【社会貢献・ゼミ活動】ひとり親家庭の子どものための「2020にじっこキャンプ」
いきいき放送局へようこそ!
本日は、吉松梓先生より「2020にじっこキャンプ」についてご報告いただきます。
今年は新型コロナウィルス感染拡大の影響で、突然の学校休校、非常事態宣言時には公園など公共施設の閉鎖、夏休みの短縮など、子どもたちが外遊びや自然体験をする機会の多くが失われてしまいました。
また、子どもを育てる親にとっても、学校休校の影響でテレワークをしながら子どもを見なければならなかったり、経済状況が困窮したりと非常に困難な状況となりました。
特にひとり親家庭においては、これらの困難が何重にも重くのしかかっていると言われています。
そこで、たくさん我慢しなければならなかった子どもたちに自然の中でのびのびと遊べる時間を提供したい、困難な状況にあるひとり親(多くはお母さん)に少しでもホッとできるひと時を持ってもらいたいという思いを胸に、「2020にじっこキャンプ」を開催しました。
今回はその様子を報告します。
2020にじっこキャンプ<夏> 8月7日(金)〜8日(土)1泊2日
夏のキャンプは、あいにくの雨・・・で川遊びなどができませんでしたが、仲間づくりゲーム、野外炊事、キャンプファイヤー、テント泊、クラフトなどをして楽しみました。
はじめは緊張していた子どもたちも(大学生スタッフも)あっという間に仲良くなり、帰る頃にはとびっきりの笑顔になっていました。
2020にじっこキャンプ<秋> 10月11日(日)日帰り
秋のキャンプは暑いぐらいの晴天に恵まれ、ネイチャーゲーム、ピザ&焼き芋づくり、ネイチャークラフト(ハロウィーン)を行いました。
2ヶ月ぶりの再開も、仲良くなるまでに必要な時間はたった5分!秋の自然や食べ物、そしてキャンプの仲間とたくさん触れあった一日となりました。
キャンプ後には「キャンプで友だちができたよ」「キャンプのことを夏休みの日記に描いたよ」「お家で料理をやってみたよ」と参加者の子どもたちや保護者からたくさんの嬉しい報告をいただきました。
また学生スタッフとして参加したゼミ生にとっても、久しぶりの(人によっては初めての)野外活動指導実践となり、子どもたちと体当たりで活動し、学びを深めてくれました。
今後もささやかながらもCamping for everyoneの活動を続けていきたいと思います。
以上、吉松先生からのご報告でした!
健康スポーツ学科では、学生主体の地域貢献活動を積極的に行っています。
健康スポーツ学科