2021年1月14日 (木)

言語聴覚士が関わる地域生活支援事業

こんにちは。

STkouhouです。

 

今回は、言語聴覚士が関係する地域生活支援事業である、

「失語症者向け意思疎通支援者養成事業」についてご紹介します。

なんだか堅そうな名前だな?と、とっつきにくく思われるかもしれません。

しかしこの事業は、本学科が目指す言語聴覚士にとって、非常に関わりの深いものです。

ちなみに地域生活支援事業とは、障害のある方が自立した生活を営むことを目的として行う事業

で、国や自治体の補助を受けて行なわれます。

 

言語聴覚士は失語症の患者さんの支援を行いますが、

患者さんのすべての時間に関わることはできません。

買い物をしたり、役場や銀行に行ったりといった、

日常の中で言葉によるコミュニケーションを要する場面では、

多くの患者さんはご家族によるサポートを受けています。

 

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このご家族のサポートですが、すべての患者さんが受けられるわけではありません。

たとえば、ご家族が遠方におられたり、ご病気だったり、お仕事で日中ご不在であったり…

ご家族のサポートを受けるのが難しい患者さんの中には、外出などやりたいことをあきらめて、

家に閉じこもりがちになってしまう方もいらっしゃいます。

 

失語症者向け意思疎通支援者養成事業とは、

このような失語症の患者さんが、

外出先で会話をする際に支援を行う人材を養成することを目的としています。

この人材が、「失語症者向け意思疎通支援者」と呼ばれるものです。

 

一昨年からこの事業によって、

各自治体と、その地域の言語聴覚士会が協力して支援者を養成し、

患者さんの要請を受けて支援者が派遣されることになりました。

  

自治体ごとに事業の進み具合は異なり、

本学がある新潟県では、支援者養成に携わる地域の言語聴覚士を養成する段階まで進んでいます。

 

昨年10月に新潟市で開催された、支援者養成に携わる言語聴覚士の研修会の様子。

オンラインで実施されました。

この研修会には、本学科の田村俊暁助教伊藤さゆり助教

講師を務め、企画・運営も行いました。

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田村先生の紹介はこちら

伊藤先生の紹介はこちら

 

次はいよいよ一般の方に、支援者養成講座に参加していただく段階ですが、

このコロナ禍のため、新潟県を含む複数の自治体で、

支援者養成講座の開講や派遣事業が延期される事態となっています。

 

失語症者向け意思疎通支援養成事業は、

失語症の患者さんの日常生活をサポートする人材を養成するだけでなく、

世の中に失語症という障害を広く知ってもらう機会にもなります。

一人でも多くの失語症患者さんの利益になるよう、

コロナが早急に収束し派遣事業が円滑に進むことを願っています。

 

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2021年1月12日 (火)

新潟は雪国?

こんにちは。

STkouhouです。

 

ニュースで皆さんご存じと思いますが、

先日新潟は記録的な大雪に見舞われました。

 

本日1/12(火)は、4年生の学内模試を実施する予定でしたが、

大雪の影響で道路の渋滞や電車の運休が生じており、

一部の学生が予定通りの時間に受験できない事態となりました。

 

大学の中庭。普段の様子です。

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こちらは現在の様子です。構内の除雪は現在少しずつ進んでいます。

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新潟県外の方は、新潟=雪国、というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、

例年ですと新潟県のほかの地域が大雪でも、本学がある新潟市内はさほど降らないのです。

県内の他の地域では積雪しているのに、市内は積雪0センチということもありました。

 

新潟市内の雪が少ない理由として、佐渡島が風除けになることや、

雨雲を発生させる山が市内に存在しないことが挙げられているようです。

しかし今回の大雪では、さすがの新潟市内も大雪となりました。

特にここ2年、新潟市内は雪がほとんど降らなかったので、

2年生や3年生は驚いたのではないでしょうか。

 

比較的雪の少ない都道府県の高校生の方は、

新潟に進学すると雪が多くて生活が大変なのでは?と心配される方もいらっしゃるでしょう。

しかし上述の通り、本学がある新潟市は意外と雪が少ないのです!

