授業紹介 Feed

2021年3月 3日 (水)

卒業研究発表会2020年度_桒原ゼミ

こんにちは。

STkouhouです。

 

3/3、3/4の2日間、本学科の卒業研究発表会が開催されました。

この発表会は例年、大教室で学会に準ずる形式で行ってきました。

 

一昨年の様子。発表者は皆スーツを着用し、制限時間を守って壇上で発表します。

もちろん、質疑応答の時間もあります。

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今年度はコロナの感染対策のため、オンラインでの開催となりました。

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発表スライドは画面共有し、質疑応答はカメラ越しに行いました。

会には4年生、全教員、来年発表する3年生だけでなく、

1年生も参加していました!

 

今回は桒原ゼミの発表を紹介します!

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桒原桂講師は聴覚障害児の療育・教育をご専門とされています。

桒原先生の紹介はこちら

ゼミ生の発表も、聴覚障害に関するものとなっています。

 

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桒原ゼミの学生の演題

  • 聾教育の歴史から見るバイリンガルろう教育
  • 人工内耳装用者も音楽を楽しむことができるのか
  • アッシャー症候群について
  • 我が子に対する人工内耳装用を保護者が決意するとき

 

人工内耳とは、補聴器では難聴を十分補えない場合に使用します。

音の聞こえ助ける人工臓器であり、体内に埋め込む必要があります。

人工内耳は装用すればすぐに聴者と同じように音が聞こえるわけではなく、

音の聞こえに対する訓練が必要になります。

 

アッシャー症候群とは、難聴と視覚障害を合併する遺伝性疾患であり、

言語聴覚士は人工内耳装用後の言語発達をサポートします。

 

次回は石本ゼミの発表を紹介します!

 

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2021年2月16日 (火)

訂正ノート作成について

こんにちは。

STkouhouです。

 

本学科では3年生から国家試験対策が始まりますが、

その一環として、訂正ノートの作成を指導しています。

訂正ノートとは、学内模試などの試験で間違えたり自信がなかった問題に対して、

復習を行う際に作成するノートのことです。

 

言語聴覚士の国家試験は、5択の選択問題であり、

学内の模試も同様の問題形式で実施しています。

そのため、間違えた問題をノートにまとめる際、

各選択肢ごとに内容をまとめてしまいがちです。

 

しかし本学科では、そのような一問一答形式でまとめるのではなく、

各問題で尋ねられている項目について、

図や表などの資料を用いて多角的に詳しくまとめるよう指導しています。

 

訂正ノートの資料

良いまとめ方と悪いまとめ方の両例を印刷したものを、

学生が実際にまとめるときの参考として配布しています。 

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国家試験は、一問一答形式の勉強で解答できる問題もありますが、

様々な領域にまたがる問題や、少し捻りのきいた問題もあります。

どのような尋ね方をされても解答できる力をつけるためには、

時間はかかりますが、多角的にまとめる訂正ノートの作成は欠かせません。

正に学問に近道なし、ですね。

 

今年国家試験を受験する4年生も、

3年生時からコツコツと訂正ノートを作成してきました。

ノートの威力が発揮されるのは今週末!

どうか皆の努力が報われますように!!

 

国試まであと5日

 

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2021年1月29日 (金)

後期定期試験が始まりました

こんにちは。

STkouhouです。

 

本学では1/26火曜から、後期の定期試験期間が始まっています。

定期試験の実施形式は、授業がオンラインだった場合は試験もオンラインで実施するなど、

授業の形式に沿って行いますが、

一部の科目では、授業はオンラインで行い、

定期試験だけは対面で実施する場合もあります。

 

教員の研究室がある研究棟は、普段は学生が自由に出入りしていますが、

試験期間だけは、コピー室は立ち入り禁止、研究室も一部立ち入り禁止となります。

教員が試験問題の準備を行うためです。

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試験勉強をする学生の姿が、図書館や食堂など、

あちらこちらの場所で見受けられ、

大学全体が、少し緊張した雰囲気につつまれています。

 

定期試験は2/1で一旦終わり、その後追試・再試期間が2/9まで続きます。

試験が終われば学生の皆さんは、待ちに待った休暇期間ですね!

