専門的なお話し Feed

2017年6月 4日 (日)

第2回研究セミナーの報告

いきいき放送局へようこそ。

健康スポーツ学科では、教員同士で互いの研究内容を発表し合い、

切磋琢磨する取り組み「研究セミナー」を定期的に行っています。

今回は、2017年度の第2回研究セミナーの様子をお届けします!

第2回目のセミナーは下山先生と山代先生による研究報告でした。

下山先生からは、動作分析結果などの研究データを

指導現場でどのように活用しているのかについてお話をしていただきました。

Photo_3

山代先生からは

『人間の身の回りに起こる変化をヒトがどのように認知しているか?』を

テーマに研究内容をわかりやすく解説していただきました。

Photo_4

健康スポーツ学科の先生方は、普段、授業や学科の運営に関わる仕事とともに、

研究者としての仕事も行っています。

どの先生も、自分の関心や研究テーマに関するお話は、熱を持って

お話してくれると思いますので、是非、先生方に相談、質問など気軽に

してみましょう!

2017年5月30日 (火)

イベントマネジメント実習(佐渡ロングライド)報告

いきいき放送局へようこそ!

今回は、本学科の授業として5月21日に佐渡で開催された

自転車イベントに参加した鈴木さんからレポートが届きましたので、

お届けします!

--------------------------------------------------------

健スポ3年の鈴木瞭です。今回は5月21日に佐渡で開催された

「2017スポニチ佐渡ロングライド210」(http://www.sado-longride.com/)に

参加してきた報告をしたいと思います。

これは、3年次の授業「イベントマネジメント実習」の一環で、

新潟で開催されるイベントにスタッフとして参加し、実際のイベントの管理や

運営などのマネジメントを実際に体験して学習する授業です。

参加したのは、佐藤龍、中島航、早川瑠威と僕の計4名でした。

時系列で振り返りたいと思います。

 

5月20日(土)

9:20新潟出発、11:50佐渡(両津港)到着。

 

Photo_3 両津港に到着する直前のフェリーから

その後、夜遅くまで本部会場の設営をして、22時半頃に宿到着。

本番前にも関わらず、この時点で疲れており、すぐに就寝となりました。

Photo_4

設営に関わったスタート/フィニッシュライン

21日(日)

寝たと思ったら2時半に起床! 身支度の準備をして、4時から仕事開始。

一番長いコースが210キロもあるので、スタートがなんと5時半!

Photo_5

開会式の舞台裏側から

私たちの持ち場は162キロ地点の休憩ポイントでした。

果物などの食べ物を渡す役目でした。

相当きついようで、足が攣っている参加者も結構いました。

初めて自転車のイベントに関わりましたが、

参加者はとても速くて日頃の自分のスピードと大違いでした。

Photo_6

誘導する前の一コマ

Photo_7

休憩中

これまで、スポーツイベントには参加するだけでしたが、

初めて運営する側の経験をして、準備が非常に大変で、

多くの人が関わっているのがわかりました。

また、経験することで、自分が運営する側になったときの工夫や

改善点も考えることができました。

この経験を、これからのゼミ活動などで活かしていきたいです。

 (健スポ3年 鈴木瞭)

--------------------------------------------------------

鈴木さん、ありがとうございました。

スケジュールがとてもきつかったようですが、

貴重な経験になったみたいです。

是非、残りの学生生活に生かしていってほしいと思います!

 

2017年3月 9日 (木)

佐近研究室、幼児の体育・遊び指導1(年中4歳児)

いきいき放送局へようこそ!

