専門的なお話し Feed

2014年5月15日 (木)

BMS_2014 in Canberra

confidentいきいき放送局へようこそconfident

本日は学会発表参加報告ですupup

オーストラリアのキャンベラにて開催された水泳の国際学会である「Symposium on Biomechanics and Medicine in Swimming」に本学科の3人が参加してきました。

下山好充先生downwardright

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Img_7453 タイトル「Effects of active and passive recovery on muscle oxygenation during interval swimming」

市川浩先生downwardright

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タイトル「Difference of hydrodynamic force on foot between front crawl 6-beat and flutter kicking」

私、奈良梨央も発表しましたdownwardright

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Img_7661 タイトル「Effect of leg-sinking torque on energy expenditure during leg-kicking」

これからも健康スポーツ学科では研究成果をドンドン発信していきますscissors

興味のある学生はどんどん教員に声をかけてくださいshine

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2014年5月12日 (月)

山代幸哉講師らの論文がBrain Topographyに受理されました!

shineイキイキ放送局へようこそshine

本日は、研究成果報告です。

健康スポーツ学科の山代幸哉講師らが行った研究が、国際誌「Brain Topography」に掲載されることが決まりました!!

山代幸哉講師らは、これまで「ヒトの変化検出のための神経機構」や「アスリートの感覚情報処理機構」について研究を行ってきましたthinkflair 

Title: Effect of changes in stimulus site on activation of the posterior parietal cortex

Yamashiro K, Sato D, Onishi H, Sugawara K, Nakazawa S, Kameyama S, Maruyama A

私達は自己を取り巻く環境の変化に無意識に気づきますflair

これまでの研究において、ヒトの感覚系(聴覚、視覚、体性感覚)には自動的に変化を検出する機能があることが報告されてきましたpencilflair

本研究では、体性感覚において「刺激部位変化」に対して特異的に活動する脳部位の同定に成功しましたsign03

実験では2か所の刺激を行い、その距離を広げていきましたeyeshine

その距離が広がるにつれて被験者は「はっ!」とするドッキリ効果が大きくなる傾向にありますpaper

これは刺激を無視している間にも同様に起こりますcoldsweats02!!

実際に、2箇所の刺激の距離が大きくなればなるほど後頭頂葉と呼ばれる脳領域の活動が大きくなりました。このことから、この部位が刺激の部位変化の同定を担っている可能性が示唆されましたsign03

健スポでは今後も研究に力を入れて行きますwinkpunch

研究に興味がある学生はぜひ声をかけてくださいsign01

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2014年4月10日 (木)

第30回国際臨床神経生理学会参加報告

イキイキ放送局へようこそhappy01
本日は学会発表参加報告ですsign03

ドイツで開催された国際臨床神経生理学会に本学科から3人が参加してきました!
丸山学科長downwardright

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タイトルは「Differential effect of mscle fatigue on short-interval intracortical inhibition and short-interval intracortical facilitation in motor cortex」

佐藤大輔先生downwardright

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タイトルは「Water flow stimulation increases excitability of primary motor cortex at rest and during movement -a transcranial magnetic stimulation and EEG study」

私も発表しましたdownwardright

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タイトルは「Effect of changes in stimulation sites on activation of posterior parietal cortex」

学会の規模は非常に大きくとても有意義な学会となりました。
また、著名な方の発表も多くありその一人、ミラーニューロンを探し出した
リゾラッティ教授の講演もありました!

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今後も健スポでは研究成果をドンドン発信していきますsign03
研究に興味がある学生は各指導教員を訪ねてみてくださいnote

2014年3月 6日 (木)

水に入るとヒトの脳活動はどうなるの?

イキイキ放送局へようこそwinksun

健康スポーツ学科の学生・教員は,健康やスポーツに関する研究を進めています!!

今回は,「水に入ると脳活動はどうなるの?」という実験の様子を紹介します.

 

水は,私たちの生活において欠かすことのできないものですfish

食事,掃除,お風呂,トイレなど私たちの生活の至るところで活躍していますflair

最近では,健康増進を目的に,水の中で歩いたり踊ったりする水中運動が盛んになってきていますhappy02good

 

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水中運動を楽しめるデイサービス施設もあるほどですeye

 

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そんな「水」が脳の活動にどのような影響を与えるのかを調べている様子ですflair

大きな浴槽には,水が張られていますeye

 

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その周りには脳の活動を測定する機械が並びますslateshine

 

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今回は,水に浸かった状態で脳を刺激しているようですeyeshine

 

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どんな結果がでるのか楽しみにしていてくださいsign03

健康スポーツ学科は,より良い教育を推進するために,研究活動にも力を入れています!!

