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2008年9月

2008年9月 3日 (水)

錯覚の世界

オープンキャンパスでのプログラム紹介をひとつ。

本学で履修する講義のひとつに『学習・認知心理学』があります。

この授業では、人が見たり聞いたり感じたりしたものをどのように捉えているのかという『認知』について勉強するのですが、実はこの『認知』、いろいろなものに影響されて実際とはことなったものになる時があるのです。

これを「錯覚」と呼びます。

言葉で説明するのが難しいので、絵で見てもらいましょう。

この図はミュラー・リアーの錯視です。

Myura_2

みなさんも一度くらいは見たことがあるのではないでしょうか?

矢の真ん中の線はどちらも同じ長さなのですが、下の線のほうが長く見えます。

これは異なる角度の矢羽根を書き込むことによって、線の長さも異なって見えるという錯覚です。

オープンキャンパスでは、この他にも面白い錯視を展示していますので不思議な世界を体験しにきてください!

2008年9月 2日 (火)

声を視る

テレビドラマなどで、警察機関が声や音を機械で分析している場面を見たことはありませんか?

人の声は個人によって異なります。それは、のどや口、舌の大きさや形、また、動かすときの癖などがそれぞれ違うためでもあります。

音声の特徴は周波数分析を行うことによってわたしたちも目で見ることができます。オープンキャンパスでは音声プログラムで実際に声をサウンドスペクトログラム(ソナグラム)という図で表すデモンストレーションを行っています。

自分の声を分析して、お友達のデータとくらべっこするのも面白いかもしれませんね。

Onsnei_2

図は音声プログラムの画面(例)。

上の黒い線が音声波形、下の青い画面がソナグラム。

2008年9月 1日 (月)

今日は何の日?

本日9月1日は日本言語聴覚士協会が定めた「言語聴覚の日」になります。

平成10年9月1日、日本の法律として「言語聴覚士法」が施行されました。

この法律により、医療機関等で言語聴覚士の仕事をすることができるのです。

20080831_leaflet1pdf

参照>>日本言語聴覚士協会HP
http://www.jaslht.gr.jp/index.html

2008年度 第3回言語聴覚士国家試験模擬試験

今日は国家試験の模擬試験を行いました。

言語聴覚学科では、3年後期から4年の2月に行われる国家試験直前まで、複数回の模擬試験を行います。

今回の試験ではこの夏の勉強の成果が試されます。
結果は当日の夕方か翌日には通知されます。細かい分析結果を基に、各ゼミ教員から伸び悩んでいる科目などを、どのようにして伸ばすのかアドバイスを受けます。

一人一人勉強の仕方にも個性があるので、それに合わせた丁寧な指導を行っています。

また、本日は厚生労働省の官報で今年度の言語聴覚士国家試験について発表があり、平成21年2月14日(土)に決定したそうです。

もう試験まで6ヶ月をきってしまいましたが、学生・教員ともに一丸となって合格を目指してがんばります!!

厚生労働省HP 第11回言語聴覚士国家試験についてはこちら

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