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2018年8月

2018年8月29日 (水)

【授業風景】競技スポーツの心理学(3年生対象の講義)

 

 

「健康スポーツ学科 授業紹介week!!」最終回の3回目は「競技スポーツの心理学」の紹介です。

 

 

 

みなさんは、「こころ」についてどれだけのことを知っていますか?

健康や運動、あるいはスポーツには「こころ」がどのように関係しているか、考えたことはありますか?

 

心理学とは、様々な事柄を「こころ」の視点から理解を深めていく学問です。

 

みなさんに馴染み深い競技スポーツの場面でも、「こころ」がパフォーマンスを左右することがあるでしょう。

 

必要以上に緊張したり、力んだりしてしまえば、より良いパフォーマンスを発揮することは難しくなるかもしれません。

おそらく、競技をしている多くの人が、このような体験をしたことがあるのではないでしょうか。

 

では、より良いパフォーマンスを発揮するために、「こころ」の面からどのようなアプローチができるのか?

 

みなさん、知りたくありませんか?

 

もちろん、「そもそもこころを鍛えることなんて、できるのか?」といった問いを立てて、その謎を解明するのもいいでしょう。

 

 

 

この講義では、アスリートが直面する様々な出来事に対して、「こころ」の側面から積極的にアプローチし、競技力向上、パフォーマンスの発揮に向けた効果的かつ効率的な方法とその理論を学ぶことができます。

 

 

 

この日の講義では、ジャグリングを運動課題として、その実践的な理論と方法を学びました。

 

 

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さて、みなさんは、「イメージ技法」や「リラクセーション技法」という言葉をどこかで耳にしたことがあるでしょうか。

スポーツ選手がプレイ前やプレイ中、頭の中で自分の動きを確認したり、深呼吸をしたりしていますね。

いわゆる「メンタルトレーニング」に含まれるものだと考えてください。

 

この日の(本当の)授業のテーマは、ジャグリングそれ自体ではなく、「系統的脱感作(けいとうてきだつかんさ)」を学ぶこと。

 

ちょっと難しい言葉ですが、イメージとリラックスを組み合わせながら、苦手な状況を克服していくための心理学の一技法です。

これをスポーツの苦手場面克服に応用するための講義(実技)です。

 

この日のジャグリング課題は、3つのボールを操る「3ボールカスケード連続技」を落ち着いて行えるようにすること。

最初は見本をみせて自由に練習してもらいますが、まったく上手くできず、身体に力が入り、バタバタと動き回り、次第に学生はイライラして、疲労していきます。

 

 

そこで本日のテーマ、「系統的脱感作」の登場です!!

 

 

この技法の理論と流れを説明した上で、リラックスして落ち着いて取り組める簡単なジャグリング動作から、目標とする3ボールカスケード連続技まで、階層表と言われるいくつかのステップを定めていきます。

 

第1段階は2つのボールを交差させるところからのスタートです。

 

この最もやさしい課題で、イメージ+リラックスを何度か繰り返し行ってもらいます。

頭の中で、課題とする動作を鮮明に描きながら、同時に息を吐いて心身を整え、無駄な力みを解消し,落ち着いた心身の状態を作り出していきます。

 

次に、今イメージした2ボールのジャグリング課題を実際にやってみます。

 

イメージ中に体験した心身の感覚を大事にしながら、実際のジャグリング動作を落ち着いて試していきます。

このイメージ+リラックス、次に実践練習というサイクルを繰り返して徐々に段階(難易度)を上げていき、最終的には3ボールカスケードの連続技に到達するわけです。

 

授業開始の段階ではバタバタと騒がしく練習していた学生たちですが、系統的脱感作の手続きで練習を進めていくと、試技の前に一呼吸おいたり、間(ま)を上手く作ったりしながら黙々と練習し、教室の雰囲気が最初とはかなり異なります。

 

なにより他者の目線を気にすることなく、自分の課題に集中できている。

落ち着いていて、みなさん上手です。さすがですね。

 

どうしたら不安や苦手意識を強く感じるような場面で、腹を据え、自然体でプレイできるようになるのか?

