専門的なお話し Feed

2016年12月14日 (水)

第6回研究セミナー

 イキイキ放送局へようこそ!

 健康スポーツ学科では、佐藤大輔先生が委員長を務める

研究戦略委員会が中心になって研究セミナーを毎月実施しています。

今回の発表担当は馬場先生と奈良先生で、10月12日から10月15日の日程で

オーストラリアのメルボルンで開催された

『The Sports Medicine Australia Conference』の参加報告をして頂きました。

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本学からは下山先生、馬場先生、奈良先生の3名が学会に参加し、

馬場先生と奈良先生はポスター発表をしました。

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馬場先生;発表タイトル『Stroke phase discrimination in 1,500 m

front crawl swimming using a tri-axial inertial sensor device:

Pilot study of sensor validity』

内容は、馬場先生が現在取り組んでいる慣性センサを用いた泳技術の定量化で、

オープンウォータースイミングにおいても慣性センサを用いることで

選手のストローク時間とストローク回数を数値で評価できることを報告されました。

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奈良先生;発表タイトル『The relationship between the performance of backstroke start and medicine ball throwing』

発表では背泳ぎのスタート動作と背面メディシンボール投げの投動作に

類似点があることを示し、背泳ぎ選手の陸上トレーニングにおいて、

背面メディシンボール投げのような爆発的なパワー発揮を伴う種目を

導入することでスタート動作が改善できる可能性を示唆されました。

 

学会会場の様子 

キーノートレクチャー

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カンファレンスディナー

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学会前日はサッカー日本代表とオーストラリア代表の試合も観戦できたようです。

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2016年10月18日 (火)

健康医科学コース:新潟工業ラグビー部体力測定会の実施

いきいき放送局へようこそ!

本日は、健康医科学コースの取り組みを紹介します。
健康医科学コースの学生を中心に、高校生アスリートの体力測定を実施しました。
健康スポーツ学科の熊崎先生がアスレティックトレーナーとしてサポートしている、
新潟工業ラグビー部の選手約50名を対象に、
学内の施設にて身体組成や筋力などを測定しました。
ちなみに新潟工業ラグビー部は現在県内で12連覇を果たしており
今年の冬も全国大会である『花園』を目指して日々トレーニングをしております。

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測定開始前の説明風景

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待合室化したO棟の廊下

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各測定は、健康医科学コースの学生が担当しました
BIODEXを用いた筋力測定
ピンクのポロシャツがよく似合う下門先生が目を光らせています

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Inbodyを用いた筋量&体脂肪測定
選手&コーチが最も気になる測定のようです

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スペースを使って垂直とびも計測しました

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また今回は、健康スポーツ学科の学生だけでなく、
理学療法学科の中村雅俊先生や菊元孝則先生、
理学療法学科の学生の皆さまにも協力いただきました。
中村雅俊先生による皮下脂肪厚測定

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光電管を用いたグランドでのスプリント測定も、
学生が使い方を勉強したうえで高校生に説明してくれました。

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アスリートを支える方法は、グランドでの活動だけではありません。
健康スポーツ学科の健康医科学コースでは、
直接的な運動指導や競技帯同だけでなく、
体力測定などの医科学サポートも行っております

2016年10月 7日 (金)

卒業研究の1コマ(佐近研究室)

いきいき放送局へようこそ!

本日は、卒業研究について、佐近先生の研究室より以下の報告が届いていますので

紹介します。

佐近研究室卒業研究「幼児の運動能力測定、生活習慣等調査410件」

データ入力しました!これから分析します!

阿賀野市保育園連絡会と阿賀野市総合型クラブ(H25年度卒業生、土岐さん)と

連携し、研究を進めています。

阿賀野市保育園(13園)に通う園児の運動能力調査

(25m走・立ち幅跳び・テニスボール投げ・両足連続跳び越し

・体支持持続時間・捕球)、園児の保護者に「生活習慣、保護者の運動習慣」

5領域79項目の質問紙調査を行い、410件のデータを回収し

データ入力を終えました。

これから分析を進め、2016年度阿賀野市保育園児の運動能力と生活習慣、

保護者の運動習慣の影響等を解明します。

ご協力下さいました阿賀野市保育園のこども達、先生方、保護者の皆さん、

有難うございました、今後は結果をまとめ統計処理を行い分析し報告します。

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上段左から佐藤宏樹さん(幼児の運動能力と生活習慣)、

熊木将利さん(幼児の運動能力と生活習慣)、

高熊駿さん(きょうだい構成と幼児の運動能力)、

下段左から大塚千春さん(走動作)、

植田望美さん(保護者の運動習慣と幼児の運動能力)、

佐藤綾さん(乳児期の移動動作の獲得時期と運動能力)。

 

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データ入力終えた感想

健康スポーツ学科4年 大塚千春

「データ入力は大変でしたが、データの管理や精査はさらに気を配りました。

測定に参加して頂いた阿賀野市保育園のこども達や先生、

アンケートに答えて下さった保護者の皆さん、ご協力有難うございました。

今後、分析を進め、卒業論文にまとめ、

阿賀野市保育園のこども達の運動能力と生活習慣の実態を報告します。」  
  
  

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2016年10月 5日 (水)

第71回日本体力医学会大会参加報告

いきいき放送局へようこそ!