休暇後の新学期までにコロナが少しでも収まっていることを願うばかりです。

 

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2021年1月 8日 (金)

授業紹介~臨床医の世界~

こんにちは。

STkouhouです。

 

本日は主に1年生を対象とした選択科目、「臨床医の世界」についてご紹介します。

 

医師には大きく分けて2つの働き方があるのをご存じですか?

一つは、患者さんへの診療を主とする働き方です。このような働き方をしている医師は「臨床医」と呼ばれます。

もう一つは、医学に関する研究を主とする働き方です。こちらは「研究医」と呼ばれます。

 

本学が育成する医療職は、臨床の現場で「臨床医」と一緒に仕事をします。

「臨床医」と一口に言っても、診療科によってその内容は様々です。

リハビリテーション科の医師、整形外科の医師、脳外科の医師、神経内科の医師、耳鼻咽喉科の医師、小児科の医師、精神科の医師…

 

この授業はオムニバス形式で、毎回様々な診療科の医師が講義します。

現場で実践している臨床内容はもちろん、

臨床医に必要なスキルや倫理観、

臨床での喜びややりがいなども講義内容に含まれます。

学生たちは講義を通して、臨床医とはどのような存在であるのかを学びます。

 

講師陣は学内医師・学外医師の両方から構成されています。

本日の講師は、本学科の佐藤克郎教授です。

佐藤先生は耳鼻咽喉科医です。

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佐藤先生の紹介はこちら

 

授業の様子。

複数の学科の学生が参加する選択授業です。

今年度は200名近い学生が履修しています。

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例年ですと大教室を一つ使用して開講していますが、

今年度はコロナ感染対策のため、大教室を二つ使用し、

一方の教室に授業動画を配信する方式をとっています。

  

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医療の現場では、複数の職種が協力して一人の患者さんを治療する、

チーム医療が行われます。

チーム医療における医師は、多職種からの情報が集まる中心的存在です。

この授業で学んだことは、将来チーム医療で医師と働くときに、きっと役立つと思います。

 

チーム医療は本学の特色であり、

学年ごとに、チーム医療を学ぶ機会が設けられています。

本学のチーム医療への取り組みについてはこちら

チーム医療を重視する本学への進学をぜひご検討ください!!

 

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2021年1月 6日 (水)

今年もSTS放送局をよろしくお願いします!!

こんにちは。

STkouhouです。

 

あけましておめでとうございます。

本年も新潟医療福祉大学言語聴覚学科公式ブログ、STS放送局をよろしくお願いいたします。

 

本学は1/7(木)が授業開始日ですが、

一部の授業は1/6(水)から開始となっています。

 

その一つ、3年生の講義「言語聴覚障害学基礎特講Ⅰ」についてご紹介します。

この講義は、一定期間毎日開講される集中講義です。

講義内容は、下記の科目を網羅するオムニバス授業です。

成人聴覚障害、内科学、臨床神経学、失語症、摂食・嚥下障害、高次脳機能障害、補聴器、言語発達学、言語発達障害、耳鼻咽喉化学、呼吸発声発語、小児聴覚障害、社会保障論、運動障害性構音障害、解剖・生理学、視覚聴覚二重障害

 

言語聴覚障害学基礎特講Ⅰの時間割。予備日を含め1/29まで予定されています。

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講義は、主に国家試験の出題基準に沿って進行します。

 

例年ですと講義は対面で実施しておりましたが、

コロナ流行中ですので、講義はオンデマンド形式で実施し、

試験のみ対面で行うこととなりました。

 

初日は、オリエンテーションを実施しました。

今村徹教授田村俊暁助教から、講義の内容や本学の国家試験対策について説明がありました。

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今村先生の紹介はこちら

田村先生の紹介はこちら

 

3年生はあと3か月で4年生になります。早いものですね。

4年生になるといよいよ国家試験の準備が本格化します。

早めに準備を進めて、全員余裕を持って本番の試験に臨めるようにしたいですね。

 

本学科ではここ数年、国家試験の高い合格率を維持していますが、

背景には、このような集中講義をはじめとする、きめ細かい国家試験対策があります。

早期から国家試験対策を行う本学科への進学をぜひ、ご検討ください!!

