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2018年10月

2018年10月15日 (月)

キャンプって楽しい!!

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皆さんこんにちは!

健康スポーツ学科3年の安藤勝悟です(吉松ゼミ)。

 

私たち吉松ゼミは、9月3日から4日まで長野県秋山郷にある栃川高原キャンプ場で第1回ゼミキャンプを行ってきました。

 

今回のキャンプはみんなで1から作り上げたものです。

まずは、キャンプ地を決め、何泊にするか、個人の役割などを決めていきました。

 

 

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次に、各係を中心に予算や個人装備、協同装備、食料やプログラムなど細かな所を話し合っていきました。

 

最後にキャンプの計画書を作成し、間違っている点などがないかみんなで確認をし、順調に事前準備を終えました。

 

しかし、出発2日前に超大型台風が接近していたということで、みんなで話し合い、予定の2泊3日から急遽1泊2日に変更。

そして、天気を心配しながら迎えた当日は、私たちの予想を裏切る晴天で、絶好のキャンプ日和でした。

 

学校で荷物の積み込みを行いいざ出発!!

 

途中で食料を購入しお昼には栃川高原キャンプ場に到着しました。

到着後は、テントを張ったり、テーブルやイスを並べたりと拠点作りを行いました。

 

 

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その後は、みんなが楽しみにしていた川遊び!

 

着替えてすぐ川に向かいました。

川はとてもきれいで透き通っており水温は低かったですが、みんな子どものようにはしゃいで楽しんでいました。

 

 

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ビックリする事に、この川には温泉が湧いているんです!

みんなで石を積み上げて作った温泉は最高に気持ちよかったです。

 

 

 

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川を上がりキャンプ場に戻って夕食の準備を始めました。

献立は、BBQと本当は山で食べる予定だったカレーです(笑)

自然の中で食べたお肉やカレーはとてもおいしかったです。

 

 

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ご飯を食べているうちに日も沈み暗くなって来ました。空を見上げてみると辺り一面星だらけで今まで見た星空の中で1番綺麗でした。

 

 

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夕食も終わり後片付けをして、次はミーティング。

1日目の登山のルート確認を行いました。

 

起床はAM3:30だったのでミーティング後は就寝でした。

でも、あまりのも星空が綺麗だったので、みんなでテントを飛び出し空を見上げながら寝袋に入っていました。

そんな時に雨がぽつぽつ降ってきて急いでテントに戻り、「明日は晴れてくれ」と心の中で思いながら就寝しました。

 

迎えた2日目の朝、先生から告げられた言葉は「登山中止」ということ。

 

風も強く台風がお昼過ぎにつくということを考えての判断なので、そうするしかなかったのです。

正直、登山はしたかったですが相手は自然なので仕方ないと思いました。

ですが、いつかまたゼミのみんなと登山したいという新たな気持ちが芽生えました。

 

その後は、二度寝をし、7時頃に起きてみんなで朝食を食べ、後片付けをして帰ってきました。

 

振り返ってみると1泊2日という短いキャンプになってしまいましたが、キャンプの素晴らしさを実感できたのと同時に、ゼミのみんなとより仲を深めることができたと思いました。

 

短時間でここまで仲を深めることができるのはキャンプの魅力の1つだと思います。

 

また、テントを張ったり夕食の準備をしたりとみんなで協力する事の大切さを改めて感じることができました。

 

そして、1から自分たちで作るキャンプはとても大変で、失敗したこともたくさんありましたが達成感を得ることができ、とても充実したものになりました。

今回の失敗は、しっかりと反省して次につなげていきたいと思います。

 

これにて、第1回ゼミキャンプは終了です。

皆さんも時間のあるときは是非キャンプをしてみてください!

 

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写真中央が、我らがゼミの担当である吉松梓先生

 

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吉松先生は、昨年度、健康スポーツ学科に着任されました。

新任教員紹介パート1(クリック)

 

 

野外教育を専門とする吉松先生は、キャンプもスキーも堪能で、とてもアクティブな先生です!!

また、臨床心理学も専門としています。

 

そして、臨床心理士に、キャンプディレクター1級に、スキー準指導員と多種多様な資格を保持しています!!