2016年9月23日から25日まで,岩手県のいわて県民情報交流センターにて、

第71回日本体力医学会大会が開催されました。

健康スポーツ学科からは、院生 2名、学部生 1名、教員 6名が参加しました。

本学会では、体育・スポーツに関する研究者が一堂に介し、

最先端の研究について、議論されました.

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4年生の中野沙紀さんにとっては、初めての学会参加でした。

以下、中野さんの感想です。

 

「今回初めて学会に参加させていただきました。

先生方や先輩方の発表はもちろん、様々な研究者の方の発表を聞くことができ、

自分の中に新たな知識や考え方を取り込むことができました。

また、ポスター会場では、自分自身が興味のある研究について質問し、

意見や情報を交換することができたので、とても有意義な時間となりました。

あの場所で自分の研究を発表したいという目標もでき、

研究に対する意欲も高まりました。」

 

発表演題は以下の通りです.

 

・山﨑雄大さん(修士課程2年、佐藤大輔准教授研究室)

「認知課題を伴う二重課題運動時の前頭前野酸素化ヘモグロビン動態の検討」

・大野果穂さん(修士課程2年、丸山敦夫教授研究室)

「MVC with TMS hybrid trainingが起こす最大筋出力の増大過程」

・佐藤大輔准教授

「連合性ペア刺激に対する一次運動野の可塑性の個人差」

・越中敬一講師

「身体運動および後肢骨格筋への熱刺激が肝臓のLECT2タンパク発現量に与える影響」

・熊崎昌講師

「大学ラグビーフットボール選手における脳振盪からの競技復帰までの認知機能の経時的変化」

・下門洋文助手

「膝関節の等速性筋力と水中ドルフィンキックの泳速度の関係」

2016年9月 6日 (火)

女子ラグビー関東ユースの合宿にインターントレーナーとして帯同

clubいきいき放送局へようこそhappy01

今回は健康スポーツ学科で取得できる

日本体育協会公認アスレティックトレーナーに関連した、

学外での実習の様子をお届けしますsun

本学科の熊崎昌先生がサポートする
女子ラグビー関東ユースの夏合宿に、健康スポーツ学科の
2~3年生がインターントレーナーとして参加いたしましたpaper
その様子を熊崎先生よりご報告いただきますeye
『学生たちと参加した合宿は、今回リオオリンピックにも出場しました
女子ラグビー競技において、将来のオリンピック選手を目指す
中学生&高校生を対象とした強化合宿でしたnotes
場所は長野県菅平高原sun
冬はスキー場ですが、
夏はグランドを100面持つラグビー合宿の聖地として有名な場所ですshine
今年度はインターンを3期に分けて、
夏休み期間中にそれぞれ高校生合宿、中学生合宿、
大会帯同(9月予定)をサポートしましたrock
その時の様子を少しだけ。
天然芝、人工芝のグランドで選手の皆さんは頑張ってましたsweat01

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高原なので、時にはホテル前が霧でこんな光景にsweat02

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合宿最終日は、菅平高原が一望できる丘まで登りましたsign01

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アスレティックトレーナーとは、スポーツの現場において
ドクターや他の医療従事者の方と連携し、ケガの応急処置や、
テーピングやストレッチに代表されるコンディショニングの指導、
スレティックリハビリテーションと呼ばれる競技復帰への
サポートなどを行うスタッフですhappy01
今回の合宿では、早朝から動き出し、お昼ご飯も慌ただしく食べて、
気づいたら夜中だったという生活でしたが、
アスレティックトレーナーの仕事を体験できたのではないでしょうsign02
何事も、百聞は一見にしかず、ですear
大学での授業だけでなく、
実際に選手を相手に実習することで学ぶことがたくさんありますconfident
アスレティックトレーナーの目指す学生は、
ぜひこれからも様々な活動に積極的に参加してくださいsign03
最後になりましたが、今回このような貴重な機会を
作っていただきましたラグビー関東協会の皆さまには御礼申し上げますconfident
ぜひ来年度以降も、アスレティックトレーナーを目指す学生の夏の
恒例行事にしていきたいと思いますsign03

熊崎先生、学生の皆さんお疲れ様でしたnote

2016年7月18日 (月)

オープンキャンパス:スポーツ・レクリエーション種目体験プログラム

 sunいきいき放送局へようこそhappy02

オープンキャンパスでは、様々な学科のプログラムを体験することができますshine

今日は、その中のスポーツ、レクリエーション種目体験プログラムを紹介しますscissors

このプログラムでは、スラックライン、ペタンク、フライングディスク、

車いすバスケを体験できますup

 