 

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2020年12月23日 (水)

言語聴覚士全国統一模試

こんにちは。

STkouhouです。

 

2021年4月から新サイトに引っ越しました!

新サイトはこちらから

 

国家試験の勉強には、成果を確認する模擬試験(模試)がかかせません。

医師や看護師、理学療法士、管理栄養士などは、民間の業者が実施している模試があり、

多くの養成校に利用されています。

 

しかし言語聴覚士にはこのような模試がなく、

本学では独自に問題を準備して、3年生、4年生向けに学内模試を実施してきました。

 

しかし最近、言語聴覚士にも民間の業者による模試が実施されるようになりました。

本学も今年度初めて利用することとなり、先日12/8(火)に実施しました。

 

業者模試の問題と解答用紙。

国家試験と同様に、午前午後あわせて200問あります。

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年内に業者から、受験した全学生の成績がデータで届くそうです。

受験勉強もいよいよ追い込みの時期。

今回の模試の結果を活かして、合格へ向け邁進してください!!

 

国試まであと60

 

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2020年12月18日 (金)

国試対策特別講座2020

こんにちは。

STkouhouです。

 

本学科では毎年秋になると、

平日夕方の時間に毎日、国試対策特別講座を開講しています。

この講座は、“国家試験の成績に、あと1点の上乗をする”ことを目標に、

各教員が交代で講義し、国家試験に頻出する領域を解説しています。

 

今年度はコロナ対策のため、例年18:00から開講していたところを、

少し早めの17:15からの開講とし、

学生が距離を持って着席できるよう広い教室を確保しました。

 

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この教室は本学科の国家試験対策室でもあり、

日中は本学科の学生が試験勉強に利用しています。

 

本日の担当は吉岡豊准教授でした。

聴覚検査について解説します。

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吉岡先生の紹介はこちら

  

この講座は、大学に毎日来て勉強する習慣を身につけるのにも効果的で、

多くの学生は夕方の講座の時間までを、大学内で試験勉強をして過ごしています。

 

本学科では全員合格を目指して、全力でサポートしていきます!!

 

国試まであと65

 

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2020年12月16日 (水)

グローバルキャリア支援Meeting

こんにちは。

STkouhouです。

 

本学では、国際的な視野を持った医療福祉従事者を養成することを目指しており、

学部生時代に海外研修に行くことを推奨しております。

学生が留学する際に必要となる費用を支援する制度もあります。

 

また、言語聴覚学科では毎年、希望者を対象に海外研修を開催し、

海外の言語聴覚療法に触れる機会を設けてきました。

 

アメリカへの海外研修の1シーン。

アメリカの言語聴覚士から、嚥下障害の治療についてレクチャーを受けました。

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しかし今年度はコロナ禍の影響で、

全学の海外研修が中止となってしまいました。

 

海外研修の代替案として、今年度はオンラインでの交流イベントを複数開催しています。

今回はその一つ、12/12に開催されたグローバルキャリア支援Meetingについてご紹介します!

このイベントは、海外でキャリア形成をした医療福祉関係者から、

経験談をお話いただく企画です。

 

今回のスピーカーは、

言語聴覚士の兼岡麻子先生(東京大学附属病院)です。

先生はボストン大学の大学院にて、嚥下障害の研究で博士号を取得し、

現在も大学病院の臨床に従事しながら、

国際学会で発表し、国際セミナーの講師としても活躍されています。

 

オンラインでの交流の1シーン。

学生が日米の言語聴覚士の仕事の違いについて質問しました。

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先生からは、留学時の生活や、留学で身に着けたことを活かした臨床や研究ついて、

大変興味深いエピソードを交えてご紹介くださいました。

発表はスライドも口頭も、比較的平易な英語で行われ、

英語を得意としない学生も理解できるように配慮してくださいました。

学生は先生に直接質問することで、積極的に参加することができていました。

 

海外の大学や大学院に進学した場合、

大学院修了後は現地の医療施設で勤務する人もいます。

しかし言語聴覚士は言語を対象とした仕事内容のため、

他の職種に比べると海外で活躍しにくい傾向にあります。

母国語でない言語に対して言語療法を行うのが難しいのは、想像に難くないと思います。

 

今回の兼岡先生のお話から、海外で形成したキャリアを生かす方法は、

海外で言語聴覚士として働くことだけではないこと、

国内を拠点としながら、キャリアで培った知識や人脈、

そして英語力を活かして国内外で活躍する道もあることを学びました。

 

海外研修が難しい状況はまだ続きそうですが、

今後も学生の海外への関心を高めるイベントを企画していきます。

 

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2020年12月11日 (金)

連携基礎ゼミ2020

こんにちは。

STkouhouです。

 

2021年4月から新サイトに引っ越しました!