本日は、研究室での活動について紹介します。

佐近研究室では研究協力機関(保育園2園)にて、年中(4歳児)、

年長(5歳児)を対象に「主体的な身体活動による心と体の発育発達」を促す

「体育・遊び」指導を月に2回行っています。

研究室に所属する学生が同行し、指導実践の経験から理論と指導技術の整合を

すすめ「実践知」を形成します。

Photo_2

到着して広い体育館で遊びたい意欲を大切にし、主体的に活動します。

15分程度は体育館を走る活動が中心ですが、徐々に活動が変化しだします。

 

Photo_3

そこで、指導者が座るとこども達は自然と集まってきます。

これは、欲求が満たされ、次の活動を求めているタイミングであることに加え、

こども達と指導者の間にラポール(信頼)が構築されている証拠です。

信頼は「今日はどんな楽しいことがあるのか」、

「今日は何を教えてくれるのだろう」、「楽しいことあるの?」という

欲求の根源に根差した場所で結ばれています。

集まったところで、挨拶をします、礼節を大切しています。

Photo_4

後ろ向き高這い(うしろ熊歩き)

普段行わない動きへの対応、自分の体を動かすための予想と実施、修正の体験。

Photo_5

臀部と脚のみでの移動

Photo_6

「しししのびあし」の歌に合わせ忍者に見つからないように変身します。

歌に合わせて体を動かす(速さ、声の大きさの調整し変化への対応)、

写真はシールに変身しており、学生忍者が指や足をタッチしはがそうとします。

それに対してはがされないよう力を入れ耐えます、

学生忍者は幼児の発達を踏まえ(発達の順序は体の中心から細部へ)、

拮抗する力で刺激します。幼児にとって刺激される指、そこへの力の集中は

双方向の神経伝達の刺激になります。

興味が移りやすく、注意が様々な点に向く幼児期の指導は高度の技術が必要です。

集中と注意力を楽しさで先導する指導方法取得は、

幼児から高齢者、障害児から認知症高齢者まで、すべての世代において有効です。

 健康スポーツ学科3年馬場貴大

体育館に入ってくるなり、元気よく走り回る園児たちを見て、

自由に走り回まわり、遊べる空間を楽しみにしているのだと感じます。

体育館を広く活用し、園児の主体的な遊びを支援、環境設定を行うことで

園児たちが気持ちよく身体を動かす場の提供することができるのだと思いました。

皆さんも、佐近研究室で幼児の遊びの支援に関わりませんか?

2017年3月 5日 (日)

2月の学科研究セミナー報告 2

いきいき放送局へようこそ!

本日は2月の学科研究セミナー第2弾で、武田先生の研究報告です。

武田先生はスポーツ政策に関する研究を進めています。

 今回の研究セミナーの内容は・・・

これからの地方自治体におけるスポーツ推進の組織体制はどうあるべきか?

