟医療福祉大学水泳部はあつい!

自分自身の高校までの競泳の経験もふまえ、この強さに秘訣はあるのか気になり、

部員の皆さんとサポートスタッフの先生方にご協力頂き、調べていきました。

 

結果は、

・総合力

・部員・サポートスタッフの取り組む姿勢

 

この2点でまとめることができました。

監督の下山先生をはじめ、9名の先生方からはインタビューという形でお話を聞かせていただき、部員の皆さんにはアンケートで回答していただきました。回答をまとめるなかで、

なにか特別なトレーニングをしている、特別な食品を食べている、特別なサポーターがいるというわけではなく、立場は選手・マネージャー・サポートスタッフ、それぞれ違いながらも、向かう先を共有し、ブレずに同じ目標に向かい日々“チーム全員で”取り組んでいる、そんな素敵な雰囲気を感じることができました。

また水泳部のサポート体制・環境が整っているだけでなく、それがうまく機能していて、選手が本気で取り組める環境をつくれている、

それは上記の2点があってこそであり、そこをしっかりと水泳部立ち上げ当初から皆さんで積み上げてきた結果が、今年度の功績に繋がっていると感じます。

新潟医療福祉大学水泳部のチーム理念の中にもありますが、応援したくなるチームだなあと1番思いました。

 

卒論発表会では、6分という限られた時間の中でまとめて伝えるというのはすごく緊張したし難しかったです。ですが皆さんに自分のやったことを伝える機会はなかなか無いし、

逆に聞く機会もなかなかないので、自分自身をレベルアップできる有意義な時間になりました。

 

私自身も今後は指導者として活動していきます。新潟医療福祉大学水泳部の選手のような自分の好きなことにあつくなれる、本気で取り組める、素敵なひとを育てたいと思うし、

サポートスタッフの先生方のように私自身もあつい気持ちをもって、ブレずに生徒と向き合えるかっこいいコーチになれたらいいなと、この卒論を通して自分の目指すコーチ像を再確認することができました。

 

新潟医療福祉大学水泳部の皆さん、ご協力本当にありがとうございました。

指導者を目指す人にも、今回私自身が感じたものが何かのヒントになればと思います。

2020年の今年はオリンピックイヤーということで、新潟医療福祉大学水泳部からもオリンピアンがでるかも!今後の新潟医療福祉大学水泳部の活躍に目が離せません!

 

読んでいただきありがとうございました!

ーーー

齋藤さんは水泳部には所属していませんが、水泳を学びたいということで下山ゼミを選択し、勉強をしてきました。

水泳部ではない学生が、水泳部を客観的に評価し、研究データとしてまとめたようです。

記者になったつもりで先生方にはインタビューをし、学生たちにもアンケートを取り一生懸命まとめました。

本当にお疲れ様でした!

 

【集合写真】

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下山ゼミ

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泉田ゼミ

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小林ゼミ

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2020年3月16日 (月)

合同卒論発表会 Part2

先日に続き、合同卒論発表会の様子を紹介します。

数ある発表の中から、以下の2名が賞を受賞することが出来ました。

最優秀賞:出澤美和さん(下山ゼミ)

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代表スピーチの様子

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優秀賞:千吉良優斗君(下山ゼミ)

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また、この会を行うにあたって、小林ゼミの3年生が中心に司会・進行を行ってくれました!

【司会者】

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【座長・タイムキーパー】

・第1セッション

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・第2セッション

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・第3セッション

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3年生が積極的に質問もしていました。

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【先生方からの総評】

下山先生(プロフィール)

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泉田先生(プロフィール)

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小林先生(プロフィール)

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水沼尚輝さん(下山ゼミ所属大学院生:日本代表選手)

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次回は、発表の感想や研究内容を学生に聞きましたので、紹介します!

