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2018年12月

2018年12月28日 (金)

教員採用試験「合格」への道のり

 

 

2018年最後のブログは、健康スポーツ学科4年生の皆川真穂さんの記事です!!

 

「とてもおもしろい」ことが書かれているので、ぜひ最後まで読んで、彼女の言葉を堪能してください☆

 

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こんにちは。

健康スポーツ学科4年の皆川真穂です。

 

今年、私は新潟県の教員採用試験を受験し、合格することができました。

 

教師を目指す上で、私自身教師になりたいと思ってこの大学に進学したわけでもなく、

大学生活を過ごす中で気持ちが変化していきました。

教員採用試験を受験するにあたり、どのように過ごしてきたのかを話していきたいと思います。

 

私は高校までバレーボールに打ち込んできました。

その中で、高校1年生の時にアキレス腱断裂という怪我をしました。

その怪我をきっかけに、

・自分のように怪我をしてつらい思いをする人が増えないようにしたい!

・スポーツや怪我について多くのことを学びたい!

と思い、スポーツについて学べる大学を探しました。

 

こうして健康スポーツ学科のブログを書いていますが、実は新潟医療福祉大学は第一志望の大学ではありませんでした。

でも、第一志望であった大学には合格することができず、滑り止めで受験をしていた新潟医療福祉大学に入学したのです。

 

入学した時点では、「取得できる免許は取得したい」と考えていたので、教職課程をとりあえず履修しようといった軽い考えで教職関連の授業を取りました。

だけど、教職課程の授業を履修する中で、

・子どもが好きだな~

・教えることって難しいけど、やりがいがありそう!

・子どもと一緒に自分も成長したい!

などのような気持ちが芽生え始めました。

 

1年生の終わり頃には、教育原理の授業の時間に、「これからは小学校教諭の免許も取得できるようになります」という情報を得ました。

その情報を耳にするまでは、「中学校・高校の保健体育教師になることを想像すると、生徒になめられたり、技能がそんなに高くないし、適していないんじゃないだろうか?」

と思っていたため、なかなか本気になれない自分がいました。

 

しかし、小学校の先生の話を聞いた時に、「これだ!!」と心の底から思いました。

 

なぜなら、いろいろな教科を教えることができるし、幼いころから習っていたピアノを生かすこともできるし、おいしい給食を食べることもできる。

 

 

大学に入ってからは、高校生まで打ち込んでいたバレーボールのような存在はなかったため、「大学では何に打ち込むことができるのだろう?」と考えた時に、「小学校の先生になるために勉強やスキルを身に付けることに打ち込んでみたい!」と思い小学校の先生の免許取得を頑張ることにしました。

 

「小学校の先生になりたい!」と思った理由はこれだけではありません。

 

大学2年生の時に、あるボランティアに参加しました。

それは「大発見!ふるさと新潟in佐渡」という新潟県生涯学習協会が主催するボランティアです。

小学生を対象にしており、3泊4日で佐渡について知ろうというのを目的としており、

そこに参加する小学生の引率のお手伝いとして参加をしました。

 

子どもたちは4つの班に分かれて活動をし、各班に学生リーダーがいて子どもたちと一緒に移動をしたり活動に参加したりしました。

このボランティアに参加することによって、子どもの成長を1番近くで見ることができたことへの喜びや、それぞれの子どもに合わせて接し方を工夫しなければいけないという発見がありました。

このボランティアをきっかけに、小学校の先生になりたいという気持ちがさらに高まりました。

 

まずは、勉強の進め方を身に付けるために、2年生の後期に東京アカデミーの講座に参加しました。

教職支援センターや教職関連の授業で情報を得て、1つ上の先輩の方々にも勧められていたので参加してみようと思いました。

勉強を始めたのは、この時期からでした。

 

その後、3年生へと学年が上がり、大学の授業も教員採用試験に向けた授業が増えてきました。

授業では課題がたくさん出されていたので、自分の足りない部分を勉強する時間よりも、課題に費やす時間がほとんどでした。

 

3年生からは玉川大学の特別プログラムがスタートしたため、大学の課題と通信教育のレポート・試験を並行しながら取り組むのに精一杯でした。

そのため、

・授業の時間は授業をしっかり聞く

・レポートをするときは、目標を決めて取り組む

・休憩するときは休憩する

というように、メリハリをつけて生活するように心がけました。

 

勉強や課題に取り組む中で、

・つらいな~

・本当に受かるのかな~

・受からなかったら、仕事がないのか~

・あの子の方はあんなに頑張っているのに自分なんて・・・

など、ネガティブになる日は何度もありました。

 

このような日々を送る中で、11月にモチベーションを高める良い機会がありました。

 

「合格者の声を聞く会」です!!!

 

ここでは、現役で合格した先輩のお話を聞くことができました。

どのように取り組んでいたのか、試験までにしておくと良いことはなにか、なんといっても最後には先輩と直接相談できる時間などもあり、ここに参加をしたことで「今までの不安や悩みは先輩も味わってきたことなんだ!」と考え方が大きく変わりました。

 

この会が終わる頃には、

・来年は私がこの場に立って、後輩に話したい!