-村上市を例にして-

Photo

背景

日本のスポーツ政策は、2000年にスポーツ振興基本計画の策定、

2011年にスポーツ基本法の制定、2015年にスポーツ庁の設置というように、

2000年前後から積極的な動きを見せている。

一方、日本の社会は人口減少や高齢化率上昇の問題に直面しており、

2040年には20~39歳の女性が人口の5割以下になる市町村が多数生まれ、

市区町村の消滅可能性も危惧されている。

つまり、国は積極的にスポーツ政策を進めているが、それらを実質的に担う

市町村では、スポーツ行政の仕組みに限界が生じているのが現状である。

 目的

そこで本研究では、我が国のスポーツ政策における「国・県・市」の

垂直な組織体系の限界に注目し、これまでのスポーツ行政の制度的な限界が

起きているのではないかという仮説のもと、今後の地方自治体における

スポーツ推進の組織体制を明らかにすることを目的とした。

研究の課題として、実際にスポーツ行政の推進体制を検討している

村上市を事例に、①法制度論及び行政学的視点から、現状の問題を整理・検討し、

理想の体制を構築すること、②政治学及び政策過程的視点から、

現実の体制が成立する過程を分析すること、

③理想の体制と現実の体制を比較・検討し、その原因を分析することとした。

 方法

課題①では、体育協会、スポーツ少年団、総合型地域スポーツクラブ、

スポーツ推進委員といったスポーツ行政の関係組織を対象として、

法制度、補助金及び委託費、組織体系、事業内容について明らかにすることとした。

分析の視点としては、以下の2点が挙げられる。

第1が、組織体制の整理統合の必要性及び内容である。

つまり、整理統合は何のために必要なのか、誰のためなのか、また、業務の

効率化といった側面から合理化できることメリットを検討していかなればならない。

第2が、補助金の正当性である。つまり、市体育協会と行政は非常に密接な関係に

あり、補助金を削減することが必要なのか、スポーツの公共性の視点から捉えると

財政的な支援は正当化されるのではないかといったことを

検討していかなければならない。

また、市体育協会は法人格を有しない任意団体であるため、

今後はどのような組織体系にするべきなのかといった内容も含めて

検討していく必要がある。

このように国が推し進めるスポーツ政策を地域レベルでどのように

発展・普及させていくことができるかについて研究しています。

みなさんもスポーツを地域レベルで発展させていく方法を、

武田先生と一緒に考えてみませんか?

2017年2月28日 (火)

2月の研究セミナー報告

いきいき放送局へようこそ!

本日は、健康スポーツ学科の教員が行っている、

研究セミナー(2月)の内容について報告致します。

1人目の演者は鵜瀬先生でした。

鵜瀬先生は野球部でコーチをされていることから、

野球指導に役立つ研究をされています。

タイトルは「指導言語に関する一考察~野球の指導言語からの検討~」で、

内容は下記に示します。

Photo

 

目的:「引き付けて打て」という指導言語が打撃パフォーマンスに与える影響と、

その指導が有用である選手の特徴を明らかにした。

また、その指導言語の分類について検討した。

 方法:高校野球選手10名に「普段通りの打撃」と、

  「引き付けて打つ打撃」を行わせ、高速度カメラで撮影した。

 結果・考察:toe offからtoe on局面において肩の角度を維持したまま、

腰を正の方向に回転させる選手の打撃の正確性が向上した。

それらの選手は一般的な解釈に反し、指導後もインパクトの位置を

捕手寄りにしていなかった。

 結論:「引き付けて打て」という指導言語は、打撃の正確性を向上させる

   可能性がある。また、その分類については「客観的事実をそのまま

   言葉にするもの」ではなく「イメージしやすい表現を用いて競技者の

   主観に変化を生じさせるもの」だと考えられる。

 

鵜瀬先生の研究からは、対象とする選手の特性に応じて

指導言語を選ぶことの重要性を知ることができました。

健康スポーツ学科ではスポーツ科学と現場をつなぐ研究を、

これからも推進していきます!

2017年2月 1日 (水)

J-GREEN堺の紹介

いきいき放送局へようこそ!

1月末の記事でもご紹介したとおり、

J-GREEN堺(堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンター)

2016年12月17日(土)~18日(日)、大阪府堺市、

J-GREEN堺(堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンター)にて行われた

「スペシャルオリンピックス日本2016年第1回全国ユニファイドサッカー大会」に

知的障害のあるアスリートと健康スポーツ学科の学生が協同で大会に臨み、

全国優勝をしました。

今回は、会場となったJ-GREEN堺

(堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンター)を紹介します。

 

J-GREEN堺は、日本最大級の施設規模を誇り、

サッカーをはじめとするスポーツ・レクリエーション活動の振興を図る

スポーツ施設です。

 「J-GREEN堺」の「J」はJapanとJumpの頭文字として、

日本有数のスポーツ施設であることや選手の飛躍や施設の発展の思いを

表現しています。また「GREEN」は、年中オールグリーンである

天然芝をはじめとする緑豊かで広大なスポーツ施設であることが

イメージできるものであるとともに、それぞれのアルファベットには、

堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンターの大きな可能性や

期待が込められています。(http://jgreen-sakai.jp/about/

J-GREEN堺

Photo

J-GREEN堺全体図

Sakon2

J-GREEN堺 スポンサー

Sakon3

屋根付きフットサルコート

Sakon4

12面のサッカーコート

Sakon5

SAKAI CAMP(宿泊所)

Sakon6

キャプテン翼作者、高橋氏による壁画

Sakon8

セッレソ大阪の総合型スポーツクラブが併設しています。

トップチームは「株式会社」、総合型スポーツクラブは

「一般社団法人」と運営形態が異なるハイブリット型のJリーグクラブです。

Sakon9

Sakon10

Sakon11 

本学科では、スポーツを経験するだけではなく、その運営、管理、振興の

在り方についても多く学ぶことができます。

一緒に、違った角度からスポーツについて考えてみませんか?

