専門的なお話し Feed

2011年10月13日 (木)

佐藤大輔先生の論文が受理されました!

イキイキ放送局へようこそhappy01
今回は佐藤大輔先生の論文受理報告ですshine

佐藤大輔先生は水が大脳皮質に与える影響について研究していますup
今回の研究はBrain Topographyという英文雑誌に掲載されましたeye
この雑誌は神経科学分野で権威のある雑誌の一つですflair

雑誌の注目度の指標となるImpact factorというものがありますが、この雑誌は3点台ですsign01
3点台というのはかなり高得点となりますhappy02

以下は大輔先生のコメントですkaraoke
「この研究は,下肢浸水によって大脳皮質の感覚運動関連領野の活動が高まるという内容です.
近赤外線分光法という手法を用いて,34℃の水に足を浸けた際の酸素化ヘモグロビン濃度の変化を測定しました.
すると,まず最初に,一次体性感覚野および頭頂連合野の活動が始まります!
その後,補足運動野および一次運動野の活動が見られました.
これは,水に浸かるという行為が大脳皮質の活動に影響を与えることを示唆しており,
このことを応用することでリハビリテーション分野での活用が可能となると考えています.」

downwardright実際の実験時の画像ですcamera
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upwardrightNIRS装着時の様子ですsign01

downwardright実際のデータですnote
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学生のみなさん!
健康スポーツ学科で一緒に研究してみませんかsign02 

2011年9月28日 (水)

学会発表part3!

イキイキ放送局へようこそhappy01
今日は学会発表シリーズのラストですscissors
これまではポスター発表について紹介してきましたeye


ポスター発表はその名の通り大きなポスターを張り、
そのポスターを使って、質問者と議論しますkaraoke
一方、口頭発表というのはパワーポイントを使いプレゼンを行い、議論をしますshine


新潟医療福祉大学からは高橋先生がプレゼンターとなりましたsign01
タイトルは「ハードルジャンプ運動におけるハードル高の違いが下肢関節のKinematicsにあたえる影響」です。
簡単に説明するとハードルジャンプの際にハードルの高さを変えることによって、下肢関節の動きが変わりますよってことですshine

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非常にわかりやすいスライドと説明でしたeye


そして、本学の卒業生として長谷川くんも発表しましたkaraoke
タイトルは「棒高跳びにおける踏切時の上肢伸展動作がポールの湾曲に及ぼす影響」です。
内容は踏切時の上肢の使い方の教示によってポールの湾曲に差がでるよという内容ですflair

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現場にすぐにでも応用できるような内容で非常に面白い発表でしたsign03
このように自分の研究を発表できる場は非常に貴重ですupwardright


教員・学生ともに研究成果を発信していくことが大切ですshine
研究に興味がある学生は気軽に相談してください!

2011年9月27日 (火)

学会発表part2!

イキイキ放送局へようこそhappy01
今日は学会発表part2について報告いたしますsign03


アスレティックトレーナー養成担当のお二人の発表ですeye
まずは柵木先生ですupwardright
タイトルは「回転円盤型計測器を用いた膝関節回旋可動域の測定」ですsign01
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膝関節のスポーツ外傷と全身の関節の弛緩性との関連について以前より指摘されていましたsearch
しかし、膝関節自体の回旋方向の弛緩性との関連は測定法が確立していないため、明らかにされてきませんでしたeye
柵木先生の研究は、膝関節回旋可動域を正確に測定する方法について検討し、良好な結果を得ましたup


次は永野先生ですflair
タイトルは「切り替えし動作時の体幹前傾指示に伴う下肢運動変化の性差」です!
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永野先生の研究では切り返し動作における性差から前十字靭帯損傷の要因を検討していますsearch
その結果、女性では切り返し時に体幹を前傾させると、膝関節への負荷が大きくなる傾向があることを発見し、
こうした動作特性が女性に外傷発生が多い要因であると推察していますshine

本学では現場に直接応用できる研究も多く行っていますsign01
本学でアスレティックトレーナーを目指してみませんかsign02

2011年9月 5日 (月)

国際学会発表2!