・絶対合格したい!!

という、前向きな気持ちに変わりました。

 

この日を境に、生活リズムも教員採用試験に向けて少しずつ変えてみました。

・少なくても問題集を10ページ進める

・授業がなくても、1限の時間に間に合うように来て、9時に勉強をスタートする

・わからないところは先生にすぐ聞く

・通学中は、共通教材の曲を聞く(車で通学していたため、運転中でもできることをしました)

・受験する自治体の傾向を分析する

など。

1日1日を集中して取り組みました。

 

 

4年生に上がり、教員採用試験も徐々に近づき、勉強もラストスパートといった感じでした。

5、6月には3週間の教育実習があり、その時期は教育実習が実践に即した勉強だと思い、

教育実習に全力を注ぎました。

教育実習後は、また普段の大学生活に戻り、息抜きをしつつ勉強に励みました。

 

教員採用試験当日まではこのような生活をしてきました。

このような日々を過ごす中で頑張ってこれたのは、なんといっても友達や家族の存在です。

 

毎日毎日勉強では、気がおかしくなります。

時には、息抜きも大事です。

私にとっての息抜きを紹介します。

 

○おいしい物を食べる

友達とランチに行ったり、勉強後に夜ご飯を食べに行ったりすることで元気がでました。

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○サークル

バレーボールサークルに所属していたため、体を動かしに息抜きに行っていました。

 

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教員採用試験を受験するにあたっては、

自分の趣味や息抜きの時間も大切にしつつ勉強を頑張ってほしいです。

 

そして、7月8日。1次試験当日。

試験内容は、

・論作文

・教職、一般教養

・専門(小学校全科)

です。

 

とても緊張しました。

 

しかし、「自分のやってきたことをすべて出そう!」という気持ちで挑みました。

1次試験は筆記試験がメインなので、まずは自分との戦いです。

試験開始までは、苦手な部分をチェックして試験に挑みました。

 

結果が出るまでは、2次試験に向けて対策をしました。

2次試験の内容は、

・模擬授業

・場面指導

・個人面接

・実技

です。

 

内容を見ての通り、人間性をとても見られます。

試験当日で力を発揮するためには、とにかく練習です。

そのため、早めの対策がとても重要です。

そして、1人で対策を練るのではなく教員採用試験を受験した仲間たちと対策を練ることで、自信がつくだけでなく、勇気をもらえます。

私は一緒に頑張っていたある仲間からこんな言葉をもらいました。

 

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私にとって、勇気をもらえた瞬間です。

 

1次試験の結果は8月1日に出ました。

合格だったため、試験結果を確認し引き続き対策に力を注ぎました。

もちろん、息抜きも忘れずに。

 

2次試験の対策でとてもお世話になった場所があります。

 

それは「教職支援センター」です。

 

1次試験に向け勉強するスペースもあったため、前々からお世話になっていましたが、2次試験に向け、面接練習や模擬授業のできる環境が備わっているため、たくさん活用しました。

教員採用試験に対する環境が備わっているので、参考書や問題集、実際に小・中学校で扱っている教科書も置いてあります。

また、学習指導要領も置いてあるので、指導案作成時にも活用していました。

教職支援センターにいる野澤さんとのおしゃべりは私にとって息抜きの1つでした☺

 

 

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そして、8月19日。2次試験当日。

1次試験よりもさらに緊張しました。

2次試験の面接内容や模擬授業、場面指導の課題は事前に大まかなものは知らされています。

でも、具体的な内容は試験時間にならなければ分かりません。

そのため、しっかり体調を整え当日を迎えることで、力を発揮できると思いました。

 

2次試験は1次試験よりもあっという間に終わります。

しかし、新潟県の2次試験は2日間あり、2日後の21日に実技試験がありました。

 

面接などを行った19日が終わってもまだ、気は抜けませんでした。

次の日には、大学へ行き実技練習をしました。(怪我をしない程度に)

 

そして、8月21日。2次試験(実技)当日。

前日に練習したため、落ち着いてできました。

 

2次試験が終わると、やっとホッとできました。

 

2次試験が終わり、結果発表は9月下旬と伝えられていたため、

9月最終週になると毎日ドキドキしながらホームページをチェックしていました。

しかし、9月28日にホームページで結果発表が10月上旬に延期されることが分かりました。

そのため、ドキドキがまだ続きました。

 

そして、10月2日結果が出ました。

ホームページで自分の受験番号を見付けた瞬間は鳥肌が立ちました。

 

今でも忘れられません。

 

最後に、私は、来年から「教育現場」に身を置くことになります。楽しみだけでなく、不安や緊張もあります。

でも、未来を担う子どもと共に成長していけることを嬉しく思いながら責任も感じています。

今後、楽しいことや辛いこと、いろんなことが待ち受けていると思いますが、教師になるまでの道のりを忘れずに、子ども達と共に成長し「より優れた教師」として活躍したいと思っています。

 

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みなさん、いかがでしたか?

