言語聴覚士になりたての卒業生たち 定期総会
こんにちは。STkouhouです。
前回までお届けしていた学術大会と同日に
新潟県言語聴覚士会 定期総会が開催されました。
毎年新入会員の挨拶があり、今年度も本学からの
卒業生が入会しました。
今後の活躍期待しています!!
こんにちは。STkouhouです。
前回までお届けしていた学術大会と同日に
新潟県言語聴覚士会 定期総会が開催されました。
毎年新入会員の挨拶があり、今年度も本学からの
卒業生が入会しました。
今後の活躍期待しています!!
こんにちは。STkouhouです。
今回は前回に引き続き新潟県の学術大会レポートをお届けします。
学術大会では日々の臨床や研究の成果を発表しあう一般演題があります。
一般演題は自ら応募して採択された後発表ができます。
また、今回の大会からは優秀賞が新設されなんと記念すべき
初回の表彰式で本学の卒業生が2名も選ばれました!!
最優秀賞!!
小林航先生 新潟県立リウマチセンター リハビリテーション科
演題名:いわゆる「ハンガー反射」が半側空間無視患者の方向性注意に及ぼす影響-課題遂行態度や内観,ADLの変化からの考察-
また、新人枠でも!!
新人奨励賞!!
佐藤秀和先生 総合リハビリテーションセンターみどり病院 リハビリテーション科
演題名:経鼻経管栄養から経口摂取への移行が可能となった1例-多職種連携により実現できた在宅復帰までの取り組み-
みなさん大変お疲れ様でした!!
次回は本学講師の渡辺先生がパネリストとしてご講演されたパネルディスカッションについてお届けします。
こんにちは。STkouhouです。
前回に引き続き新潟県言語聴覚士会学術大会のレポートです!!
今回は一般演題を中心にお届けします。
新潟医療福祉大学の卒業生からの演題が多くあり大会を盛り上げていました。
会場が複数あったので全員聴くことができずSTkouhou大変残念でした。
また、発表のテーマごとに一つのセッションとして開催され、
その進行役として座長という人がいます。
その座長に卒業生で長岡赤十字病院の伊原先生が選ばれました。
シャント発声・嚥下のセッションで聴講も多かったですが
進行もスムーズで大変良いセッションとなりました。
聴講などでも県内で活躍している卒業生を多く見かけました。
また、今回の大会から優秀賞が新設され卒業生が受賞しました!!
詳しくはまた次回お届けします!!
こんにちは。STkouhouです。
先日は新潟県言語聴覚士会学術大会が開催されました。
新潟県言語聴覚士会は新潟県在住の言語聴覚士が参加する職能団体です。
今年度までは任意団体で活動しておりましたが来年度からは法人化される予定です。
また、活動の一環で毎年学術大会を実施しています。
これは日々の臨床や研究の成果を発表しあい会員相互で知識や技術の向上を目的として開催されます。
新潟医療福祉大学言語聴覚学科の卒業生も多く在籍しており、毎年大勢の参加があります。
今回の大会でも新潟医療福祉大学の卒業生は大活躍でした。
その様子は後日レポート致します。
毎年のことですが在学生も出席している姿がありました。
卒業生と在学生。
一般演題の他にも招待講演などもあり、
今回は中山剛志先生(日本福祉教育専門学校)の
「今後の臨床・教育研究職能活動について考える 」が開催されました。
一般演題やパネルディスカッションでは当大学の関係者が大活躍でしたので、後日それもレポートしていきます!!
こんにちは。STkouhouです。
今回は今年度、科研費を獲得された大石如香先生にインタビューしてきました!
※「科研費」とは「科学研究費補助金」の略称です。科研費はあらゆる分野における優れた研究を発展させることを目的とした補助金で厳正な審査をもとに採択されます。
Q.早速本題の科研費について、まずは獲得おめでとうございます!!今回は具体的にはどんなテーマだったのですか?
A. ありがとうございます‼ 今回採択された研究のテーマは、認知症の患者さんのものの見え方に関する研究です。
Q. その研究テーマの成果はどのように社会の役に立つのですか?
A. 認知症の患者さんは、年々増えていて、65歳以上の高齢の認知症の患者さんは平成24(2012)年は462万人と、65歳以上の高齢者の7人に1人でしたが、平成37(2025)年には約700万人、5人に1人になると見込まれています。医療の分野や社会福祉の分野でも、今後増加している認知症の患者さんに対してどのような対策や支援を行っていくべきか検討されています。認知症の患者さんに対するリハビリテーションの分野もまだまだこれから研究が必要な分野です。認知症の患者さんに対するリハビリテーションでどのような刺激を用いたらよいかなどを明らかにして、より質の高いリハビリテーションの提供に寄与したいと考えています。
Q.大変素晴らしいテーマですね‼ 大石先生はこの他にも研究しているテーマはいくつもあるのですか?
