【授業風景】体育科教育法Ⅱ
高校生のみなさんは、夏休みの残りが1週間となりましたね。
3年生は徐々に進路を決め始めたのではないでしょうか!?
進学あるいは就職、はたまた留学を志す人もいるのではないでしょうか!?
もしかしたら、まだ決めかねているという人もいるかもしれませんね。
高校を卒業することは、次のステージへのスタートラインに立つことを意味しています。
高校卒業後に「どんな道を歩みたいのか」によって、立つべきスタートラインが決まってくると思います。
進学を考える場合も同じでしょう。
「どの大学に入るのか」「どの学科に入るのか」といった選択は「そこで何を学ぶのか」につながり、それが大学卒業後に歩む道を方向づけます。
だから、まだ進路を決めかねている高校生は、たくさん悩んで、考えて、相談して、自分にとってベストな選択をしてもらいたいと思います。
2年生や1年生は、夏休みの課題を必死になって終わらせている人もいるのではないでしょうか!?
高校を卒業した後には、そんなことも「笑い話」として語られます。
ただし!!
「笑い話」にできるように、今は必死になってください!!
さて、大学はといえば、まだまだ夏休みは続きます。
「いいなぁ~、大学生は」って思っている高校生は多くいるのではないでしょうか。
いいんです、大学生は!!
楽しいんです、大学生は!!
高校生の頃よりも、自分の好きなことに時間を費やせるようになります。
もちろん、そんな大学も、高校生の頃には真剣に進路を考えていたと思います。
そんな進路選択の参考にもなればと思い、これまでに、
といった授業の風景を紹介してきました。
今週は、「健康スポーツ学科 授業紹介week!!」と勝手に題して、3日連続で授業風景を紹介します。
第1回目は「体育科教育法Ⅱ」です。
体育科教育法Ⅱでは中学校・高等学校における保健体育の「保健」の授業づくりとその実践ができる力量の形成を図ることをねらいとし、保健の授業づくりの基礎・基本と教授技術、さらに学習指導案の作成について学びます(シラバスより)。
簡単にいえば、体育の先生になった時に、保健の授業ができるように、知識を身につけ、授業計画を立て、教える力を身につけることが目指されています。
「保健体育教員免許」の取得を希望する学生は、この授業を必ず受講しなければなりません。
この授業は座席が指定されず、仲の良い友達と隣で授業を受けることができます。
授業が始まる前の様子
この日の授業は「保健の教育評価」でした。
体育科教育法Ⅱを担当している杉崎弘周先生
授業風景
授業中に与えられた課題を行っています。
杉崎先生は、授業中に学生のそばに寄って教えることもあります。
学生はマイクを使って答えることもあります。
この日、「中学生、高校生の時にどんな期末テストを行っていたのか」を思い出すことから授業が始まりました。
テストの方法はいろいろあります。
いわゆる〇×方式や穴埋め方式といったものです。
学生は、どんなテストの方法があるのかを学び、授業内で例題を作成していました。
そして、学生は作成した例題を発表していました。
保健体育教師になるためには「保健」と「体育」に関する知識や技能を学ぶ必要があります。
この日の授業で、学生は「保健」に関して知識を深めたことでしょう。
新潟医療福祉大学健康スポーツ学科では、教員養成にも力を入れ、少しずつその成果が出始めています。
また、健康スポーツ学科では「健康」「スポーツ」「運動」「教育」に関して広く、そして深く学ぶことができます。
多様な知識を身につけ、多角的に物事を見ることで、「より優れた教師」になることができるはずです。
もちろん、健康スポーツ学科に入学する学生は教員を目指す人ばかりではありません。
スポーツクラブに就職する学生、一般企業に就職する学生など多様です。
ただ、もし、「健康」「スポーツ」「運動」「教育」について興味関心が少しでもあるのであれば、ぜひ、健康スポーツ学科を進路選択の中に入れてもらいたいと思います。
なぜなら、他では経験できないことを、ここでは経験できるはずだからです。
健康スポーツ学科 HP
https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/
健康スポーツ学科 就職状況
https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/career.html
健康スポーツ学科 トッピックス(海外研修、教員採用試験現役合格者など)
https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/topics.html
「体育の先生」への道のり
http://nuhw.blog-niigata.net/hs/2018/06/post-f5d6.html