 

健康スポーツ学科に入学して来る学生はまちまちです。

新潟医療福祉大学健康スポーツ学科を第一志望として入学して来る学生、他の大学が第一志望だった学生・・・。

 

それぞれが、それぞれの想いを抱いて大学生活をスタートさせます。

その際に、目標はないよりもあった方がいいかもしれませんね。

 

たとえば車を運転する際に、目的地もなく運転することはあるのでしょうか。

おそらく多くの人が目的地に向かって運転をするはずです。

ちょっと大きく言えば人生もそんな一面があるのではないでしょうか。

「目標」という目印をつけて、そこに向かって行く。

 

私たちは目標とする場所へ向かう際に、いろんなことを経験します。

だから、その経験を踏まえて目標を変えることがあってもいいと思います。

まさに、皆川さんが大学に入学してから「小学校の先生になる!!」という目標を新たに掲げたように。

 

ただ、彼女の話にもあったように、目標を達成させることは簡単ではありません。

目標達成の道を歩んでいる際に、時に苦しいこと、辛いことも経験するでしょう。

しかし、その道を歩み続けることが、大学生活をより充実させる秘訣かもしれませんね。

 

また、こんな風に考えることもできるのではないでしょうか。

目標を掲げることで、すでにその目標の半分を達成させている。

だって、それを達成させたい意志はあるのだから。

でも、問題は残りの半分が険しい道のりになる。

意志を持ち続け、継続して行動することは難しいから。

 

 

 

さて、来年から皆川さんは教育現場に身を置くことになります。

一教員ではなく、「教師」として活躍することを願っています。

つまり、「師」となり、子ども達が進むべき道を照らし、子ども達を明るい未来へ導いてあげて欲しいと思います。

 

 

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

健康スポーツ学科 教育内容の特色・資格

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/feature.html

 

 

2018年12月26日 (水)

小学校教育実習を終えて ~4年生 牧野健吾君~

 

 

こんにちは!

 

 

健康スポーツ学科4年の牧野健吾です。

 

 

今回、10月22日~11月2日の2週間行った小学校での教育実習について紹介したいと思います。

 

 

この2週間、様々な児童と触れ合う中で、多くの学びとともに、たくさんの思い出ができました。

 

 

ここでは、実習での学びや思い出を少し紹介したいと思います。

 

 

まず、授業を担当させていただく中で、指示の仕方の重要性を痛感しました。

 

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「~しましょう。」といった指示では、児童は何をすればいいのかわかりません。

 

 

どのように行うのか例を示しながら行うことが大切だと学びました。

 

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児童同士で話し合う活動の時には、活発な話し合いとなり、活動が長引いてしまうことが多々ありました。

 

 

児童の発想力にはたびたび驚かされました。

 

 

教師は、時間の管理をしっかり行うために、話し合いの途中であっても一度やめさせることを視野に入れながらタイムマネジメントを行わなければいけないと学びました。

 

 

次に、実習中の思い出について書いていきたいと思います。

 

 

休み時間には、児童と、鬼ごっこやドッチボール、サッカーなどたくさんの遊びを行いました。

 

 

大学生になり、全くしなくなった遊びを児童と行う中で、私も小学生の時を思い出しながら楽しむことができました。

 

 

授業中も、多くの生徒が意見を発表してくれたおかげで、スムーズに進めることができました。

 

 

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そんな中で、児童とともに授業を行う楽しさを実感しました。

 

 

最終日には、児童からメッセージカードを受け取ったり、お楽しみ会を行ったりしました。

 

 

とても楽しく、思い出に残る時間になりました。

 

 

実習中、大変なことや、困った場面が何度もありました。

 

 

しかし、先生方の協力や、他の実習生、児童など、多くの方々の助言や協力のおかげで、充実した2週間を終えることができました。

 

 

ここでは書ききれないほどの学びや思い出がありました。

 

 

私の実習担当をしてくださった先生のように、児童一人一人を見て、児童から好かれる教員になりたいと強く思いました。

 

 

実習での学びを4月からの教員生活に生かしていきたいと思います。

 

 

 

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今年度、牧野君は新潟県と富山県の教員採用試験に合格しました。

そして、来年度から地元富山県の小学校教員として働きます。

 

牧野君は健康スポーツ学科での大学生活を通して自らの力によって「夢」を掴んだ一人です。

 

教育実習における実習生の立場は2つあると考えられます。

一つは、生徒から見た場合の「先生」です。

もう一つは、実習先の先生から見た場合の「実習生(大学生)」です。

 

しかし、来年度から生徒からも、他の先生からも「先生」として見られます。

 

背伸びをせずに、「牧野君らしい」先生になってもらいたいと思います。

 

また、「好きなこと」を職業にしても、大変なことや辛いこともあります。

でも、そんな時に「好きで教師になった」という気持ちを思い出してもらいたいと思います。

 

