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2016年10月

2016年10月28日 (金)

神経科学 画像の読影法

こんにちは。

STkouhouです。

先日、新潟県言語聴覚士会主催の研修会で、

当学科の今村徹先生が講演をしてきました‼

内容は以下です。

午前:脳画像の読影に必要な解剖学の知識

午後:脳画像の読影の仕方

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出席者も多く大変好評でした。

脳画像の読影は言語聴覚士が対象とする

失語症や高次脳機能障害、麻痺などの

評価や治療方針の決定に大きくかかわってきます。

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この内容を学生向けにしたものが

当大学在学中に聴くことができることは

当学科の魅力の一つです。

言語聴覚学科の学び↵クリック

2016年10月21日 (金)

新潟医療福祉大学市民大学講座

こんにちは。

STkouhouです。

本学は地域支援にも積極的に取り組んでいます。

市民大学講座は毎年地域の住民の方を対象に地域の「健幸」作りの支援を目的に4回講座シリーズで開催されています。

http://www.nuhw.ac.jp/community/contribution/newresults.html

今回、本学科の吉岡先生が「耳の聞こえ」~高齢社会をポジティブに~と題して、講座を担当されました。

http://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/st/teacher/yoshioka.html

 

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当日は、パワーポイントを使って加齢による耳の聞こえ方や補聴器の選び方などについて詳細にお話をされました。

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なかでも、聴力検査の際に聴力検査機器から聞こえてくる音を、音の高さ別にスピーカーで拡張して皆さんで聞き比べを行ったことが印象的でした。

参加者からも沢山質問が出され、有意義な講座となりました。

 

同じ日には、健康栄養学科の永井先生も「生活習慣病と食事」というタイトルで講演されています。

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以上講演会のご報告でした‼

2016年10月18日 (火)

第40回日本神経心理学会学術集会に今年も参加してきました!!

こんにちは。

STkouhouです。

例年同様に今年も神経心理学会に教員と学生、卒業生が参加してきました!!

過去記事はこちら

今年は熊本で開催です。

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発表風景

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当学科の今村徹先生も「認知症の家族教育とエンパワメント:アルツハイマー病とレビー小体型認知症を中心に」というタイトルでセミナーをしてきました。

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教員紹介

今年度も多くの学びを得られました!!

特に今村ゼミではこのように学生のうちから神経心理学では日本トップの学術集会への参加の機会などが多いのが魅力の一つです。

各ゼミ紹介はこちら

今日はこの辺で失礼いたします。

2016年10月17日 (月)

オープンキャンパス開催 レポート

こんにちは。

STkouhouです。

10月9日にオープンキャンパスが開催されました。

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今回は伍桃祭も同時開催‼

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お笑い芸人によるライブ、よさこい、

図書館講演など盛りだくさんで沢山の人が来場

されました。

オープンキャンパスでは高校1・2年生向けに

トークセッションが開催され、当学科から

田村俊暁先生が出席してきました!

「人生の楽しみの一つである食事やコミュニケーションに

ついて援助できることが言語聴覚士の魅力」

など参加者に伝えていました。

来月オープンキャンパスでも他学科による

トークセッションは開催されます。

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お楽しみに‼

オープンキャンパス詳細↵クリック‼

2016年10月15日 (土)

摂食嚥下リハビリテーション学会に参加してきました。

こんにちは。

STkouhouです。

第22回日本摂食嚥下リハビリテーション学会が当大学の近くの朱鷺メッセで開催されました。

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摂食嚥下リハビリテーション学会は名称の通り、食べることのリハビリに関する学会です。

参加職種は言語聴覚士をはじめ、医師、看護師、理学療法士、作業療法士などなど、数多くの職種が会員で年々会員数も増え続けています。

学会の参加だけでも数千人が集まります。

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数会場に別れますがメイン会場はものすごい人数です。

当大学の卒業生も多数研究発表を行っており、更なる活躍が期待されます。

今回の学会のテーマも「摂食嚥下リハビリテーションの新たなる挑戦-これからの20年を考える-」で、言語聴覚士への社会の期待も増えていくことでしょう。

言語聴覚学科の学び↵クリック

2016年10月14日 (金)

