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2018年6月

2018年6月29日 (金)

本学発!嚥下をよくするエクササイズ

こんにちは。

STkouhouです。

今日は言語聴覚士がリハビリで使用する道具について紹介いたします。

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写真の学生たちが持っているものは、ストレッチポールと言います。

筒状の形態で、中にはクッションがつまってほどよい反発力があります。

  

もともとはアスリートの体幹トレーニングに使用されていましたが、

本学科でも講義を担当されている西尾正輝先生が、このストレッチポールを利用した、

嚥下機能(のみこみの機能)を改善するエクササイズを開発されました!!

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このようにポールの上に縦に乗り、左右にゆっくりと揺れる動きを行い、嚥下に関連する部位である胸郭を広げます。

これはほんの一例で、他にも様々なエクササイズがありますので、詳しくは下記の動画をご参照ください!

西尾先生開発のエクササイズの動画はこちら

  

本学科の日々の講義は常に最新の知見を取り入れており、学生たちが臨床に出た際に実践的な活躍ができるよう努めております。

言語聴覚学科の紹介はこちら

2018年6月27日 (水)

国家試験過去問題集完成!

こんにちは。

STkouhouです。

言語聴覚士は国家資格ということは皆さんご存知でしょうか?

言語聴覚士になるには、学校で所定の科目おさめたのち、国家試験を受ける必要があります。

この国家資格の試験に受からないと、言語聴覚士にはなれません。

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国家試験は毎年2月に実施されます。

受験をするのは4年生ですが、当学科では全員合格を目指して、4年生になる前から入念な準備を行っています。

今日はその一つ、国家試験の過去問題集のご紹介です。

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当学科では、国家資格の勉強で活用していただくことを目的に、国家試験の過去5年分の問題を集めた冊子を作成し、希望学生に販売しています。

過去問題集は市販のものもありますが、当学科で作成している冊子は、科目ごとに分けて編集しているのが特徴です!

この編集方法だと、自分の苦手な科目を集中して勉強することができるのです。

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当学科はここ3年間、90%以上の高い合格率を出しています。

学生さんにはこの表紙の色のように、国家試験に向けて熱く取り組み、全員合格をつかみ取ってほしいですね!!

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2018年6月22日 (金)

新潟県学術集会レポ④:在学生も!!

こんにちは。

STkouhouです。

先週から続いている新潟県学術集会のレポも最終回です。

今年度の新潟県言語聴覚士会学術集会は同時に法人化記念式典も開催されました。

昨年の9月まで新潟県言語聴覚士会は任意団体として活動してきましたが、

10月から一般社団法人となり活動を始めたのです。

その記念すべき式典のアトラクションとして新潟医療福祉大学のダンス部が出演してきました!!

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新潟医療福祉大学ダンス部

なんとダンス部の副部長を言語聴覚学科の3年生が務めています!!

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スピーチも堂々と行っていてSTkouhouもうれしかったです!!

今回の学術集会では卒業生のみならず、

在学生や教員など新潟医療福祉大学は大活躍でした!!

以上でレポートを終わります!!

言語聴覚学科の学び

2018年6月21日 (木)

新潟県学術集会レポ③:教員も!!

こんにちは。

STkouhouです。

少し間が空きましたが、新潟県言語聴覚士会学術集会のレポート続きです。

前回までは卒業生を紹介していましたが、

今大会では当学科の教員も発表をしてきました。

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田村先生が一般演題で発表し最優秀賞を受賞しました。

おめでとうございます!!

教員紹介

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舌の機能と発音に関連する研究でした。

興味があったらオープンキャンパスなどで質問してみてください!!

言語聴覚学科の学び

2018年6月18日 (月)

オープンキャンパスにご来場いただきありがとうございました!

こんにちは。STkouhouです。

6月17日の日曜日にオープンキャンパスがありました!

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学科の説明会では最近亡くなった西城秀樹さんの紹介がありました。

西城さんは脳梗塞を患われた際に、言語訓練を受けられた経験があったのです。

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在学生による、講義で使用する教材の解説や、聴力検査の体験などのプログラムが開催されました。

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言語聴覚学科にも多くの方にご来場いただきまして

誠にありがとうございました。

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次回は7月に開催の、夏のオープンキャンパスでお会いしましょう!!

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おまけ

オープンキャンパスの途中で、学科の紹介ビデオの撮影がありました。

在学生の皆さんにはカンペ係をお願いしました。

皆さんお疲れさまでした。

オープンキャンパス情報

言語聴覚学科情報

夢を語る会

こんにちは。

STkouhouです。

学術集会のレポートはまだ続きますが、ここでちょっと別の話題をお伝えします。

1年生には入学前に作文の課題が出されます。

今年の題は『私の夢』でした。

入学後に提出された作文の中で、特に優秀な出来栄えだった人が10人が選出されました。

先日はその10人による作文の発表会が開催されました。

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発表は一人あたり5分の持ち時間です。

発表者からは、学生生活を通しどう成長したいか、どんな言語聴覚士になっていきたいか、リハビリではどんなことを重視していきたいか…など実に様々な夢が発表されました。

自分はなぜ言語聴覚士を目指すようになったのかを話す方も多く、大変興味深い内容でした。

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全員の発表後、最も良かった発表に対する投票が行われました。

どの発表も面白く、票は割れ接戦となりました!

   

山岸学科長から学長からの招待状が渡されました。

なんと優勝者は後日、学長と昼食をご一緒できるのです!