今後、教育現場での牧野君の活躍に、期待せずにはいられません。

 

 

 

今年度の教員採用試験合格実績

http://www.nuhw.ac.jp/topics/public/detail/insertNumber/2460/

 

 

新潟医療福祉大学教職支援センター

http://nuhw.blog-niigata.net/kyoshoku/

 

新潟医療福祉大学教職支援センター twitter

https://twitter.com/nuhw_kyoshoku

 

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

 

2018年12月21日 (金)

日本トレーニング学会での口頭発表 ~3年生 渡邊希有君~

 

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健康スポーツ学科3年、池田ゼミの渡邊希有です。

この度、東海学園大学三好キャンパスにて開催されました日本トレーニング科学会大会において、男女バスケットボール選手を対象としたサイドステップのスピード改善の可能性について1分間のミニオーラル発表、及びポスター発表をさせていただきました。

 

初めての学会発表であり、大勢の方の前での1分間の口頭発表ではとても緊張しましたが、その後のポスター発表では多くの参加者の方からコメントを頂き、今後のトレーナー活動や卒業論文の執筆に向けて多くの刺激を受けました。大会1日目には学会主催の懇親会があり、筑波大学の大学院生や国立スポーツ科学センターの先生方と話をすることができました。夜には、池田先生と日本体育大学、福井工業大学の先生方との食事会にも参加させて頂き、自分の将来の夢を実現させるためにやるべきことがみえ、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。

 今回の学会発表の経験を活かして、大学での勉強、クラブ活動を頑張っていきたいと思います。

 

発表内容は下記の通りです。

 

【タイトル】

大学生男女バスケットボール選手における反応を伴うサイドステップの所要時間と身体能力の関係

 

【目的】

 バスケットボール競技におけるスライドステップの所要時間と下肢の筋力、跳躍能力及びスプリント能力などの身体能力との関係に着目し、バスケットボール選手の体力トレーニングの指導に役立つ知見を得ることを目的とした。

 

【方法】

 サイドステップ、指示あり後方サイドステップ、サークルディフェンス、単純反応時間、BIODEXを用いた膝の等速性屈曲・伸展筋力、反復横跳び、垂直跳び、立ち幅跳び、負荷ジャンプ、連続リバウンドジャンプ、20mスプリントタイムの測定を行い、各項目間の相関関係を調べた。

 

 

【結果・考察】

男子選手においてはサイドステップとサークルディフェンスとの間に有意な相関関係はみられなかったが、20mダッシュにおいて有意な相関関係がみられた。

女子選手においてはサイドステップとサークルディフェンス、20mダッシュ、垂直跳び跳躍高、反復横跳び、膝屈曲最大トルクとの間に有意な相関関係がみられた。

 

【結論】

 大学生男女バスケットボール選手において、サイドステップのスピードと体力要素との関係は異なることから、男女で異なる体力トレーニングを行う必要があると考えられる。

ポスター発表

 

 

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渡邊希有君(3年生)

 

 

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1分間口頭発表の様子

 

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渡邊君は強化クラブの男子バスケットボール部に所属しながら、アスレティックトレーナーの資格取得を目指しています。

また、池田祐介先生のゼミに所属し、トレーニングに関して深く学び、少しずつ「研究」のノウハウも学んでいます。

 

部活、アスレティックトレーナー取得、研究能力の習得、彼はいわば三足のわらじを履いて、日々奮闘しています。

 

目指すは、アスレティックトレーナーではなく、「研究能力も備えたより優れたアスレティックトレーナー」なのでしょう。

だから、彼は大学院への進学も目指し、日々学問に励んでいるのです。

 

 

指導教員の池田先生はトレーニング科学、バイオメカニクスを専門としています。

本学の水泳部と陸上部のストレングスコーチとしても活躍し、選手のパフォーマンス向上に貢献しています。

水泳部と陸上部の躍進を裏で支えているんです。

 

現場と理論の懸け橋として活躍している池田先生のもと、学問に励むことができるのはとても有意義なことです。

 

「パフォーマンス向上のためにはどんなトレーニングが必要なのか?」、競技スポーツを行っている人はみな、疑問に思うはずです。

池田先生に聞くことで、そんな疑問を解決してくれるかもしれませんね。

その際には「真摯な態度」で相談することで、池田先生だけではなく、学科の先生は真剣に相談にのってくれるはずです。

 

 

健康スポーツ学科には3年生で学会発表を行う知的好奇心にあふれた学生もいます。

大学という「学びの場」を最大限に生かし、成長してくれることを願うばかりです。

もちろん、学科の教員は全力で「そのための」サポートをします!!

 

 

 

池田祐介先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/ikeda.html

 

 

健康スポーツ学科 ゼミ紹介

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/seminar.html

 

 

いきいき放送局 アスレティックトレーナーってどんな職業なのか?

http://nuhw.blog-niigata.net/hs/2018/06/618-6fd2.html

 

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

2018年12月20日 (木)

就職活動を経て感じたこと ~ 山賀裕平 君 ~

 

 

今回、就職活動を無事に終え、次のステージへ進出することを決めた山賀裕平君から、在校生に向けたメッセージをもらいました!!