イキイキ放送局へようこそhappy01
昨日に引き続き国際学会発表の様子をお届けしますflair
今日は佐藤大輔先生の口頭発表の様子ですkaraoke

今回の学会の特徴として、
参加者が少なめでポスターは静かだけど、
質疑応答は盛んという感じでしたhappy02

そんな感じで
さすがの大輔先生も発表前は少し緊張(本人談)
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しかし、そこは大輔先生
いざ発表が始まるとネイティブスピーカーばりに身振り手振り話をします(笑)
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発表後
いよいよ質疑・・・私もドキドキ
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しかし、ここも難なくクリア!
座長ともフレンドリーに話しますsign01
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座長は左の人です!
今後の研究の方向性はと聞かれ・・・
待ってましたのスライド(Further Research)登場です!

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脳が水に浮いてます(笑)
さすがの発表で今回も私は刺激を受けましたthunder

詳しい研究内容は論文が受理されたらまた報告しますeye

高校生・大学生のみなさん!
一緒に刺激的な世界に飛び込んでみませんか??
多くのことを学ぶことができますhappy01   

2011年8月31日 (水)

国際学会発表!

イキイキ放送局へようこそhappy01
今日は国際学会発表について報告しますsign01


8月17日~8月20日の間にイギリスのニューキャッスルで学会が行われましたeye
学会名は・・・
International Sports Science and Sports Medecine Conference 2011sign01
今回は佐藤大輔先生と山代が発表してきましたkaraoke


まずは私がポスター発表でしたpaper
朝はホテルのEnglish Breakfastですsun
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ご飯食べて・・・
学科長とホテルの前で
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いよいよ会場へ


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とてもきれいな大学でしたhappy01
そしてポスターですが、質問はなしでした(汗)
タイトルは「The effect of taping along forearm on long-latency somatosensory evoked potentials (SEPs)」です.

簡単にいうとテーピングが脳活動に影響を与えるかどうか?って研究です。
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論文になったらまた報告しますeye
明日は大輔先生の素晴らしい発表の様子をお伝えしますend

2011年7月28日 (木)

国際学会発表

イキイキ放送局へようこそhappy01
本日は国際学会発表について報告しますsign01


本学科の丸山学科長が理学療法学科の大西学科長や作業療法学科の桐本准教授らとイタリアのローマで学会発表を行いましたup
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テーマは・・・
「Changes of short-intracortical inhubition during throwing visual observation in expert baseball player」ですbaseball


英語のままだと少し理解できない上に、内容も難しいので簡単にタイトルを日本語訳して
「熟練した野球選手における投球動作観察中の運動野の興奮性変化」というタイトルです.
丸山学科長の解説によると・・・


野球選手に投球動作の運動観察を行わせた場合、野球選手の運動前野にあるミラーニューロンが興奮し、運動野の興奮性を変化させますeye一方、未熟練者に投球動作を観察をさせてもミラーニューロンは興奮しませんでしたeye


ミラーニューロンとは人の動作を見て、共感することにより反応するニューロンのことで、本研究結果は熟練者になると投球動作を観察するだけで運動野の興奮性を高めることを示唆していますeye
逆に未熟練者にとっては投球動作はあまり意味のない(共感できない)動作になっているのかもしれませんflair

以前にも紹介しましたが、健康スポーツ学科では運動に関する様々な疑問を解決していますsign03
ぜひ健康スポーツ学科へ進学し、一緒に研究をしてみませんか??

2011年6月10日 (金)

学会発表!!

イキイキ放送局へようこそhappy01
本日は学会発表について報告しますsign01

大学の先生は教育・研究・社会貢献を行いますeye
特に大学の先生は研究者とも呼ばれ、
研究は大学の先生にとってとても重要な仕事の一つですhappy01

今回はその発表の様子をお届けします。

学会は福岡の九州大学で開催されましたup
九州は私の地元です。
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内容は「体性感覚における時間統合窓」というものです。
少しマニアックなテーマなので説明は割愛します(笑)

downwardrightまず、でかいスクリーンを用いて2分プレゼンしますkaraoke
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downwardrightその後、ポスターといってパネルに巨大な紙をはって8分討論します。
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頭の良い人達に囲まれるとやや緊張しますsweat01
あとは権威のある先生方のお話を聞いたりしますup

私は大学院1年生の時に初めて学会に参加し、
大学院2年生の時に初めて学会発表しましたkaraoke
学会に参加し、発表すると少し賢くなった気がします(笑)
まあ、勘違いなのですが・・・

みなさんも学会に参加してみたいと思いませんか??
もし、興味がある人はそれぞれの専門分野の先生に色々と質問してみてくださいwink

2011年3月31日 (木)

運動制御勉強会修了式!

