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2014年6月

2014年6月30日 (月)

佐藤大輔講師らの論文が米国の科学雑誌「PLOS ONE」(電子版)に受理されました!!

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本日は、研究成果報告ですsign03

健康スポーツ学科の佐藤大輔講師らが行った研究が、米国の科学雑誌「PLOS ONE」(電子版)に掲載されることが決まりましたhappy01shine

佐藤大輔講師らは、これまで「運動による認知機能・身体機能への影響」や「水中環境における大脳皮質感覚運動野の活動」について研究を行ってきましたthinkflair

今回の研究は、水の流れ(流水刺激)を全身に呈示した場合に、大脳皮質一次運動野の興奮性がどのように変化するかを調べた内容となりますgoodgoodgood

タイトル: Whole-body water flow stimulation to the lower limbs modulates excitability of primary motor cortical regions innervating the hands: A transcranial magnetic stimulation study.

著者:Sato D, Yamashiro K, Onishi H, Baba Y, Nakazawa S, Shimoyama Y, Maruyama A.

水に入るということは、心臓の働きや肺の働きを変化させますrecycle

近年、それと同時に、脳の活動も変化することが分かってきましたeyesign01

これまでの研究において、水に入ることは、大脳皮質の一次体性感覚野、後頭頂葉の興奮性を変化させることが分かっていますsign03

一方、運動を司る脳領域である「一次運動野」の興奮性へは影響しないことが示されていましたdashdashdash

本研究では、水に入るだけではなく、水の流れを人工的に作り出すことで流水刺激を体に呈示することで「一次運動野」の興奮性が変化するかどうかを検証しましたsign01

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その結果、15分間の流水刺激呈示によって大脳皮質脊髄路興奮性の増大および皮質内抑制の減少が認められましたeyesign03

このことは、水の流れを用いることで、運動遂行に重要な「一次運動野」の興奮性を高めることができることを示唆していますupupup

今回用いた流水は、流速0.8~1.0m/secであり,被験者の感想としては、「とても心地よい」ものでしたcatfaceshine

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本研究の結果は、全身性の流水刺激を水中でのリハビリテーションの一つとして、活用できる可能性を示唆していますsign03

健康スポーツ学科では今後も研究に力を入れていきますrun

研究に興味がある学生はぜひ声をかけてくださいnotes

2014年6月27日 (金)

教員学生交流会

いきいき放送局へようこそshadowshine

今日は1年生のゼミで「教員と学生の交流会」について紹介しますeyesign01

【交流会前の様子】

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【学科長の丸山先生から開会の挨拶】

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そして、この交流会で何が行われたかというと…

長縄跳びが行われましたhappy02scissors

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ゼミがペアになり、縄を回しながら数を数えるという協力をしながらも、競い合うというスポーツマンらしい会となりましたrockshine

ゼミの中には、応援だけでなく長縄に参加をした先生方もいましたrunrunrun

【色摩先生と馬場先生】

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【休憩中の学生】

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記録も自分たちで記入をします____pencil

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そして、今回一番長縄を跳んだゼミは…sign03sign03

山崎ゼミでしたsunsunsun

【表彰を受ける山崎ゼミのみなさん】

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おめでとうございますっhappy01sign01

今回の教員学生交流会で深まった絆を大切にしていきましょうwinkclover

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2014年6月24日 (火)

夢を語る会

いきいき放送局へようこそschoolshine

1年生の「基礎ゼミ」という授業では、全学科合同で自分の将来の「夢を語る」という会が毎年開催されますsun

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それぞれの学科代表が1名選出され、将来の夢を話してくれますshadowshine

健康スポーツ学科からは福村香奈絵さんが発表をしてくれましたgood

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福村さんはアルビレックス新潟レディースに所属をしていますrunsoccer

そのサッカーを通して、様々な面から世界を見てきた福村さんeyeshine

将来は世界中の子供たちの手助けが出来るようなボランティア活動をしたいそうです!!

素敵な夢ですねconfidentnote

次の基礎ゼミでは教員学生交流会が行われます!!

