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2019年2月

2019年2月26日 (火)

臨床実習指導者会議

こんにちは。

STkouhouです。

 

先日、臨床実習指導者会議が開催されました。

臨床実習指導者会議とは、学外での臨床実習をさせていただく施設から、

実習を指導してくださる言語聴覚士の方をお招きし、

実習についての説明を行います。

 

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また、実習に出るまでに受けるカリキュラムの説明や、指導者側からの質疑応答の時間も設けられています。

 

その後は、実習指導の言語聴覚士の方と3年生との間で面談の時間があります。

ここでは5月から始まる臨床実習について、学生は指導者の先生に質問を行い説明を受けます。

 

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3年生は昨年の秋に3週間の臨床実習を経験していますが、

今度は倍以上の長さとなる8週間の実習となるため、皆緊張と不安の中にいます。

こうして直接指導者の先生と、実習前にお話できる機会があることで、

少し不安がやわらぎ、実習準備に向けて気持ちを前向きに切り替えられるように思いました。

 

本学科は開学から20年近く経ち、卒業生も数多く出ています。

今回おいでいただいた実習の指導者には、本学の卒業生も多くみられました。

臨床実習先を多く確保できるのも本学の魅力の一つです。

 

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2019年2月20日 (水)

大学院 修士課程 学位審査会

こんにちは。

STkouhouです。

今回は学部ではなく大学院の学位審査会についてご紹介します。

先日、本学の修士課程言語聴覚分野の学位審査会が開催されました。

下の写真は実際の審査会開催直前の様子です。

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STS放送局にも度々登場していただいている平野さんです。

大学院に入ると必要な履修単位を取得するとともに学位論文を作成し、

審査会を経て修士や博士の学位が授与されます。

今年度は平野さんを含む修士課程の2名の学生が修士論文の学位審査会に挑みました。

本学は大学院が併設であり、学位審査会は聴講自由なので学部生も興味があれば聞くことができます。

言語聴覚士の場合は就職して数年実務経験後にステップアップの一つとして大学院に入ることが多いですが、学部生のころから大学院というものを身近に感じることができることも本学科の魅力の一つと言えます。

以上、学位審査会開催のご報告でした!!

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2019年2月18日 (月)

国試ツアー2日目

こんにちは。STkouhouです。

 

ついに言語聴覚士国家試験本番です!!!!

 

昨日東京へ前乗りした皆さんは、

一晩各々過ごして、ついに国家試験当日。

 

6:00 起床

ホテルで朝食をとった後、試験会場へ全員で向かいます。

会場はホテルから歩いて5分です。

 

8:50 受験者試験会場入室完了!

ここからは教員は会場フロアには入れませんので外で待機です。

  

9:00 試験監督から試験の注意事項の説明があります

9:30 午前の試験開始です

12:00 お昼

13:00 再度注意事項の説明

13:30 午後の試験開始です

16:00 無事試験が終了しました

17:40 東京駅出発

 

帰りはもう眠るだけ…と行きたいところですが、

各学生の解答の集計やアンケートの記入などもう一仕事あります。

 

19:51 新潟着

引率の内山先生を先頭に、みなさん帰ってきました!!

 

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内山先生の紹介はこちら 

みなさん、ほっとした表情ですねhappy01

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出迎えた山岸先生、吉岡先生も一安心です。

 

山岸先生の紹介はこちら

吉岡先生の紹介はこちら

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引率の大石先生、内山先生、お疲れ様でした!!

 

大石先生の紹介はこちら

 

そして受験した皆さん、試験お疲れ様でした!!!!

合格発表は3月26日(火曜日)午後2時です。

それまでしばし休息を!!

 

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2019年2月15日 (金)

国試ツアー1日目

こんにちは。STkouhouです。

 

いよいよ明日は言語聴覚士国家試験当日ですairplane

 

言語聴覚士の国家試験はどこでも受けられるわけではありません。

受験会場は北海道、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県の6か所だけです。

私達新潟県民は、東京の会場で受験することになります。

 

試験会場の集合時間は9時ですので、

今日から東京に前泊し、時間に余裕を持って挑みます。

 

本学科では毎年国家試験ツアーを企画して希望者を募り、

団体で新幹線やホテルをとっています。

 

ツアーの出発場所は新潟駅です。

見送りに行って参りました!

