実験の様子 ~博士課程2年 山﨑雄大君~
研究を実施する場合、その拠り所を決める必要があります。
まず、大まかにいえば文系と理系のどちらの立場に立つか、ということになります。
一般には、文系の研究が行われる領域は人文社会科学といわれ、理系の研究が行われる領域は自然科学といわれます。
自然科学における研究では「実験」が重要になります。
この実験は理科の授業で行われる実験の延長線上にあると思ってもらえればいいと思います。
とはいっても、大学ではどんな研究が行われ、そこではどんな実験が行われているのかを想像することは難しいかもしれません。
そこで今回、新潟医療福祉大学の博士課程に在籍し、日々研究に没頭している山﨑雄大君(博士課程2年)が行った実験の様子をお伝えします。
と、その前に・・・。
以前、山﨑君の研究に関して、学科で行われているセミナーで彼が発表した様子をお届けしました。
6月の研究セミナー2 ~博士課程2年 山﨑雄大君~(クリック)
山﨑君は神経生理学と呼ばれる学問を学び、彼は、簡単にいえば、運動と脳の関係を解明しています。
今回、運動と脳の関係を解明するための実験の様子をお伝えします。
実験が行われた部屋
被験者(実験に協力してくれる人)が来る前から、山﨑君は準備を整えています。
山﨑雄大君(博士課程2年)
実験に用いられた主な機器。
被験者(実験に協力してくれる人)が来てからは、被験者からデータを取れるように準備を整えました。
山﨑君の研究では脳からデータを取ります。
もちろん、倫理的に十分配慮され、実験は安全な方法で行われます。
被験者(実験に協力してくれる人)は、30分間自転車を漕ぎました。
脳からデータを取っています。
今回の実験では、自転車を30分間漕いで、その後に脳の活動がどのように変化したのかを調べました。
この日の実験は2時間を超えました。
山﨑君は健康スポーツ学科に入学し、3年生の頃から「研究」に興味関心を抱き、博士課程まで進学しました。
これまでに、健康スポーツ学科に入学して、新潟医療福祉大学の博士課程まで進学した学生はいません。
だから、山﨑君が博士課程を無事に修了することができれば、彼が栄えある第1号となります!!
このように、学部生から博士まで進学する学生が出てきたのは、研究に対して「志をもつ学生」が出てきたことと健康スポーツ学科の研究と教育の充実ぶりに依ります。
健康スポーツ学科の教員は、今後も研究・教育をより充実させるよう努めます。
もし、「研究をしたい!!」と意気込む人がいれば、他大学の学生でも、社会人の方でも歓迎します!!
ぜひ、一緒に楽しい研究をしましょう!!
新潟医療福祉大学 博士課程
https://www.nuhw.ac.jp/grad/field/doctor/major.html
新潟医療福祉大学 修士課程
https://www.nuhw.ac.jp/grad/field/master/hs.html
健康スポーツ学科
https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/