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2015年7月

2015年7月11日 (土)

スピーチチェーン(第6回)

こんにちは、乙女でございますvirgo
しばらくイベントが続いておりまして、久しぶりのスピーチチェーンですhappy01
第6回の今日はゲストが2人来てくれましたsign03

前回のヤマさんのお友達は…

201507101006380001_01 左のしーちゃん(3年)ですsign03そのお友達のコバさん(3年生)(右)も一緒に来てくれました。
ということで、今日は初の3人態勢でお送りしますnote

mobaq出身地はどちらですか?
しーちゃん:福島県です。
コバさん:秋田県です。

mobaq二人のご関係はどういったものでしょう?

2人:バスケだよね?
ーふたりともバスケットボールをしているんだね。ポジションとかって決まっているの?
2人:2人ともフォワードです。

しーちゃん:小学校2年生からバスケをしていて、大学生になった今も続けています。
コバさん:私も今でも続けていますよ。

mobaq学生生活のことを教えてください。

しーちゃん:大学のよいところは『海が近い』『庭がきれい』『学科が多い』ことですね。海が近いのでバーベキューが楽しめます。(私はまだしてませんがcoldsweats01)あと、学科が多いので連携教育が学べ、他職種への理解が深まりました。2年生には連携基礎ゼミがあって多学科で症例検討を行うなどグループワークが学べました。また、実際の医療現場にも見学にいったり、グループで交流会を行ったり、プレゼンテーションをしたりと充実したゼミ活動でしたwink

コバさん:今までで一番印象深い出来事は昨年の伍桃祭(学祭)です。
私たちの学年からミスコンの優勝者が出たんですsign03友人なのですごく誇らしいですhappy01

Pb020417 途中から雨が降ってきた伍桃祭でしたね。

mobaq授業についてはどうですか?

コバさん:好きな科目は『摂食・嚥下障害学演習(3年生)』という科目です。この科目は飲み込みのメカニズムから病気、飲み込みのリハビリを学ぶ科目です。実際のトロミ剤や嚥下食品の実物を使って演習するので、わかりやすく印象に残りますし、楽しいです。

しーちゃん:私は苦労した科目は『神経科学(2年生)』です。授業の最初から最後まで幅広い範囲の理解が求められます。今まで予習するスタイルがなかったのですが、予習のスタイルが身につきます。(逆に言えば、予習しないと授業についていけませんcoldsweats01)ただし、自分たちで調べたり理解した後の講義なので、納得しやすいし、わかると楽しいflairです。先生の授業は大変だけど素晴らしい授業だと思います。

mobaq最後にひとことお願いしますkaraoke

しーちゃん:大学に入れば連携学が学べます。まずはオープンキャンパスで話を聴いてみてくださいねsign03
コバさん:言語聴覚士の仕事は大変だけどやりがいがある仕事だと思います。一緒に言語聴覚士を目指して頑張りましょうsign03

2015年7月10日 (金)

学会の楽しみPart 3♪

こんにちは♪トーキングA子ですcherryhappy01

学会の楽しみ第3弾sign03

これはやはりご当地グルメですdelicious

杜の都 仙台といえば・・sign03そうです!もちろん牛タンですね!!

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お決まりのテイルスープ、これもまた美味しいんですsign03delicious

来年の言語聴覚学会は古都 京都で開催されます。学生のみなさんも良かったら、参加してみてくださいねheart04

2015年7月 9日 (木)

「僕の声は届かない。でも僕は君と話がしたい。」

こんにちは、海馬ですhorse


今日は、こんな素敵な本を紹介します。

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「僕の声は届かない。でも僕は君と話がしたい。」

(近藤誠、2015、角川書店)

著者の近藤さんは、若くして(28歳で)脳梗塞で倒れました。

国立がんセンターの医師でした。

脳梗塞によって、身体の麻痺以外にも、言葉を話すことも、聴くことも難しくなったそうです。

Facebookのご本人のページによれば、初台リハビリテーション病院でリハビリ訓練を受けて、今ではiPadを使って会話ができるようにまでなったそうです。おそらく、言語聴覚士の訓練も受けたと思います。初台リハビリテーション病院には、本学科の卒業生も勤めています。

近藤さんの話では、やはり「会話ができない」のが何よりも苦痛だったそうです。

改めて、人間が人間らしく生きていくためには、いかに「ことば」が大切か、実感させられますね。

ニュースや各種サイトでも取り上げられています。

一部をご紹介します。


脳梗塞の元医師が「闘病の記録」(TBS NEWSi) 2015年7月3日

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2532148.html

5万人が共感!死の淵から生還した若き医師の魂の叫び『僕の声は届かない。でも僕は君と話がしたい。』角川書店から6月27日発売(マイナビ)2015年6月28日

https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/14165

2015年7月 8日 (水)