本学への進学をぜひご検討ください!!

 

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2021年1月 8日 (金)

授業紹介~臨床医の世界~

こんにちは。

STkouhouです。

 

本日は主に1年生を対象とした選択科目、「臨床医の世界」についてご紹介します。

 

医師には大きく分けて2つの働き方があるのをご存じですか?

一つは、患者さんへの診療を主とする働き方です。このような働き方をしている医師は「臨床医」と呼ばれます。

もう一つは、医学に関する研究を主とする働き方です。こちらは「研究医」と呼ばれます。

 

本学が育成する医療職は、臨床の現場で「臨床医」と一緒に仕事をします。

「臨床医」と一口に言っても、診療科によってその内容は様々です。

リハビリテーション科の医師、整形外科の医師、脳外科の医師、神経内科の医師、耳鼻咽喉科の医師、小児科の医師、精神科の医師…

 

この授業はオムニバス形式で、毎回様々な診療科の医師が講義します。

現場で実践している臨床内容はもちろん、

臨床医に必要なスキルや倫理観、

臨床での喜びややりがいなども講義内容に含まれます。

学生たちは講義を通して、臨床医とはどのような存在であるのかを学びます。

 

講師陣は学内医師・学外医師の両方から構成されています。

本日の講師は、本学科の佐藤克郎教授です。

佐藤先生は耳鼻咽喉科医です。

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佐藤先生の紹介はこちら

 

授業の様子。

複数の学科の学生が参加する選択授業です。

今年度は200名近い学生が履修しています。

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例年ですと大教室を一つ使用して開講していますが、

今年度はコロナ感染対策のため、大教室を二つ使用し、

一方の教室に授業動画を配信する方式をとっています。

  

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医療の現場では、複数の職種が協力して一人の患者さんを治療する、

チーム医療が行われます。

チーム医療における医師は、多職種からの情報が集まる中心的存在です。

この授業で学んだことは、将来チーム医療で医師と働くときに、きっと役立つと思います。

 

チーム医療は本学の特色であり、

学年ごとに、チーム医療を学ぶ機会が設けられています。

本学のチーム医療への取り組みについてはこちら

チーム医療を重視する本学への進学をぜひご検討ください!!

 

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2021年1月 6日 (水)

今年もSTS放送局をよろしくお願いします!!

こんにちは。

STkouhouです。

 

あけましておめでとうございます。

本年も新潟医療福祉大学言語聴覚学科公式ブログ、STS放送局をよろしくお願いいたします。

 

本学は1/7(木)が授業開始日ですが、

一部の授業は1/6(水)から開始となっています。

 

その一つ、3年生の講義「言語聴覚障害学基礎特講Ⅰ」についてご紹介します。

この講義は、一定期間毎日開講される集中講義です。

講義内容は、下記の科目を網羅するオムニバス授業です。

成人聴覚障害、内科学、臨床神経学、失語症、摂食・嚥下障害、高次脳機能障害、補聴器、言語発達学、言語発達障害、耳鼻咽喉化学、呼吸発声発語、小児聴覚障害、社会保障論、運動障害性構音障害、解剖・生理学、視覚聴覚二重障害

 

言語聴覚障害学基礎特講Ⅰの時間割。予備日を含め1/29まで予定されています。

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講義は、主に国家試験の出題基準に沿って進行します。

 

例年ですと講義は対面で実施しておりましたが、

コロナ流行中ですので、講義はオンデマンド形式で実施し、

試験のみ対面で行うこととなりました。

 

初日は、オリエンテーションを実施しました。

今村徹教授田村俊暁助教から、講義の内容や本学の国家試験対策について説明がありました。

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今村先生の紹介はこちら

田村先生の紹介はこちら

 

3年生はあと3か月で4年生になります。早いものですね。

4年生になるといよいよ国家試験の準備が本格化します。

早めに準備を進めて、全員余裕を持って本番の試験に臨めるようにしたいですね。

 

本学科ではここ数年、国家試験の高い合格率を維持していますが、

背景には、このような集中講義をはじめとする、きめ細かい国家試験対策があります。

早期から国家試験対策を行う本学科への進学をぜひ、ご検討ください!!

