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2019年3月

2019年3月31日 (日)

佐藤克郎先生インタビュー

こんにちは。

STkouhouです。

 

先日のブログで、当学科教授の佐藤克郎先生が、

週刊現代4月6日号の特集『咽頭と喉頭 この厄介な部分から広がる悪性腫瘍の数々』で取材を受けられ、

頭頚部がんについてコメントされていることをご紹介しました。

 

今回は佐藤先生ご自身に、取材をお受けになられた経緯などについていろいろお聞きしました!

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ー今回の取材は雑誌の編集部から直接お話があったのでしょうか?

はい、編集部からメールで依頼を受け、電話でコメントしたものが記事になりました。

編集部が頭頚部がんの論文を検索したところ、自分の論文がヒットしたので、取材が来たようです。

今までも他の雑誌やテレビで取材を受けたことがあります。

ー確かに佐藤先生は頭頚部がんに関する論文がたくさんございますね。

佐藤先生の論文リストはこちら

 

ー先生は現在、どちらで臨床を行われていますか?

週に1回、県立病院で耳鼻咽喉科の臨床をしております。

耳鼻咽喉科の手術は10数時間もかかるので体力が必要ですね。

 

ー先生が耳鼻咽喉科を希望された経緯は何だったのでしょうか?

細かい手術がしたかったんですよね。

耳の骨の一つに耳小骨(じしょうこつ)という骨がありますが、

大きさが2ミリしかないんですよ。

耳小骨を修復・再建する手術である鼓室形成術は、非常に細かい操作が必要になる手術です。

ー不器用な自分には想像もつかないほど、精密な技術が必要な手術だと思います。

 

ー頭頚部がんと言語聴覚士はどのような関わりを持つのでしょうか?

頭頚部がんが、発音に関係する舌や顎などの部位に生じて切除すると、

発音が思うようにできなくなります。

言語聴覚士は、残された部位の筋力を高めたり、動かせる範囲を拡大させることで、

発音を改善するリハビリテーションを行います。

 

ー佐藤先生のゼミでも、頭頚部がんやそれに関連した領域について深く学べますか?

去年の卒業生は、頭頚部癌と喫煙・飲酒との関係を検討した研究や、

喉頭がんに対して行う喉頭全摘術と言語聴覚士の関わりについて卒業研究を行いました。

術後の後遺症に苦しむ患者さんに対し、ぜひ多くの言語聴覚士がリハビリテーションに携わっていただきたいですね!

 


 

佐藤先生、貴重なお話をいただきありがとうございました!!

最近はつんく♂さんや堀ちえみさんなどが、頭頚部がんであることを公表されたこともあり、

注目が集まっている分野です。

関心を持たれた方はぜひ、本学科への入学をご検討ください!

 

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2019年3月30日 (土)

卒業研究発表会:山岸ゼミの発表

こんにちは。

STkouhouです。

 

シリーズで今年度の卒業研究のテーマを紹介しております。

 

今回は最終回、山岸学科長のゼミです。

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山岸ゼミからは以下の3演題が発表されました。

 

・小児失語症の長期的アプローチ
・Melodic Intonation Therapyの有効性の比較検討 ― 国内と国外の文献調査に基づいて ―
・損傷部位と時間分解能からみた純粋語聾のメカニズム

 

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山岸先生のご専門は、失語症、自閉スペクトラム症を中心とする神経発達症群です。

山岸先生の紹介はこちら

 

ゼミ生の演題も先生のご専門と関連して、失語症や関連した症状、リハビリテーションについての発表となっています。

 

シリーズでお送りしてきました卒業研究発表会、いかがだったでしょうか?

教員の専門分野が多岐に渡るため、学生の発表もバラエティに富んだ内容になっていたかと思います。

 

本学科は失語症とはじめとする高次脳機能障害、言語発達障害、聴覚障害、嚥下障害、すべての分野で教員が揃っているのが特色です。

いずれも言語聴覚士の主要な臨床領域です。

 

この特色によって下記のような利点が挙げられます。

①講義では幅広い分野を専門教員から深く学べるため、複数の臨床領域に対応できるオールマイティな言語聴覚士を目指せる。

②卒業研究では自分が関心を持っている分野の専門教員に師事し、深く学ぶことができる。

 

特色のある本学への進学をぜひご検討ください!!