 

決して簡単なプロセスではありませんが、学生たちには今回の学びと経験を、ぜひ今後の競技活動やスポーツ指導の中で活かしてほしいですね。

 

 

 

 

健康スポーツ学科には、さまざまな授業があります。

「健康」「スポーツ」「運動」「教育」に興味関心のある高校生は、ぜひ、新潟医療福祉大学健康スポーツ学科を進路選択の中に入れてみてください。

 

健康スポーツ学科に入学して、実際に授業を受ければ、「面白いな!!」「なるほど」「入って良かったな」といった気持ちを抱くはずです。

 

 

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

健康スポーツ学科 ゼミ紹介

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/seminar.html

 

 

2018年8月28日 (火)

【授業風景】教職概論

 

 

昨日、勝手に「健康スポーツ学科 授業紹介week!!」として始まったこの企画の2回目は「教職概論」の紹介です。

 

 

教員免許を取得するためには、そのための講義を受ける必要があります。

 

今回、教員免許を取得するための授業の一つである「教職概論」を紹介します。

 

「教職概論」では、教職(教師)の意義や役割、職務などについて学ぶことになります。

 

ちなみに、この講義はオムニバス形式で行われています。

オムニバス形式とは、回によって担当教員が代わる代わる講義を行っていく方法です。

新潟医療福祉大学では、一つの科目は15回行われます。

15回のうち〇回目はA先生、○回目はB先生、〇回目はC先生といったように、数人の先生がこの科目を担当しています。

 

 

 

この日に講義を担当された先生は吉田重和先生と佐藤裕紀先生です。

 

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吉田重和 先生

 

 

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佐藤裕紀 先生

 

 

 

 

今日の授業テーマは「不登校・いじめとは?」

 

 

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とても重要なテーマです。

 

 

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多くの学生は一生懸命に先生の話を聞いていました。

 

 

 

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学生に丁寧に説明する佐藤裕紀先生

 

 

 

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学生の質問に答える吉田重和先生

 

 

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いじめに関する映像を見ました

 

 

 

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授業中、学生とのやり取りもありました

 

 

 

 

授業では、不登校と呼ばれる状態はどのように定義されているのか、いじめは4層構造で成り立っている、といった話がありました。

 

 

また、授業中に吉田先生が「残念なことではあるが、いじめは完全にはなるとは考えづらい」といった話をしていました。

 

ただ、教育に関わる人はみな、不登校やいじめをなくしたいと思っているはずです。

 

 

この日の講義を真剣に聞くことによって、「不登校とは?」「いじめとは?」といったことを理解し、それらが生じた時により適切な対応を取るためのヒントを獲得することができたはずです。

 

授業には、たくさんの知恵が散りばめられています。

その知恵を、授業の中で取れるか取れないかは、受講生次第です。

授業を「ただ聞くだけ」なのか「考えながら聞く」のかによって、理解度や知恵を身につけられる度合いは変わります。

 

多くの学生には、これからもより真剣に授業を受けてもらいたと思います。

 

 

さて、この日の講義では「どのように不登校やいじめを未然に防ぐか」「不登校やいじめが生じた時に、どのように対処するか」といったことを考えることがとても重要でした。

 

 

 

では、教師になった時に、あなたは不登校の生徒に対して、またいじめに対してどのように対応しますか?