朝日新聞 時事ワークシート

こんにちは、海馬ですhorse


学内のとある場所で、こんな掲示を見つけました。

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最近、実習に行った学生や、就職試験を受験する学生たちからよく

「どうやったらレポートや小論文がうまく書けるようになりますか?」

と質問を受けます。


学問に王道は無しで、やはり、良い文(書物)を精読し、たくさん書くに勝ることはないと思います。


本学では、上記掲示(写真)のように、学習支援センターで朝日新聞の時事ワークシートを無料で配布しています。また、小論文を書いて持参すると添削までしてもらえます。


これを活用しない手はないでしょう!

こんなに面倒見の良い大学は、なかなか無いと思いますhappy01

2015年7月 7日 (火)

栗﨑先生の講義を聴いてみよう!

こんにちは、乙女でございますvirgo

今日はベストティーチャーに選ばれた栗﨑由貴子先生に直撃インタビューしましたよhappy01
インタビューはとても興味深いお話でしたので、ノンカットで2回に分けて掲載しますねsign03
本日は第1回です。

先生がベストティーチャーを受賞された科目は何でしょうか?karaoke
―失語症の診断・評価学です。

Img_1384

先生の授業はどのようなスタイルなのでしょうか?pencil
―講義資料は講義のキーワードが書いてある程度で、枚数は極力少なく、パワーポイントのスライド1枚を丁寧に説明していくスタイルです。いわゆる大学の講義らしい講義ですよ。私の研究内容を要所に盛り込んで話をしています。

―先生のご研究の内容といいますと?book
例えば、「失語症」のもっとも古い歴史は古代エジプトのパピルスに記された記録で、この時代から、ずっと「失語症」は研究されています。

今日の授業の内容ではウェルニッケ・リヒトハイムの図式というものが出てきました。

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(これは19世紀に提唱された脳の中のことばの伝搬を図式化したものです。amまで矢印がつながっています。)

一番上には「B」と書いてありますが、この「B」は概念中枢を表すものです。この「B」はドイツ語で、どんな経緯で概念中枢と呼ばれるに至ったかということまで教科書には書かれていません。
 また、授業では「ブローカ失語」を習いますが、その「ブローカ失語」を提唱したBrocaという人物がどんなひととなりなのかということは教科書を読んでもわからないのです。
 このような、歴史的内容や国家試験では出題されない内容について授業の中でふんだんに盛り込んで話をしています。

今回のお話はここまで。次回は授業を行う上で工夫している点をお聴きしましたconfident

栗﨑先生、ベストティーチャー賞おめでとうございましたsign01

718日(土)のオープンキャンパスでは栗﨑先生の模擬講義を聴講できますよsign03

2015年7月 6日 (月)

学会の楽しみPart 2♪

こんにちは♪トーキングA子ですcherryhappy01

先週、日本言語聴覚学会のお話をしましたが、学会にはさまざまな楽しみがあります。

その中の一つに”ランチョンセミナー”があります。美味しいお弁当が食べながら、ためになる最新の勉強ができる!という優れものです。

今回、私は、一日目は『高齢者の摂食・嚥下障害と吹き戻し』、二日目は『パーキンソン病・レビー小体型認知症update』に参加してきました。

二日目のお弁当は、なんと『むすび丸弁当』sign03

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むすび丸のゆるキャラも来ていたのですが、意外にシャイな私は写真をとれず、残念・・crying

そして、『むすび丸弁当』の中身はというと・・・

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こんな感じでした(笑)美味しかったですよ~delicious

ランチョンセミナーはホントためになる。フムフムpencilhappy01

またね~♪(第3弾ありますw)

2015年7月 5日 (日)

クリアホルダー表紙の絵がリニューアル!

こんにちは、乙女でございますvirgo

いつもオープンキャンパスにご参加くださっている方、ありがとうございますsign03
まだ一度もオープンキャンパスに来たことが無いという方にもお知らせです。
7月18日(土)に夏のオープンキャンパスが開催されますnote
http://www.nuhw.ac.jp/applicant/event/opencampus/

夏のオープンキャンパスでは、普段のオープンキャンパスでは開放していない教室も見学することが出来ますので、是非いらしてくださいねsign03

さて、いつもオープンキャンパスにご参加いただいている方はご存知だと思いますが、言語聴覚学科では、毎回特製クリアホルダーにお知らせを入れて配布していますclip
そのクリアホルダーの表紙の絵は、イラスト部の学生さんが書いているのですが、今回夏のオープンキャンパスのために新作を書き下ろしてくれましたよhappy01Photoモザイクがかかっているので パッと見ただけでは何が変わったかわかりませんねcoldsweats01

