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2018年10月1日

2018年10月 1日 (月)

2018年全日本インカレを終えて ~修士課程1年 井口華穂さんから~

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こんにちは。

 

 

健康スポーツ学分野修士課程1年/陸上競技部投擲ブロックの井口華穂です。

 

 

9月6日(木)~9月9日(日)まで、神奈川県等々力陸上競技場にて日本学生陸上競技対抗選手権大会(日本インカレ)が行われました。

 

日本インカレは大学生の日本一を決める大会であり、対抗選手権大会でもあります。

日本トップクラスの選手や世界でも活躍する選手も出場し、レベルの高い競技大会です。

 

本学からも多くの選手がインカレ出場条件である標準記録や北信越・北日本インカレ優勝を突破し、「新潟から全国へ」各々強い意志や目標を掲げ日本インカレに臨みました。

 

 

結果としましては、男子走高跳において長谷川直人(健康スポーツ学科4年)が本学初の日本インカレ優勝をはじめとし、計5種目での入賞を果たしました。

また、男子フィールドでは総合7位という成績を収めることができました。

 

 

私自身、9月8日(土)に行われた女子やり投げで3位入賞することができ、昨年(4年次)の7位に続いて2年連続入賞することができました。

 

 

私は、今年度から院生(M1)として競技を続けさせて頂いており、研究やゼミ活動(佐藤大輔ゼミ)を両立させることは大変ではありますが、充実した日々を過ごすことができています。

 

正直なところ、時折不安に駆られ「この道でよかったのか」と葛藤することもありました。

 

しかし、今回のインカレを通じて「私だけにしかできないこと」「目標の達成」を改めて確認することができました。

 

自分で決めた道であるので目標に向かって競技的にも人間的にも成長し「応援されるような人・したいと思われる人」になることができるよう、「強い気持ち」と「向上心」をもって今後も過ごしていきたいと思います。

 

 

本学陸上競技部は、昨年では日本学生個人選手権で女子100mと男子走高跳において2種目の優勝者が誕生しました。

その他にも多くの学生が日本選手権や日本インカレでの入賞を果たすなど、近年、本学の全国での活躍は目覚ましいものになっています。

 

また、7月に行われた第50回全日本大学駅伝北信越地区の予選会では男子初の全日本大学駅伝出場の切符を手にしました。

 

 

これらの成績を残すことができたのも選手の努力・強い気持ちや練習の成果、また沢山の方々のサポートやご声援のおかげであります。

 

 

陸上競技は個人競技ではありますが、家族・コーチの方々・仲間・施設・関係者の方々など多くの支えてくださる方々の応援や支援が力になっています。

 

厚く御礼申し上げます。

 

感謝の意を込めて競技を行うことはもちろんですが、結果でも恩返しができるよう日々の生活や練習を大切にしていきたいと思います。

 

 

部員一同、精一杯頑張っていきますので今後ともご指導、ご声援の程宜しくお願い致します。

 

井口華穂

 

  

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(日本インカレ入賞者:下の列左から横川・井口・高倉、上の列左から長谷川・松田)

 

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井口さんは、大学院に通いながら競技も続けています。

 

大学院は大学とは異なり、「研究」を行う必要があります。

大学院は研究者への第一歩となるからです。

 

もちろん、大学院は研究者を目指すだけが集まる場所ではありません。

「学問をより深めたい人」が集まる場所であると考えてもらえればいいと思います。

 

そして、その一つの成果が修士論文になります。

だから、修士課程では卒業論文よりも良い論文を仕上げることが、一つの目標になるでしょう。

 

そのためには、綿密な研究計画を立て、分野によってはより質の高い実験を行い、実験結果とその考察を文章にまとめ、場合によっては学会で発表することが必要になります。

(大学院の学会発表に関しては過去の記事に掲載されているので、下記を参照してください。)

 

 

また、大学院生や研究室での勉強会も開催しています。

なんと、朝の7時半から勉強会が開催される日もあります。

 

研究に、競技に、アルバイトに・・・。

忙しくも充実した日々を過ごしている中で、今回、井口さんがインカレで表彰台に立つことができたのは、彼女の努力の結果です。

 

高校生は、なかなか理解しづらいことかもしれませんが、歳を重ねるごとに、身体は衰えていきます。

もちろん、20代はまだまだ身体が動きます。

しかし、競技を続けるためには高校生の頃より、また大学生の頃よりも、体調管理に気を使わなければならなくなってきます。

 

日常生活と競技の時間を区別することなく、日常生活に競技を溶け込ませないと、今回のような結果を出すことはできなかったでしょう。

 

 

現在、井口さんの他にも、大学院に通いながら競技を続ける学生もいます。

 

研究と競技のどちらかを捨てるのではなく、「欲張って」どっちも得るという選択も充実した日々を送るための秘訣かもしれませんね。

 

 

 

 

新潟医療福祉大学 陸上競技部HP

https://www.nuhw-tfc.net/

 

 

新潟医療福祉大学 陸上競技部twitter

https://twitter.com/NUHWTandF

 

 

新潟医療福祉大学 健康科学専攻 健康スポーツ学分野

https://www.nuhw.ac.jp/grad/field/master/hs.html