 

 

 

現在、キャンプブームが再燃しているともいわれています。

 

ITの発達に伴い、SNSも充実していることもあり、日常生活でスマホを手放せない人が多いのではないでしょうか。

 

そんな日常生活を送っているからこそ、その環境から離れて自然の中で時を過ごす。

自然に溶け込みながら友人と直にコミュニケーションを取り、友情を深める。

 

キャンプでは、現代の生活では経験しづらいことを経験することができ、それが私たちに心の豊かさを与えてくれるのではないでしょうか。

 

 

この記事を読んで、「キャンプっていいなぁ~」「自然の中で友達とたわむれたいなぁ~」って思った人がいれば、ぜひ、キャンプへ行ってみてください!!

また、吉松先生の研究室へ行き、キャンプのコツを聞くのもいいかもしれませんね。

 

アウトドアに興味、関心のある学生を、吉松先生は歓迎するはずです!!

 

 

 

 

吉松梓先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/yoshimatsu.html

 

実習の様子【2017年度 野外活動Ⅱ(冬期)】

http://nuhw.blog-niigata.net/hs/2018/02/post-9350.html

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

2018年10月12日 (金)

伍桃祭&NUHW WBC CUP&10月のオープンキャンパス

 

 

台風の影響も心配されましたが、10月6日(土)~10月7日(日)に新潟医療福祉大学で伍桃祭と呼ばれる学園祭が行われました。

 

また、10月7日(日)には、午後からオープンキャンパスやSHAINプロジェクトの一環で開催されたNUHW WBC CUP(車いすバスケットボールの大会)も行われました。

 

 

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オープンキャンパスでは、健康スポーツ学科には数人の方にお越し頂きました。

ありがとうございます。

 

 

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S棟には健康スポーツ学科の体験ブースも設けられました。

 

 

 

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動体視力や全身反応時間の測定、トレーナー体験が行われました。

 

 

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動体視力の測定の様子

 

 

 

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全身反応時間の測定の様子。

 

 

 

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テーピング体験の様子

 

 

 

体験者には楽しんでもらえたと思います。

それと同時に、健康スポーツ学科の様子を知ることができたと思います。

 

 

 

 

この日は伍桃祭ということもあって、ダンス部のパフォーマンスも行われました。

 

 

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また、SHAINプロジェクトとして車いすバスケットボールの大会、NUHW WBC CUPが開催されました。

 

 

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当日、新潟医療福祉大学はとてもにぎわいました!!

来場者の皆さんは、伍桃祭、NUHW WBC CUP、オープンキャンパスを楽しんでいただけたでしょうか!?

 

次の伍桃祭は1年後になりますが、オープンキャンパスは11月11日(日)に行われます!!

 

高校3年生は進路を決めていると思いますが、1、2年生の皆さんは、まだ進路で迷っているのではないでしょうか?

 

一度、オープンキャンパスに来て頂き、自分の目で見て、また学生や教員と話して、新潟医療福祉大学健康スポーツ学科を知ってもらえたら嬉しいです。

 

 

 

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健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

SHAINプロジェクト

https://www.nuhw.ac.jp/shain/

 

 

 

2018年10月11日 (木)

体力医学会参加報告 ~修士課程2年 佐々木悠介君から~

 

 

今週、日本体力医学会参加報告を連載してきましたが、今日が最後です。

 

以下、佐々木悠介君(修士課程2年)からの報告です。

 

 

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私は今回、2018年9月7日から同年9日にかけて、福井県福井市にて行われた体力医学会に参加し、ポスター形式による発表を行ってきました。

発表させて頂いた内容は、現在取り組んでいる跳躍動作の筋シナジーの抽出と、その応用可能性についての内容です。

 

この研究では筋シナジー仮説を応用し、跳躍動作の筋シナジーの抽出を試み、得られた筋シナジーから跳躍動作の評価が可能かを検証することを目的としています。

 

筋シナジー仮説は自由度が高い運動(注1)を行うとき、筋を1つ1つ制御するのではなく、その運動を起こす筋の組み合わせ(シナジー)をあらかじめ作っておき、筋は独立的に活動するのではなく、そのシナジーという単位で活動するという考え方です。

 

筋シナジー仮説を用いた研究は近年注目されており、神経科学、バイオメカニクスといった分野をはじめ、ロボット工学や臨床現場での活用も検討されています。

 

私は、今回の学会で初めて筋シナジーの内容で参加させて頂いたため、他大学で同様に筋シナジーを研究されている先生方や、初めて筋シナジーの発表を聞く先生方にはどのように自分の研究が映るのだろうと不安でした。

 

また、私自身が筋シナジーの研究を勉強し始めてから間もないため、うまく説明できるかという不安もありました。

 

発表当日は多くの先生方が私のポスターに足を止めてくださいました。

 