 

 

 

この問いに対する答えを導き出すことができれば、この日の講義を良く理解できたことになるのではないでしょうか。

そして、それは教員になった際にとても有益な知恵となるはずです。

 

 

ただ厳密にいえば、この問いに対する「正解」はないかもしれません。

教育には、数学のような「正解」は用意されていないからです。

 

たとえば、1+1=2です。

1+1=3でも、1+1=4でも不正解です。

 

でも、たとえば「いじめが生じた際に、どのように対処しますか?」という問いに対する答えはAかもしれないし、Bかもしれないし、Cかもしれません。

さらに、次にいじめが生じた際に、前回と同じ対処法で対応できるという保証はありません。

 

 

だからこそ、教育に関わる人は常により深く考え、教育現場で生じる問題に対してより良い答えを創り上げていく必要があるのではないでしょうか。

 

 

もし、教員免許を取得し、教員採用試験に受かり、見事に教員になったならば、あなたも教育現場でより良い答えを創り上げていくことになるでしょう。

 

 

より良い答えを創り上げられるようになるためにも、大学生活を楽しむとともに、授業をより真剣に聞き、より多くの先生と話して、いろんなことを学んでください。

 

 

健康スポーツ学科の教員は、「未来の教員」と共に歩んで、より良い教育を模索していきますよ!!

 

 

 

 

吉田重和先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/yoshida.html

 

 

佐藤裕紀先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/sato_y.html

 

 

 

教職関連のブログ

◆「体育の先生」への道のり

http://nuhw.blog-niigata.net/hs/2018/06/01/?ref=calendar

 

◆「教師」への道を切り開くためには?

http://nuhw.blog-niigata.net/hs/2018/06/11/?ref=calendar

 

◆教職支援センターの活用方法とは?

http://nuhw.blog-niigata.net/hs/2018/06/13/

 

 

2018年8月27日 (月)

【授業風景】体育科教育法Ⅱ

 

 

高校生のみなさんは、夏休みの残りが1週間となりましたね。

 

3年生は徐々に進路を決め始めたのではないでしょうか!?

 

進学あるいは就職、はたまた留学を志す人もいるのではないでしょうか!?

もしかしたら、まだ決めかねているという人もいるかもしれませんね。

 

高校を卒業することは、次のステージへのスタートラインに立つことを意味しています。

 

高校卒業後に「どんな道を歩みたいのか」によって、立つべきスタートラインが決まってくると思います。

 

進学を考える場合も同じでしょう。

 

「どの大学に入るのか」「どの学科に入るのか」といった選択は「そこで何を学ぶのか」につながり、それが大学卒業後に歩む道を方向づけます。

 

 

だから、まだ進路を決めかねている高校生は、たくさん悩んで、考えて、相談して、自分にとってベストな選択をしてもらいたいと思います。

 

 

2年生や1年生は、夏休みの課題を必死になって終わらせている人もいるのではないでしょうか!?

高校を卒業した後には、そんなことも「笑い話」として語られます。

ただし!!

「笑い話」にできるように、今は必死になってください!!

 

 

さて、大学はといえば、まだまだ夏休みは続きます。

「いいなぁ~、大学生は」って思っている高校生は多くいるのではないでしょうか。

 

いいんです、大学生は!!

楽しいんです、大学生は!!

 

高校生の頃よりも、自分の好きなことに時間を費やせるようになります。

 

もちろん、そんな大学も、高校生の頃には真剣に進路を考えていたと思います。

 

そんな進路選択の参考にもなればと思い、これまでに、

「水辺実習」(クリック)

教育実習の様子(クリック)

健康づくり現場実習Ⅰ(クリック)

コンディショニング論(クリック)

テーピング・ストレッチ実習(クリック)

バイオメカニクス(クリック)

「陸上競技」(クリック)

合同での基礎ゼミ(クリック)

といった授業の風景を紹介してきました。

 

 

 

 

今週は、「健康スポーツ学科 授業紹介week!!」と勝手に題して、3日連続で授業風景を紹介します。

 

 

 

第1回目は「体育科教育法Ⅱ」です。

 

体育科教育法Ⅱでは中学校・高等学校における保健体育の「保健」の授業づくりとその実践ができる力量の形成を図ることをねらいとし、保健の授業づくりの基礎・基本と教授技術、さらに学習指導案の作成について学びます(シラバスより)。

 

簡単にいえば、体育の先生になった時に、保健の授業ができるように、知識を身につけ、授業計画を立て、教える力を身につけることが目指されています。

 