大学ならではの専門性の高い勉強をしてみませんかsign02

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2013年6月19日 (水)

佐藤大輔先生朱鷺賞受賞!!

イキイキ放送局へようこそhappy01
6月7-8日,新潟市の朱鷺メッセにて第28回日本生体磁気学会が開催されましたsign03

本学会は日本全国で開催され,今回は新潟開催となりました.
大会長は国立病院機構西新潟中央病院院長の亀山茂樹先生
副大会長は本学運動機能医科学研究所の大西秀明教授でした.

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ポスター会場の様子
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講演の様子!

本学会には,約200人の参加があり,35歳以下が発表するU35には47題,一般ポスターには29題の演題登録がありました.

このU35のなかの優秀発表賞(朱鷺賞)佐藤大輔先生の演題が選ばれました.
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テーマは「腋下浸水における流水刺激が一次運動野の興奮性に及ぼす影響」です.

起流装置(ジェットバスlike)を用いて流水刺激を体幹および下肢に呈示した際に,脳の一次運動野の活動が高まるという内容です.
大輔先生は,元競泳選手ということもあり,競泳選手への応用や運動学習,リハビリへの応用を視野に入れ実験を進めています.

今回の発表も内容も充実、発表も最高の出来で、受賞にふさわしい内容でした!!
おめでとうございました!!

また、山代も実力不足ながら初めてシンポジストを務めさせていただきました.
タイトル「体性感覚におけるOnset/Offset反応」
質問に対してうまく答えられず、発表後に反省しました。。

健スポでは、より一層、研究を頑張っていきたいと思います。
研究に興味のある学生はぜひ声掛けしてください。

2012年11月28日 (水)

山代らの論文が受理されました!

イキイキ放送局へようこそhappy01
本日は論文掲載の報告をさせていただきますshine

健康スポーツ学科助教の山代らの論文が、
「Experimental Brain Research」に掲載されました.
「Experimental Brain Research」は1966年から46年の歴史を持つ神経生理学分野の雑誌です!

今回の研究では、野球選手の脳に起こる可塑的変化について調べています!
野球選手はボールを握り、投げ、バットを握り、振りますbaseball
この時に指や手の平には繊細な感覚が求められます!
よって、一般のスポーツ選手(ランナー、サッカー、水泳など)に比べ、手の刺激に対して鋭敏に
反応できるのではないかと考え、実験を行いましたflair

その結果、野球選手はスポーツ郡に比べ、脳活動と反応時間が約20ミリ秒短縮していましたbleah
このことから、野球選手では手の感覚情報処理に対して、新たな神経回路が形成される可能性が示唆されましたsign01

本研究は本学の野球部員や強化部の学生に被験者を依頼し、多くの協力者のおかげで形になりました!協力してくれたみなさま、ありがとうございましたsign01
今後も、基礎研究と応用研究を同時に進めていきたいと考えていますshine
研究内容に興味ある学生はぜひ一緒に研究をしましょうhappy01

2012年11月21日 (水)

国際学会発表!

イキイキ放送局へようこそhappy01
今日は国際学会について報告します!

今回の学会は,
「The 4th International Congress on Physical Activity and Public Health」
「Australian Conference of Science and Medicine in Sport」
「The National Sports Injury Prevention Conference」の 3学会が合同で開催された学会でしたsign03

本学会はオーストラリアで開催されるスポーツ医科学に関する学会です。
競技力向上、健康増進、怪我の予防、疲労回復、リハビリテーション、などスポーツ科学やスポーツ医学に関連する幅広い分野について、800以上の発表が行なわれました。
「生活習慣」と「スポーツ科学」と「外傷予防」の合同学会というところです.

本学からは演者として下山先生が共同演者として永野先生が参加されました!

下山先生はポスター発表を行いましたgood
発表演題: Metabolic profile of moderate-intensity interval swimming
(水泳のインターバルトレーニング中の代謝特性について)
国際学会も余裕の下山先生ですflair

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シドニー・・・よさげなところですねshine

永野先生はスポーツ科学の分野で,
"Relationship between hamstring muscle kinematics and hip rotation during the terminal swing of the sprinting gait cycle" という演題の共同研究者として参加しました.

本研究は,疾走中のハムストリングスと股関節運動に注目したものです.

他にも,オーストラリアはスポーツ外傷予防に力を入れている国であり,ラグビーやフットボールにおける興味深い研究結果が多く発表されていました.