 

以下、山賀君からのメッセージです。

 

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この度、私は東京の大手企業から内定を頂くことができました。

内定を頂いたときは、この世に生を受けた瞬間と同じくらいうれしかったことを今でも鮮明に覚えております。

 

しかし、就活期間を振り返ってみると毎日がとても長く、苦しい日々の連続でした。

 

そこで、これから先、就職活動をする後輩たちが私のような苦労をしないために、私が就職活動を通して「大事」だと実感したことを2つ紹介したいと思います。

 

 

1つ目、他者とは違う「自分だけの強み」で勝負する。

 

これは私が内定を勝ち取るために一番意識したことです。

学力以上に必要なのが、面接で「自分を売り込む」ことです。

とにかく面接は採用担当の方に「面白い!」と思われた人が勝ちます。

 

他の就活生と同じような話を丁寧に話したところで採用担当の方の心は動くでしょうか?

 

波風立てぬよう、きれいに話すことよりも、多少言葉が汚れてでも自分の強みをありのまま、一生懸命に話す。

そのほうがよっぽど相手の心に響くと私は実感しました。

 

 

 

そして、もう1つが「準備」です。

これに関して私はダメダメでした。笑

 

早いうちから、ぼんやりでいいので自分は「どんな職種に就きたいのか」、「何がしたいのか」、イメージを持っておくといいと思います。

 

この準備ができていなかった私は就活に身が入らず就活が苦痛で仕方なかったです。

そのなかでも、私が最も準備不足だったのが「勉強」です。

ほとんどの企業で筆記試験があります。

 

多少なりとも学力は必要です。

 

3年生の後期あたりから勉強を始めれば、私のような就活期間眠れないという悲惨な思いをせずに済むでしょう。

体育会系の人たちは、寝ずに頑張ってください!!笑

 

就職活動はもう二度とやりたくはありませんが、間違いなく自分自身を大きく成長させてくれました。

また、これがゴールではなく、これからがスタートです。

カッコいい社会人になれるようなれるよう頑張ります!

 

 

最後に、来年、再来年に就職活動を控える皆さん、後悔しないよう一生懸命頑張ってください!

 

そして、同じ試練を乗り越えた大学4年生の皆さん、おつかれさまでした!

これからの期間、内定を取り消されないように大人しくしていきましょう!笑

 

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山賀裕平君

 

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山賀君の就職活動を終えた感想は、みなさんのこころにどれだけ届いたでしょうか!?

 

大学卒業後、大学院へ進学する学生も中にはいると思いますが、多くの学生が社会で羽ばたくことになります。

 

しかし、その前には「就職活動」という一つの試練が待ち構えています。

 

山賀君からのメッセージに就職活動は「苦しい日々の連続だった」とあるように、この期間、多くの人は辛く、苦しい日々を経験することになると思います。

不安に押しつぶされそうになったり、自己嫌悪に陥ったり・・・。

 

でも、この試練に「どのように立ち向かうか」は、その後の自分の人生を大きく左右すると思います。

 

だから、自身の力で試練を乗り越えるためにも、時に休みながらも、逃げずに挑み続けてもらいたいと思います。

 

また、その試練を乗り越えるための力を大学生活で養うことができるはずです。

 

なんとなぁ~く大学生活を送るのではなく、勉強、部活、アルバイト、ボランティアなどに一生懸命になることで、あるいはそれぞれが好きなことに時間やお金を費やすことで「自分だけのオリジナルな経験」を積んでもらいたいと思います。

 

その経験が他の人との違いとなり、その人を際立たせ、輝かせるはずです。

 

だから、在校生のみなさんには、ぜひ大学生活を充実させてもらいたいと思います。

 

「大学でできることは何か」「大学生の間にできることは何か」「将来、何をして生きていきたいのか」、こんなことを頭の片隅において、大学生活を送ってもらいたいと思います。

 

そして、悩んだり、迷ったり、苦しい時には気の許せる友に相談してください。

また、そんな時には健康スポーツ学科の先生を頼ってください。

みんなを、より良い方へ導いてくれるからです。

 

就活を終えた4年生のみなさん、お疲れ様でした。

それぞれの力で次のステージへの扉を開いたことを誇りにしてください。

 

まだ就活を続ける4年生のみなさん、粘って粘って次のステージへの扉をこじ開けましょう!!