質問を受け、答えていると、その後ろに次に質問したいという先生方が並んでくださり、筋シナジーの注目度の高さを感じました。

 

他分野の先生方からは、そもそもシナジーとは何かといった基本的な質問から、自身の専門領域を踏まえたお話をいただき、とても活発な意見交換ができたと感じました。

 

しかし、同時に他分野の方へ、自身の研究内容について説明することの難しさも改めて感じました。

また、シナジーを研究する先生ともお話しすることができ、自身の知識をより深められ、さらに、今後の研究の進め方などをアドバイスして頂きました。

 

同じテーマで研究をされている方との直接会ってお話を聞くことができる機会は多くないため、私にとって貴重な時間でした。

 

発表準備等は大変でしたが、貴重な経験が積める学会という場に参加できたことを大変嬉しく思います。

学会参加に伴い、今回の実験に参加して下さった被験者のみなさんや、協力してくださった先生方へ、この場をお借りしてお礼を申し上げたいと思います。

ありがとうございました。

 

 

 

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佐々木悠介君(修士課程2年)

 

 

注1)自由度が高い運動とは、今回の研究対象となる「跳ぶ」という動きだけではなく、「走る」「投げる」といったように、研究対象とする場合に複雑な問題をもつ運動のことです。

 

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佐々木君は、修士課程に通いながらハンドボール部の指導も行っています。

跳躍動作に注目し、研究を始めたのも自身の経験からでしょう。

 

佐々木君のコメントにあるように、学会は「貴重な場」です。

専門家が集い、研究を発表したり、聞いたり、議論をしたりと、専門性を高めることのできる貴重な場です。

 

このような場で発表することは不安もあるでしょうし、緊張もするでしょう。

ただ、だからこそ良い経験になるのかもしれません。

 

ちなみに、これは教員も同じです。

多くの聴衆の前で発表することは不安もありますし、緊張もします。

 

 

佐々木君は教員志望でありながらも大学院へ進学しました。

 

新潟医療福祉大学の大学院(健康科学分野 健康スポーツ学分野)へ進学し、特定の科目を履修することで「専修免許状(保健体育)」を取得することができます。

 

専修免許状とは、教員免許状を取得した人よりも、深い知識を修得している証明のようなものです。

つまり、「より専門性の高い教員」ということができます。

 

大学院は、何も研究者になる人だけが通うところではないのです。

自身の経験や知識を深め、専門性をより高めるための「自己研鑽の場」であるともいえます。

 

研究を通して論理的思考力を高め、学会発表を行ってプレゼンテーション能力を高めることもできます。

佐々木君は、そんな経験をしたことによって、より専門性の高い教員として、今後、教育現場で活躍してくれることでしょう。

 

そのためにも、まずはより良い修士論文の完成を目指しましょう!!

 

 

 

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写真左から佐々木悠介君(修士課程2年)、山﨑雄大君(博士課程2年)、中野沙紀さん(修士課程2年)、佐藤大輔先生(3人の指導教員)

 

 

 

 

新潟医療福祉大学 健康スポーツ学分野

https://www.nuhw.ac.jp/grad/field/master/hs.html

 

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

2018年10月10日 (水)

体力医学会参加報告 ~修士課程2年 中野沙紀さんから~

 

 

おとといから始まった体力医学会参加報告。

今日は中野沙紀さん(修士課程2年)です。

 

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【背景】

認知トレーニングが認知機能を改善するか否かについて、一致した見解が得られていない。そこで、認知トレーニングのプレコンディショニングとして、空間記憶機能と関連するα、β帯域の活動を高めるとされる中等度有酸素性運動が有用であると考えた。

 

 

【目的】

リカンベントエルゴメーターを用いた運動が、α、β帯域の活動を増大させ、空間記憶トレーニングのプレコンディショニングとして有用となるかを明らかにすること。

 

 

【方法】

実験1:

健常成人15名を対象に運動条件と安静条件の2試技を実施し、介入前後、10、15、30分後に脳波の計測を行った。

 

実験2:

健常成人30名を運動群、安静群各15名とし、介入後に約2分間の空間記憶課題10セットをトレーニングとして行い、トレーニング15、30、45、60分後、1日後に再度同課題を行った。

 

実験1,2共に運動は50%Vo2peakで20分間のペダリング運動とした。覚醒度の評価も同時に行った。

 

 

【結果】

実験1:運動後10分まで、α、β活動の増大が認められた。実験2:運動条件においてトレーニング効果の促進が認められた。運動後に覚醒度の上昇が見られた。

 

