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2019年1月30日 (水)

とよさか中高年教養大学『健康長寿学』

こんにちは。STkouhouです。

 

本学がある新潟市北区では、『とよさか中高年教養大学』という、北区にお住まいの方を対象とした教養講座が開催されています。
この講座は、長寿社会の生きがいと健康の保持のため、生涯学習していくことを目的としたもので、毎月13科目開講されています。

 
各科目は外部から様々な講師が参加しています。
このうち本学は、『健康長寿学』という科目を担当し、本学の教員が派遣されています。

 

今月1月24日の講座では、本学科の内山信先生が講師として派遣され、認知症について講義されました!

 

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内山先生の紹介はこちら

 

 

今回は41名の参加者が受講されました。

講義では、まず認知症の定義についての説明があり、続いて認知症を生じる病気や、病気ごとの特徴的な症状、治療法についてお話がありました。

 

専門的なお話の他に、新潟県には約10万人の認知症患者がいることや、加齢によるもの忘れと認知症によるもの忘れの違いなど、より身近な話題も挙げられ、受講者の皆さんは熱心に耳を傾けておられました。

 

北区では65歳以上など条件に合った方の場合、もの忘れ健診を無料で受けることができます。

内山先生が非常勤で勤務されている新潟リハビリテーション病院は、もの忘れ健診を実施している医療機関の一つであること、先生はそこでもの忘れ外来の検査を担当されていることが紹介されま
した。

 

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最後に質問タイムもあり、受講者の皆さんの認知症への関心の高さが窺われました。

 

認知症の症状というと、もの忘れ、というイメージがあるかもしれませんが、他にも視覚面や言語面など、脳の様々な高次の機能で障害が生じます。

このような症状の評価やリハビリには、脳の機能に関する知識を持つ言語聴覚士が、今後ますます活躍していくと思われます。

 

内山先生、ご講義いただきありがとうございました!

 

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