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2017年1月

2017年1月31日 (火)

全国ユニファイドサッカー大会について

いきいき放送局へようこそ!!

1月下旬にご報告しましたように、

スペシャルオリンピックス日本2016年第1回全国ユニファイドサッカー大会

2016年12月17日(土)~18日(日)、大阪府堺市、

J-GREEN堺(堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンター)にて行われた

「スペシャルオリンピックス日本2016年第1回全国ユニファイドサッカー大会」に

知的障害のあるアスリートと健康スポーツ学科の学生が協同で大会に臨み、

全国優勝をしました。

今回は第1回全国ユニファイドサッカー大会を紹介します。

スペシャルオリンピックス日本

2016年第1回全国ユニファイドサッカー大会」ポスター

有森裕子会長の挨拶

開会式(選手団)

大会本部・情報センター

SOは多種多様なプログラムを展開しており、

スペシャルオリンピック+「ス」(複数形)になっています。

今大会のスタッフ・ボランティアは、

陸上・卓球・バスケ・水泳、スキー・スノーボード等のコーチが運営していました。

また、SOの競技会・大会で特徴的な

ボランティ・DAL(デリゲーション アシスタント リエゾン)という、

選手団のアシスタントをしてくれます。

 

2017年1月27日 (金)

1月 研究セミナーpart2

いきいき放送局へようこそ!

今回は、先日行われた1月の研究セミナーpart2です。

今回の発表者は佐藤大輔ゼミの山﨑雄大さんです。

山﨑さんは低強度運動と認知機能・運動学習に関する研究を行ってきました。

 山﨑さんは修士課程在籍中に英語論文も執筆した、とても立派な研究者です。

 今回の実験の内容ですが、

ズバリ・・・

低強度運動が運動野の興奮性を変えるか否か?です。

 

詳細は以下の通りです。

方法:11名の健常成人を対象に、30分の低強度運動(30%VO2peak)を実施した。

運動前後に、経頭蓋磁気刺激を用いてM1抑制・興奮機能の評価を行った

(実験1:抑制機能の評価、実験2:興奮機能の評価)。

抑制機能の評価として短間隔皮質内抑制(SICI)、長間隔皮質内抑制(LICI)、

短潜時求心性抑制(SAI)を実施した。

興奮機能の評価として皮質内促通(ICF)、短間隔皮質内促通(SICF)を実施した。

 

結果:運動20分後にはSAIとICFの減弱が見られた。

SICI、LICI、SICFには有意な変化は見られなかった。

30分の低強度運動は、M1抑制・興奮機能を変調することが示された。

 

実験により低強度運動20分後に脳の興奮性および抑制性の反応に変化がありました。

これまでは中強度以上の運動での効果を検討した研究が多く、

山﨑さんの研究はあまり強い運動をできない高齢者等のリハビリにも

応用できる可能性を秘めています。

皆さんも、一緒に大学で学び、高い専門性を身に付けませんか?

2017年1月25日 (水)

ユニファイドスポーツ 7 人制サッカー全国優勝!

いきいき放送局へようこそ!!