 

【結論】

中等度有酸素性運動が空間記憶トレーニングの効果を促進させた。

これには、運動後のαおよびβ活動の増大、覚醒度の上昇が関与している可能性が示唆された。

 

 

 

私は、今回の体力医学会で、初めて自身の研究内容を発表する機会をいただきました。

今までの学会は、口頭発表やポスター発表を聞くだけの参加でしたが、今回は、自分が取り組んできた研究を発表する立場での参加となり、貴重な経験ができました。

 

その中で専門分野が異なる方に研究内容を解りやすく伝えるのは難しいことであると感じました。

私が行っている研究は、簡単に言えば、「運動が認知症予防に効果的か否か」を証明する内容であり、高齢化が進む現在、認知症の患者さんや、軽度認知障害を有する方を少しでも減らしていくことを目標とした研究となります。

 

今後、認知症予防における「運動」の効果をできるだけ多くの方に理解してもらうためにも、自身の研究内容について更に理解を深めていく必要があると感じました。

 

口頭発表、ポスター発表を聞くだけでなく、シンポジウムに参加することで、現在取り組んでいる運動指導や運動と脳について、それぞれの専門の方からの詳しいお話を聞くことができ、新たな知見を取り入れることができました。

 

3日間で聞いたり、見たり、感じたりしたことを、今後にしっかりと活かしていきたいと思います!!

 

  

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中野沙紀さん(修士課程2年)

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中野さんはメディカルフィットネス施設への就職を希望しています。

彼女は健康運動指導士の資格も保持しているんですよ!!

 

 

資格を保持すること自体には一定の意味があるでしょう。

しかし、ただ資格を保持しているだけでは、より良い健康運動指導士とはいえないのではないでしょうか。

 

中野さんは大学院に進学し、「研究」を通して重要な情報を取捨選択する能力、論理的思考力、高度な実技能力を身につけました。

 

まず、私たちはこのような能力を身につけることができます。

「大学院」という研究をする場所ではそれらが必ず必要になるからです。

つまり、大学院に進学し、真剣に自身の研究と向き合うことによって、このような能力が身につきます。

 

次に、私たちはこのような能力を失いもします。

いくら大学院で身につけた能力とはいえ、常にアンテナを張って最新の情報を得ようとしたり、目の前の対象者に対して最善の運動処方を常に考えることをしたりしなければ、これらの能力は徐々に失われていきます。

 

 

だから、中野さんにはせっかく身につけた能力を失うことなく、より洗練させてもらいたいと思います。

 

大学院を終了後、中野さんは高度な職業人として社会に貢献してくれるはずです。

 

大学院を狩猟するまで、まだ時間はあります。

少しでも良い論文となるように、ギリギリまで自身の研究と向き合ってもらいたいですね。

 

 

 

 

新潟医療福祉大学 健康スポーツ学分野

https://www.nuhw.ac.jp/grad/field/master/hs.html

 

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

2018年10月 9日 (火)

体力医学会参加報告 ~博士課程2年 山﨑雄大君から~

 

昨日から始まった体力医学会参加報告の連載。

今日は山﨑雄大君(博士課程2年)からの報告をお伝えします。

 

以下、山﨑君からの報告です。

 

 

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私は、これまで行ってきた有酸素性運動が一次運動野の活動性に与える影響についての研究成果を発表しました。

 

【タイトル】

低強度ペダリング運動が一次運動野脚領域皮質内興奮性に与える影響

 

【研究背景と目的】

有酸素性運動を実施すると、脳の一次運動野と呼ばれる領域で脳内の抑制-興奮のバランスが一時的に変化することが分かっています。

 

この抑制-興奮バランスの一時的な変化は運動技能学習や学習した技能の記憶に重要な役割を果たすと考えられています。

 

しかし、「運動強度によって一次運動野の活動性の変化は異なる反応を示すのか?」「運動した部位と運動していない部位で反応は変わるのか?」などわかっていないことは多く残されています。

 

本研究では、低強度のペダリング運動を行うことで一次運動野の脚領域の活動性を変化させることができるか検証しました。

 

【方法】

実施した実験は①一次運動野の抑制反応を見る実験、②一次運動野の興奮反応を見る実験、③脊髄の興奮性を見る実験、の3つです。

 

それぞれ、運動した場合と運動しない場合の変化を別日に計測しました。

運動は低強度(心拍数100-110拍程度)のペダリング運動を30分実施してもらいました。

その前後に一次運動野の抑制、興奮反応、もしくは脊髄の興奮性を評価しました。

 