A. 脳卒中や交通事故などで脳に損傷を受けると、ことばや記憶などに障害がおこることがあります。その病態や神経基盤、リハビリテーションについて研究しています。
Q. 言語聴覚士になりこのような分野を専門に研究するようになったきっかけなどはあるのですか?
A. 私は祖母が脳梗塞で重度の失語症(ことばの障害)になり、そのことがきっかけで言語聴覚士になりました。祖母は、話をすることも、字を書くこともできず、コミュニケーションのすべをすべて失い、失意のうちに人生を終えました。そのような経験から、失語症の患者さんの力に少しでもなりたいと、言語聴覚士として、臨床経験や臨床研究を積んできました。
Q. 積み重ねてきた成果が認められ、きっとおばあ様は天国で喜んでくださっていますね!では、大石先生にとって、言語聴覚士という仕事の魅力とは?
A. やはり、患者さんと一対一で関わり、患者さんに寄り添える仕事だというところが、一番の魅力だと思います。ことばが思うように出なかったり、発音が不明瞭で、相手にわかってもらえなかったり、
言語障害をもった患者さんは、他者とのコミュニケーションに消極的になりがちです。そんな時、言語のリハビリに来て、「ここに来ると話ができる。わかってもらえる。」と、毎日楽しみにリハビリに来てくれる患者さんの笑顔がやりがいにつながります。
Q. みなさんにもこのような素晴らしい職業を目指してもらいたいですね。では最後に、言語聴覚士になるための学びの場である新潟医療福祉大学言語聴覚学科の魅力を教えてください。
A. 本学は、『面倒見の良い大学』を標榜しています。言語聴覚学科の教員は、言語聴覚士はもちろん、医師や臨床心理士、看護師、聾学校教諭など、さまざまな臨床経験をもつ教員が揃っています。面倒見の良い先生が多く、そこが一番の魅力だと思います。
大石先生どうもありがとうございました
大石先生が基礎ゼミ学生と交流会を開いた時のお写真もいただきました。
こんにちは。STkouhouです。
先日、新潟県長岡市で嚥下内視鏡(VE)に関する
研修会が開催され、STkouhouも参加してきました。
なぜ、取材もしてきたかといいますと、
本学科の卒業生が主催をしているからです!!
参加者の中にも当学科の卒業生の姿がありました。
卒業生がこのように卒後活躍している姿は、ブログでも
積極的に記事にしていきたいと考えております。
さて、VEとは、「のど」に直接カメラを挿入し、
飲み込みの様子を観察する評価方法です。
研修会には言語聴覚士だけでなく管理栄養士や
看護師、歯科医師など多職種が参加していました。
今後、言語聴覚士の飲み込み(嚥下)の専門性が
さらに求められてきそうです。
こんにちは。
STkouhouです。
先日、新潟市で新潟県言語聴覚士会主催の
「介護予防事業研修会」が開催されました。
当学科からは田村先生が役員として運営に当たられました。
県内で訪問診療をしている歯科医師、リハビリ職の先生方が
講演やディスカッションをしました。
言語聴覚士は医療・介護・教育など活躍の場は多彩です。
当然地域に暮らす方たちの健康を支えていくことも
当然のことながら求められます。
今後さらに地域で包括的に健康を支える視点が
重要となってくるでしょう。
活躍の場の拡大が期待されます。
こんにちは。
STkouhouです。
次回に引き続き桑原桂先生のレポートをお届けします。
今回は番外編
ランチョンセミナーの時に配られた、信じられないほど豪勢なのり弁です。
とてもおいしかったです。
新幹線のホームで購入できます。
郡山にお越しの際は是非是非ご賞味あれ。
上級講座は、いつもどうしても缶詰め状態となってしまい、観光する暇は残念ながら全くありません。
大学の業務がなかったら二日ほど前から郡山入りするのですが、それもできず、残念無念でした。
でもお天気が悪かったのでまあいいかと思っています。
しかし、講座が15時で終わった最終日、新幹線の時間を待つ間、昼間から郡山の地ビールと地酒を堪能しました。
すごく有意義な時間だったのですが、後悔したことがあります。
荷物を預けていたホテルから駅に向かって歩く途中、大きな球を持つビルがあったんです。
何だろう何だろうと気になって仕方なかったので、えいやと道行く人にききました。
「あれは何ですか?」 すると、「あれは、プラネタリウムよ。行ってごらん。いいよ。」とのこと。
名古屋市の科学館のプラネタリウムも球体だそうですね。
プラネタリウムって夢の世界ですよね。
映画よりなんだかスカッとして好きなんです。
事前に調べがついていたら行けたのにと残念な気持ちで一杯でした。
福島県出身のオーディオロジストの友達にすぐにスカイプして話したのですが、「知ってるけど、行ったことない」とのこと。
彼女がアメリカから一時帰国するときに是非一緒に行きますね。
その前に名古屋の科学館のプラネタリウムに行っておこうと思っています。
桑原桂
桑原先生どうもありがとうございました
郡山へお出かけの際はどうぞ参考になさって下さい。
以上で日本教育オーディオロジー研究協議会レポート終了です!!