1.スラックライン(slacklining)とは・・・・sign02

 ベルト状のラインの上を渡りますeye

綱渡りに似た不安定があり、体全体をイメージし、

連動、制御する力(調整力)が求められますconfident

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上級者は後ろ向きで渡りますwobbly

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慣れてくると、ラインの中央(最も不安定な場所)で、しゃがむことができますsign01

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トランポリンに似た伸縮性をもち、跳ぶこともできますhappy01


2.フライングディスク(Flying disc)とは・・・sign02

イェール大学の学生が、

フリスビー・パイ・カンパニー (Frisbie Pie Company) のパイ皿を

投げて遊んだことから始まったと言われ、その後、商品化が試みられ、

みなさんご存知のフリスビー「frisbee」(スペルを変えてあります)で

商標登録されましたup体育館では、ドッヂビー(Dodgebee)を使いますcute

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オーバーハンドスローでディスクゴルフのゴールを狙いますspa

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サイドアームスローrock

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ハンマースローscissors

3.車いすバスケットボール(Wheelchair Basketball)とは・・・sign02

選手が車椅子に乗り競技する以外は一般のバスケットボールとほぼ同じルールeye

コートの広さ、バスケットの高さ、

試合時間(1ピリオド10分を4ピリオド、計40分)sign04

唯一、ダブルドリブルに相当するルールがなく、一回のドリブルに付き、

2回以内のタイヤ操作が許されており、3回以上タイヤをこぐと、

トラベリングとなるspade

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車いすにも種類があり、左、ガード用、右、センター用の車いす、

是非乗り比べてにきてみてくださいsun


本学科では、これ以外にも様々なプログラムを設けておりますflair

是非、オープンキャンパスにお越しくださいshine 

松浜小学校との交流活動


本学科の足立ゼミが昨年度から継続して取り組んできた

新潟市立松浜小学校との交流活動の様子が、

7月15日の『新潟日報』16面で紹介されましたsun

通学路になっているトンネルの壁面を

小学校の児童たちと一緒に塗りなおす企画ですshine

地元の「ひょうたん池」にいる生き物や、

ござれや花火」などの図案を、学生が制作した型紙を使って壁面に描きましたpencil

以下、活動の写真となりますflair

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本学科では、学校の先生という仕事や、子どもと関わる活動に

関心がある学生が参加できる多くの機会がありますnote

これからも紹介していきたいと思いますup

2016年7月15日 (金)

NUHW SPORTMAGAZINE NO.5 完成

sunいきいき放送局へようこそhappy02
今日は、「NUHW SPORTMAGAZINE」を紹介しますscissors
この新聞は、スポーツの楽しさを伝えるために、
健康スポーツ学科の学生が中心となって作成していますpencil

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スポーツが好きな人がもっと増えてほしい、
スポーツを通して学生生活をもっと楽しんでもらいたい、
そんな思いが込められていますhappy01
pencil作成に関わった学生の声pencil
取材をして文章にするのに苦労しましたsweat01
特に、聞いたことをカタチにして、読者に届けるという作業は、
想像以上に大変でしたsweat02
ただ、取材に協力してくれた方々へ完成品を届けると、
喜んでくれてたので頑張った甲斐があったし、創ってよかったなと感じましたhappy01

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以下のURLからバックナンバーも含めて見ることができますflair
是非、ご覧になって下さいshine

2016年6月21日 (火)

研究セミナー【6月】

sunいきいき放送局へようこそhappy02

健康スポーツ学科では、研究戦略委員会の企画・運営によって、

学科教員と大学院生による研究セミナーが定期的に行われていますshine

研究セミナーでは、参加者の研究力や情報発信力の向上などを目指し、

研究発表と質疑応答が行われますflair

6月の研究セミナーの様子を報告しますup

佐藤裕紀先生「ノンフォーマル・インフォーマル学習の認証に関する研究」

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中島由梨先生「表現系ダンスにおける『もの』の意味と役割―学習者の身体表現の違いに着目して-」

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お二人の先生、健康スポーツ学科の先生ついてさらに知りたい方はこちらから

http://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher.html

2016年5月20日 (金)

研究セミナー【5月】

いきいき放送局へようこそhappy01

健康スポーツ学科では、研究戦略委員会の企画・運営によって、学科教員と大学院生による研究セミナーが定期的に行われています。

研究セミナーでは、参加者の研究力や情報発信力の向上などを目指し、研究発表と質疑応答が行われます。

今回の発表者はお二人の先生でした。

丸山敦夫先生

「頭蓋磁気刺激による神経活性増強が最大筋力出力に有効か?」

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高田大輔先生

「小学校体育授業における児童の技能変容が授業評価に与える影響」

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downwardrightベテランも若手も研究を進めている健康スポーツ学科についてはこちらからeye

http://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

downwardright健康スポーツ学分野の大学院で研究したいという方はこちらへ

http://www.nuhw.ac.jp/grad/field/master/hs.html