トランスファー研修会

こんにちは。

STkouhouです。

先日、実習に向けて学生を対象に

トランスファー研修が開催されました。

Transfer とは移動や移転、乗り換えなどと

訳されますが、

ここでは車いす・ベッド間の

移乗方法のことをさします。

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理学療法士や作業療法士などに比べ

在学中に学ぶ機会が少ないですが、

当大学では近郊の病院から理学療法士を

招いて実習前に実技研修会を集中的に

行います。

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学生さんも熱心に学んでいました‼

国家試験を取るためだけではなく、

実践力を鍛えることも重視しています‼

学外実習↵クリック‼

2016年10月12日 (水)

卒業生が雑誌に掲載されました!

みなさん、こんにちは。STkouhouです!

『新潟の介護がよくわかる2016年版』に言語聴覚学科6期生の澤田光さんが載っています!

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掲載されたコーナーは 「“ステキすぎる”介護イケメン2016 グランプリ」ページです。

澤田さんは見事準グランプリを獲得しました。
インタビューや表彰などの詳細はこちら→

https://ja-jp.facebook.com/photocon.niigatakaigo/


澤田さん曰く「介護の仕事には完成形がない。だからこそやりがいがある。」


インタビューの詳細は・・・・・
とっても読み応えのある内容ですので、
ぜひ書店でお手にとってご覧ください!


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2016年10月10日 (月)

日本特殊教育学会第54回大会参加報告~その2 

みなさん、こんにちは、STkouhouです!


今回は前回に引き続き、日本特殊教育学会参加報告をお伝えいたします!

今回は吉岡豊先生からの報告に続いて、言語聴覚学科の学生の声もお届けいたします。


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アクセシビリティサービス学生スタッフ

写真はアクセシビリティサービスを担った学生スタッフと一緒に撮った写真です。向かって左側にいる男性学生と女子学生が要約筆記部門のサポートを担当してくれました。お二人は新潟大学工学部福祉人間工学科4年生で、要約筆記を必要とするセッションが始まる前には入力するよう指示された専門用語をパソコンに打ち込み、セッションが始まれば会場に待機してトラブルに備えてくれました。お二人が所属している福祉人間工学科は私たち言語聴覚士がコミュニケーション装置として使用する機器の開発も研究しており、今後深い関わりが必要とされる部門だと思います。

言語聴覚学科からも2名の学生が参加してくれました(向かって右側の2名)。二人は手話サークルに所属していたので、主に手話を必要とする方に対応するようお願いしていましたが、控え室に来られる方は手話ができる方ばかりでしたので、手話をする機会はほとんどありませんでした(でも、控え室内では時々皆さんと手話で会話をしていました)。結果的には、視覚障害がある方々の発表補助と移動補助、要約筆記機材の運搬と設置をお願いしました。


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学生スタッフ感想



小菅夢夏さん

 今回学会に参加してみて聴覚障害、視覚障害の方たちへのサポートの必要性とその需要に十分に応えられるだけの供給がなかなかできないことを感じました。 

 ある自主シンポジウムでは手話通訳と要約筆記を同時に見る機会をありました。要約筆記は初めて見ました。事前に資料があるにしろ話している内容をまとめながら打つということはとても大変だと思いました。手話通訳は専門的な言葉が多く含まれているので普段の手話通訳より難しく感じました。

 大会期間中はサポートの制度のこと、これからあるべき姿のことなどを、たくさんの方たちとのお話の中で聞くことができて、とても良い時間を過ごすことができました。



加藤愛華さん

今回、学会に参加し、手話通訳や要約筆記(PCテイク)の大変さ、重要性を改めて痛感しました。2年生の頃に桃迎会で手話部の紹介で手話通訳をしました。そのときは、比較的簡単な手話しかありませんでしたが、通訳は非常に難しく大変で、しかも学会は専門用語が飛び交うため、私の想像を越えるものがありました。

 また、要約筆記の重要性もわかりました。当日の発表数時間前でも原稿が変わり、そのたびに専門用語をパソコンに入力し直し、その上で発表者がその場で付け加えた内容を打ち込み、一字一句伝える姿には感動しました。

視覚障害の方々へのサポートは初めての経験でしたが、発表終了後にお礼を言ってくださり、とても嬉しく思いました。また、今回の学会に参加して私の視野が広がりました。


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吉岡先生、小菅さん、加藤さん、ありがとうございました!

