「教職実技(体育)」の授業風景
本学科では、4年生前期に「教職実技(体育)」という授業が開講されています。
この授業は、中学校・高等学校の保健体育の教員や小学校の教員を目指す学生が、専門の教員の指導を受けながら、教員採用試験で検査のある実技種目の練習をしています。
皆さんは、学校の体育授業の中で球技や水泳、柔道などいろいろなスポーツに触れてきたのではないでしょうか?
保健体育の教員や小学校の教員を目指す学生は、子どもたちにいろいろな種目を教えられるように、また自分自身が模範の動きをできるように、実技の能力に磨きをかけています。
今回は、その中からマット運動の練習をしている様子を紹介します。
スポーツが得意な学生でも、「マット運動は、ちょっと自信がなくて・・・」という学生もいます。
その理由を聞くと、「体が硬いから」「怖い・・・」「逆さになると、分けが解らなくなる」など、さまざま出てきます。
このように自信がない学生もいるので、はじめは、前転や後転などから練習します。
「後転」の練習の様子
「側方倒立回転」の練習の様子
最初は動きが硬かった学生も、練習を重ねていくたびに上達しています。
「倒立」の練習の様子
マット運動に慣れてきたら、だんだん難しい技にも挑戦していきます。
「倒立前転」の練習の様子
そして、学生が一番熱を込めて練習する技が、「前方倒立回転跳び(ハンドスプリング)」です。
最初はまったくできなかった学生が、着地時に初めて「立てた」ときには、仲間とともにとても盛り上がります!
マット運動に限らず、仲間とともにくり返し練習することで、最初は不安のあった種目でも、自信をもって採用試験に臨めるようです。
保健体育の教員や小学校の教員を目指している皆さん!健康スポーツ学科には、「教職実技(体育)」のような教員としての力量を高めるための授業が数多く用意されています。大学4年間の学びを通して力量を高め、教員を目指す仲間とともに充実した時間を過ごしませんか?
健康スポーツ学科
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