 

 

「保健体育教員免許」の取得を希望する学生は、この授業を必ず受講しなければなりません。

 

この授業は座席が指定されず、仲の良い友達と隣で授業を受けることができます。

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授業が始まる前の様子

 

 

 

 

この日の授業は「保健の教育評価」でした。

 

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体育科教育法Ⅱを担当している杉崎弘周先生

 

 

 

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授業風景

 

 

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授業中に与えられた課題を行っています。

 

 

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杉崎先生は、授業中に学生のそばに寄って教えることもあります。

学生はマイクを使って答えることもあります。

 

 

 

この日、「中学生、高校生の時にどんな期末テストを行っていたのか」を思い出すことから授業が始まりました。

 

テストの方法はいろいろあります。

いわゆる〇×方式や穴埋め方式といったものです。

 

学生は、どんなテストの方法があるのかを学び、授業内で例題を作成していました。

そして、学生は作成した例題を発表していました。

 

 

保健体育教師になるためには「保健」と「体育」に関する知識や技能を学ぶ必要があります。

この日の授業で、学生は「保健」に関して知識を深めたことでしょう。

 

 

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新潟医療福祉大学健康スポーツ学科では、教員養成にも力を入れ、少しずつその成果が出始めています。

 

また、健康スポーツ学科では「健康」「スポーツ」「運動」「教育」に関して広く、そして深く学ぶことができます。

多様な知識を身につけ、多角的に物事を見ることで、「より優れた教師」になることができるはずです。

 

もちろん、健康スポーツ学科に入学する学生は教員を目指す人ばかりではありません。

スポーツクラブに就職する学生、一般企業に就職する学生など多様です。

 

ただ、もし、「健康」「スポーツ」「運動」「教育」について興味関心が少しでもあるのであれば、ぜひ、健康スポーツ学科を進路選択の中に入れてもらいたいと思います。

 

なぜなら、他では経験できないことを、ここでは経験できるはずだからです。

 

 

 

 

 

健康スポーツ学科 HP

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

健康スポーツ学科 就職状況

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/career.html

 

 

健康スポーツ学科 トッピックス(海外研修、教員採用試験現役合格者など)

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/topics.html

 

 

「体育の先生」への道のり

http://nuhw.blog-niigata.net/hs/2018/06/post-f5d6.html

 

 

 

2018年8月23日 (木)

☆卒業生 来校☆ パート2

 

 

先日、2018年3月に健康スポーツ学科を卒業した塩川莉奈さんが、スーツ姿で来校されました!!

 

 

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左:塩川莉奈さん(2017年度卒)、右:馬場康博先生

 

 

在学中、塩川さんは新潟医療福祉大学のスポーツ教室「スイスイ子ども水泳教室」に参加し、馬場先生と一緒に子どもたちに水泳を教えていました。

 

 

また、3年生になってからは佐藤大輔先生のゼミに所属し、「指導者の化粧が対象者の快感情に及ぼす影響」と題した卒業論文を書き上げました。

そして、彼女は卒論発表会で表彰されました!!

 

 

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佐藤大輔先生と一緒に♪

 

 

 

 

塩川さんはとても人懐っこく、ほんわかした性格です。

在学中と変わらない笑顔で先生方とも談笑しました。

 

 

 

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お世話になった先生方と談笑しました

 

 

 

実は、この日、塩川さんは仕事関係で大学へ訪れました。

 

だから、スーツ姿だったんです。

そして、恩師と名刺交換もしました。

 

 

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恩師の佐藤大輔先生と名刺交換

 

 

 

スーツ姿も似合っていますね!!