【結果】

低強度のペダリング運動後は、一次運動野の抑制反応が一時的に低下することがわかりました。

一方で、一次運動野の興奮反応や脊髄の興奮性では変化が見られませんでした。

以上の結果から、低強度運動後には一次運動野は脱抑制状態になること、そしてこの変化は脊髄レベルで生じたものではなく脳で生じている可能性が示唆されました。

 

【結果をどう生かせるのか?】

一次運動野の抑制-興奮バランスの一時的な変化、特に抑制の低下は運動学習や運動記憶に重要と言われています。

 

私たちの研究室では、低強度ペダリング運動後に手の領域の抑制反応も低下することを以前の研究で確認しています。

これら一連の研究結果から、低強度の運動は手や脚を用いた運動学習の効率や記憶の定着を高める可能性が考えられ、リハビリテーションの現場などで応用できる可能性があります。

今後、実際に低強度運動をすることで運動学習の効率を高めることができるかを検証します。

 

今回参加した日本体力医学会は、体力・スポーツ医科学を専門とする多くの研究者が集う学会です。

そのため、自分の研究に直結するような内容はもちろん、異なる領域の研究についても発表を聞くことができました。

また、多くの研究者とディスカッションすることでよい刺激を受けることができ、非常に有意義な学会になりました。

 

 

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山﨑雄大君(博士課程2年)

 

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以前、山﨑君の実験をお伝えしました。

(2018年10月5日(金)公開ブログ)

 

山﨑君は日々研究に没頭し、大学教員を目指しています。

その中で、海外の学術誌に論文を投稿しています。

 

大学教員への道を切り開くことは決して簡単なことではありません。

運や縁も重要になってきます。

とはいいつつも、実力が無ければ運を引き付けることも、ご縁に恵まれることもありません。

 

大学院での日々は、まさに「実力」をつけるための下積み時代ということができます。

 

自分の研究と向き合い、寝ても覚めても研究について考え、学問を深める時期です。

そして、この時期に「どれだけ研究と向き合えたか」が、その後の成長につながっています。

 

栄養をたくさん蓄えることで、後に色鮮やかなオリジナルな花を咲かせることができるでしょう。

 

後に、山﨑君はどんな花を咲かせてくれるのでしょうか・・・?

教員一同、楽しみにしています。

 

 

 

 

新潟医療福祉大学 博士課程

https://www.nuhw.ac.jp/grad/field/doctor/major.html

 

 

新潟医療福祉大学 修士課程

https://www.nuhw.ac.jp/grad/field/master/hs.html

 

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

2018年10月 8日 (月)

体力医学会参加報告 ~佐藤晶子先生から~

 

 

2018年9月7日(金)~同年9月9日(日)まで、福井県で日本体力医学会大会が開催されました。

 

日本体力医学会は、体力、スポーツ医科学に関わる人が集う学会です。

医者も参加するような学会なんです。

 

そのような学会において、健康スポーツ学科から佐藤大輔先生、越中敬一先生、佐藤晶子先生、山﨑雄大君(博士課程2年)、中野沙紀さん(修士課程2年)佐々木悠介君(修士課程2年)の5名が発表を行いました。

 

今週、佐藤晶子先生、山﨑雄大君、中野沙紀さん、佐々木悠介君からの報告を順に紹介します。

 

まずは、佐藤晶子先生です。

以下、佐藤晶子先生からの報告です。

 

 

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今回、私は日本体力医学会にて「短期的なチアミン欠乏食の摂取が異なる様式の運動時に骨格筋糖代謝に及ぼす影響」というタイトルで口頭発表をさせていただきました。

 

チアミンというのはビタミンBの化学名で、エネルギー代謝、とくに糖代謝において重要な役割を果たしているため、多くのエネルギーを消費する競技選手にとって重要と考えられてきました。

 

しかし、競技選手は合宿や遠征時などチアミンを短期的に摂取できない場合があります。このとき、競技パフォーマンスに影響するかどうかはよくわかっていません。

 

今回の動物実験では、短期間であればおそらく運動時のパフォーマンスを顕著に低下させることはないと考えられました。

しかし、運動時ではなく安静時のエネルギー代謝に影響を及ぼすようなデータも得られ、今後さらに検証が必要です。

 

学会発表は研究の途中経過を示す場であると考えています。

ここで発表した内容をさらに発展させ、スポーツの現場に役立つ知見を見つけていきたいと思います。

 

 

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佐藤晶子先生

 

