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2018年8月 7日 (火)

認知症と家族支援~日本言語聴覚士協会主催の全国研修会に行ってきました~

こんにちは。STkouhouです。
 
今回は当学科の渡辺先生から、研修会の報告をいただきましたのでご紹介いたします。
 
 
 
この研修会は、言語聴覚士の全国組織である、日本言語聴覚士協会主催の研修会です。
渡辺先生は日本言語聴覚士協会の生涯学習部長を務めており、今回の研修会の準備にも関わっていらっしゃいます。
 

 
7月22日(日)に大阪で日本言語聴覚士協会主催の平成30年度第2回全国研修会が開催され、私も参加してきました。
道頓堀で、大阪名物のお好み焼きと豚まんもしっかりといただいてきましたよ
 
 

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さて、研修会は、午前・午後に1講座ずつ開催されました。
 
午前では、本学の今村徹教授が講師として講義されました!

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今村先生の講義のテーマは
「認知症入門:臨床症候群としてのアルツハイマー病とエンパワメントを志向した家族支援について」でした。
 
2時間のうち、前半は「臨床症候群としてのアルツハイマー病」、後半は「エンパワメントを志向した認知症の家族支援」という内容でした。
 

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前半では、認知症の診断には、病歴聴取による経過と生活上の症状の情報収集が特に重要であることを中心にお話されました。
 
後半では、認知症のご家族の手記を踏まえ、家族と本人に対してエンパワメント(自己効力感、問題対処能力の獲得)の重要性をお話されました。
 
全国各地から集まった百数十名の言語聴覚士が、熱心に受講していました。
 

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認知症の方への温かいまなざしと、そのご家族・介護者への深い共感と支援する道筋を立てるための的確に洞察する姿勢がご講義のなかで垣間見られ、とても良い感動しましたよ!
 
今村先生の貴重な講義をたくさん受講できる本学科・本学の学生たちは羨ましいな、と改めて感じた一日でした♪
 
言語聴覚士は、養成校卒業後もこうして学会や研修会などに意欲的に参加して、一生涯学び続けることが大切です。いやいやノルマでやるのではなく、皆、目を輝かせながら新しい知識や手技を学んでいます。それだけ奥が深く未知のことが多く、やりがいのある仕事だからです!
 
 
本言語聴覚学科では、今村徹先生をはじめ、様々な学会や研修会等に講師や運営として多く参画・協力しています。本学科への社会からの期待、果たす役割は大きいものがあります。
 

  
渡辺先生、ご報告をよせていただきありがとうございました。
このように言語聴覚士は学校を卒業した後も学習し続けることが必要であり、かつそこがこの仕事の醍醐味でもあります。
 
自分を成長し続けられる言語聴覚士の仕事に興味を持った方、ぜひ下記の学科紹介もチェックしてみてくださいね!
 

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