 

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2020年12月25日 (金)

今年もSTS放送局をお読みいただきありがとうございました

こんにちは。

STkouhouです。

 

早いもので、今年ももう終わりですね。

本学は12/25金曜日が、年内の最終授業日となります。

 

今年の一番の変化といえば、

授業や行事の多くがオンラインで実施されたことですね。

学生も教員も、オンラインに慣れるよう工夫を重ねた日々でした。

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オンラインを利用してできることが、

予想以上に多いことにも気づかされましたが、

後期に入って一部対面授業が復活しますと、

やはり学生と直に交流することの大切さを実感させられました。

 

コロナの再流行が報じられていますが、皆さん感染に注意して、

良い年末年始を過ごしてください。

そして来年は、少しでも元の生活に戻ることができますように!

 

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2020年12月23日 (水)

言語聴覚士全国統一模試

こんにちは。

STkouhouです。

 

国家試験の勉強には、成果を確認する模擬試験(模試)がかかせません。

医師や看護師、理学療法士、管理栄養士などは、民間の業者が実施している模試があり、

多くの養成校に利用されています。

 

しかし言語聴覚士にはこのような模試がなく、

本学では独自に問題を準備して、3年生、4年生向けに学内模試を実施してきました。

 

しかし最近、言語聴覚士にも民間の業者による模試が実施されるようになりました。

本学も今年度初めて利用することとなり、先日12/8(火)に実施しました。

 

業者模試の問題と解答用紙。

国家試験と同様に、午前午後あわせて200問あります。

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年内に業者から、受験した全学生の成績がデータで届くそうです。

受験勉強もいよいよ追い込みの時期。

今回の模試の結果を活かして、合格へ向け邁進してください!!

 

国試まであと60

 

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2020年12月18日 (金)

国試対策特別講座2020

こんにちは。

STkouhouです。

 

本学科では毎年秋になると、

平日夕方の時間に毎日、国試対策特別講座を開講しています。

この講座は、“国家試験の成績に、あと1点の上乗をする”ことを目標に、

各教員が交代で講義し、国家試験に頻出する領域を解説しています。

 

今年度はコロナ対策のため、例年18:00から開講していたところを、

少し早めの17:15からの開講とし、

学生が距離を持って着席できるよう広い教室を確保しました。

 

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この教室は本学科の国家試験対策室でもあり、

日中は本学科の学生が試験勉強に利用しています。

 

本日の担当は吉岡豊准教授でした。

聴覚検査について解説します。

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吉岡先生の紹介はこちら

  

この講座は、大学に毎日来て勉強する習慣を身につけるのにも効果的で、

多くの学生は夕方の講座の時間までを、大学内で試験勉強をして過ごしています。

 

本学科では全員合格を目指して、全力でサポートしていきます!!

 

国試まであと65

 

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2020年12月16日 (水)

グローバルキャリア支援Meeting

こんにちは。

STkouhouです。

 

本学では、国際的な視野を持った医療福祉従事者を養成することを目指しており、

学部生時代に海外研修に行くことを推奨しております。

学生が留学する際に必要となる費用を支援する制度もあります。

 

また、言語聴覚学科では毎年、希望者を対象に海外研修を開催し、

海外の言語聴覚療法に触れる機会を設けてきました。

 

アメリカへの海外研修の1シーン。

アメリカの言語聴覚士から、嚥下障害の治療についてレクチャーを受けました。

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しかし今年度はコロナ禍の影響で、

全学の海外研修が中止となってしまいました。

 

海外研修の代替案として、今年度はオンラインでの交流イベントを複数開催しています。

今回はその一つ、12/12に開催されたグローバルキャリア支援Meetingについてご紹介します!