 

 

健康スポーツ学科 就職状況

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/career.html

 

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

 

 

2018年12月19日 (水)

2018年度 連携基礎ゼミ発表会

 

 

先日、連係基礎ゼミの発表会が行われました。

健康スポーツ学科では、3つの教室で発表会が行われました。

その内の1つをご紹介します。

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発表会の様子1

 

 

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写真左:司会進行を務めた鵜瀬亮一先生

写真右:タイムキーパーを務めた針谷美智子先生

 

鵜瀬亮一先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/use.html

 

針谷美智子先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/harigai.html

 

 

連携基礎ゼミでは、さまざまな学科の学生が6名程度集まって1つのゼミをつくり、ゼミごとに何か調べたり、実験をしたりします。

たとえば、健康スポーツ学科の学生2名、理学療法学科の学生1名、社会福祉学科の学生1名、臨床技術学科の学生1名、義肢装具自立支援学科の学生1名で1つのゼミをつくり、そのメンバーで協力しながら何かを調べたり、実験をしたりするということです。

 

今年度の連携基礎ゼミの発表会では、

「ストレッチで人生を変える」

「良いストレス解消の方法」

「AIと学科の関連性」

「0カロリーは健康に影響を及ぼす?」

といったテーマで発表が行われました。

 

 

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それぞれのゼミを担当した先生方も、楽しい発表を聞かせてもらい、佐藤敏郎先生の総評で会は終わりました。

 

 

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佐藤敏郎先生

プロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/sato_t.html

 

 

 

新潟医療福祉大学は「連携教育」を1つの特色としています。

 

医療、福祉の現場では、各専門家が個々別々に動いているわけではありません。

たとえば、医療の現場では医師、看護師、理学療法士といった専門家が「連携」して、患者に最適な治療、リハビリを施すことになります。

 

新潟医療福祉大学では、まさにこのような「現場で必要となる力」を養成しています。

連携基礎ゼミもその一つです。

 

大学に入学する際、それぞれの興味関心から学科を選んでいることでしょう。

連携基礎ゼミでは、学科を越えて学生が交流し、一つの物事を成し遂げる過程で、お互いに理解を深め、他者を尊重するこころを養うことができます。

 

大学に入学すると、学科ごとに行動することが多いといえます。

しかし新潟医療福祉大学では、このような連携教育によって他学科の学生と学ぶ機会があるのです。

 

学科を越えて他分野の学生との出会いがあることは、健康スポーツ学科の学生にとってもとても有益なはずです。

 

では、学生たちは、この出会いをどのように生かすのでしょうか?

 

 

 

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

新潟医療福祉大学 特色

https://www.nuhw.ac.jp/feature/

 

 

2018年12月18日 (火)

2018年度 卒業論文 提出

 

 

先週末、今年度の卒業論文の提出日でした。

 

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上段左から長谷川さん、高橋さん、下段左から西島君、高野さん、鈴木君

いずれも佐近慎平先生のゼミ生

佐近慎平先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/sakon.html

 

 

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左から西山君、皆川さん、江黒さん

いずれも佐藤大輔先生のゼミ生

佐藤大輔先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/sato_d.html

 

 

 

大学によってまちまちですが、健康スポーツ学科では卒業論文を書くことになっています。

 

卒業論文とは、大学での学びの集大成といっていいでしょう。

 

大学に入学してから、学生はそれぞれの興味関心にもとづいて、さまざまな学問を学んでいきます。

 

3年生になった際には「専門ゼミ」に所属することになります。

このゼミの中で、学生は専門性をより深めていきます。

 

そして、それぞれの問題意識を出発点として、その問題を改善あるいは解決するために実験したり、調査したり、文献を深く読み込んだりして、結論を導き出します。

この一連の流れが、いわば「卒業研究」ということができます。

 

たとえば、

「子どもに投げる動作を教える場合、どんな方法が有効なのかな?」

といった問題意識をもつとします。

 

この問題を改善あるいは解決するために、子ども5人に対して方法Aを用いて指導し、別の子ども5人に対して方法Bを用いて指導してみます。

 

評価の観点として「飛距離」、つまり「どこまで遠くにボールを投げられたのか」を設定します。

 

方法Aを用いて指導された子ども達の平均飛距離は○○m、方法Bを用いて指導された子ども達の平均飛距離は△△m、これらを比較すると方法Aを用いて指導された子ども達の平均飛距離の方が長い、つまり遠くまでボールを投げることができたとします。

 

そうすると、「子どもに投げる動作を教える場合、方法Aが有効である可能性が考えられる」、という結論にいたります。

 

大雑把ではありますが、なんとなぁ~く、卒業研究というものをわかってもらえたでしょうか?

 

4年生のみなさん、卒業研究、お疲れ様でした。

それぞれ苦労もあったと思います。

 

大学院へ進学する人にとっては、あと2年間、これまでよりも少し深い学びを経験し、修士論文を仕上げることになります。

 

しかし、多くの人にとって「論文」を書くことは、卒業論文が最初で最後なのではないでしょうか?