2016年12月17日(土)~18日(日)、

大阪府堺市、J-GREEN堺(堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンター)にて

行われた「スペシャルオリンピックス日本2016年第1回全国ユニファイドサッカー大会」に

知的障害のあるアスリートと健康スポーツ学科の学生が協同で大会に臨み、

全国優勝をしたことをご報告いたします。

健康スポーツ学科では、スペシャルオリンピックス(SO)の活動を支え、

障害のある人とスポーツについて実践を通して学んできました。

「ユニファイドスポーツ🄬」は、ほぼ同数の知的障害のある人(アスリート)と

ない人(パートナー)がチームを作り、共にトレーニングを積み、

競技会や大会へ出場します。また、誰にとっても楽しく、

より真剣にスポーツ体験をするために、ほぼ同年齢の人たちでチームを構成します。

同じゴールを目指す者同士、言葉を使わずともスポーツを介して

偏見や誤った考えを払拭することができる可能性のある活動です。

ユニファイドスポーツ®7 人制サッカーはアスリート(知的障害のある人)と

パートナー(障害のない人)が共にチームメイトとしてトレーニングや

競技会に参加します。

カテゴリーは3つあり、1)ユニファイドスポーツ(同程度の年齢と競技能力を持った

チーム競技)、2)ユニファイドスポーツ・プレーヤーデベロップメント(チーム競

技であるが技術の差は認められ、高い技術を持ったパートナーが競技能力の低いチー

ムメイトを上達させることが求められる)、3)ユニファイドスポーツ・レクリエー

ション(レクリエーションスポーツの機会)。

1日目のプレマッチでチームの能力を評価され

同程度チームのリーグを作り勝敗を競います(ディビジョニング:グループ分け)。

新潟代表はDIV1(ディヴィジョン1)リーグに所属し見事優勝しました。

大会の詳細を報告します。

 

【スペシャルオリンピックス日本2016年第1回全国ユニファイドサッカー大会」】

日時:2016年12月17日(土)~18日(日)

会場:J-GREEN堺(大阪府堺市)

結果:決勝トーナメント(DIV1)

準決勝 新潟 2-0 三重

   決勝  新潟 6-0 愛知

<得点者> ※本学のみ記載

森山慶生①(健康スポーツ学科4年)

山﨑大輔③(健康スポーツ学科3年)

 

<パートナー>

健康スポーツ学科4年 佐々木颯、森山慶生、渡辺和樹

健康スポーツ学科3年 野中奈津美、山﨑大輔

コーチング講習会の様子

修了証を頂きました



新潟代表チームの集合写真


  
大会表彰式、宮本恒靖(アディダスジャパン・アドバイザー)さんから

メダルを授与されました  


  
 

このように、本学科では、様々なスポーツに触れ、成果を出せる機会があります。

是非、皆さんも一緒に新たな経験をしませんか? 
 
 


2017年1月23日 (月)

1月研究セミナーPart 1

いきいき放送局へようこそ!

本学科では、教員や大学院生で定期的に学習会を行い、互いの研究能力の

研鑽に努めています。

1月の研究セミナーは大学院生の修士論文予演会でした。

Part 1では丸山ゼミの大野果穂さんの発表を報告します。

 

大野さんは、自身が陸上競技の投擲選手であった経験から、

筋力アップと脳の関係に着目した研究を行ってきました。

その内容は端的に言うと

筋力トレーニング中に脳を磁気刺激すると

そのトレーニング効果が高まるか否か?という内容になります。

 

以下が実験の詳細です。

方法:被験者はMVC時に二連発TMS刺激を加えたトレーニングを行うTMS群7名と、

TMS刺激なしのトレーニングを行うsham群 7名であった。

最大筋力トレーニングは1日おきに9日間行い、

MVC及び皮質脊髄興奮性の測定を行なった。

その後1日おきに5日間とその1週間後に1回MVCを測定した。

トレーニング内容は、2秒間の最大つまみ運動によるMVCを1分間隔で

3回行うことを1セットとし、5分の休息を挟んで1日4セット行なった。

TMS群はMVC開始1秒目に安静時閾値強度のTMS刺激が刺激間間隔1.5msで

与えられた。皮質脊髄興奮性評価はトレーニング初日、中間日、最終日の

トレーニング前後に右FDI筋から運動誘発電位(MEP)が

約1mV誘発される強度で測定した。

 

結果:MVC値は初日と比較して最終日にTMS群は約30%、

sham群は約12%有意に増大を示した。

トレーニング期間後のMVC値は両群が最終日のMVC値を維持した。

皮質脊髄興奮性は,TMS群においてトレーニング初日、中間日のトレーニング後に

MEPの低下が起こったが、最終日は起こらなかった。

sham群は最終日までトレーニング後のMEP低下が起こった。

 

考察:TMS群のMVCがより有意に増加したことから、1.5 ms間隔による

二連発TMS刺激がMVC時に興奮性介在ニューロンの動員を高めたと推察される。

また、反復的なトレーニングによってシナプス間の結合強化を起こしたと推測した。

 

結論:MVC時二連発TMS刺激のトレーニングが、最大筋力発揮における

興奮性介在ニューロンの動員と、シナプス結合強化及び同期を高め、

より高いMVCとその効果の維持に貢献した可能性が考えられる。

 

この実験により、筋力トレーニング中に磁気刺激を与えるとより

トレーニング効果が高まる可能性が得られました。

大野さん、修士論文発表会も頑張ってください!