 

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2019年3月29日 (金)

卒業研究発表会:内山ゼミの発表

こんにちは。

STkouhouです。

 

シリーズで今年度の卒業研究のテーマを紹介しております。

 

今回は、内山ゼミです。

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内山ゼミからは以下の6演題が発表されました。

 

・小脳損傷による言語障害について
・アルツハイマー病(Alzheimer’s disease: AD)における被害妄想,誤認妄想と遂行機能障害および前頭葉機能障との関係の検討
・失語症者のオノマトペ使用について
・多発性脳梗塞により特異的な書字障害を呈したアルツハイマー病の一例
・異食症について
・Balint症候群のリハビリテーション

 

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内山先生のご専門は神経心理学です。

内山先生の紹介はこちら

 

ゼミ生の演題も先生のご専門と関連して、6題とも神経心理学分野の発表となっています。

 

異食症とは、食べ物でないものを食べてしまう症状であり、いろいろな原因で生じます。

今回の発表は、その中でも脳の器質的な異常を原因とする異食症についての発表でした。

 

次回はこのシリーズの最終回、学科長の山岸ゼミの演題をご紹介します!!

 

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2019年3月28日 (木)

卒業研究発表会:大石ゼミの発表

こんにちは。

STkouhouです。

 

シリーズで今年度の卒業研究のテーマを紹介しております。

 

今回は、大石ゼミです。

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大石ゼミからは以下の6演題が発表されました。

 

・口部顔面失行の病巣と評価法について
・失語症における記号素性錯語
・統合失調症における摂食嚥下障害とそのアプローチ
・脳損傷患者における同時失認について
・変性性認知症における嗅覚障害
・先天性相貌失認について -後天性脳損傷後の相貌失認との比較を中心に-

 

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大石先生のご専門は失語症,神経心理学です。

大石先生の紹介はこちら

 

ゼミ生の演題も先生のご専門と関連して、6題中5題は失語症とはじめとする神経心理学分野の発表となっています。

もう1題は、多くの言語聴覚士が携わる嚥下障害について、統合失調症との関連を検討した発表でした。

 

次回は内山ゼミの演題をご紹介します!!

 

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2019年3月27日 (水)

週刊現代に佐藤克郎先生のコメントが掲載されています!!

こんにちは。

STkouhouです。

 

言語聴覚士の仕事の領域は多岐に渡りますが、

舌や咽頭など頭頚部がんの患者さんに対しても、

言語聴覚士はリハビリテーションで携わります。

 

雑誌『週刊現代』の今週号(4月6日号)には、この頭頚部がんについての特集記事があります。

『咽頭と喉頭 この厄介な部分から広がる悪性腫瘍の数々』というタイトルです。

この記事の中で、当学科の佐藤克郎先生が頭頚部がんの詳細についてコメントされています!!

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佐藤克郎先生は耳鼻咽喉科学会の専門医であり、

特に耳鼻咽喉科領域の腫瘍性疾患に関する臨床研究をされています。

本学でも耳鼻咽喉科学や呼吸器系の解剖・機能に関するご講義を担当されています。

 

今回佐藤先生に、さらに詳しくお話いただきましたので、

次回ご紹介いたします!! 

 

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卒業研究発表会:佐藤ゼミの発表

こんにちは。

STkouhouです。

 

シリーズで今年度の卒業研究のテーマを紹介しております。

 

今回は、佐藤ゼミです。

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佐藤ゼミからは以下の4演題が発表されました。

 

・睡眠時無呼吸症候群の病態および消化器疾患・呼吸器疾患との関連
・老人性難聴の発生機序と予防法ならびに治療法と罹患症例への対応法 
・メニエール病とその周辺疾患(レルモワイエ症候群,遅発性内リンパ水腫)に関する文献研究
・大学生のイヤホンまたはヘッドホンの使用状況と耳症状および聴力に関する調査

 

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佐藤先生は耳鼻咽喉科の医師であり、耳鼻咽喉科の疾患を幅広くご専門とされています。

佐藤先生の紹介はこちら

 

ゼミ生の演題も先生のご専門と関連して、聴力障害や睡眠時無呼吸症候群など、

耳鼻咽喉科領域に関する研究となっています。

 

次回は大石ゼミの演題をご紹介します!!

