トレーナー活動報告!
イキイキ放送局へようこそ
本日はトレーナー活動について報告します
本学トレーナー部の所属の二年生四名(植木奏、笹木稔彦、嶋田祥磨、古川春平)が、
9月16日から17日にかけて行われた「信越五岳トレイルランニングレース」にトレーナーとして参加してきました
このレースは、新潟県と長野県に跨って広がる信越高原を舞台に110kmのコースを走り抜ける、トレイルランニングレースとしては国内最大級のものです
500名強の選手は、コースのほとんどがアップダウンの激しい林道という過酷な条件のもと、昼夜(制限時間は22時間です)を徹して走り続けます
コース内には8カ所のエイドステーション(救護所)が設置され、配置されたドクター、看護師、そしてトレーナーが選手のサポート活動や救護活動に従事します
<夜明け前のスタートエリアでの打ち合わせ>
スタートは16日午前5時30分
全国から集まった選手が、一斉に飛び出していきます
トップクラスの選手は全コースを11時間ほどで走りきりますが、
途中三カ所に設けられたゲート毎の通過制限時間との闘いになる選手も少なくありません
また、過酷な自然条件は参加全選手の身体を容赦なく痛めつけます
このため、エイドステーションでのサポート活動はきわめて重要な意味を持ちます
<選手がかぶる水を運ぶ笹木君!地味ですが非常に重要な仕事です>
この大会でのトレーナーの役割は、トラブルに見舞われた選手に対してドクターの指示のもと救護活動を行ったり、選手のリクエストに応じてコンディショニングのサポートを行うことです
<選手のストレッチングを補助する嶋田くん。真剣そのものです>
<選手の膝関節にテーピングをする植木くん。汗で濡れた皮膚へのテーピングは難しい>
<古川君も、選手とコミュニケーションをとりながらストレッチ補助を>
大学内での実習ではなんの問題も無くできていたことも、このような環境下では思うようにいかなかったりしますしかし、目の前の選手に対してはしっかりとしたサポートを行うことが要求されます
また、今回の大会は救護スタッフも24時間体制でのサポート活動となるため、身体的にも負担度が大きいものになります
もちろん、競技スポーツ現場でのトレーナー活動はそのようなことの連続ですから、参加した学生諸君にとっては、非常に貴重な経験となったことでしょう
精神的にも身体的にもきつい活動でしたが、ゴール地点で選手に「トレーナーさんのおかげで無事ゴールできたよ!、本当にありがとう!」と笑顔で声を掛けていただければ、疲れなど吹き飛んでしまうというものです
トレーナー部では今後も、さまざまなスポーツのサポート活動を通じて学生トレーナーの力量形成をはかっていきます
明日は参加した学生トレーナー諸君の感想を紹介します!