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同級生の多様な志を聞くことができ、お互いに良い刺激になったと思います。

皆さんにはそれぞれの夢を忘れずに未来に向かって頑張ってほしいですね!

言語聴覚学科の紹介はこちら

2018年6月15日 (金)

6/17(日)オープンキャンパスが開催されます!!

こんにちは。

STkouhouです。

  

6/17(日)に、新潟医療福祉大学でオープンキャンパスが開催されます!!

もちろん言語聴覚学科も参加します。

午前と午後と2部構成で、どちらも同じ内容ですから、午前だけ参加、午後だけの参加、どちらでも大丈夫です!

午前の部は9:30開始、午後の部は13:30開始となります。

  

直前のお知らせとなってしまいましたが、皆さんぜひいらしてくださいね。

新潟医療福祉大学オープンキャンパスの案内はこちら

2018年6月11日 (月)

活躍する卒業生:新潟県学術集会レポ②

こんにちは。

STkouhouです。

引き続き学術集会のレポートです。

学術集会では多くの卒業生が発表していましたsign03

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また、新人発表というカテゴリーで卒業生が

奨励賞を受賞しましたsign03

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おめでとうございますsign03

発表タイトル:軽度高次脳機能障害症例の運転再開支援

車を良く使用する新潟県では特に問題となる良いテーマでした。

まだまだ続きます!!

言語聴覚学科の学び

インスタグラム

2018年6月 7日 (木)

活躍する卒業生:新潟県学術集会レポ①

こんにちは。

STkouhouです。

先日第6回新潟県言語聴覚士会学術集会が行われました。

県内や近県の言語聴覚士(ST)が一堂に会して

日々の臨床や研究成果について発表しあいます。

当学科の卒業生も運営スタッフとして朝から走り回っていました。

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しかも今年度は新潟県言語聴覚士会の定期総会と

法人化の記念式典も同時開催され、卒業生のみならず

当学科の関係者は大活躍でした。

細かい内容はまた次回以降ご報告しますsign03

言語聴覚学科の学び

インスタグラム

2018年6月 6日 (水)

新任の伊藤先生のご紹介です

こんにちは。STkouhouです。

4月に言語聴覚学科 合同研究室に着任されました伊藤さゆり先生をご紹介します。

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Q1. これまでの経歴を教えてください

長野、東京、埼玉の3つの病院にあわせて7年ほど勤務していました。

主に脳卒中の患者さんを対象にコミュニケーションや飲み込みの障害のリハビリテーションに携わりました。

その後は、イギリスの大学院で修士号を取得し、さらに山形大学の博士課程に進み、認知症の新たな検査手法に関する研究を進めるとともに、山形や仙台の病院で記憶や言語の検査を行う仕事をしてきました。

   

Q2. 言語聴覚士を目指した理由は

高校生の頃に脳の機能について関心を持ちました。当時のNHKで放送された「脳と心」のなかで、記憶障害の患者さんが紹介されたのです。

その患者さんは弁護士を志望する優秀な青年だったのですが、脳の病気により新しいことが覚えられなくなり、人生が一変してしまいました。さらに彼は、日々の出来事を口述して録音したものを聞き返す工夫をしていること、残された脳機能を利用して家具職人を目指していることも紹介されました。

このように人の人生を大きく変えてしまう記憶と脳の問題についてもっと学びたいと思ったのです。 こういった脳の損傷が、人間の行動にどのように影響するのかを検証するのは『神経心理学』という学問になります。 ただし当時の私はそのキーワードにたどり着けず、とにかく少しでも近い学問を、ということで大学では心理学を専攻しました。

しかし当時大学で学んだのは人以外の動物や、健常な人を対象とした学問が主でした。そして、自分が本当に勉強したいのは神経心理学であること、神経心理学をもっと学ぶにはやはり患者さんを対象としなければならないことがわかってきました。

ちょうどその頃に、言語聴覚士が国家資格になるというニュースがあったのです。実際に障害を持った患者さんを通して脳の機能への理解を深められる上、その関心を社会貢献にも活かせる、素晴らしい仕事だと思い、この世界に入りました。

 

Q3. 研究内容を教えてください
 

認知症というと記憶力が低下する、いわゆる物忘れが生じることがよく知られていますが、言葉がスムーズに出なくなったり、見え方が変わったり、といった、記憶以外の症状が前面に出てくるタイプの認知症があります。そういった患者さんの障害のメカニズムや評価方法、リハビリ方法の研究をしています。

  

Q4. 言語聴覚士の魅力とは

最初は脳の機能への関心から入った世界でしたが、今では関心もさることながら、患者さんとの関わりに魅力を感じています。

特にコミュニケーションに障害を持つ患者さんが、時間をかけてご自分の気持ちを伝えることができて喜ぶ姿に、やりがいを感じます。この世界に入ってしばらくたちますが、今でも新鮮な気持ちになる瞬間です。

  

Q5. 言語聴覚士を目指す高校生へのメッセージ

言語聴覚士の仕事は、同じことの繰り返しではなく、日々勉強することで成長し続けられる魅力的な仕事だと思います。

言語聴覚士の数はまだまだ不足しています。ぜひ一緒に学び明日のリハビリテーションを担っていきましょう!


 
伊藤先生ありがとうございました!

実は伊藤先生は某ゆるキャラのファンです。お好きな方はぜひゆるキャラトークもしてみてください。

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