2020年3月11日 (水)

合同卒業論文発表会 Part1

下山ゼミ・泉田ゼミ・小林ゼミの3ゼミ合同で卒論発表会を行いました。

みんなそれぞれ、研究した内容を自分の言葉で伝えることが出来ました。

このゼミは陸上や水泳の監督がいることから、現場へ繋がるような研究が多くなされていました。

競技は陸上や水泳に限らず、サッカーや野球、アルティメットに関する研究発表がありました。

学生達が一生懸命に発表している様子を紹介します。

 

【第1セッション】

フライングディスク競技アルティメットに普及に関する一考察

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陸上競技砲丸投げにおける投法変更に関する事例報告

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マウスガードが陸上競技のパフォーマンスに及ぼす影響

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陸上競技投擲選手におけるパフォーマンスの向上が心理的競技能力に与える影響

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関甲新学生野球連盟のストライクカウントにおける打撃成績とパフォーマンスに関する研究

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競泳における個人メドレーのレースパターンについて

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【第2セッション】

我が国におけるe-Sportsの現状と課題に関する研究

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音楽とランニングに関する研究~メトロノームのテンポがランニングに及ぼす影響~

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日本におけるサッカーリーグの現状と今後の課題~ヨーロッパサッカーと比較して~

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スイミングスクールに所属するジュニア選手の競技継続について

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新潟医療福祉大学水泳部の強さの秘訣を探る

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大学女子競泳選手における4年間の記録の変遷とその要因

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【第3セッション】

道具使用がバサロキックのキネマティクスと身体感覚に与える影響

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競泳の男子選手と女子選手における声掛けに対する捉え方の違い

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KTテープが野球における投球と走塁に及ぼす影響

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主観的努力度の変化が走幅跳のパフォーマンスに与える影響

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本学陸上競技部跳躍ブロックの練習における問題点と今後の改善策

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スライド内にアニメーションを使っている学生や、写真や図を活用してわかりやすいように工夫をしている学生がいました。

相手にどうしたら伝わりやすいか、どうしたら自分の研究が伝わるか、色々と考えていました。

次回は、この会を運営してくれた学生たちを紹介します。

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

2020年2月14日 (金)

アスレティットレーナー実技試験に備えた自主勉強会

 

今年度、健康スポーツ学科の6名がアスレティックトレーナーの理論試験に合格しました。

3月には実技試験があり、その試験に合格すると、見事、アスレティックトレーナーの資格を取得することができます。

 

そのような中、アスレティックトレーナー理論試験合格者たちが集まって自主勉強会を開催していました。

そして、彼らから三瀬貴生先生(クリック)に助言を求め、この日、三瀬先生も学生の自主勉強会に参加していました。

 

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写真中央:三瀬貴生先生

 

 

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実演も交えながら、実技試験対策を行っていました。

 

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様子3(セルフストレッチの適切な指導法も教えていました)

 

 

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試験対策資料

 

 

彼らの努力が実り、見事試験に合格することを願っています。

がんばって!!

 

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

2020年1月28日 (火)

上田純平先生 学会賞受賞!!

健康スポーツ学科の上田純平先生(クリック)が、昨年学会賞を受賞されました!

上田先生からコメントをいただいたので、皆さんにお伝えします。

 

上田純平先生のコメント

「昨年10月に行われました第19回新潟医療福祉学会において奨励賞をいただきました。新潟医療福祉学会の皆さま、健康スポーツ学科の先生方、私と一緒に研究を行っていただいている共同研究者の先生方に深く感謝申し上げます。

今回報告いたしました研究は、児童生徒のメンタルヘルスに関する基礎的な研究です。引き続きこのような研究を積み重ねることによって児童生徒のメンタルヘルスに大きく貢献できると信じております。

今後とも質の高い研究を続けていきたいと思います。この度は、誠にありがとうございました。」

 

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上田純平先生

 

 

健康スポーツ学科には教員(小学校、中学校、高校)を目指す学生も入学してきます。

児童のメンタルヘルス(心の健康)について研究をしている上田先生から話を聞くことで、教員になった際に、子どもに寄り添って教育できる先生になることができるはずです。

児童の心について何か聞きたいことがあれば、ぜひ上田先生のところへ聞きに行ってください!

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/