今回の学生スタッフとして参加した加藤愛華さんは、手話コンテストで入賞経験もある学生さんなのですよ。

過去記事はこちら→
http://nuhw.blog-niigata.net/st/2016/05/post-757e.html

 

 





 



2016年10月 7日 (金)

日本特殊教育学会第54回大会参加報告

こんにちは、STkouhouです!

言語聴覚学科の吉岡豊先生が日本特殊教育学会のスタッフとして参加なさいましたので、
吉岡先生から学会の様子をご報告いただきます。

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9月17日(土)~19日(日)の3日間、日本特殊教育学会第54回大会(主会場:朱鷺メッセ)に参加してきました。といっても発表ではなくスタッフとしての参加でした。

特殊教育学会とは今でいう特別支援教育に関わる学会で、知的障害、聴覚障害、視覚障害、肢体不自由、病弱などその領域は多岐にわたっています。今回会員が開催した自主シンポジウムは110と前回大会を40程度上回り、参加者も2,300名以上と過去最高でした。

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この学会で私が担当したのはアクセシビリティサービスという部門です。学会員には聴覚障害や視覚障害、肢体不自由の方が多数おられます。その方々の発表をサポートしたり、参加したいと申し出られたシンポジウムに手話通訳や要約筆記(PCテイク)を用意したりすることがアクセシビリティサービスの主な内容です。写真は控え室の入り口ですが、部屋には学会スタッフと手話通訳士、要約筆記者が待機していました。


手話通訳はおわかりになると思いますが、要約筆記についてはご存じない方もいると思いますので、少し説明をしたいと思います。要約筆記はパソコン4台をつないで口頭発表を打ち込む人2名、打ち込まれた文章を校正する人1名から成り立っていて、発表内容がスクリーン上にそのまま表示されるようになっているシステムです。しかし、その場にいってただ打ち込めばよいのではなく、事前に入手した発表原稿あるいはスライドの中から専門用語をパソコンに打ち込み、それから会場にいってセッティング、終了したら撤去という作業を繰り返して行きます。それを3日間行いました。

 今回は手話通訳付きを希望するセッションが21、要約筆記付きを希望するセッションが14とこれまでとは比較にならない数にのぼり、その業務量は大変なものでした。手話通訳士と要約筆記者の配置は専門のコーディネーターの方が考えてくださいましたが、会員からのボランティアを含めフル稼働の状態でした。


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 この写真は学会スタッフが大会期間中に着用していたTシャツです。今回の大会テーマは「インクルーシブ教育の時代におけるSpecial Education」でした。「Tokiyo」は「朱鷺」にもかけていますが(絵を参照)、「時代」を{ときよ}に読み替えたものです。


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吉岡先生、ありがとうございました。

この学会には言語聴覚学科学生も参加しました。
次回はその体験談をご報告しますね。





2016年10月 5日 (水)

第3回ディサースリア学術集会:参加報告

こんにちは。

STkouhouです。

今の時期は「学会シーズン」などと言われ、

日本各地で大きな学会が行われます。

 

9月18~19日は二日間に渡って

第3回日本ディサースリア学術集会が開催されました。

ディサースリアとは神経や筋などの障害により

発声や発音などが困難になった状態をいいます。

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場所は関西福祉科学大学です。

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学会のテーマは「新しい評価と治療を探る」。

まだ、国内ではほとんど紹介されていない

治療法や評価から、従来の復習になるような

講演・研究報告が多数行われました。

例えば、名古屋大学附属病院の田中康博先生による

「最新のパーキンソン病の言語治療」は圧巻でした‼

 

会場はすし詰め状態で全国から多くの言語聴覚士が集い

熱心に学んでいました。

言語聴覚士の仕事は本当に一生勉強だと感じました‼

以上、参加報告でした。

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