 

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引率の内山先生の指示のもと、ゼミごとに点呼をとります。

全員揃っています!!

 

内山先生の紹介はこちら

 

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今村先生から実力を発揮するよう激励のお言葉がありました。

 

今村先生の紹介はこちら

 

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最後は桒原先生のかけ声のもと、

皆で気勢をあげてpunch出発の途につきました。

 

桒原先生の紹介はこちら

 

皆さん緊張があるかもしれませんが、

今晩はできるだけ睡眠を取り、明日に備えてください!!

新潟から応援しています!!!

 

  
国試まであと1

  

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2019年2月12日 (火)

国家試験壮行会2018

こんにちは。STkouhouです。

  

今週末はいよいよ言語聴覚士国家試験が実施されます。

本学科ではそれに先立ち、壮行会を開催しています。

 

壮行会とは、よくスポーツチームの遠征に出発するときに行うもので、

その旅立ちを励まし盛大に送り出す会です。 

 

本学科の壮行会はまず、各教員が一人ずつ励ましの言葉を送ります。

先生方のお話は、今までの卒業生たちの体験などを基にしたアドバイスに富んでいましたが、

最も多かったのは「平常心を保つことが肝要」という内容でした。

 

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その後、今村先生から学生一人一人に対し、

受験票と合格祈願グッズのクリアファイルが手渡されました。

 

今村先生の紹介はこちら

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どの学生も受験勉強には全力投球してきました。

本番ではぜひ、今まで蓄積してきた実力を最大限発揮していただきたいですねpunch

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そのためにはなにより、平常心を保つことが大事です。

本番での大健闘、期待しています!!!

 
 
国試まであと5

 

 

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2019年2月 8日 (金)

The qualitative Resport tenth annual conference

こんにちは。STkouhouです。

 

本学科の桒原先生が、1月16日~18日の間フロリダで開催された国際学会に参加・発表されました!!

 

桒原先生の紹介はこちら

 

学会名はThe qualitative Report tenth annual conferenceです。

この学会では、様々な分野の研究者が、質的研究の方法論について研究成果を発表します。

 

質的研究とは、数字で表すだけでなく、インタビューなどの言葉をデータとして、分析する研究方法です。

桒原先生は、この質的研究のうち、エスノグラフィ(Ethnography;民族誌)という方法を用いて、聴覚障害者の研究を行っています。

 

会場は、フロリダ州の都市、フォートローダーテール(Fort Lauderdale)にある、Nova southeastern 大学です。

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全米でも最大規模を誇る、非常に大きな大学でした!

 

質的研究を行っている研究者はたくさんいますが、研究方法を学生にどう指導するか、という点では、まだ十分検討されていません。

桒原先生は、昨年卒業した学生の卒業研究で質的研究を使って指導した経験について、今回の学会で発表されました。

  

下記に桒原先生のコメントを掲載いたします。


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上の写真は今回の学会の冊子、下の写真はその中に掲載された私の発表要旨です。

 
発表の題名は、『家族の歴史:聴こえない親と聴こえる子どもたち-家庭でどのようにコミュニケーションしているのか?』です。

 
 
私のゼミに父親がCODA(聴こえない親の聴こえる子ども)の学生がいました。

彼女の祖父母は1950年代から1960年代の口話教育のみの聾学校で教育を受けていました。正規の手話は習得できず、家庭の中では「わたしらのことば」と呼んでいるホームサインを使ってコミュニケーションをしています。

この特殊な家庭の中で、親たちはどのように子育てをし、子どもにどうやってはなしことばを身につけさせたのか、また子どもたちは聴こえない親たちに育てられた経験をどのように感じているのか、インタビューにより家族の歴史を紐解いていくことで明らかにしていきました。

このように学生が質的研究方法の一つエスノグラフィ(民族誌)を短期間で修得するまでの過程について考察しました。

 

