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2017年3月14日 (火)

佐近研究室、幼児の体育・遊び指導2(年長5歳児)

いきいき放送局へようこそ!

前回に引き続き、今回も佐近研究室での活動紹介となります。

年長組はあと1か月で小学1年生です。保育園の先生と連携し、

体育・遊びの面から意欲を育て、体を動かすことが好きなこどもを育ててきた、

総決算です。今年もたくましく元気な年長組になりました。

 

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体でジャンケンダッシュ

二人一組で「体」全体を使ったジャンケンを行い、ジャンケンで勝ったものは、

出したジャンケンのポーズのまま、相手を一周します。

タイミングを合わせ体で表現する(調整力)、普段行わない姿勢での移動

(新しい体験による楽しさと平衡能力)、不安定なジャンプの繰り返しは

小脳をはじめとした平衡感覚を刺激します。

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ラダーやサーキット運動は、それぞれの課題にあわせて素早く体を動かします。

それぞれのパートに合わせた動きが体験できます

(識別、反応、変換、バランス能力)。

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ボールを使った活動は、投げる、蹴る、つかむといった基本動作の体験に加え、

調整力(ボールと自分の距離間:定位能力)を養えます。

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押し出し鬼は二人で並んでいるときは安全、隣に座られると押し出され逃げる、

といった鬼ごっこです。多様な動きの経験、識別・変換・反応能力といった

調整力が求められ、総合学習ができます。

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お寿司屋さんの歌に合わせ、お客さんの注文に答えます。

「まぐろ一丁」と言えば、一人がシャリになり、

もう一人は重なってネタになります。

創造性や協調性が求められる身体表現活動です。

 さて、上記写真は何を注文したでしょうか?

答えは「とても、なが―――――い、かっぱ巻きです」。

こどもたちの想像力や感性を刺激し、新しい発想を生み出すような関わりが

発達を促進させます。体育指導者や保育者には、発育発達の正しい知識、

こども達の主体的な活動を導く環境設定の技術が求められます。

 スポーツは競技性が強い活動ですが楽しさに趣を置いたスポーツもあります。

また、レクリエーションは楽しさを共有することを重視しますが、

得点や勝敗を競う活動もあります(スポーツ・レクリエーション)。

両者を正しく理解し、対象に合わせるようアレンジし、

必要な指導や支援を提供することが求められます。

大学の授業で学んだ理論に実践力を掛け合わせることもできる場は

自身の力を試すことができ、さらには洗練化に繋がります。

健康スポーツ学科3年稲田悠人

「幼児の運動教室に参加させていただきました。園児の元気に走り回る姿は、

昔の自分を見ているようでした。サーキットでは、速い園児もいれば、

丁寧にこなす園児もいて一人一人の良い部分が見られました。

今後も園児と一緒になって学び楽しみたいと思います! 」

今後も、様々な研究室の活動を紹介していきます!

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