社会福祉学科の地域貢献活動の紹介
「新潟市委託事業 北区学習習慣支援プログラム」
こんにちは
社会福祉学科の広報担当です
本日は、社会福祉学科として行っている地域貢献活動を紹介します。
今回取り上げるのは北区学習習慣支援プログラム「中学生の茶の間」です。
これは生活保護受給世帯、生活困窮者世帯及びひとり親家庭の中学生を対象に、
自主的な学習サポートする取り組みです。
大学生が中学生と一緒に勉強したり、
コミュニケーションを通して、
学習や進学に関する意欲を引きだすことを目的としています。
また、学習だけでなく、将来に向けての進路の経験などの相談役としてもサポートしています。
新潟市北区においては、平成23年度から学習習慣支援プログラム「中学生の茶の間」を
活動に参加している学生の声をお届けします。。。
【Aさん】
最初は、友達に勉強を教える時とは違って、「ちゃんと教えなければいけない」という気持ちがあり、上手く教えてあげられるか不安でした。でも、実際に教えてみると「分かった」と言ってもらえて、だんだん教えるのが楽しくなりました。上手く教えられない時もあったけど、一生懸命聞いてくれるので教えていて、やりがいを感じました。
【Sさん】
活動では、中学生の学習を横で見守ったり分からない部分を教えたりしています。学習支援ということで中学生に教える立場でボランティアを行っていますが、中学生と一緒に私自身も勉強を学ばせてもらっていると感じています。
参加している中学生はみんな自主的で、解けない問題が少ない中学生が多く、尊敬の思いがあります。それでも、中学生一人ひとりの勉強レベルや集中力などはそれぞれであるため、当日担当する中学生の状況に合わせて、私自身の接し方を変えています。分からない部分があった際に、「分からない」と質問する中学生に対してはその時に一緒に考え教えています。しかし、質問する中学生は少ないため、書く手が止まったり参考書を見たりしていたら、声をかける工夫をしています。そして、分からない時は一緒に考え教えています。
中学生の学習のサポートになっているか不安はありますが、中学生の成長につながるよう努めていきたいです。
【Nさん】
私は大学1年生の頃から3年ほど、学習支援のボランティアの活動を行なっています。活動を通して、学生の方々の目標としている高校や成績を目指す過程を支援してきたことで、学生の方々が勉強面だけでなく、精神面でも自立していく姿を見ることが出来て、その姿から目標に向かって頑張ることやその目標を支援する人の存在が大切だと感じました。
・担当教員から高校生へのメッセージ
新潟医療福祉大学社会福祉学科では、北区学習習慣支援プログラムの学習支援サポーターとして、学生が活躍しています。
実際に参加している学生からは、中学生との交流をとおして、共に目標をもって経験することができ、自分自身も成長できたとの声が届いています。