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本日は、2014年度卒業生で現在は砺波市立般若中学校で保健体育教員として務めています中村圭吾さんをご紹介します!
中村 圭吾(ナカムラ ケイゴ) |
富山県立高岡工芸高等学校出身 |
吉田重和ゼミ所属 |
教員免許(中・高保体)、JBA公認C級コーチ取得 |
男子バスケットボール部所属 |
現在のお仕事
現在、富山県の公立中学校にて、保健体育の正規教諭として勤務しています。
学校名は「砺波市立般若中学校」です。全校生徒103名の小さな中学校です。
保健体育科の教諭は私一人なので、保健体育の授業はもちろん、特設部を含めて3つの部活動の顧問をしています。
加えて、高校での講師経験はありますが、中学校で働くのは初めてなので、毎日分からないことの連続です。
ただ、その中で生徒の成長を間近で感じられた瞬間、楽しそうに体育の授業に取り組む姿を見たときにはすごく嬉しい気持ちになりますし、ときに感動すら覚えます。
保健体育の授業を全部一人で受け持たせていただいているので、授業において、自分の工夫やしかけが生徒の成長や意欲向上、または低下に直結するところがプレッシャーではありますが、反対に上手くいったときの達成感はひとしおです。
授業以外でも、休み時間や給食の時間、部活動の時間等いろんな場面で、いろんな生徒の成長に関わることができます。
その場面の数だけ、指導することも多くありますが、良くも悪くも、人の人生にここまで影響を与える仕事は他になかなかないと思います。
教師の魅力はまさにここにあると思いますし、良い影響を与えられるよう自分からも率先して挨拶をするなど心がけています。
学生の頃の思い出
部活動です。男子バスケットボール部で4年間たくさんのことを学ばせていただきました。
印象深いのは、4年次にキャプテンとなり、チームをまとめる立場になったことです。
小中高とキャプテン経験がないこと、ほぼ試合に出ていないこと、加えて下級生主体のチームだったので、自分が本当にふさわしいのかどうか葛藤がありました。
しかし、大学まで大好きなバスケットボールを続させてくれている両親、ひたむきなチームメイト、素晴らしい指導者に感謝の気持ちを伝えるには、自分がここで先頭に立って奮起し、チームに活力を与え、目標を達成することだと思いました。
辛いことが本当にたくさんありましたが、最後のインカレ予選で大学史上一度も勝ったことのなかった富山大学を破り、北信越大会で優勝してインカレに出たことは一生の思い出になっています。
健康スポーツ学科での学んだこと、現在役立っていると思うこと
1つ目は、各競技の専門的な講義です。
素晴らしい先生方が、親身になって丁寧に指導してくださることはもちろん、健康スポーツ学科には、各競技において強化クラブや経験者の学生、先輩後輩が多数在籍しているので、より専門的に、具体的にスポーツを学ぶことができました。
現在中学校に勤務していますが、実際の授業指導に直結することがたくさんあります。
また、「健スポ」は部の垣根を越えてみんな仲が良いので、専門外の競技指導で行き詰まったときに連絡を取り合い、今でも貴重なアドバイスをもらうことができています。
2つ目は、教育について深く考え、学ぶことができたことです。
教育関連の講義や地域の小学校と連携したボランティア活動などを通して、「学ぶ」→「実践する」というサイクルをたくさん経験させていただきました。
大学生活で積み上げたこの過程でのトライ&エラーは、現在の仕事の指導する場面で、役立つことが多くあります。
また、専門ゼミの活動で、よりよい指導をするにはどうすればよいかと考える習慣を身に付けることができました。
少しずつですが、仕事をする中でさまざまなことに対して考えて行動することができるようになったと感じます。
健康スポーツ学科を目指す高校生へ向けて
私は、保健体育の教員志望で入学しましたが、特にスポーツ関係で自分のやりたいことについて専門的に学ぶことができるのが、健康スポーツ学科の魅力だと感じます。
スポーツが好きで、将来的にスポーツ関係の仕事をしたいという同じ思いを持った学生が、切磋琢磨しながら日々学習や実習に取り組みます。
中高保体の教員免許はもちろん、アスレティックトレーナーや健康運動指導士などさまざまな資格の取得を目指しながら、それぞれの深い学びができます。
私自身、一人では教員採用試験合格は絶対果たせなかったと確信しています。
教師を志した仲間たち、先輩後輩に何度も何度も刺激され、試験に不合格になっても粘り強く勉強することができました。
意識の高い仲間に囲まれて、私も頑張り続ける姿勢が身についたと思います。
そして何より、各競技、分野でのスペシャリストである先生方の手厚いサポートがあるので、1つの夢に向かって頑張ることはもちろん、夢・目標をかえて方向転換すること、スポーツじゃない分野の学びも可能であり、安心して学ぶことができます。
新潟医療福祉大学は、私が在籍していた頃、半分以上の学生が新潟県民でした。
そのため、新潟県民の暖かさに日々ふれあうことができました。
勉強でわからないことを優しく教えてくれたこと、部活動で自分のミスをすぐカバーしてくれたこと、アパート暮らしの私を実家に招いて食事を振る舞ってくれたこと。
新潟県民はとにかく思いやりに溢れていました。
また、大学は学部や学科を問わずに明確な目的・目標をもった学生がたくさんいます。
そして、年々いろいろなところで常に高みを目指して進化し続けている大学だと思います。
現在の大学の話を聞くと、当時よりまたさらに一段階レベルが上がっているなと感じます。
名門大学では感じにくい、いろいろな伝統を作り上げていくことができる大学だと思います。
高校生の皆さん、ぜひ新潟医療福祉大学へ入学を考えてみてください!
健康スポーツ学科の後輩へ
毎日、夢や目標に向かって取り組む中で、辛いことや苦しいこと、今まで経験したことのないことなどいろんなことがあると思います。
ただ、自分の経験からして、人間が成長できるのは、壁にぶつかった時しかないと思います。
自分の可能性を信じもがき続け、ときに一旦離れてみたり・・・。そうやって試行錯誤したことは必ず自分の糧になります。
自分で決めたことに向かって、今しかできないことを精一杯やり続けてください。
もう一つは、仲間をつくり、大切にしてください。
大学の仲間は卒業して何年たっても連絡を取り合いますし、同窓会やOB会は楽しくて仕方ありません。
同じ夢をもって共に過ごした濃密な4年間は、後にも先にもない私にとってかけがえのない時間だったと思います。
そして、そんな仲間には本当に感謝しています。
皆さんも、新潟医療福祉大学で一生涯の仲間をつくり、エンジョイしてください!
熱い男、中村さんからのメッセージでした!
中村さんは男子バスケットボール部でキャプテンも務めつつ、教員採用試験の勉強も同時進行で進めていました。
新潟医療福祉大学では、たとえ部活動で忙しい学生であっても教員採用試験に向けたサポートが充実しています。
新潟医療福祉大学の教員養成の状況(クリック)
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新潟医療福祉大学 男子バスケットボール部 通信(クリック)
健康スポーツ学科では、他の活動を続けながら様々な資格取得ができる環境が整っています。
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