イキイキ放送局へようこそhappy01
今日は運動制御勉強会修了式の様子をお届けしますup

運動制御勉強会とは運動機能医科学研究所に所属する研究員(教員)と大学院生とで構成されていますupwardright

研究員は複数の学科にまたがるため、勉強会の内容は様々ですが、各研究員や大学院生が意見の交換・知識の共有を行う場となっていますpencil

その大学院生の一人に健康スポーツ学科の吉田くんがいます。
吉田くんは今年で大学院を修了するため、運動制御勉強会修了生の証である盾を授与されました!

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吉田くんは「テーピングが大脳皮質感覚運動連関の興奮性におよぼす影響」について研究し、修士号を獲得しましたeye

勉強会に参加することにより、実験の手技や知識を身に着けることができたと思います。 運動制御勉強会では大学院生の研究能力養成を行っています。

在学生のみなさん充実した環境で大学院生活を過ごしてみませんか?

大学院修士課程
健康スポーツ学分野の詳細はこちら

2010年11月26日 (金)

日本水泳水中運動学会!

イキイキ放送局へようこそhappy01
今日は平成22年日本水泳・水中運動学会年次大会の様子をお伝えしますsign01

11月20日(土)~21日(日)の2日間,本学にて平成22年日本水泳・水中運動学会年次大会が開催されましたeye日本水泳・水中運動学会は,一年に一回開催される水泳や水中運動に関する学会で,研究者だけでなく小中学校・高校の先生,アスリート,コーチ,スイミングクラブの指導者など現場で活躍する人達が集まり,様々な角度から水泳・水中運動について議論する場でもありますsign01


本年度は,本学が共催となり,実行委員長の下山好充先生を中心に学会大会を運営しましたdownwardright
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中でも,大学院生の沖田健二くん(修士課程2年)と櫻岡まりえさん(修士課程1年)は,発表と運営といった二足の草鞋を見事に履ききってくれましたshine


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upwardright沖田健二くん『水泳におけるCritical Speed概念のY切片と全力泳パフォーマンスとの関連性』


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upwardright櫻岡まりえさん『大学水泳部での活動が「チーム意識」に与える影響~ソーシャル・サポートに対する満足度の視点から~』


大学院生の二人はどちらも始めての学会発表ということで,緊張している様子でしたが,立派に発表していました. 二人だけでなく,学部生たちも慣れない仕事を一生懸命こなしてくれました.本当にありがとうsign03


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以下,下山実行委員長のコメントですkaraoke
「今回の学会大会は,多くの方々のお陰で大成功のうちに終了することができました。このような“成功体験”を多くの学生達に味わってもらいたいと思っています。」


是非,一緒に“成功体験”を味わいましょう!!

2010年11月15日 (月)

JICA研修!!

イキイキ放送局へようこそhappy01
本日はJICA研修の様子をお届けしますsign01

JICAとは・・・
Japanese International Cooperation Agencyの頭文字をとったものです。
日本語では国際協力機構と訳しますsign03

今回の研修はフィジーの医療従事者を招いて行いましたeye
研修は「大洋州における地域保健での生活習慣病予防対策コース」というテーマで行われましたupwardright

downwardright内容としては体力測定を行いますhappy01
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downwardrightその後、生活習慣病を予防するような運動プログラムを実施しますrun
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本研修で得た経験を自国に持ち帰り生活習慣病予防に生かしてほしいと思いますup

学生のみなさにとっても運動指導や英語の良い訓練になったと思いますscissors
最後にみんなで記念撮影を行いましたcamera

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これからも教員・学生が一丸となって本事業を盛り上げていきたいと思いますrock