2017年1月27日 (金)

1月 研究セミナーpart2

いきいき放送局へようこそ!

今回は、先日行われた1月の研究セミナーpart2です。

今回の発表者は佐藤大輔ゼミの山﨑雄大さんです。

山﨑さんは低強度運動と認知機能・運動学習に関する研究を行ってきました。

 山﨑さんは修士課程在籍中に英語論文も執筆した、とても立派な研究者です。

 今回の実験の内容ですが、

ズバリ・・・

低強度運動が運動野の興奮性を変えるか否か?です。

 

詳細は以下の通りです。

方法:11名の健常成人を対象に、30分の低強度運動(30%VO2peak)を実施した。

運動前後に、経頭蓋磁気刺激を用いてM1抑制・興奮機能の評価を行った

(実験1:抑制機能の評価、実験2:興奮機能の評価)。

抑制機能の評価として短間隔皮質内抑制(SICI)、長間隔皮質内抑制(LICI)、

短潜時求心性抑制(SAI)を実施した。

興奮機能の評価として皮質内促通(ICF)、短間隔皮質内促通(SICF)を実施した。

 

結果:運動20分後にはSAIとICFの減弱が見られた。

SICI、LICI、SICFには有意な変化は見られなかった。

30分の低強度運動は、M1抑制・興奮機能を変調することが示された。

 

実験により低強度運動20分後に脳の興奮性および抑制性の反応に変化がありました。

これまでは中強度以上の運動での効果を検討した研究が多く、

山﨑さんの研究はあまり強い運動をできない高齢者等のリハビリにも

応用できる可能性を秘めています。

皆さんも、一緒に大学で学び、高い専門性を身に付けませんか?

2017年1月23日 (月)

1月研究セミナーPart 1

いきいき放送局へようこそ!

本学科では、教員や大学院生で定期的に学習会を行い、互いの研究能力の

研鑽に努めています。

1月の研究セミナーは大学院生の修士論文予演会でした。

Part 1では丸山ゼミの大野果穂さんの発表を報告します。

 

大野さんは、自身が陸上競技の投擲選手であった経験から、

筋力アップと脳の関係に着目した研究を行ってきました。

その内容は端的に言うと

筋力トレーニング中に脳を磁気刺激すると

そのトレーニング効果が高まるか否か?という内容になります。

 

以下が実験の詳細です。

方法:被験者はMVC時に二連発TMS刺激を加えたトレーニングを行うTMS群7名と、

TMS刺激なしのトレーニングを行うsham群 7名であった。

最大筋力トレーニングは1日おきに9日間行い、

MVC及び皮質脊髄興奮性の測定を行なった。

その後1日おきに5日間とその1週間後に1回MVCを測定した。

トレーニング内容は、2秒間の最大つまみ運動によるMVCを1分間隔で

3回行うことを1セットとし、5分の休息を挟んで1日4セット行なった。

TMS群はMVC開始1秒目に安静時閾値強度のTMS刺激が刺激間間隔1.5msで

与えられた。皮質脊髄興奮性評価はトレーニング初日、中間日、最終日の

トレーニング前後に右FDI筋から運動誘発電位(MEP)が

約1mV誘発される強度で測定した。

 

結果:MVC値は初日と比較して最終日にTMS群は約30%、

sham群は約12%有意に増大を示した。

トレーニング期間後のMVC値は両群が最終日のMVC値を維持した。

皮質脊髄興奮性は,TMS群においてトレーニング初日、中間日のトレーニング後に

MEPの低下が起こったが、最終日は起こらなかった。

sham群は最終日までトレーニング後のMEP低下が起こった。

 