リニューアルした絵を是非生でご覧くださいねsign03
7月18日、8月8日、8月9日、9月5日の夏のオープンキャンパスで配布しますgood

2015年7月 4日 (土)

「なぜ、この人と話をすると楽になるのか」

こんにちは、海馬ですhorse


一昨日のブログ記事で雑談力の本を紹介しました。

今日は、それに関連したもう1冊の本を紹介したいと思います。


「なぜ、この人と話をすると楽になるのか」 (吉田尚記、太田出版、2015)



「非戦のコミュニケーション」という独特の考えを武器に、コミュニケーションという「ゲーム」をすることが大切と、著者は説いています。


コミュニケーションという戦いに勝とうとするからうまく行かないという意味合いですね。というか、そもそもコミュニケーションで勝とうとすること自体が難しい愚かなことで、コミュニケーションは人と楽しむゲームだと割り切ることが良いということです。


私たち言語聴覚士も、ときどき、患者さんに対してカウンセリング的な会話をすることがあります。そのときに、正しい知識やより良い結果を求めることばかりを最優先してしまうと、結局、うまく行かずに空回りすることがあります。


まずは、相手と「気持ちを共有」し「会話を楽しむ」ことが、もっとも大切です。


また、著者は興味深い話もしています。

それはいわゆる「コミュ障(コミュニケーション障害)」についてです。

コミュニケーションは難しいもので、最初からうまくできる人はいないし、そういう意味ではコミュ障ということば事態がおかしいという旨の説明をしています。

(注:ここでいうコミュニケーション障害は、私たち言語聴覚士が対象とする医学的な障害とは異なる、社会的現象を表すことばです)

コミュニケーションは初めから難しいのが当たり前なのだということは、劇作家の平田オリザさんが「わかりあえないことから -コミュニケーション能力とは何か」でも主張しています。


難しいから悲観的になる必要があるという意味ではなく、逆に、難しいものだからこそ、楽観的にコミュニケーションを楽しもう!ということですね。ポジティブ・シンキングです!

インターネットで何でも答えがすぐに見つかる現代。

正しいことや正答だけが大切にされているような気がします。

大事なことは、正しいことや正答というのは、そんなにすぐに分かるものではないということ、むしろ、それが何であるかを知ることよりも、それに到達するまでの試行錯誤する過程こそが重要である、そんなことが改めて確認された良書でした。

2015年7月 3日 (金)

日本言語聴覚学会に行ってきました♪

こんにちは♪トーキングA子ですcherryhappy01

先週末、杜の都仙台にて、日本言語聴覚学会が開催されました。私、トーキングA子も参加してきました。

今回のテーマはズバリ『臨床力を鍛えるsign01』学会長の熱い思いとメッセージがこもったテーマで、まさに”臨床力を鍛える”たくさんのプログラムが目白押しでした。

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学会の楽しみはいろいろとありますが、その中でも、共に学んだ同級生たちとの再会は楽しいものです。トーキングA子も、今回ミニ同窓会があって、卒業以来ぶりに会う仲間もいて、とても楽しかったですsign03happy01

卒業したら、みなさんも是非行ってみてくださいねheart04

2015年7月 2日 (木)

「超一流の雑談力」

こんにちは、海馬ですhorse


先日、弘前へ出張していた際、地元NHK青森放送局の番組で「超一流の雑談力」の本とその著者へのインタビューが放送されていました。

「超一流の雑談力」 (安田正、文響社、2015)

番組内で、次のような説明がありました。

 

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ふむふむ・・・eye


言語聴覚士は、患者さんとの訓練で「フリートーク(自由会話、雑談)」をよく行います。
もちろん、会話自体そのものを訓練対象とする「会話訓練」も行います。


特に、前者の何気ない訓練導入時や終了時、休憩時に行うフリートークは、ただ漫然と行って良いわけではありません。それなりに、専門家としての「雑談力」が求められます。

興味深いのは、ペラペラと流暢に話したり、知識が豊富だったりすることが重要ではないといことです。どちらかというと、相手にいかに気持ちよく話をさせるか、が大切ですね。

たかが雑談、されど雑談。

雑談は、雑な談話ではなく、奥が深い会話であることに、あまり気づかれないことが多いようです。


現時点では、本書は2015年5月に発行されたばかりの新刊ですので、まだ本学図書館には所蔵されていないようです。でも、海馬が調べたところ、本学図書館には

誰と会っても会話に困らない雑談力 サクッとノート」 (櫻井弘監修、永岡書店、2014)

こんな本が所蔵されていましたよbook

実習に行く前に、読んでおきたい本の一つですねhappy01

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