 

健康スポーツ学科のみなさん、運動と脳の研究を一緒に行ってみませんか?

 

2017年1月20日 (金)

第7回研究セミナーpart2

いきいき放送局へようこそ!

健康スポーツ学科では、教員同士で互いの専門分野について

学び合う研究発表の活動を行っています。

本日は熊崎先生がご発表くださった内容の紹介になります。

 熊崎先生の研究テーマは

「衝突系スポーツにおける脳震盪がもたらす生理学的影響」で、

ラグビーやアメフトを中心とした「衝突系」のスポーツ選手に着目し

研究を行っています。

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ラグビーやアメフトでは頭部に衝撃を受けやすく、

その結果、疫学的研究によると「認知症や気分障害の頻度が増加する」

という問題が提起されています。

しかしながら、グランドレベルで傷害評価指標や競技復帰基準については

研究の余地があり、特に認知や視機能評価については

今後の発展が期待されています。

そこで、今後は脳震盪受傷後のグランドでの評価指標の確立や

競技復帰にむけての基準作りを様々な視点から行うことを目指して

研究を継続されていかれるそうです。

 

本学にはラグビーはないですが、サッカーのヘディングについても

頭部に与える影響等について議論があり、研究の進展が待たれます。

スポーツ傷害に関する研究を一緒に行ってみませんか?

2017年1月17日 (火)

第7回研究セミナーpart1

いきいき放送局へようこそ!

健康スポーツ学科では、教員同士で互いの研究分野について

学習し合い、理解を深めていく研究発表の活動を行っています。

本日は塙先生がご発表くださった内容の紹介になります。

 

塙先生の研究テーマは

「運動不足などでやせ細った筋肉になった動物や人において

大腿の筋肉や尿のメッセンジャーRNAや蛋白質は

どのように変化するのであろうか?」

というものです。以下が発表の内容です。

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超高齢化社会を迎える我が国において、高齢者になっても健康で

自立した生活を送れるようにすることは非常に重要です。

したがって、心血管疾患、消化器疾患などの内科領域においても、

筋肉量の低下や筋力の低下は重要な問題となっています。

これまでに我々は、心臓病における心筋細胞のメッセンジャーRNAの

特徴を調べる研究をして様々な報告をしてきました。

メッセンジャーRNAはDNAから写し取られた遺伝情報に従い

蛋白質を合成する役目をもつため、これを調べることによって

細胞がどのような蛋白質を作ろうとしているか、

ひいてはその細胞の様々な病的変化を知ることができます。

そしてこれを分析することによって、病気の診断や進行具合を知る

指標の発見や治療につながる可能性があります。

定量的RT-PCR、DNAマクロアレイ、プロテオミクス解析などの

新しい方法をもちいて、やせ細ってしまった筋肉になった動物や

ヒトの大腿の筋肉や尿の特徴を研究していく予定です。

 難しい研究なのですが、

研究領域の異なる教員や大学院生にもわかりやすくご説明いただきました。

高齢者の健康維持・増進に役立つ研究を一緒に行ってみませんか?

 

2017年1月13日 (金)

スイスイ子供水泳教室 Part2

いきいき放送局へようこそwinkribbon

前回に引き続き、スイスイ子供水泳教室の様子を紹介しますeyescissors

【教室のリーダー】

左:山口達樹くん(4年生:佐藤大輔ゼミ)

右:奥村菜月さん(4年生:佐藤大輔ゼミ)

この教室は佐藤大輔ゼミの学生が中心に動いてくれていますhappy02good

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岡崎洸大くん(4年生:越中ゼミ)

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川崎京介くん(4年生:佐藤大輔ゼミ)

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北村康平くん(4年生:佐藤大輔ゼミ)

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熊谷淳史くん(4年生:越中ゼミ)

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小林拓馬くん(4年生:佐藤大輔ゼミ)

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袖山宗吾くん(4年生:佐藤大輔ゼミ)

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中野沙紀さん(4年生:佐藤大輔ゼミ)

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松井理沙(4年生:佐藤大輔ゼミ)