考察:TMS群のMVCがより有意に増加したことから、1.5 ms間隔による

二連発TMS刺激がMVC時に興奮性介在ニューロンの動員を高めたと推察される。

また、反復的なトレーニングによってシナプス間の結合強化を起こしたと推測した。

 

結論:MVC時二連発TMS刺激のトレーニングが、最大筋力発揮における

興奮性介在ニューロンの動員と、シナプス結合強化及び同期を高め、

より高いMVCとその効果の維持に貢献した可能性が考えられる。

 

この実験により、筋力トレーニング中に磁気刺激を与えるとより

トレーニング効果が高まる可能性が得られました。

大野さん、修士論文発表会も頑張ってください!

 

健康スポーツ学科のみなさん、運動と脳の研究を一緒に行ってみませんか?

 

2017年1月20日 (金)

第7回研究セミナーpart2

いきいき放送局へようこそ!

健康スポーツ学科では、教員同士で互いの専門分野について

学び合う研究発表の活動を行っています。

本日は熊崎先生がご発表くださった内容の紹介になります。

 熊崎先生の研究テーマは

「衝突系スポーツにおける脳震盪がもたらす生理学的影響」で、

ラグビーやアメフトを中心とした「衝突系」のスポーツ選手に着目し

研究を行っています。

Photo_14

ラグビーやアメフトでは頭部に衝撃を受けやすく、

その結果、疫学的研究によると「認知症や気分障害の頻度が増加する」

という問題が提起されています。

しかしながら、グランドレベルで傷害評価指標や競技復帰基準については

研究の余地があり、特に認知や視機能評価については

今後の発展が期待されています。

そこで、今後は脳震盪受傷後のグランドでの評価指標の確立や

競技復帰にむけての基準作りを様々な視点から行うことを目指して

研究を継続されていかれるそうです。

 

本学にはラグビーはないですが、サッカーのヘディングについても

頭部に与える影響等について議論があり、研究の進展が待たれます。

スポーツ傷害に関する研究を一緒に行ってみませんか?

2017年1月17日 (火)

第7回研究セミナーpart1

いきいき放送局へようこそ!

健康スポーツ学科では、教員同士で互いの研究分野について

学習し合い、理解を深めていく研究発表の活動を行っています。

本日は塙先生がご発表くださった内容の紹介になります。

 

塙先生の研究テーマは

「運動不足などでやせ細った筋肉になった動物や人において

大腿の筋肉や尿のメッセンジャーRNAや蛋白質は

どのように変化するのであろうか?」

というものです。以下が発表の内容です。

Photo_13

超高齢化社会を迎える我が国において、高齢者になっても健康で

自立した生活を送れるようにすることは非常に重要です。

したがって、心血管疾患、消化器疾患などの内科領域においても、

筋肉量の低下や筋力の低下は重要な問題となっています。

これまでに我々は、心臓病における心筋細胞のメッセンジャーRNAの

特徴を調べる研究をして様々な報告をしてきました。

メッセンジャーRNAはDNAから写し取られた遺伝情報に従い

蛋白質を合成する役目をもつため、これを調べることによって

細胞がどのような蛋白質を作ろうとしているか、

ひいてはその細胞の様々な病的変化を知ることができます。

そしてこれを分析することによって、病気の診断や進行具合を知る

指標の発見や治療につながる可能性があります。

定量的RT-PCR、DNAマクロアレイ、プロテオミクス解析などの

新しい方法をもちいて、やせ細ってしまった筋肉になった動物や

ヒトの大腿の筋肉や尿の特徴を研究していく予定です。

 難しい研究なのですが、

研究領域の異なる教員や大学院生にもわかりやすくご説明いただきました。

高齢者の健康維持・増進に役立つ研究を一緒に行ってみませんか?