こんにちは。
STkouhouです。
前回に続き日本教育オーディオロジー研究協議会のレポートをお届けします。
第13回を迎えた今回の上級講座では、聾学校での療育、教育について、あらゆる聴覚検査について、補聴器、人工内耳、補聴援助システムについて、教室の音環境について、病院と聾学校との連携について、また学校現場にいるSTの役割について、など、情報交換を行いました。
今回は、会長の大沼先生のお知り合いであられた郡山市の市長さん(写真)がご挨拶に駆けつけてくださいました。
市長さんは音楽が盛んな郡山市で立派な音楽ホールをいくつか作れという使命を受けて頑張っておられるようで、みなさんが勉強された音響学に関しても一生懸命勉強していらっしゃるという様子をお話しくださいました。
講座では、勉強に来ている聾学校教員の中には難聴の方もいらっしゃるので、手話通訳が付きます。
総会、研究発表、ランチョンセミナー、公開講座などには専門の手話通訳者を雇いますが、選択講座の場合は、日本教育オーディオロジー研究協議会の会員が手話通訳の必要な難聴物と一緒に移動し交代で通訳します。
専門の手話通訳者です。
同志社大学の中瀬先生、手話がお上手です。
桑原桂
桑原先生ありがとうございました。
次回は番外編!?
こんにちは。
STkouhouです。
先日、当学科の桑原先生が日本教育オーディオロジー研究協議会の
第13回上級講座に参加してきました。
桑原先生から参加レポートが届いております。
今回は、「日本教育オーディオロジー研究協議会」について
4年生のみなさんは、国試が終わったところですね。
1年生から3年生までは春休みに入り、ウキウキしていらっしゃるかもしれません。
どの時期にいらっしゃる方々もせっかく春なのですから、いろいろな刺激に満ちた楽しい毎日をお過ごしくださいませ。
まだ大学の授業が始まっていない2017年が始まってすぐ、1月7日から9日までの3日間、私は福島県郡山市におりました。
日本教育オーディオロジー研究協議会の第13回上級講座に参加するためです。
聾学校の先生や大学教員、聴覚障害児のために働くSTや医師が集まり、Audiology(聴覚学)について勉強をします。
聴覚障害児の発達、療育、教育のこと、補聴器、人工内耳の最新情報、ABR、ASSR、OAE、等の機器について、難聴児に関するあらゆることを勉強します。
懇親会では全国各地からいらした先生方と各地域の難聴児たちの現状や今日聞いた講座の内容などについて、お酒を飲みながら大いに語り合います。
日本教育オーディオロジー研究協議会は筑波技術大学の学長であられた大沼直紀先生(写真)が会長を務めておられ、聾学校の教員を中心にろう教育に携わる人々が一堂に会し、メーリングリスト、このような定期的な講座、等を通して情報交換を行っていきます。
そうして日本の難聴児たちが、幸せに過ごし、社会に貢献できる人間に育つことを目的に、私たちがやるべきことを考える組織です。
日本の教育オーディオロジストだけでなく、世界の教育オーディオロジストとも交流をし、ろう教育に関連することに関しては、世界の現状、日本の現状に精通している人々の集まりと考えて頂いて良いと思います。
桑原桂
桑原先生ありがとうございました。
このような研修会などを通じて日々研鑽していくことができることも言語聴覚士の魅力の一つです。
具体的な講習会の内容については次回お届けします