2012年11月19日 (月)

学会発表報告!

イキイキ放送局へようこそhappy01
本日は第42回日本臨床神経生理学会の様子を報告しますkaraoke

本会は毎年1回開催される神経生理の学会です.
今回、本学からは13題の演題が発表されましたsign03

本学科からは丸山学科長、佐藤大輔先生、山代が発表してきましたsign01
また、大学院2年の堀内さんも学会に参加しましたshine

丸山学科長と山代は初日に発表でしたeye
丸山学科長の演題
「脚運動の筋疲労が非運動筋における皮質内抑制および背側運動前野-運動野連結の興奮性に与える影響」

なにやら難しい演題名ですが、脚運動の筋疲労が運動していない手の脳領域の興奮性にも影響をしますよ!という研究ですhappy01
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upwardright発表する丸山先生

downwardright発表後に堀内さんと記念撮影
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私は「刺激部位の変化量がSI/PPC活動に与える影響」について発表しましたshine
刺激位置の変化が大きくなればなるほど、一次体性感覚野の活動が高まりますよっていう研究ですsign01

今回は研究所時代の師匠からも質問されました(汗)
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2日目に大輔先生の発表がありましたsign03
大輔先生の演題は「浸水が短潜時および長潜時求心性抑制に及ぼす影響」について発表しましたsun水に浸かると感覚運動野の活動が高まりますよっていう研究ですnote
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現在は基礎的研究ですが、大きな野望が眠っています(笑)

このように学会では日頃の研究成果を発表します!
研究に興味のある学生は各先生の研究をしらべて、研究室を訪れてみてくださいsign01

2012年10月 3日 (水)

第67回日本体力医学会大会!

イキイキ放送局へようこそhappy01
本日は、第67回日本体力医学会大会の様子をお届けしますeye

日本体力医学会大会は、日本で開催される体育の学会では最大級の規模で行われます。
今年も健スポからは5人の教員が演題を発表しましたsign01

初日に柵木先生の発表がありましたsign01
演題は「回転円盤型計測器を用いた膝関節回旋可動域計測の信頼性と妥当性の検討」
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質疑も活発に行われ、盛況でしたhappy01
先生の研究では測定のための「ものつくり」から行っています!

翌日は、佐藤敏郎先生、佐藤大輔先生、山代、吉田先生が発表でしたup
発表時間の関係で佐藤敏郎先生の写真をとることができませんでしたcoldsweats02

演題は「幼児期における体力と父子間の遊び頻度の関係」でした。

佐藤大輔先生の演題は「長時間の浸水による皮膚温低下と皮質脊髄路興奮性との関係」
経頭蓋磁気刺激装置を使った実験ですsign01
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私の演題は「トレーニングが体性感覚誘発電位および単純反応時間に及ぼす影響」です。
今回の発表では、多くの先生から有益な示唆をいただきましたhappy01
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最後は吉田先生、
2年ぶりの学会発表で緊張されていましたsweat01
演題は「伸縮性テーピングが痛覚誘発電位に与える影響について」
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質問に答える吉田先生!
私たちもいろんなところで知識を吸収しなければなりませんsign03

学生のみなさんも貪欲に学びましょうhappy01
本学では「UROP」という研究プロジェクトがあります!
研究に興味のある学生はぜひ相談にきてくださいnote

2012年9月 5日 (水)

体育学会第63会大会

いきいき放送局へようこそhappy01


去る8月24-26日、東海大学湘南キャンパスにて、体育学会が行われましたpaperclip
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我が健康スポーツ学科からも佐藤敏郎先生と中島先生が参加して参りました

佐藤先生は「年長児における出生順および兄弟姉妹の有無の違いによる体力特性」のテーマで25日に発表、またご自身の発表の他に、座長も務めて参りましたcatfacepencil
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中島先生は「ダンス学習における『ものを使った表現』に関する研究」を24日に発表して参りましたkaraoke(残念ながら写真はありません)

3日間とも快晴で、いい天気sun
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体育学会では、一般研究発表の他に、シンポジウムというプログラムも、各分科会等で行われていました。
25日夜の特別プログラムではダンス発表が行われていました。
ダンス必修化に向けた様々なプログラムですshine
観賞のはずがなぜか・・・最後は皆踊って一体となっていましたnote
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このように大学での講義だけでなく、学会等でも活躍されている先生が健康スポーツ学科にはいらっしゃいますpaper
今後も頑張ってくださいshineshine