 

 

 

スーツ姿で身だしなみを整え、名刺交換で交流。

社会に出て、少しずつ大人の階段を登っています。

 

そんな塩川さんの姿を垣間見て、社会人として成長していることがうかがえます。

嬉しい限りです。

 

 

 

 

 

健康スポーツ学科では、健康、スポーツ、運動、教育について学ぶことができます。

ただ、多くの学生は一般企業に就職していきます。

 

大学では、それぞれが自身の興味・関心のあることを学ぶことができます。

それだけではなく、学生は「学び方」も学んでもいます。

 

在学中に、自ら積極的に行動を起こして多様な経験を積んだ学生は、どの会社に入っても、また新しい世界に飛び込んでも、自らの力で前進していくことできるでしょう。

 

塩川さんもその一人だと思っています。

 

今後の彼女の活躍に期待しています!!

 

また、「便りが無いのが良い便り」と言われるように、多くの卒業生がそれぞれのステージで活躍していると思っています!!

 

 

それぞれのステージで、お互いがんばろう!!

 

 

 

 

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

健康スポーツ学科 就職状況

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/career.html

 

 

 

佐藤大輔先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/sato_d.html

 

 

馬場康博先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/baba.html

 

 

2018年8月22日 (水)

☆卒業生 来校☆

 

 

先日、2018年3月に健康スポーツ学科を卒業した横山友希さんが来校しました!!

 

 

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左:横山友希さん(2017年度卒)、右:井口華穂さん(2017年度卒:修士課程1年)

 

 

在学中、横山さんは佐藤大輔先生のゼミに所属して勉学に励んでいました。

そして、卒業式には学業優秀者として表彰されました。

 

 

また、横山さんは健康運動指導士の受験も、見事合格しました!!

その際には、下門先生にお世話になっていました。

 

 

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左:横山友希さん、真ん中:下門洋文先生、右:井口華穂さん

 

 

 

 

現在、横山さんは社会人として荒波にもまれながら日々奮闘しています。

 

そんな中、素敵な笑顔で母校に来校してくれたことは、健康スポーツ学科の教員としてとても嬉しいことです。

 

健康スポーツ学科が、卒業後も「ふらぁ~っと立ち寄れる場所」であることは、とてもいいことですね。

 

 

 

 

大学を卒業後、多くの人は社会へ羽ばたいていきます。

ただ、大きく羽ばたこうとしても、なかなか思うようにいかないことも多々あると思います。

 

そんな時、大学生活を少し振り返るのもいいかもしれません。

 

大学では、もちろん専門知識を学びます。

しかし、それだけではなく、「学び方」「問題の解決の仕方」といった方法も学んでいるはずです。

特に、卒業論文は「自分で問題を見つけ、それを解決ないし改善するための方法を模索する」ためのいい練習になっているはずです。

 

 

また、大学で出会った「友」や「恩師」のことを思い出し、連絡を取ってみるのもいいかもしれません。

 

順調な時にはその流れにうまく乗り、不調な時には「友」や「恩師」に寄り添ってもらい、より良い方へ導いてもらうことも必要ではないでしょうか。

 

 

 

卒業生の皆さんは、それぞれ新しいステージで活躍していることでしょう。

 

今後もそれぞれが社会で輝くことを願っています☆

 

 

 

 

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

下門洋文先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/shimojo.html

 

 

2018年8月21日 (火)

隙のない強い組織をつくるために ~男子サッカー部の取り組み~

 

 

近年、新潟医療福祉大学男子サッカー部の活躍は目覚ましいです。

北信越リーグでは、圧倒的な強さを誇っているといえるほどです。

 

しかし、全国大会ではなかなか勝つことができません。

 

全国の壁を破るために、今、新潟医療福祉大学男子サッカー部がどのような取り組みをしているのか、主将の熊谷君に教えてもらいました。

 

 

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皆さんこんにちは。

 

今回ブログを担当させて頂く男子サッカー部主将、熊谷崇大(健康スポーツ学科4年)です。

よろしくお願い致します。

 

男子サッカー部は選手52人、主務1人、学生トレーナー6人、計59人で活動しています。

 

現在、8月31日から行われる第42回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント大会で、チームの目標である「全国ベスト8」を達成するために日々トレーニングに励んでいます。

 

 

現在の4年生の大半は、1年目からチームの中心としてプレーしてきました。

そして、2年の夏、3年の冬と2度全国大会に出場しました。

しかし、いずれも初戦敗退でした。

 

新潟医療福祉大学は北信越では勝てるけど、全国では勝てないというのが現在のチーム状況です。

 

 

では、なぜ勝てないのか?