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井口華穂さん(3年生:佐藤大輔ゼミ)

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伊藤彰哉くん(3年生:佐藤大輔ゼミ)

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加地明日香さん(3年生:佐藤晶子ゼミ)

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上村祐樹くん(3年生:下山ゼミ)

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小林夏希さん(3年生:佐藤大輔ゼミ)

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塩川莉奈さん(3年生:佐藤大輔ゼミ)

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関崎倖雅くん(3年生:佐藤大輔ゼミ)

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高橋駿介くん(3年生:遠山ゼミ)

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多賀孝輝くん(3年生:佐藤敏郎ゼミ)

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田邊慧くん(3年生:佐藤大輔ゼミ)

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橋本みきさん(3年生:遠山ゼミ)

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森谷祐香さん(3年生:佐藤大輔ゼミ)

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横山友希さん(3年生:佐藤大輔ゼミ)

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吉垣忍くん(3年生:佐藤大輔ゼミ)

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2年生はまだ専門ゼミには所属していないものの、将来のことなどを考え積極的に参加をしてくれいますeyeclub

岩本紗季さん(2年生)

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田子貴之くん(2年生)

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どうですか!?

みんな良い笑顔してますよね!!次回は3月末を予定しています★★★

教室について、質問などありましたらO棟4階合同研究室、またはJ棟6階合同研究室まで!

 

 

2017年1月12日 (木)

スイスイ子供水泳教室 Part1

いきいき放送局へようこそ!

昨年末に大学のプールにて「第22回スイスイ子供水泳教室」が開催されましたwinkshine

その時の様子を紹介しますhappy01

子どもたちが来る前に、プールの準備を学生中心で行いますshadowshine

赤台をプールに沈めることで、深さを調節することが出来ますsign03

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プールの仕切りがコースロープだけなので、レスキューチューブを活用し、コース内を範囲を狭めますupupup

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準備が出来たら、子供たちが来るのを待ちますhappy02heart02

受付を手伝ってくれた奥村菜月さん(4年生:佐藤大輔ゼミ)

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体育館で幼児たちと遊ぶ学生

左:熊谷淳史くん(4年生:越中ゼミ)

右:岡崎洸大くん(4年生:越中ゼミ)

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年末ということもあり、水泳教室が始まる前にサンタクロースが来ましたxmasxmasxmas

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全て教室が終わった後は、全員で反省会をしますeyedownwardleft

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反省会といってもただの反省会ではありませんbearingshine

Good!(良かったところ)とChallenge!(次回チャレンジしよう!)の2つの観点から、教室の反省会を行い、次の教室へ活かしていきますpencil

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この教室は、3月・8月・12月の3回行われており、1回につき3日間開催されていますhappy01flair

子どもたちと触れ合いたい・こういった教室の運営に携わりたい学生の皆さんhappy02sign03

一緒に教室を行いませんかcatfacesign02

そして、このブログを見てくれている高校生の皆さんwinknote

健康スポーツ学科では、こういった教室がいくつも開催していますhappy01sign03

一緒に勉強してみませんかsign02

次は、教室に参加をしてくれた学生たちを紹介しますshadowcrown

2017年1月10日 (火)

教員採用試験(中高保健体育教諭)に現役で3名が合格

いきいき放送局へようこそ!

今年度の自治体の教員採用試験も終了し、最終的な合否結果が揃いました。

昨今の教員採用試験において、特に中学校や高校の教員採用の倍率は高い中で、

今年度も、北海道と宮城県に合計3名の「現役」合格者が出ました!!

部活動と勉強の両立を果たした3名は、本当に頑張っていました。

卒業生も含めると、より多くの合格という嬉しい報告を聞くことができました。

来年度は、小学校教諭を目指す学生たちの採用試験も初めてあります。

教職支援センターも開設されたこともあり、学科、全学を挙げて

教員志望の学生のバックアップに努めていきたいと思います。

(模擬授業を行うスペース)

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(広くきれいな教職支援センター)

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是非、学校の先生になりたいという皆さんは健康スポーツ学科で

一緒に学び、夢を叶えましょう!

(教職支援センターのブログです。)

http://nuhw.blog-niigata.net/kyoshoku/