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本学では2年生後期に、『連携基礎ゼミ』という授業があります。

この授業では、全13学科の2年生全員をシャッフルして多数のゼミを作成し、

全学の教員に配属されます。

このゼミは、「連携」という名がつくように、医療現場でのチーム医療を意識しています。

 

例年ですと毎週ゼミ教員のもとに、配属された学生が集まって毎週話し合い、

互いの目指す職業について発表しあいます。

その後、一つのテーマを定めて発表スライドを作成し、

12月の最後の授業では、学科ごとに発表会を行って、授業終了となります。

 

昨年の連携基礎ゼミの様子

このゼミでは「めまい」をテーマに、

屋外で実際に体を動かして検証していました。

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しかし今年度はコロナ禍の影響で、授業は全ての回でオンライン開催となりました。

オンライン講義なら、学生も教員も慣れてきていましたが、

話し合いや文献を調べるといったことは、なかなか難しい面もあり、

例年より苦労もありましたが、

無事すべてのゼミが発表にこぎつけました!

 

発表はパワーポイントで作成した画面を共有して行いました。

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チーム医療を意識したゼミですが、

まだ2年生ですので、テーマは医療とは関係なくてもOKです。

今年度は下記のようなテーマで発表がなされました。

 

意外と知らない!?スポーツ外傷の世代別特徴

東京ディズニーランド(TDL)に行くとなぜ日常を忘れられるのか?

人の心理について

日本人の食事の歴史と朝食のメリット

占いの文化史

大学生の健康に影響を与える因子

日本酒の魅力~せっかく新潟に来たんだから~

20xx年のヒットソングは!?

鬼滅の刃~人気の秘密をさぐる~

多職種連携を生かした健康寿命の延伸

大学生の髪の毛事情

コロナ下における大学生の心身の健康

 

やはり医療系の大学であるせいか、

健康に関係のあるテーマが目立ちますね!

 

3年生になると多く学科において、学外での臨床実習が本格化します。

自分とは異なる道を目指す他学科の学生と交流した経験が、

実習で他職種連携を学ぶ際に役立つことを祈っています。

 

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2020年10月30日 (金)

実習Ⅱ 事後セミナー

こんにちは。

STkouhouです。

 

2021年4月から新サイトに引っ越しました!

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3年生時に行う3週間の学外実習Ⅱ(評価実習)ですが、

コロナ流行の影響が心配されましたが、今のところ順調に進んでいます。

実習Ⅱの準備に関する記事はこちら

9月末から実習が始まった学生は、すでに実習を終えて大学に戻ってきています。

 

大学に戻ったら、実習中に毎日つけていた日誌(デイリーノート)と、

主に評価を経験させていただいた症例についてまとめた症例報告書を、

大学に提出します。

 

デイリーノート(冊子状になっているもの)と症例報告書(A4レポート)

※個人情報保護ため、写真を加工してあります。

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さらに、実習が終わった順に、

『事後セミナー』が複数回に渡って開催されます。

『事後セミナー』とは、自分がまとめた症例の報告を、

3年生および来年実習Ⅱに行く2年生、教員の前で発表する会です。

セミナーは学会発表と同様、発表時間や質疑応答の時間を設定して行われます。

 

例年事後セミナーは、大教室に一同に集まって行われますが、

今回はコロナ感染対策のため、オンライン上で開催されました。

 

実習が始まる前や始まった後も、コロナ感染の心配がつきまといましたが、

学生たちは皆不安に負けずに実習を乗り切り、あるいは今乗り切ろうとしています。

なにより、この大変な状況で実習を引き受けてくださった実習施設の先生方には、

深く感謝いたします。

12月には全員の実習が終了しますが、それまで何事もなく終えられますように!!

 

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