 

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2019年3月26日 (火)

卒業研究発表会:石本ゼミの発表

こんにちは。

STkouhouです。

 

シリーズで今年度の卒業研究のテーマを紹介しております。

 

今回は、石本ゼミです。

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石本ゼミからは以下の3演題が発表されました。

 

・リハビリテーションにおけるQOL研究の現状-評価指標に焦点を当てて-
・小児構音障害に対する構音訓練を用いた介入研究の文献レビュー
・小児領域で働く言語聴覚士のリアリティショックから成長実感までのプロセスに関する質的研究

 

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石本先生は臨床心理士・公認心理師であり、ご専門は、臨床心理学、学生相談です。

また、学内の言語発達支援センターで小児の臨床を行っておられます。

石本先生の紹介はこちら

 

ゼミ生の演題も先生のご専門と関連して、2題は小児の臨床に関する発表となっています。

もう1演題は、リハビリテーションの満足度など質的な面に関する研究となっています。

 

次回は佐藤ゼミの演題をご紹介します!!

 

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2019年3月25日 (月)

春のオープンキャンパスにお越しいただきありがとうございました!!

こんにちは。

STkouhouです。

 

3/23(土)に、新潟医療福祉大学で春のオープンキャンパスが開催されました。

冬に逆戻りな天候にも関わらず、たくさんの方にご来場いただきました。

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学科の説明に続き、今回は学科の体験プログラムとして、

参加者の皆さんに、子どもの発音分析に挑戦していただきました!
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この企画には、渡辺ゼミの学生も参加し、

発音の誤り方の特徴について説明しました。

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渡辺先生の紹介はこちら

 

他にも聴力検査や学生相談コーナーなどの企画で、

在学生が大活躍いたしました!!

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次回のオープンキャンパスは4月13日(土)の開催になります!

参加者体験型の楽しい企画を複数ご用意しておりますので、

ぜひ奮ってご参加ください!!!
 
 

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4月のオープンキャンパスのお申込みはこちら

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2019年3月22日 (金)

卒業研究発表会:吉岡ゼミの発表

こんにちは。

STkouhouです。

 

シリーズで今年度の卒業研究のテーマを紹介しております。

 

今回は、吉岡ゼミです。

 

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吉岡ゼミからは以下の4演題が発表されました。

 

・知的障害児における構音障害について
・自閉症1例に対する音声ペン使用に効果について
・脳障害における歌唱能力について-メロディと歌詞を中心に-
・機能性構音障害児35例の検討 -年齢,構音の誤り,訓練期間の分析-

 

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吉岡先生のご専門は、言語の発達や、言語発達障害、機能性構音障害、聴覚機能検査、です。

吉岡先生の紹介はこちら

 

ゼミ生の演題も先生のご専門と関連して、言語障害を伴いやすい知的障害児や自閉症児に関する発表、機能性構音障害(発音面の発達の遅れ)に関する発表の他、脳損傷例における歌唱能力を損傷のあった部位等の特徴から比較検討した発表となっています。

 

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吉岡先生は、今週末3/23(土)開催の、春のオープンキャンパスにも参加されます!!

こどもの言葉の発達に関心がある方は、先生に質問などでお話を聞くことができるチャンスです。

ぜびご参加ください!!!

 

次回は石本ゼミの演題をご紹介します!!

 

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2019年3月20日 (水)

卒業研究発表会:桒原ゼミの発表

こんにちは。

STkouhouです。

 

シリーズで今年度の卒業研究のテーマを紹介しております。

 

今回は、桒原ゼミです。

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桒原ゼミからは以下の4演題が発表されました。

 

・重症心身障害者の自発的コミュニケーション行動を促す取り組み-AACを用いて-
・あるAPD(聴覚情報処理障害)疑いの男児の事例について
・突発性難聴の治療方法の検討―鼓室内ステロイド療法と高気圧酸素療法の比較―
・新潟県の軽度・中等度難聴児および片耳難聴児の支援状況

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桒原先生のご専門は、聴覚障害、人工内耳、言語発達です。

桒原先生の紹介はこちら

 

ゼミ生の演題も先生のご専門と関連して、2題は聴覚障害に関する発表となっています。

もう1演題は、話し言葉の代償手段となる機器の導入や指導方法に関する研究となっています。

 

次回は吉岡ゼミの演題をご紹介します!!

 

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