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佐藤晶子先生の専門はスポーツ栄養学です。

そのため、佐藤先生の研究では「スポーツ」「栄養」がキーワードになります。

 

みなさんもご存知だと思いますが、私たち人間が身体を動かするためにはエネルギーが必要になります。

そして、その主なエネルギーは糖質です。

ちなみに、お米やパン、砂糖などに糖質がたくさん含まれています。

 

糖代謝という聞きなれない言葉がでると「?」が出て来るかもしれませんね。

簡単に言えば、糖代謝とは、糖を体で使うことです。

 

車を走らせる際にガソリンが必要となるように、私たち人間もエネルギー(糖)が必要になります。

そして、その際にビタミンB1があるとより効果的に糖を体で使うことができるのです。

 

しかし、合宿や遠征の際に、必ず十分な栄養を摂ることができるとは限りません。

特に、海外で合宿や遠征を実施する場合、日本にいる時と同じように栄養を摂る(慣れた食事をする)ことができるとはいえません。

「その際に、パフォーマンスはどうなるのか?」ということを明らかにすることによって、合宿や遠征の質を高めることができます。

 

今回の佐藤先生の研究は、そのようなことに生かすための研究だと思ってもらえればいいと思います。

 

 

また、佐藤先生の研究では動物実験が行われましたが、「人間で実験しないの?」と思った人もいるかもしれません。

 

最終的には人間に応用することになるんですが、「倫理」の問題もあり、人間で実験できることとできないことがあるんです。

とはいいつつも、もちろん、動物愛護の観点から動物実験も慎重に行われています。

 

小さな実験の積み重ねがスポーツ現場に有益な知見を与え、スポーツ選手の能力向上につながっているんです。

 

今後、佐藤先生の研究がより深められることによって、多くの日本人アスリートが活躍する日が来るかもしれません。

 

 

「試合前にはどんな物をどれだけ食べればいいのか」「普段の生活の中で、どんな物を食べると体調を整えられるのか」といったことに関して、テレビや雑誌などで情報がたくさん出回っています。

 

しかし、一歩踏み込んで、「深く」そして「正しく」栄養について知りたい人がいれば、ぜひ、佐藤晶子先生のところへ行ってみてください!!

 

 

 

佐藤晶子先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/sato_a.html

 

 

佐藤晶子先生のゼミ活動

http://nuhw.blog-niigata.net/hs/2018/09/03/

 

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

2018年10月 5日 (金)

実験の様子 ~博士課程2年 山﨑雄大君~

 

 

研究を実施する場合、その拠り所を決める必要があります。

まず、大まかにいえば文系と理系のどちらの立場に立つか、ということになります。

 

一般には、文系の研究が行われる領域は人文社会科学といわれ、理系の研究が行われる領域は自然科学といわれます。

 

自然科学における研究では「実験」が重要になります。

この実験は理科の授業で行われる実験の延長線上にあると思ってもらえればいいと思います。

 

とはいっても、大学ではどんな研究が行われ、そこではどんな実験が行われているのかを想像することは難しいかもしれません。

 

そこで今回、新潟医療福祉大学の博士課程に在籍し、日々研究に没頭している山﨑雄大君(博士課程2年)が行った実験の様子をお伝えします。

 

 

と、その前に・・・。

以前、山﨑君の研究に関して、学科で行われているセミナーで彼が発表した様子をお届けしました。

6月の研究セミナー2 ~博士課程2年 山﨑雄大君~(クリック)

 

山﨑君は神経生理学と呼ばれる学問を学び、彼は、簡単にいえば、運動と脳の関係を解明しています。

 

今回、運動と脳の関係を解明するための実験の様子をお伝えします。

 

 

 

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実験が行われた部屋

 

 

 

被験者(実験に協力してくれる人)が来る前から、山﨑君は準備を整えています。

 

 

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山﨑雄大君(博士課程2年)

 

 

 

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実験に用いられた主な機器。

 

 

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被験者(実験に協力してくれる人)が来てからは、被験者からデータを取れるように準備を整えました。

 

山﨑君の研究では脳からデータを取ります。

もちろん、倫理的に十分配慮され、実験は安全な方法で行われます。

 

 

 

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被験者(実験に協力してくれる人)は、30分間自転車を漕ぎました。

 

 

 

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脳からデータを取っています。

 

 

 

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今回の実験では、自転車を30分間漕いで、その後に脳の活動がどのように変化したのかを調べました。

この日の実験は2時間を超えました。

 

 

 

山﨑君は健康スポーツ学科に入学し、3年生の頃から「研究」に興味関心を抱き、博士課程まで進学しました。

 

これまでに、健康スポーツ学科に入学して、新潟医療福祉大学の博士課程まで進学した学生はいません。

 

だから、山﨑君が博士課程を無事に修了することができれば、彼が栄えある第1号となります!!