 

卒論によってはそれ自体がより高い価値をもつこともありますが、学生のみなさんにとっては、それを完成させる過程が大学卒業後にも生きる「価値ある経験」となります。

 

卒業してから問題に直面した際には、ぜひ卒論完成までの道のりを少し振り返って、どのように問題を乗り越えて来たのかを考えてもらえたらいいのではないでしょうか。

 

4年生にとっては、大学生活も残りわずかとなってきました。

「貴重な学生としての時間」を、ぜひ有効に活用してください。

 

1年生から3年生のみなさん、今度は君たちの番です。

それぞれが大学で、「何をしたいのか」「どんなことを知りたいのか」「自分の興味関心はどんなことなのか」といったことを少しずつより深く考えてみてはどうでしょうか?

 

 

 

健康スポーツ学科 ゼミ紹介

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/seminar.html

 

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

2018年12月17日 (月)

ベストティーチャー座談会

 

 

先日、お昼休みに2017年度後期のベストティーチャーによる座談会が開催されました。

 

健康スポーツ学科からは佐近慎平先生が登壇されました。

 

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写真中央:佐近慎平先生

佐近慎平先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/sakon.html

 

 

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会場の様子

 

 

佐近先生は「スポーツ・実践」という科目で、昨年度ベストティーチャー賞を受賞されました。

 

佐近先生のスポーツ・実践ではどの学科の学生でも受講することが可能であり、授業内ではレクリエーションが行われています。

 

この日の話によれば、スポーツそれ自体だけではなく、スポーツに付随する価値を意識しながら授業を展開しているとのことでした。

また、大学卒業後もスポーツに親しむための素養を身につけることを念頭に置いて授業をしているそうです。

 

座談会後に、佐近先生から直接コメントを頂きました。

以下、先生のコメントです。

「授業では『場』を見る力(形成知や暗黙知)の探求による指導を意識しています。

今後も現場の教師(スポーツ指導者、保育士、教員)の力量形成、学生の指導力向上に努めます」

 

 

 

 

 

大学までは授業を通してスポーツを行うことができます。

しかし、卒業後、どうしてもスポーツから離れて行ってしまう人が多いのではないでしょうか。

スポーツへの関わり方として「する」「見る」「支える」といったことが、巷では叫ばれています。

多くの人がいずれかにおいて、スポーツと関わることで「生活の質」を少しでも向上させることができるのではないでしょうか?

 

学校体育を通してスポーツと関わってきた私たちは、スポーツというと、どうしても「競争」ということが頭に浮かんできてしまうかもしれません。

しかし、スポーツが有する価値はそれだけではありません。

 

 

スポーツが有する価値とは・・・?

そんなことを、健康スポーツ学科で一緒に考えませんか?

 

 

 

 

健康スポーツ学科 ゼミ紹介

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/seminar.html

 

 

健康スポーツ学科

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2018年12月14日 (金)

11月研究セミナー2 「『比較教育研究』の具体例とは?」 ~吉田重和先生~

 

おととい、杉崎弘周先生の研究セミナーでの発表をお伝えしました。

今日は、同日発表した吉田重和先生の発表をお伝えします。

 

 

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こんにちは。健康スポーツ学科の吉田です。

 

11月に開催された研究セミナーにおいて、以下の内容の発表をしました。

タイトルは「比較教育研究の一事例:共同研究、オランダ、教育行政制度」です。

 

【発表要旨】

比較教育研究の進め方には、大別して、二つのベクトルがある。

差異化に焦点を当てる個人(個別)研究と、一般化を追求する共同研究である。

後者の事例として、現在、オランダの教育行政職員の研修に関する調査を行っている。

調査の結果、以下の点が明らかになっている。

・オランダの教育行政制度は、公費助成の在り方を中心に特徴的である

・オランダには教育監査局があり、教育監査(学校評価)が定期的に実施されている

・オランダでは、教育監査により、学校や教員に対する指導・支援がなされている

・教育監査局以外にも、学校や教員を支援する機関がオランダには多数存在している

・日本の教育委員会が担っている機能の一部を、オランダでは教育監査局が担っている

・オランダでは、教育監査を実施する監査官に関する細かい採用・職務規定が存在する

 

発表後の質疑では、フロアの先生方から鋭いご質問や示唆に富むご意見をいただきました。

いただいたご質問やご意見を踏まえ、引き続き研究に取り組んでいきたいと思います。

 

 

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発表の様子

 

 

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吉田重和先生

 

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吉田先生の発表の後、吉田先生と同様に教育を専門とする小野先生からも質問がありました。

 

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小野まどか先生

 

 

また、スポーツ経営学を専門とする学科長の西原康行先生からも質問がありました。

 

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写真右下:西原康行先生

 

 

健康スポーツ学科には他分野の教員が在籍しています。

「健康」「スポーツ」「教育」をキーワードに、それぞれの専門家が在籍しているのです。

 

このような研究セミナーを機に、教員同士、お互いの研究について理解を深めたり、知識を増やしたりしているのです。

 

学生は、教員のこのような様子をなかなか目にすることはないと思いますが、教員も日々学んでいるんですよ!

