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2017年2月

2017年2月28日 (火)

2月の研究セミナー報告

いきいき放送局へようこそ!

本日は、健康スポーツ学科の教員が行っている、

研究セミナー(2月)の内容について報告致します。

1人目の演者は鵜瀬先生でした。

鵜瀬先生は野球部でコーチをされていることから、

野球指導に役立つ研究をされています。

タイトルは「指導言語に関する一考察~野球の指導言語からの検討~」で、

内容は下記に示します。

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目的:「引き付けて打て」という指導言語が打撃パフォーマンスに与える影響と、

その指導が有用である選手の特徴を明らかにした。

また、その指導言語の分類について検討した。

 方法:高校野球選手10名に「普段通りの打撃」と、

  「引き付けて打つ打撃」を行わせ、高速度カメラで撮影した。

 結果・考察:toe offからtoe on局面において肩の角度を維持したまま、

腰を正の方向に回転させる選手の打撃の正確性が向上した。

それらの選手は一般的な解釈に反し、指導後もインパクトの位置を

捕手寄りにしていなかった。

 結論:「引き付けて打て」という指導言語は、打撃の正確性を向上させる

   可能性がある。また、その分類については「客観的事実をそのまま

   言葉にするもの」ではなく「イメージしやすい表現を用いて競技者の

   主観に変化を生じさせるもの」だと考えられる。

 

鵜瀬先生の研究からは、対象とする選手の特性に応じて

指導言語を選ぶことの重要性を知ることができました。

健康スポーツ学科ではスポーツ科学と現場をつなぐ研究を、

これからも推進していきます!

2017年2月20日 (月)

教職課程「特別活動研究Ⅱ」の様子②

いきいき放送局へようこそ!

今回も前回に続いて、「特別活動研究Ⅱ」の様子を

報告したいと思います。

教職支援センターの展示、制作物の企画案への中間投票を終えると

各チームは実際にそれを制作する過程に入りました。

チームで話し合い、分担し、得意な作業を手伝いながら行う。

教員は各グループの進捗を見ながら、時に雑談し、時にアドバイスをする。

そうして完成した全20チームの作品と、季節を意識して、職員さんから

ニーズを聞き、時に様々な先生方に協力してもらいながら全チーム仕上げました。

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最終回では、展示会と最終投票として、全グループの作品を

一度に見て回り、良いと思った1作品に投票を行いました。

そして、内容の共有と講評、そして記念写真撮影を行いました。

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皆さん、お疲れ様でした。

学生の皆さんが制作した展示は、少しずつ時期を見ながら

教職支援センターに実際に展示として活用していきたいと思います。

教育実習でも、活動から得た実感を持った学びを活かして頑張ってください。

2017年2月16日 (木)

教職課程「特別活動研究Ⅱ」の様子①

いきいき放送局へようこそ!

本学科では、中学校と高校の保健体育の免許を取得することができます。

また、玉川大学との協定に基づき、毎年数名の学生が小学校免許も取得する

ことが可能となりました。学校の先生になるためには、大学で教職課程という

様々な指定された科目を受講する必要があります。

「特別活動研究Ⅱ」(佐藤裕紀先生担当)はその中の1つの科目で、

3年生を対象にしています。

特別活動とは、具体的には学級活動や、生徒会活動、学校行事といった皆さんの

思い出に残っている学習活動のことを指しています。

学生は、「特別活動研究Ⅰ」で理論的な内容をDVD視聴やワークも含めて

学習してきました。この「特別活動研究Ⅱ」では、実際に自分たちで

特別活動を実践することを主眼とした参加型の学習となっています。

学生たちに与えられた課題は、「今年度オープンした教職支援センターを

もっと利用者にとって居心地のよく利便性のある場にするための展示、制作、

そしてマスコットキャラクターを考える」というものです。

http://nuhw.blog-niigata.net/kyoshoku/ (教職支援センターブログ)

5人1組の20チームに分かれて、それぞれのチームで話し合い、案を出し合いました。

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学生達の案は、全グループで共有され、1人1票で投票をしました。

中間投票でベスト5を決め、教員からのコメントも受けた後、

実際の制作にうつりました。(つづく)

2017年2月14日 (火)

森光雄先生による中之口での「スポーツによる人の育成」講演会

いきいき放送局へようこそ!!

今回は、健康スポーツ学科の教員の地域での活動について触れたいと思います。

健康スポーツ学科の森先生は、新採用から2校目の

中之口中学校(現新潟市西蒲区)で男子バレーボール部を創部し、

わずか3年で県大会優勝、北信越2位で全国大会に出場しました。

その後中之口中は、県大会3連覇を皮切りに、毎年のように県大会で優勝しました。

創部から37年もたった今でも、県内トップのバレーボール強豪校、

全国の常連校として、その名は県内だけでなく、全国でも広く知られています。

去る1月31日、森先生は、中之口の法人会と商工会が共催する

新年祝賀記念講演会に講師として招かれ、

「スポーツによる人の育成」という演題で講演をしました。

中小企業の事業主や一般の方々など約80名を前に、

中之口中男子バレー部創部時代の4年間、選手育成で何を大切にし、

具体的にどう取り組んだのかなどを中心に話をされたそうです。

下の写真は講演会の様子です!

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このように、健康スポーツ学科の教員は、これまでの経験、

または最新の研究知見などを、大学内だけでなく地域に活かして

日々活動を行っています。皆さんと一緒に学べることを楽しみにしています!

健康スポーツ学科の教員一覧はこちらから!

http://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher.html

2017年2月 6日 (月)

松浜小学校との交流プロジェクト

いきいき放送局へようこそ!!

健康スポーツ学科の足立淳研究室は、

昨年度から、大学近隣にある新潟市立松浜小学校と

交流プロジェクトを進めてきました!