 

 

このように、学部生から博士まで進学する学生が出てきたのは、研究に対して「志をもつ学生」が出てきたことと健康スポーツ学科の研究と教育の充実ぶりに依ります。

 

健康スポーツ学科の教員は、今後も研究・教育をより充実させるよう努めます。

 

 

もし、「研究をしたい!!」と意気込む人がいれば、他大学の学生でも、社会人の方でも歓迎します!!

 

ぜひ、一緒に楽しい研究をしましょう!!

 

 

 

 

新潟医療福祉大学 博士課程

https://www.nuhw.ac.jp/grad/field/doctor/major.html

 

 

新潟医療福祉大学 修士課程

https://www.nuhw.ac.jp/grad/field/master/hs.html

 

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

2018年10月 3日 (水)

全日本インカレ優勝しました!!

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皆さんこんにちは。

陸上競技部跳躍ブロック、健康スポーツ学科4年長谷川直人です。

 

9月6日~10日に全日本学生陸上競技対抗選手権大会が神奈川県の等々力競技場で行われました。

 

いわゆる全日本インカレです。

 

全日本インカレは学校対抗選手権になっていて、各種目1位(8点)~8位(1点)という風に順位に応じて得点が入り、総合の部、トラックの部、フィールドの部それぞれで学校ごとに得点を競います。

今年は本学から約45名出場し、6種目5名の入賞者を出すことができました。

 

 

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私は走高跳に出場しました。

私にとっては4回目の全日本インカレで、今まで一度も満足のいく結果を得られたことはありませんでした。

それだけに周囲からのプレッシャーと、自分自身の想いが重くのしかかり、試合前はこんな感じになっていました↓

 

 

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それでも家族やチームメイトの応援もあり、楽しく競技をすることができました。

 

走高跳は目の前のバーを跳び越えたら生き残り、3回失敗したら脱落というはっきりした競技ですが、同じ高さで脱落した場合にはそれまでに失敗した回数が勝敗や順位にかかわってきます。

試合中は他の選手が成功するかどうかで順位が常に変動するため、気が抜けません。

気を抜かないで競技を楽しんいたら、気づいたら優勝していました。

 

 

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写真中央:長谷川直人

 

 

全日本インカレでの優勝は本学からは初めてだそうです。

正直なところ優勝して嬉しいという気持ちよりも、試合中の楽しいという気持ちが今でも心の中に残っていますが、

「新潟から全国へ」

と監督やコーチが何度も何度もおっしゃっているのを聞いていただけに、新潟医療福祉大学のユニフォームを着た僕が優勝することが新潟医療福祉大学に、そして新潟県にいい影響を与えられていればいいなあと思います。

 

最後に、

今回はたくさんの方々からご声援をいただき、この結果に結びつきました。

本当にありがとうございました。

今後も新潟医療福祉大学陸上競技部の活躍を暖かく見守っていただけると幸いです。

 

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長谷川君は新潟医療福祉大学で初めてインカレを制しました!!

 

その功績は後世まで語り継がれることでしょう。

 

 

健康スポーツ学科の学生の多くは強化部に所属し、日々勉強と部活に励んでいます。

 

今回、長谷川君がインカレを制すことができたのは、健康スポーツ学科に入学してから地道な努力を続けてきたからでしょう。

 

努力は必ず報われるわけではないと思います。

努力しても、誰もが全日本チャンピオンになれるわけではありません。

 

しかし、「努力しなければ報われない」ことは確かでしょう。

 

 

 

健康スポーツ学科の学生は、それぞれの目標に向かって日々努力している学生ばかりです。

部活、勉強、教員採用試験、就活・・・。

 

教員一同、彼らの努力が報われるように、今後も最大限サポートしていきます。

 

 

 

 

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2018年10月 1日 (月)

2018年全日本インカレを終えて ~修士課程1年 井口華穂さんから~

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こんにちは。

 

 

健康スポーツ学分野修士課程1年/陸上競技部投擲ブロックの井口華穂です。

 

 

9月6日(木)~9月9日(日)まで、神奈川県等々力陸上競技場にて日本学生陸上競技対抗選手権大会(日本インカレ)が行われました。

 

