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2008年8月

2008年8月 6日 (水)

脳卒中 stroke

「脳卒中」ということばを聞いたことはありませんか?
「脳卒中」は脳出血(脳の血管が破れる)や脳梗塞(脳の血管がつまる)でおきる発作の総称として使われてきたことばで、「脳血管障害」の分類のひとつです。

脳血管障害は、言語聴覚士が関わる失語症にとても深く関係しています。

失語症はことばをつかさどる脳の細胞が死んでしまうために起こる障害です。
手や足を少し切ってしまっても少し出血が起こるくらいですぐに治りますが、脳では少しの出血や傷でも生死に関わる問題になることがあります。
それぐらい脳はデリケートな臓器なのです。

人間の全身血液流量は体重の8%とされており、体重50キロだと約3.7リットルになります。3.7リットルのうち、脳には15~20%もの血液が使われているそうです。脳の重さは約1350グラムですので、50キロの体重だと占める割合はたったの3%になります。

こんな小さなところに大量の血液が必要なのは考えてみればすごいことですね。

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写真<<脳の血管(動脈)

2008年8月 1日 (金)

夏草や

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兵(つはもの)どもが夢の跡 〈奥の細道〉
―ということで、前期定期試験が終了しました!

大学の講義は4月~7月の前期、9月~2月の後期にわかれています。
前期に履修した科目の総まとめとして今年度は7月22日~8月1日の期間に定期考査(試験)が行われました。

本日、試験日程終了で学生は悲喜こもごもの様子。
点数が合格に満たなければ再試がまっていますので、合否が掲示されるのをドキドキしながら見ています。
しかし、大学での科目はいずれ4年生の2月に行われる言語聴覚士国家試験に関係するものがほとんど!合格したからといって安心はできませんよ!

写真>>試験会場(D104講義室)

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