先日、大学全体の中で学生からの評価が高い先生に送られる賞(ベストティーチャー賞)が発表になりました
今回、言語聴覚学科の今村徹先生がベストティーチャー賞を受賞されました
今村先生にお話を伺いました
受賞しての心境をお聞かせください。
今回選ばれることになったのは、学習支援センターの取り組みや院生のサポートなど大学全体で取り組みがあってこその効果が表れたんだと思います。
授業をわかりやすくするために工夫した点はありますか?
自分が勉強して納得できることを可能な限り授業へ反映させる工夫をしました。
後は暗記をするのではなく、理屈で理解するように伝えました。
僕の授業で暗記をするように言うことは14回の授業のうち2、3回しかありません。先生のこだわりポイントはありますか?
妥協しない
在学生へひとことおねがいします
前に勤めていた先生が言っていましたが、学生のテストの成績が教員の評価であると言っていました。再試験になる学生が減ってきており,テストの成績が良くなっているのがうれしい。こんなに厳しくやるのに高い評価をつけてもらうことは喜ばしいことです
今村先生の授業は妥協を許さず、わかるまで徹底的に再試験を行うことで有名な先生ですが、皆さんには先生の熱意が伝わっているようですね
本当におめでとうございました
特報特報
テレビ新潟(てとてとTeNY)の取材がやってきました
取材を受けたのは吃音をご専門にされている渡辺時生先生です
吃音(いわゆるどもりの状態)のことについての特集です
実際の患者さんの訓練場面などもまじえた内容となっています放送は5月27日(火)18:13~『夕方ワイド新潟一番』のニュースのコーナーで放送される予定です
皆さん、見てくださいね
こんにちは
前回、吉岡先生のご研究について触れましたが、ことばの遅れがみられるものには
『自閉症スペクトラム』といわれるものがあります。
では、自閉症スペクトラム(ASD)とはどのような症状なのでしょうか?
現在概念の整理が行われており、概念化にはさまざまな説がありますが、
大まかに、従来自閉症といわれていたもの、アスペルガー症候群、レット症候群など、生まれつき社会性や他者とコミュニケーションが困難になる症状を持つ人たちの総称であるといわれています。自閉症スペクトラムの人は、生まれつきの脳の発達の違いから他の人の気持ちや感情を理解したり、言葉を適切に使ったり、一般的な「常識」と思われることを身につけることも苦手です。
言語聴覚士は、将来に悪影響となるような環境をつくらないために、適切な環境調整やコミュニケーション指導を行います。
毎年4月2日が国連の定めた自閉症啓発デーです
ホームページはこちら
朗報です
我が言語聴覚学科の吉岡豊先生のご研究が奨励賞を受賞されました
新潟医療福祉学会の学会誌に掲載されています
『定型発達児と言語発達障害児における初語の調査』
という論文です。
ことばの遅れがある子は,はじめて意味のある語(初語といいます)を発することが、年齢的に遅くなるといわれているますが、これは本当だろうか
ということを検証した研究です
『Niigata journal of health and welfare / Niigata Society of Health and Welfare 12巻』に掲載されています。
こんにちは
今日は4月から新しく合同研究室にご着任された市野千恵先生をご紹介します
市野先生は本学の卒業生なんですよ
こんにちは、先生のご出身はどちらですか?
長岡市です。
先生のご経歴を教えてください。
新潟の愛広会で言語聴覚士として働いていました。
病院や介護老人保健施設、入所サービス、通所サービスなどで
仕事をしていました。学生時代の思い出を教えてください。
皆と同じように悩みはたくさんありました。
・・・と言うと?
入学してすぐに大学を辞めようと思いました。
『言語聴覚士』という名前を聞いて、入ってきたので、
専門の科目も少ないし、勉強したい内容と違うと思ったので。そうなんですよね、始めは解剖学とか生理学とか英語とか、
何に役に立つのかよくわからないし、内容も難しいですね。
どうして大学を続けようと思ったんですか?親戚に説得されてですかね
でも、卒業研究や国試の勉強を始めてからストイックに
自分の好きなことを学べるのは楽しいと感じるようになりました
医療系を目指そうと思っている高校生へ一言お願いします。
人と関わる仕事はやりがいがあって面白いです
人と関わることが好きな人は是非言語聴覚士も考えてみてください。在学生へ一言お願いします。
悪いことは人から指摘されてよくわかっていると思いますが、
自分の良さを見つけてください。よく自分には何も良いところがない
という人がいますが、そういう人は合同研究室に来てください
見つけてあげますよ頼りがいのある市野先生、ありがとうございました
今後ともよろしくお願いします