 

 

それは、明確です。

 

チームとしてのまとまりの無さ、一人ひとりの自覚の無さなど、問題が多々あるからです。

 

そこで、主将として「チーム全員のベクトル合わせ」に全力を注ぎました。

 

 

チーム体制を見直すために

①部則の設定

 チームとしてグレーゾーンが多かったため、より具体的にルールを決めることでチームの再建を図る。

 

②選手間ミーティングを増やす

ミーティングを定期的に行うことにより、全員の意見やチームの現状を把握し、共有することでチームとしての方向性を明確にする。

 

③選手一人ひとりに役職を与える

役職を与えることにより、ピッチ内はもちろん、ピッチ外でも責任感を生み出す。

 

 

主に、この3点にフォーカスを当てました。

 

 

新たにこのような取り組みを行ったのは「勝ちたいから」です。

 

今までは、あと一歩、ラスト1プレーで得点を奪われて敗戦を喫してきました。

 

もう、そんな思いはしたくはありません。

 

試合では、必ず苦しい状況がおとずれます。

 

しかし、そこで我慢し、チーム一体となり勝利を掴み取れるようになりたいです。

 

隙が無く、一体感があるチームであれば勝ち切ります。

 

そんなチームを作り上げたいです。

 

 

 

応援されるチームになるために、日頃の学校生活から自覚ある行動、学校行事の積極的参加、新たなことへのチャレンジなど、まだまだやるべきことは多いですが、やるべきこととしっかりと向き合っていきたいと思います。

 

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北信越リーグは前期が終了し、私たちのチームは10戦全勝で首位に立っています。

 

苦しい試合も多々ありましたが、なんとか得点を奪うことができたり、無失点で乗り切ったりと、そのような部分は昨年からの成長です。

 

ただ、私たちの目標は全国ベスト8です。

だから、現状に満足せず、日々精進していきたいと思います。

 

 

 

4年生は最後の夏の全国大会です。

 

全国大会では、私たち4年生が新たな伝統を創るため、北信越の代表としての責任を持ち、今までやってきたことをすべて出し切ります。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

今後ともに、男子サッカー部へのご支援、ご声援のほど宜しくお願い致します。

 

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新潟医療福祉大学 健康スポーツ学科4年

男子サッカー部主将 熊谷崇大

 

 

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新潟医療福祉大学男子サッカー部 @新潟聖籠スポーツセンター アルビレッジ

 

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次の全国大会は総理大臣杯です。

 

2018年8月31日(金)@ヤンマーフィールド長居

15時30分kick off

 

新潟医療福祉大学 vs. 中京大学

 

この試合に勝つことができれば、関東の第一代表法政大学との試合が待っています。

 

 

大学サッカーでは、関東リーグと関西リーグに所属する大学がしのぎを削る状況です。

 

男子サッカー部は、その二大リーグに所属する大学に対抗し、全国で勝ち上がることを目標に日々トレーニングに励んでいます。

 

ぜひ、そんな彼らの姿に少しでも目を向けてほしいと思います。

地域の人からも注目されることで、彼らは大きく成長するはずです。

 

 

熊谷君の想いがチームを一つにまとめ、全国で躍進してくれることを願っています。

 

 

がんばれ!!

新潟医療福祉大学 男子サッカー部!!

 

 

 

 

新潟医療福祉大学 男子サッカー部 HP

http://footballnavi.jp/nuhw/

 

 

新潟医療福祉大学 男子サッカー部 twitter

https://twitter.com/nuhw_fc

 

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

2018年8月20日 (月)

大学から見えた花火☆

 

 

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先日、大学のとある場所から花火が見えました!!