私たち大学教員が学生へどのように指導しているのか、意見交換をする場はほとんどありません。この学会参加は、そのような意味で大変貴重な経験でした。

質的研究方法を教えるのは至難の業です。

まだまだ学ぶことがたくさんあることを実感しました。フロリダまで行って良かったです。

また、研究方法を論じ合う学会なので、色々な分野の人が集まります。

心理学、教育学、医学、法学、社会学、経営学の専門家たちが質的研究方法を選んで研究をしていることを知りました。

また世界各地、インド、フィリピン、ベルギー、スロベニア、ギリシアの人たちと知り合いになりました。

  

学会の会場はNova Southeastern Universityでゴルフ場みたいに広大な大学です。

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残念ながら学会期間中は、アメリカの東海岸を襲った寒波のため、フロリダも気温が低く、寒くて仕方なかったです。

朝食、昼食、夕食すべて学会が会場に準備してくれて、みんなで意見交換しながら食べてましたので、ほとんど缶詰状態だったのですが、そんな中、昼間は暇さえあれば太陽に当たるようにして、夜はお風呂に何度もつかって、暖を取っていました。

 
これから言語聴覚士を目指すみなさんも、学校を卒業して専門家になってから、学会で発表したり研究会やワークショップに参加して、たくさん勉強を続けてください。楽しいですよ。


 

桒原先生、貴重なご経験をお話しいただきありがとうございました!

桒原先生のご紹介されたCODA研究は、聴覚障害者の臨床に関わる言語聴覚士にとって大変興味深いものです。

ご興味のある方はぜひ、本学言語聴覚学科をご検討ください!!

 

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2019年2月 5日 (火)

今年度の国家試験の模擬試験が全て終わりました

こんにちは。STkouhouです。

 

1-2月は、様々な国家資格の試験が行われるシーズンです。

今年度の言語聴覚士の国家試験も、2月16日(土)に行われます。

 

今年受験の学生の皆さんは、いよいよ本番が近付き、

ラストスパートをかけています。

 

本学科では国家試験対策として、国家試験の問題様式に沿った模擬試験を学科独自で作成しております。

 

模試は3年生のうちから複数回実施し、早め早めの対策に努めています。

4年生になるとほぼ毎月実施されるため

卒業までに10数回の模試を受けることになります。

 

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模試はただ実施するだけでなく、

専用の分析ソフトを使って成績を細かく評価するため、

学生個人個人が、どの教科が勉強不足であるか理解でき、

次の学習につなげていくことができます。

 

そんな模試も、今年度の分は今月初めに終了しました。

あとは本番で本領を発揮するのみ!!

皆さん、頑張ってください!!!!

 

 
国試まであと12

 

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2019年2月 4日 (月)

認定言語聴覚士講習会(聴覚障害領域) 取得しました!!

こんにちは。STkouhouです。

 

このブログに過去2回、認定言語聴覚士講習会の参加記を投稿してくださった平野さんから、

聴覚障害領域の認定言語聴覚士に合格されたとご報告がありましたbellbellbell

過去の記事はこちらこちらをご覧ください。


認定言語聴覚士講習会(聴覚障害領域)参加記をご報告させて頂きました大学院生の平野です。

 

1月の下旬に認定言語聴覚士(聴覚障害領域)の合格証書が届きました。

 

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講習を受けるために新潟から東京への移動が必要だったことや、

認定を受けるための試験勉強を行うことは大変でしたが、

何とか認定試験に合格することができました!!

指導して頂きました先生方には厚くお礼を申し上げたいと思います。


平野さん、合格おめでとうございます!!!

 

平野さんは言語聴覚士の仕事に従事しながら大学院に通っておられます。

その合間を縫って講習会にも通われ、見事認定試験に合格されました。

平野さんの向上心は本当に素晴らしいですね! 

 

聴覚障害領域の認定試験の合格には、本学科の聴覚障害領域の教員によるサポートもありました。

平野さんの指導教官の吉岡先生は、聴覚機能検査を専門とされています。

吉岡先生の紹介はこちら

 

他にも耳鼻咽喉科の医師である佐藤先生や、

聴覚障害、人工内耳がご専門の桒原先生もいらっしゃいます。

佐藤先生の紹介はこちら

桒原先生の紹介はこちら

 

言語聴覚士の業務のうち、聴覚障害領域に関心のある方にとって、

本学科はおすすめです!!

 

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