このイベントは、海外でキャリア形成をした医療福祉関係者から、

経験談をお話いただく企画です。

 

今回のスピーカーは、

言語聴覚士の兼岡麻子先生(東京大学附属病院)です。

先生はボストン大学の大学院にて、嚥下障害の研究で博士号を取得し、

現在も大学病院の臨床に従事しながら、

国際学会で発表し、国際セミナーの講師としても活躍されています。

 

オンラインでの交流の1シーン。

学生が日米の言語聴覚士の仕事の違いについて質問しました。

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先生からは、留学時の生活や、留学で身に着けたことを活かした臨床や研究ついて、

大変興味深いエピソードを交えてご紹介くださいました。

発表はスライドも口頭も、比較的平易な英語で行われ、

英語を得意としない学生も理解できるように配慮してくださいました。

学生は先生に直接質問することで、積極的に参加することができていました。

 

海外の大学や大学院に進学した場合、

大学院修了後は現地の医療施設で勤務する人もいます。

しかし言語聴覚士は言語を対象とした仕事内容のため、

他の職種に比べると海外で活躍しにくい傾向にあります。

母国語でない言語に対して言語療法を行うのが難しいのは、想像に難くないと思います。

 

今回の兼岡先生のお話から、海外で形成したキャリアを生かす方法は、

海外で言語聴覚士として働くことだけではないこと、

国内を拠点としながら、キャリアで培った知識や人脈、

そして英語力を活かして国内外で活躍する道もあることを学びました。

 

海外研修が難しい状況はまだ続きそうですが、

今後も学生の海外への関心を高めるイベントを企画していきます。

 

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2020年12月11日 (金)

連携基礎ゼミ2020

こんにちは。

STkouhouです。

 

本学では2年生後期に、『連携基礎ゼミ』という授業があります。

この授業では、全13学科の2年生全員をシャッフルして多数のゼミを作成し、

全学の教員に配属されます。

このゼミは、「連携」という名がつくように、医療現場でのチーム医療を意識しています。

 

例年ですと毎週ゼミ教員のもとに、配属された学生が集まって毎週話し合い、

互いの目指す職業について発表しあいます。

その後、一つのテーマを定めて発表スライドを作成し、

12月の最後の授業では、学科ごとに発表会を行って、授業終了となります。

 

昨年の連携基礎ゼミの様子

このゼミでは「めまい」をテーマに、

屋外で実際に体を動かして検証していました。

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しかし今年度はコロナ禍の影響で、授業は全ての回でオンライン開催となりました。

オンライン講義なら、学生も教員も慣れてきていましたが、

話し合いや文献を調べるといったことは、なかなか難しい面もあり、

例年より苦労もありましたが、

無事すべてのゼミが発表にこぎつけました!

 

発表はパワーポイントで作成した画面を共有して行いました。

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チーム医療を意識したゼミですが、

まだ2年生ですので、テーマは医療とは関係なくてもOKです。

今年度は下記のようなテーマで発表がなされました。

 

意外と知らない!?スポーツ外傷の世代別特徴

東京ディズニーランド(TDL)に行くとなぜ日常を忘れられるのか?

人の心理について

日本人の食事の歴史と朝食のメリット

占いの文化史

大学生の健康に影響を与える因子

日本酒の魅力~せっかく新潟に来たんだから~

20xx年のヒットソングは!?

鬼滅の刃~人気の秘密をさぐる~

多職種連携を生かした健康寿命の延伸

大学生の髪の毛事情

コロナ下における大学生の心身の健康

 

やはり医療系の大学であるせいか、

健康に関係のあるテーマが目立ちますね!

 

3年生になると多く学科において、学外での臨床実習が本格化します。

自分とは異なる道を目指す他学科の学生と交流した経験が、

実習で他職種連携を学ぶ際に役立つことを祈っています。

 

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2020年12月 7日 (月)

言語聴覚士が番組で取り上げられます!

こんにちは。

STkouhouです。

 

ちょっと急ですが、明日12/8(火)のお昼の番組で、

言語聴覚士の特集リポートが取り上げられますので、お知らせします。

 

12月8日(火)11時30分から


『NHKひるまえほっと関東甲信越』

 

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NHKプラスというサービスでは、1週間見逃し配信を利用したり、

同時ネット配信で携帯から視聴したりすることも可能のようです。

 

言語聴覚士に関心がある方はぜひ、チェックしてみてください!

 

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