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2016年11月

2016年11月25日 (金)

ボート競技 全日本選手権の栄養サポートに行ってきました!

こんにちは!

健康栄養学科4年髙橋です。

 

11月6日〜11月13日まで

埼玉県戸田市戸田公園漕艇場で全日本選手権が行われました!

 そこで私は栄養サポート部のメンバーとして東京外国語大学の艇庫で外語大の選手と中部電力のチームに栄養サポートを行ってきました。

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私は4年生のため、今回の栄養サポートで学生時代最後の栄養サポートにすると決めていました。

 

私自身初の試合期の栄養サポートで楽しみな反面、選手達に良い影響を与える食事とは何なのか、正解が見えない中での栄養サポートでした。

 

メンバーは4年生の私と3年生3人の現状で考えられる1番最適なメンバーです。

このメンバーの力を最大限発揮させられれば、必ず良いものができると信じてました。

 

結果的に、優勝はできませんでしたが、シングルで6位、エイトで7位という成績でした。

 

良い結果が出た時、心の底から嬉しかったし、良くない結果だったら、心の底から悔しかったです。

 

私たちは、あくまで食を通してのサポートしかできません。

 

だから、明日のためにどんな食事を出せば選手の状態が最善の状態になるのか、

味はどんなものが良いか、

食材の組み合わせはどんなのが良いか

食事のタイミングは選手にとって適切か

気候を加味して食事の温度は適切かなど、

選手の要望には100%以上に応えようと毎日必死でした。

 

結果的に選手の方々から

「日に日に疲労が回復していった」

「いつも2日目くらいからしんどくなるのに、今回はそれがなかった」

「全部うまい」

「店開けるよ」

などありがたいお言葉をいただくことができました。

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↑ 写真は実際に提供した食事と補食です!

試合期は特別で、食事の内容がそのままレースの結果を左右するような大事なものだと思います。

 

選手が何を求めているのかを把握するためには、コミュニケーション能力が必要です。

 

さらに、例えば炭水化物を効率良くエネルギーに換えて、疲労回復も行えるような栄養素の組み合わせたメニューを作りたければ、「炭水化物、ビタミンB1、アリシンなど、クエン酸やビタミンC全て入って、さらに消化が良くてご飯が進んで食べやすくて美味い」というものを作りたい。

しかし、こんなメニューを作るには

料理のことを知っていて、作ることが出来なければいけません。

だから、管理栄養士は料理までできて、管理栄養士なのだと思います。

 

叶えたい思いを食事に乗せるためには

料理が出来なければ伝えることができないと感じました。

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↑ お稲荷さんの揚げを手作りし、大きな中華鍋で炒め物をしました。

 

次なる課題は、結果を出すことができるサポートをすることです!

そのために、今後、もっと料理について学びレパートリーを増やして、栄養についても学びタイミングや組み合わせについて勉強していこうと思いました!!

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↑ ボート部の皆さんと記念写真

2016年11月16日 (水)

卒業研究の発表会近づく

みなさん、こんにちは!広報委員の宮岡です。風邪が流行っているようですが、元気でお過ごしでしょうか?

例年ですが、この時期は4年生の卒業研究(卒研)が大きな山場を迎えます。今回ははじめに卒研について簡単に紹介し、その後で現在の準備状況をお伝えします。

健康栄養学科では、4年生になると学生たちの希望にしがって4グループあるゼミに配属されます。4つのゼミ・グループは、大きくわけて「調査系」と「実験系」からなります。

卒研ゼミ生たちは、配属となったゼミの先生とともに、研究テーマを決めた上で必要な調査や実験をやります。国家試験の勉強や就活も並行して進めるので、なかなか大変です。

そんな中で得てきた調査や実験の成果を、まずは「卒研発表会」で学科の先生方、同級生あるいは下級生に披露して、コメントやアドバイスをもらいます。その後、頂いたコメントやアドバイスも反映して「卒業論文」としてまとめます。

本年度は「11月23日(木、祝日)」に卒研発表会が開催されます(もちろん、学内でです)。今頃は「要旨(どんな内容の発表するのかを短くまとめた文書です)」を書いたり、発表用のパワーポイント資料を作っています。

パワーポイント資料はスクリーンに上映するもので、その内容はゼミの仲間や先生と何度も検討します。作っては直し、また作っては直しを繰り返して完成させます。

ゼミ仲間ではわかり切ったような点が、本番で始めて聞く聴衆である先生方、同級生や下級生にはしばしば理解できません。他人にわかるよう話すのは、それほど簡単ではないのです。

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卒研発表会は、単に研究内容を紹介するだけではなく、わかりやすい発表にする練習の場として大切なのです。

写真は、「Ⅲグループ」と呼ばれる食品の味や匂いなどを研究するゼミの発表準備の様子を示しています。

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パワーポイントで写す図や表あるいは文章はもちろんですが、マイクを通して読み上げる原稿も重要なのは言うまでもありません。

本番の今月23日まで日が迫ってきました。どのゼミでも、これから何度も練習を重ねていくと思います。発表会での成果が大いに期待されます!

発表会が終わったら、本番の状況をまた報告します。今から楽しみにしていてください。では、また。

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