何を行うかは…

次回のお楽しみにwinkheart01

2014年6月20日 (金)

第三回学科研究セミナー2

diamondイキイキ放送局へようこそdiamond

前回、越中先生と同じ時間に奈良も現在、取り組んでいる研究について紹介をさせていただきましたcatface

タイトルは「重心-浮心間距離ががけのびのパフォーマンスおよびキック泳中のエネルギー消費量に与える影響」についてですgood

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陸で重心の位置を水中で浮心の位置を測定し、重心と浮心の間の距離である重心-浮心間距離を出しますbearingwrench

この重心-浮心間距離が大きくなると姿勢に変化を及ぼすことが明らかになっていますrecycle

そこで、その浮心-重心間距離とけのびのパフォーマンス(10m通過時間・けのび到達距離)の関係を見たところ、2つの間に関係があるという結果が見られましたflair

しかし、受動抵抗と浮心-重心間距離の関係については,1.0m/sで牽引したときのみに有意な相関関係が認められる可能性がわかりましたdash

けのびパフォーマンスとの関係については,今後より詳細な検討が必要すね~upupup

先生方からたくさんのアドバイスをいただき、私にとっても貴重な時間となりましたconfident

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このように素晴らしい先生方がたくさんいる健康スポーツ学科に興味のある方はぜひ、オープンキャンパスに参加をしてみてくださいねshine

次回は、7月19日ですwinkflair

学生の皆さんも先生方に、どんどん声をかけてくださいnote

2014年6月16日 (月)

第三回学科研究セミナー1

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本日は学科第二回研究セミナー報告です___pencil

今回は越中先生の内容について紹介いたしますnote

運動とエネルギーバランスというタイトルで越中先生からお話しいただきましたsign01              

 

キーワードはAMPK(Activated protein Kinase)というほとんど全ての細胞に存在する酵素ですeyeflair

AMPKの活性化は、運動中の糖取込み促進による血糖値の低下、運動後のインスリン作用の増強、慢性運動によるミトコンドリアの増加や筋蛋白質の合成促進のトリガー(スイッチ)になるそうですsign01

つまり!!

AMPKを活性化させると運動効果が高まると言えますscissors

越中先生の研究によると、AMPK活性にはエネルギー消費量ではなく、ATPの減少量が重要であることから、短時間の運動であってもAMPKを活性化できるようですgood

さらに、体内での熱の産生と拡散のアンバランスを生じさせることにより、筋温を上昇させることでAMPK活性を高めることもできるそうですdashdashdash

つまり、筋温を高めれば短時間の運動であってもその効果を飛躍的に高める可能性があるということになりますimpact

アスリートのみなさん、試してみてはいかがでしょうかsign02

2014年6月12日 (木)

新任教員紹介 part3

catいきいき放送局へようこそchick

本日は新任の先生を紹介いたします。

講師の越中敬一先生ですsign01

以下のようにコメントをいただきましたdownwardleft

「みなさん、こんにちはsign01

今年の4月に本学の健康栄養学科から移動してきました講師の越中敬一ですscissors

生まれは千葉県の茂原市というところで、縁あって新潟にやってきました。

日本列島の東側、太平洋を望む九十九里浜の近くで育ったので、新潟では未だに海が反対の方向にあるような気がしてなりません。もう7年目なんですがね・・bearing

自分が大学生であった頃は、多くの健康スポーツ学科の皆さんと同じように中学校か高校の体育教師になろうと思っていましたpencil

陸上競技をやっていたので体の事には以前から興味があったのですが、気が付くと教師になるための必修科目である「運動生理学」にのめりこんでしまい、研究者への道に方向転換をして現在に至りますwinkgood

運動生理学の中でも、私の研究は主に筋肉の「細胞」に関してですflair

動をすると強い力が出せるようになったり疲れにくくなったりと、様々な運動効果が筋肉に現れてきますが、それらは筋肉の細胞が形をかえたり、細胞の中身がいい感じになることで生じるのですthinkflair

私は、細胞の中身を詳細にチェックすることで、運動によって筋肉が適応するメカニズムを調べているのですshadowpencil

最近は、新しく分かったメカニズムを利用して、トレーニング方法やスポーツ飲料の開発を行っていますrun

頭を使っているようで実は体力勝負な研究wobblysign01

新しく実験室もオープンしましたので、興味があればJ606号室に遊びに来てくださいネnote

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越中先生、ありがとうございました!!

次楽しみにしていてくださいねnote

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2014年6月 9日 (月)

佐藤大輔講師らの論文がAging Clinical and Experimental Researchに受理されました

shineいきいき放送局へようこそshine

本日は,研究成果報告ですsign03

健康スポーツ学科の佐藤大輔講師らが行った研究が,国際誌「Aging Clinical and Experimental Research」に掲載されることが決まりましたconfident

佐藤大輔講師らは,これまで「運動による認知機能・身体機能への影響」や「水中環境における大脳皮質感覚運動野の活動」について研究を行ってきましたhappy01

今回の研究は、本学健康スポーツ学科、筑波大学、つくばアクアライフ研究所が共同で実施したものですtoiletsun

 

タイトル: Differential effects of water based exercise on the cognitive function in independent elderly adults.