それは、(1)総合的な学習の時間の教材制作活動、

(2)子どもたちとのレクリエ―ション活動、

(3)通学路にあるトンネルの壁面に絵を描く制作活動、

の三つを柱とする交流事業です。

去る1月12日にも、3年生の学級にお邪魔して、

総合的な学習の時間の単元「いいとこいっぱい!松浜探検隊 part.2」のために

制作した教材を使った授業を、

足立ゼミに所属する3年生たちが実施させていただきました。

下の写真はその様子です!

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昨年度から続くこの事業の様子は、以下の特設WEBサイトでもご覧いただけます。

 http://aalaboratory.michikusa.jp/proj/matsuhama/matsuhama_index.html

 

健康スポーツ学科には、この他にも、

教員免許の取得を目指す学生たちにとって、

現実の学校教育に関わることのできるフィールドがたくさんあります!

2017年2月 3日 (金)

健康運動実践指導者の試験対策の様子

いきいき放送局へようこそ!

 

健康スポーツ学科の3年生は、必要な単位を取得すれば

健康運動実践指導者の受験資格が得られます。

これは、健康づくりのための運動指導の知識・技能を持ち、

実践指導を行うことが出来ると認められた方に与えられる資格です。

フィットネスクラブや病院、福祉施設などでの活躍が期待されています。

おおよそ11月から2月の間に行われる ①実技試験(陸上運動か水中運動)と ②筆記試験を受け、

両方に合格すると資格が取得できます。

 

今年も健康スポーツ学科から多くの学生たちが受験します。

今回は、その対策講座の様子をお伝えいたします。

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【左から、山口彩さん/佐々木美月さん/岡彩香さん/横山友希さん】

 

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【左から、野村真人くん/阪田崚介くん/伊豆田耕太郎くん】

 

実技試験のエアロビックダンスを練習している様子です。

実技試験では実演する能力が審査されるので、その練習が必要です。

特にエアロビックダンスでは音楽に合わせて正しい動きを行いつつ、

どこから動き出すか指示を出さなければならず、

言葉と動きが混乱しないように何度も繰り返し、体に覚えさせます。

 

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実技試験内容の映像を見ながら皆で動きの確認をしています。

 

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【富樫夏美さん】

 

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【橋本みきさん】

 

学生達は自主的に授業の空き時間を活用し、お互いに教え合いながら練習をしています

部活が違うと普段は関わることは少ないですが、

受ける試験は同じですので皆で協力して目標達成へ向かいます。

学生の皆さん、合格目指して頑張っています!

 

健康スポーツ学科で取得できる資格 → こちらをクリック

2017年2月 2日 (木)

『OBOGに聞く』就職特別講演会を開催しました!

いきいき放送局へようこそ!

1月25日にスポーツ現場で活躍されている

本学科OBOGの先生に講師としてお越しいただきまして、

就職講演会を実施しました。

 健康スポーツ学科2年生を中心に200名を超える出席!!

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 健康スポーツ学科卒業生である眞田千佳様、

中村誠様、古川春平様にスポーツに関わる仕事についてご講演いただきました。

 広報や健康運動指導士、トレーナーというお立場から、

スポーツの華やかな面だけでなく、

裏方として支える難しさや苦悩までお話しいただきました。

 

年齢の近いOBOGの学生時代のお話は、

現役学生も自身の学生生活に重ね合わせていたようです。

 また特別講演としまして、

日本ラグビー協会の平井晴子様にもご講演いただきました。

 リオオリンピックでのお話や海外留学の経験など、

学生にとって刺激の多いお話だったのではないかと思います。 

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 大学生活も残り半分となるなかで、

自身の就職や将来を考えるきっかけにしてもらいたいと思います

最後は講師の皆さんで記念撮影

講師の先生方,本当にありがとうございました

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2017年2月 1日 (水)

J-GREEN堺の紹介

いきいき放送局へようこそ!

1月末の記事でもご紹介したとおり、

J-GREEN堺(堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンター)

2016年12月17日(土)~18日(日)、大阪府堺市、

J-GREEN堺(堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンター)にて行われた

「スペシャルオリンピックス日本2016年第1回全国ユニファイドサッカー大会」に

知的障害のあるアスリートと健康スポーツ学科の学生が協同で大会に臨み、

全国優勝をしました。

今回は、会場となったJ-GREEN堺

(堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンター)を紹介します。

 

J-GREEN堺は、日本最大級の施設規模を誇り、

サッカーをはじめとするスポーツ・レクリエーション活動の振興を図る

スポーツ施設です。

 「J-GREEN堺」の「J」はJapanとJumpの頭文字として、

日本有数のスポーツ施設であることや選手の飛躍や施設の発展の思いを

表現しています。また「GREEN」は、年中オールグリーンである

天然芝をはじめとする緑豊かで広大なスポーツ施設であることが

イメージできるものであるとともに、それぞれのアルファベットには、

堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンターの大きな可能性や

期待が込められています。(http://jgreen-sakai.jp/about/

J-GREEN堺

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J-GREEN堺全体図

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J-GREEN堺 スポンサー

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屋根付きフットサルコート

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12面のサッカーコート

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SAKAI CAMP(宿泊所)

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キャプテン翼作者、高橋氏による壁画

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セッレソ大阪の総合型スポーツクラブが併設しています。

トップチームは「株式会社」、総合型スポーツクラブは

「一般社団法人」と運営形態が異なるハイブリット型のJリーグクラブです。

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本学科では、スポーツを経験するだけではなく、その運営、管理、振興の

在り方についても多く学ぶことができます。

一緒に、違った角度からスポーツについて考えてみませんか?