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2017年3月 9日 (木)

佐近研究室、幼児の体育・遊び指導1(年中4歳児)

いきいき放送局へようこそ!

本日は、研究室での活動について紹介します。

佐近研究室では研究協力機関(保育園2園)にて、年中(4歳児)、

年長(5歳児)を対象に「主体的な身体活動による心と体の発育発達」を促す

「体育・遊び」指導を月に2回行っています。

研究室に所属する学生が同行し、指導実践の経験から理論と指導技術の整合を

すすめ「実践知」を形成します。

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到着して広い体育館で遊びたい意欲を大切にし、主体的に活動します。

15分程度は体育館を走る活動が中心ですが、徐々に活動が変化しだします。

 

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そこで、指導者が座るとこども達は自然と集まってきます。

これは、欲求が満たされ、次の活動を求めているタイミングであることに加え、

こども達と指導者の間にラポール(信頼)が構築されている証拠です。

信頼は「今日はどんな楽しいことがあるのか」、

「今日は何を教えてくれるのだろう」、「楽しいことあるの?」という

欲求の根源に根差した場所で結ばれています。

集まったところで、挨拶をします、礼節を大切しています。

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後ろ向き高這い(うしろ熊歩き)

普段行わない動きへの対応、自分の体を動かすための予想と実施、修正の体験。

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臀部と脚のみでの移動

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「しししのびあし」の歌に合わせ忍者に見つからないように変身します。

歌に合わせて体を動かす(速さ、声の大きさの調整し変化への対応)、

写真はシールに変身しており、学生忍者が指や足をタッチしはがそうとします。

それに対してはがされないよう力を入れ耐えます、

学生忍者は幼児の発達を踏まえ(発達の順序は体の中心から細部へ)、

拮抗する力で刺激します。幼児にとって刺激される指、そこへの力の集中は

双方向の神経伝達の刺激になります。

興味が移りやすく、注意が様々な点に向く幼児期の指導は高度の技術が必要です。

集中と注意力を楽しさで先導する指導方法取得は、

幼児から高齢者、障害児から認知症高齢者まで、すべての世代において有効です。

 健康スポーツ学科3年馬場貴大

体育館に入ってくるなり、元気よく走り回る園児たちを見て、

自由に走り回まわり、遊べる空間を楽しみにしているのだと感じます。

体育館を広く活用し、園児の主体的な遊びを支援、環境設定を行うことで

園児たちが気持ちよく身体を動かす場の提供することができるのだと思いました。

皆さんも、佐近研究室で幼児の遊びの支援に関わりませんか?

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