著者:Sato D, Seko C, Hashitomi T, Sengoku Y, Nomura T.

 

運動の継続は高齢者の認知機能を高めますwinkrock

これまでの研究において,ウォーキングや自転車といった陸上での有酸素運動が中高齢者の認知機能改善に効果的であり、その継続が認知症の発症リスクを低下させることが報告されていますeyepencil

本研究では、有酸素運動の一種である水中運動の継続が高齢者の認知機能や身体機能へ及ぼす影響について検証した結果,認知課題を伴う水中運動をプログラムに加えることにより,注意力や記憶力といった認知機能が向上することを発見しましたsign03

具体的なプログラムとしては、数字を数えたり、手をたたいたり、一人でじゃんけんなどをしながら水中歩行をするというものでしたrockscissorspaper

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高齢者にとって転倒のリスクが低く、安全性の高い水中環境において、プログラムを工夫することで身体機能だけでなく、認知機能まで高めることができる可能性が示唆されましたdelicious

健康スポーツ学科では今後も研究に力を入れていきますsign03

研究に興味がある学生はぜひ声をかけてくださいconfidentflair

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2014年6月 3日 (火)

第88回北信越学生陸上競技対校選手権大会~報告~

noteいきいき放送局へようこそnote

本日は前回紹介した、陸上部の大会報告を致しますsign03

5月24日(土)~25日(日)に富山県総合運動公園陸上競技場において「第88回北信越学生陸上競技対校選手権大会」が開催され、男子総合4連覇女子総合3連覇を成し遂げましたwinkscissors

昨年に続き、男女ともにトラック・フィールドの部1位となり完全優勝となりました。

男子は総合170点を獲得し、2位以下に60点の差をつけ、女子は総合で303点を獲得し、2位以下に210点の差をつける圧勝となりました!!! 

男子トラック種目では、400mRでは3分13秒68で大会記録を更新し、全日本インカレへの出場権を獲得しましたsign03 

以下は優勝者の紹介ですwinkshine

【男子】

男子1600mリレー

長谷川(健スポ3年),福島(健スポ3年),斎藤(健スポ4年),渡辺(健スポ2年)

木村傑さん(健康スポーツ学科1年)@跳躍種目7m35cm

平尾大也さん(健康スポーツ学科1年)@砲丸投げ13m29cm

織田洸太郎さん(健康スポーツ学科2年)@円盤投38m38cm

福田涼太郎さん(健康スポーツ学科1年)@やり投65m28cm<本学歴代記録>

【女子】

女子400mリレー

佐藤さん(健スポ2年),前山さん(健スポ1年),椛澤(健スポ2年),吉田(健スポ3年)

女子1600mリレー

椛澤(健スポ2年),前山(健スポ1年),吉田(健スポ3年),鈴木(健スポ4年)

永井佳織さん(健康スポーツ学科4年)@走り幅跳び6m09cm<全日本インカレA標準を突破するの記録で大会新記録および北信越学生新記録>

吉田皆美さん(健康スポーツ学科3年)@200m走・400m走<400m走、北信越学生新記録>

徳田はなさん(義士装具自立支援学科3年)@100mハードル走14秒32<大会新記録>

大川原麻美子さん(健康スポーツ学科2年)@1500m走4分41秒73

三富真知さん(健康スポーツ学科2年)@10000m走40分31秒76

有賀楓子さん(健康スポーツ学科3年)@走高跳1m67cm

富山絵菜さん(健康スポーツ学科1年)@砲丸投11m65cm

大野果穂さん(健康スポーツ学科4年)@円盤投38m21cm<4連覇>

松井理沙さん(健康スポーツ学科2年)@ハンマー投48m81cm<2連覇>

井口華穂さん(健康スポーツ学科1年)@やり投47m10cm<大会新記録> 

佐藤静香さん(健康スポーツ学科2年)@400mハードル・七種競技<400mハードル、大会新記録>

女子最優秀選手賞:永井佳織さん

優秀選手:吉田皆美さん

5月31(土)~6月1日(日)に行われる日本選手権混成や7月に行われる全日本大学女子駅伝の予選会への活躍が期待されますsunsunsun

今回の女子300点越えは北信越インカレの歴史の中でも初めての快挙だそうですeyesign01

今後とも陸上部では品格のあるアスリートの育成を目指して努力していきますので、ご支援よろしくお願いいたしますconfidentshine

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