日本インカレは大学生の日本一を決める大会であり、対抗選手権大会でもあります。

日本トップクラスの選手や世界でも活躍する選手も出場し、レベルの高い競技大会です。

 

本学からも多くの選手がインカレ出場条件である標準記録や北信越・北日本インカレ優勝を突破し、「新潟から全国へ」各々強い意志や目標を掲げ日本インカレに臨みました。

 

 

結果としましては、男子走高跳において長谷川直人(健康スポーツ学科4年)が本学初の日本インカレ優勝をはじめとし、計5種目での入賞を果たしました。

また、男子フィールドでは総合7位という成績を収めることができました。

 

 

私自身、9月8日(土)に行われた女子やり投げで3位入賞することができ、昨年(4年次)の7位に続いて2年連続入賞することができました。

 

 

私は、今年度から院生(M1)として競技を続けさせて頂いており、研究やゼミ活動(佐藤大輔ゼミ)を両立させることは大変ではありますが、充実した日々を過ごすことができています。

 

正直なところ、時折不安に駆られ「この道でよかったのか」と葛藤することもありました。

 

しかし、今回のインカレを通じて「私だけにしかできないこと」「目標の達成」を改めて確認することができました。

 

自分で決めた道であるので目標に向かって競技的にも人間的にも成長し「応援されるような人・したいと思われる人」になることができるよう、「強い気持ち」と「向上心」をもって今後も過ごしていきたいと思います。

 

 

本学陸上競技部は、昨年では日本学生個人選手権で女子100mと男子走高跳において2種目の優勝者が誕生しました。

その他にも多くの学生が日本選手権や日本インカレでの入賞を果たすなど、近年、本学の全国での活躍は目覚ましいものになっています。

 

また、7月に行われた第50回全日本大学駅伝北信越地区の予選会では男子初の全日本大学駅伝出場の切符を手にしました。

 

 

これらの成績を残すことができたのも選手の努力・強い気持ちや練習の成果、また沢山の方々のサポートやご声援のおかげであります。

 

 

陸上競技は個人競技ではありますが、家族・コーチの方々・仲間・施設・関係者の方々など多くの支えてくださる方々の応援や支援が力になっています。

 

厚く御礼申し上げます。

 

感謝の意を込めて競技を行うことはもちろんですが、結果でも恩返しができるよう日々の生活や練習を大切にしていきたいと思います。

 

 

部員一同、精一杯頑張っていきますので今後ともご指導、ご声援の程宜しくお願い致します。

 

井口華穂

 

  

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(日本インカレ入賞者:下の列左から横川・井口・高倉、上の列左から長谷川・松田)

 

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井口さんは、大学院に通いながら競技も続けています。

 

大学院は大学とは異なり、「研究」を行う必要があります。

大学院は研究者への第一歩となるからです。

 

もちろん、大学院は研究者を目指すだけが集まる場所ではありません。

「学問をより深めたい人」が集まる場所であると考えてもらえればいいと思います。

 

そして、その一つの成果が修士論文になります。

だから、修士課程では卒業論文よりも良い論文を仕上げることが、一つの目標になるでしょう。

 

そのためには、綿密な研究計画を立て、分野によってはより質の高い実験を行い、実験結果とその考察を文章にまとめ、場合によっては学会で発表することが必要になります。

(大学院の学会発表に関しては過去の記事に掲載されているので、下記を参照してください。)

 

 

また、大学院生や研究室での勉強会も開催しています。

なんと、朝の7時半から勉強会が開催される日もあります。

 

研究に、競技に、アルバイトに・・・。

忙しくも充実した日々を過ごしている中で、今回、井口さんがインカレで表彰台に立つことができたのは、彼女の努力の結果です。

 

高校生は、なかなか理解しづらいことかもしれませんが、歳を重ねるごとに、身体は衰えていきます。

もちろん、20代はまだまだ身体が動きます。

しかし、競技を続けるためには高校生の頃より、また大学生の頃よりも、体調管理に気を使わなければならなくなってきます。

 

日常生活と競技の時間を区別することなく、日常生活に競技を溶け込ませないと、今回のような結果を出すことはできなかったでしょう。

 

 

現在、井口さんの他にも、大学院に通いながら競技を続ける学生もいます。

 

研究と競技のどちらかを捨てるのではなく、「欲張って」どっちも得るという選択も充実した日々を送るための秘訣かもしれませんね。

 

 

 

 

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新潟医療福祉大学 健康科学専攻 健康スポーツ学分野

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