 

なぜなら、学びには終わりがないからです。

 

 

 

吉田重和先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/yoshida.html

 

 

小野まどか先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/ono.html

 

 

西原康行先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/nishihara.html

 

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

健康スポーツ学科 業績

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/achievement.html

 

2018年12月12日 (水)

11月の研究セミナー1 ~杉崎弘周先生~

 

 

11月のとある日に健康スポーツ学科の研究セミナーが開催されました。

 

この日、杉崎弘周先生と吉田重和先生がご自身の研究について発表しました。

まずは杉崎先生の研究発表を紹介します。

 

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【タイトル】

近親者にがん患者のいる児童生徒のがんについての意識

 

【緒言】

1981年からがんは日本での死因1位である。テレビやインターネットなどのメディアを通して、がんである有名人が身近なものとなっている。日本人の高齢化に伴い、親や親戚といった近親者にがん患者のいる児童生徒も増加すると考えられる。

 

【目的】

がん教育を行う際の児童生徒への配慮等について検討する際の基礎資料を得るため、近親者にがんのいる児童生徒のがんについての意識の特徴を明らかにすることを目的とした。

 

【方法】

児童生徒による自記式の全国横断調査を実施した。9139の調査用紙が回収され、性別や理解の質問が欠損したものを除外した後、小学生2135、中学生2902、高校生3664の合計8701の児童生徒を分析対象とした。

 

【結果】

近親者にがん患者がいるのは回答した児童生徒の約30%と推計された。加えて、近親者にがん患者がいることとがんについての意識には有意な関連があった。

  

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杉崎弘周先生

 

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この日、司会を務めたのは佐藤晶子先生でした。

  

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佐藤晶子先生 

 

 

杉崎弘周先生の発表の後に、質疑応答が行われました。

 

 

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質問に答えています

 

 

 

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写真手前:市川浩先生

 

 

 

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写真手前:吉松梓先生

 

 

 

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会場の様子1

 

 

 

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会場の様子2

 

 

 

あさっては、吉田先生の研究を紹介しますね!

お楽しみに☆

 

 

 

 

杉崎弘周先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/sugisaki.html

 

佐藤晶子先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/sato_a.html

 

 

市川浩先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/ichikawa.html

 

 

吉松梓先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/yoshimatsu.html

 

 

健康スポーツ学科の教員紹介

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher.html

 

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

 

 

2018年12月11日 (火)

2018年 公務員試験合格者トーク

 

 

健康スポーツ学科では、卒業後に行政職(市役所の職員など)、消防士や警察官といった「公務員」として活躍する学生たちもたくさんいます。

 

11月15日(木)には、今年度の公務員試験(一般行政、消防士、警察官)で現役合格した4年生たちが公務員志望の後輩たちに向けて自らの経験談を語るといったイベント、

「2018年 公務員試験合格者トーク」が開催されました。

本企画はパネリストとなった学生たちが「後輩たちの力になりたい」という思いをもって、自ら就職センターに働きかけ、実現された企画でもあります。

 

健康スポーツ学科からは、以下の4名がパネリストとして登壇しました。

太田伶さん(千葉市・一般行政)

小林卓弘さん(西会津町・一般行政)

福田竜之介さん(金沢市・消防士)

建原駿介さん(新潟県・警察官)

 

 

第一部のシンポジウムでは、それぞれのパネリストが公務員を目指した理由や時期、本気で目指そうと思った経緯から、具体的な学習方法、使用教材、人物試験対策に至るまで、様々な経験談が語られました。

 

一日の勉強時間の目標を設定し、部活の練習が終わってからも大学の図書館で夜遅くまで勉強をするといった毎日を過ごす中で行われてきた創意工夫。

3年生時に「インターンシップ実習」を活用して、第一線で活躍されている先輩方とのネットワークを築けたことが重要な契機になったというお話もありました。

 

大学の授業や部活動と両立しながら試験勉強を進め、その目標を見事に達成した先輩たちから発せられる言葉は非常に説得力がありました。

 

 

第二部のトークセッションでは、一人ひとりの後輩たちが抱く疑問や悩みに対して、

パネリストの学生たちが丁寧に答えていくといった時間が設けられました。

和やかな雰囲気の中にも先輩たちからは力強いアドバイスが投げかけられており、

予定の終了時刻を大幅にオーバーしても後輩たちの相談に熱心に対応しつづけるパネリストの姿がとても印象的でした。

 

公務員試験の合格を目指す過程では、本人の努力はもちろんのこと、同じ目標をもった仲間との助け合い、

さらには先輩方からのアドバイスなどが大きな支えとなってきます。

 

試験合格のための知識だけではなく、誰かのために仕事をしていく上で求められる「心」を学ぶ。

「後輩たちの力になりたい」という学生たち自身の思いからスタートしたこの企画は、

「すぐれたQOLサポーター」を目指す学生たちならではの取り組みと言ってもよいでしょう。

 

健康スポーツ学科でも、こうした先輩・後輩や仲間同士の素晴らしい関係性がひろがりを見せています。

 

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健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

健康スポーツ学科 就職状況

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/career.html

 

 

健康スポーツ学科 OB・OGレポート

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/ob.html