島見浜の方で花火が上がりました。

 

 

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花火の下の街灯から見えるのは、大学の学生寮「N-Village 伍桃」です。

 

 

 

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「新潟医療福祉大学ってどんな場所にあるの?」って思う人もいるでしょう。

新潟医療福祉大学は海のそばにあります!!

だから、海水浴場もそばです!!

 

そして、大学はのどかな場所にあるので勉学に励むにはとてもいい場所です。

 

また、健康スポーツ学科にはユニークな先生がたくさんいます。

 

少しでも興味のある人は、ぜひ一度新潟医療福祉大学、また新潟へお越しください!!

 

県外の方は1泊2日の日程で来ると、大学や大学周辺、また新潟駅周辺を散策できますよ!!

 

 

 

新潟医療福祉大学 Enjoy! 新潟LIFE

https://www.nuhw.ac.jp/applicant/campus/life/

 

 

 

新潟医療福祉大学 新潟県外の出身者の声

https://www.nuhw.ac.jp/like/

 

 

 

2018年8月15日 (水)

教員採用試験に向けた面接練習

 

 

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脇野哲郎先生の模擬授業&場面指導講座が行われた日、その後、面接練習が行われました。

 

脇野先生が面接官役になって、学生に質問をしていました。

 

志望動機や関心のある最近のニュースなど、さまざまな質問がありました。

 

 

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面接官の質問に対する答え方、志望動機のまとめ方など、細かな指導がありました。

 

 

 

 

面接では、当然のことですが「志望動機」がとても重要です。

 

教員採用試験を受ける学生は、当然、「教員になりたい」はずです。

 

では、「なぜ、あなたは教員になりたいのでしょうか??」

 

世の中には、いろんな職業があります。

 

その中で、なぜ、教員を選ぶのでしょうか?

また、なぜ、小学校の教員なのでしょうか?

なぜ、中学校の教員なのでしょうか?

なぜ、高校の教員なのでしょうか?

 

 

教員採用試験に限らず、他の業種であっても、面接に向けて「なぜ?」という問いを立てて、それに対する回答を明確にすべきでしょう。

 

その際に、自分の過去、これまでの経験などを振り返り、また、これからしたいことなど未来を考えることでその回答を導き出せるかもしれませんね。

 

 

また、面接の際には答え方も重要になるでしょう。

長々と話しても相手に伝わらないことはあります。

「え~」「あのぉ~」といった言葉を発してしまうこともあるでしょう。

 

伝えたいことを明確にし、端的にはっきりと短く答えることも大切かもしれませんね。

 

面接に備えて、文章を書くこともいい練習になるかもしれません。

 

たとえば、

「・・・・・・・、・・・・・・、・・・・・・・、・・・・、・・・・・・・・・。」

といったような「、」で何度も区切られるような文章よりも、

「志望動機は・・・・です。なぜなら、・・・・・です。」

といったように、短く「。」で区切れる文章の方が読みやすいです。

 

面接で受け答えする際も、その方がよいでしょう。

 

 

ぜひ、友達と一緒に練習してみてください。

 

 

 

 

 

8月の教職支援センターの開室時間と教員在室

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新潟医療福祉大学 教職支援センター ブログ

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2018年8月14日 (火)

脇野先生による場面指導

 

 

前回、脇野先生の模擬授業講座が行われたことをお伝えしました。

同日、模擬授業の後に、場面指導も行われました。

 

場面指導とは、学校で起こり得ることを想定して、先生が生徒に指導することです。

 

学生が先生役と生徒役にわかれて、場面指導を行いました。

 

 

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この日、「生徒が学校に持ってきてはいけない物を持ってきた場合にどのように対応するか」「給食を食べるのが遅い生徒がいた時、給食当番の生徒は片付けをせずに遊びに行こうとした場合にどのように対応するのか」といった場面指導を行いました。

(実際には、もっと細かい設定がありました)

 

 

 

 

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この日の講座(模擬授業講座&場面指導)を終えて一息

 

 

 

 

脇野先生が「場数が重要」といっていましたが、場数を踏むために、在学中に子どもと触れ合う機会を自らつくってほしいと思います。

 

 

スポーツ教室でも、アルバイトでも、ボランティアでも、何でもいいと思います。

子どもがいる場所に顔を出すことで、さまざまな経験をすることができます。

 

教員を目指す学生は、ぜひ在学中に自ら子どものいる場所に行き、多くの子どもとたくさん接して、いろんな問題に直面してください!!

 

その経験が教員になった時に生かされますよ!!

 

 

 

 

8月の教職支援センターの開室時間と教員在室

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脇野哲郎先生のプロフィール

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2018年8月13日 (月)

脇野先生による模擬授業講座×授業の重要性

 

 

8月も過ぎ、各自治体での教員採用試験も大詰めを迎えようとしています。

一次試験の結果が出て、二次試験へ進めた学生、一次試験で残念な結果に終わった学生、一次試験の結果を待っている学生、様々です。

 

 

この日、脇野哲郎先生による模擬授業講座が開かれ、一次試験を突破した学生が講座に参加しました。

 

 

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真ん中:脇野哲郎先生

 

 

 

この日の講座では、学生が先生役となり授業を進めながら、脇野先生が途中で介入するというやり方で模擬授業が行われました。

 

 

 

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どのような板書が、生徒にはわかりやすいのかを考えながら模擬授業を行いました。

 

 

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授業を始める時には「笑顔」で、というアドバイスを実践していました!!

 

 

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この日、3人の学生が、板書の仕方、生徒への問いかけの仕方など、脇野先生のアドバイスを聞きながら模擬授業を行っていました。

 

 

 

授業のやり方に「正解はない」と思います。

 

だから、現役の先生も試行錯誤しながらより良い授業を目指しているはずです。

先生になる前から、試行錯誤してより良い授業を目指し、その過程で苦悩することはとても重要な経験だと思います。

 

それは、先生になった際に「より良い授業を展開することができる」ということだけではなく、「より良い授業を展開するために試行錯誤し、苦悩する癖をつける」という意味も担っているはずだからです。

 

その「癖」を身につけている間、その先生は「常により良い授業を目指し続ける」のではないでしょうか。

 

 

子どもが好きだから、教えることが好きだから、部活で指導したいから、といった理由で教員を目指すことは決して悪いことではないと思います。

 

しかし、学校の先生である以上、「教科をちゃんと教えられるのか」が問われます。

 

中高の保健体育の先生ならば、「ちゃんと運動を教えられるのか」「ちゃんと保健を教えることができるのか」ということであり、小学校の先生ならば「各教科をちゃんと教えることができるのか」ということです。

 

「各教科ないし専門とする教科をちゃんと教えることができる」ということが、教員の専門性であり、教員という専門家としての価値であるはずです。

 

それなしで、人間教育をしている、部活動を指導しているというのであれば、「人間教育は家庭でもできます」「部活動はスポーツクラブでもできます」という意見があった場合にどのように議論を展開すればいいのでしょうか。

 

そんなこんなをしている間に「勉強は塾でします」という意見が噴出した場合、とりわけ義務教育課程における「学校」は何をすればよいのでしょうか。

 

 

「義務教育課程」における「学校」には、必ず存在価値があるはずです。

 

ただし、その存在価値の中核がぶれてしまっては「学校」の存在価値が危ぶまれるのではないでしょうか。

 

 

 

「授業」は、まさに学校の存在価値を担い、先生の「腕の見せどころ」になります。

 

 

 

教員を目指す学生には、模擬授業を繰り返し、専門家としての力を蓄えてもらいたいです。

 

教職支援センターは夏休みの間も開室しています。

 

一次試験の結果の良し悪しにかかわらず、「本気で」教員を目指す学生は教職支援センターに集い、「力」を蓄えてください!!

 

 

 

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