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2021年11月19日 (金)

あったかおうちごはん(新潟市レシピ作製企画)その2

こんにちはsign01 健康栄養学科3年生の佐藤(日)、佐藤(寧)、清水、見海ですsign01

今回は、以前にも紹介させていただいた、新潟市役所の食と花の推進課が主催する学生向けレシピ企画、「あったかおうちごはん」についての後編ですsign01

私たち学生が考案したレシピを冊子にするため、

新潟県立大学の学生1名と医療福祉大学の学生2名、

食と花の推進課の管理栄養士の方3名、

食と料理の研究家 木村正晃さんのご指導のもと、レシピに掲載する写真撮影に参加しました。

当日は自分のレシピを自分で調理し、食器やランチョンマットも各自で選んだものを使用しました。Photo_3

料理の盛り付け方や写真を撮る角度、光の当たり具合、食器の色や柄、ランチョンマットの敷き方などを工夫することで、出来上がった料理がよりおいしそうに見えました。

今後、自分が料理をするときに、盛り付けや食器にもこだわってみたいなと思いました。

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 今回の「あったかおうちごはん」作成に当たって、料理があまり得意ではない、経験の少ない学生さんの意見をもとにレシピを考えるという、初めての経験をしました。

難しさも感じましたが、意見交換会を通して、どんな人に向けてレシピをつくるのか、対象となる相手の立場に立って考えることや、様々な人の意見に耳を傾けること、自分が思っていることが本当に正しいのか再確認することなど、多くの学びがありました。
食と花の推進課の管理栄養士の方と相談しながら試作を重ね、レシピが出来上がった時はとても嬉しかったです。

今回の活動が、同年代の朝食欠食の解決や、料理・食事への興味につながっていくと嬉しいです。


コロナが終息へ向かっていったら、沢山の方と協力して完成させたこのレシピ集を、皆さんに私たちからお渡しできることを願っていますsign01

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新潟市ホームページ「あったかおうちごはん
http://www.city.niigata.lg.jp/business/shoku_hana/shokuhanasuishin/recipe_matome.files/gakusei-outigohan.pdf

2021年8月 2日 (月)

新潟市立木崎小学校 子どもが作る弁当の日(煮物調理支援)

こんにちはsign01

健康栄養学科4年、斎藤ゼミの伊藤、田中、守、山田です。

 斎藤ゼミでは、10年以上前から新潟市立木崎小学校と連携し、毎年

「子どもが作る弁当の日」に向けて、6年生を対象に、調理およびミニ講義等

の支援を行っています。

 

何と、今年のゼミ生の伊藤は、木崎小学校の卒業生で、10年以上前に

「子どもが作る弁当の日」を体験した一人です。

そんな彼女が、健康栄養学科に進学し、今度は、自分の後輩に弁当の日の

支援(調理)をするという、嬉しい取組みとなりました。

downwardright黒板を指し説明している 伊藤!89846

今回は、児童と「煮物」の調理実習を行いました。

「煮物」は、ひじきの煮物2種とかぼちゃの煮物2種です。

これらの煮物は、以下の2つを目的としました。

目的1:同じ味付けでも、具材を変えると、味や食感が変わることを知る。

目的2:同じ具材でも、調味料を変える(洋風と和風)と、味が変わることを知る。

これら2つのポイントを知ることで、児童は自宅にある食材や調味料を使って、

いろいろな煮物を作ることができるようになるのではないかと思います。

当日の流れは以下のとおりです。

■私たちが児童の前で、野菜の切り方、煮方、味付けの仕方などについて

デモンストレーションをする。

downwardrightデモンストレーションをしているのは、田中です。

児童全員の視線が注がれるため、かなり緊張~sign03

腕前を披露している 田中!
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■児童が私たちのデモンストレーション見て、自分たちで実際に作る。

 心配になり覗きこんでいるのが、守です

downwardrightつい手を出してしまいそうな 守!8125

■作った煮物の試食をする

後日、担任の先生からは、「試食の場面で、普段は絶対に口にしないかぼちゃやひじきの煮物を食べている子どもの姿が見られたり、家に帰って家族に作ってあげたいなどの感想がたくさん聞かれました。」というご連絡をいただき、とても嬉しくなりました。

downwardright試食をしている 児童17697_1

 調理支援をさせていただく前は、緊張しましたが、学生時代にこのような経験

ができたことはとても貴重で、学ぶことが多数ありました。

 児童が楽しんで料理を行っている姿や笑顔が、何よりもうれしく感じることの

できる体験でしたsign01

 あと2回、お手伝いができるので楽しみですsign03

 今回、ゼミの山田は、写真を撮っていたので自分が写っていませんでしたが、

 次回は、山田の様子もお伝えしますsign03

2021年7月30日 (金)

地域ボランティア(中学生が栽培したかぼちゃのレシピ考案)

こんにちはsign01 健康栄養学科4年の結城大地と

大学院健康栄養学分野1年の三田梨沙です。

 

私たちは、新潟市北区の地域教育コーディネーターの

方からお声をかけていただき、新潟市立南浜中学校3年生とともに

中学生が栽培した野菜(かぼちゃ、にんじん等)を使ったレシピ

を中学生と一緒に考えるというボランティアに参加してきました。

 

メニューを考えるにあたり、まずは、学内で栽培しているかぼちゃを見に行きました。

協力して世話を行っており、とてもおいしそうに育っていました。

Img_9317

その後、生徒たちとメニューの提案と改善をしています。

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生徒たちが考えてくれたメニューをもとに様々な案を一緒に考えています。南浜中学校では自身が決めたSDGs目標を達成できるようなメニューを考えていました。食品ロスの減少や、健康、栄養面にも目を向けた魅力的な商品を文化祭で販売できるよう話し合いました。

 

Img_9327 記念に生徒の皆さんと写真を撮らせていただきました。

南浜中学校の文化祭は10月ごろのとのことで、多くの人に手に取ってもらい、おいしさや込めた思いが伝わるようなメニューを作成できるようにこれからも頑張っていただきたいです。

またお邪魔させていただく機会がありますので、私たちも希望をかなえられるようによりよいサポートをできるようにしたいです。

 最後に・・・。

メニュー開発のサポートという今までにはなかった活動を支援させていただきました。生徒の皆さんがとても積極的であり、自分たちはこういうことをしたいという強い思いに感化され、私たちも自身のことのように考えることのできた素敵な時間になりました。

メニューは見た目からも興味をそそられるものや、細かいこだわりやアイデアが光るもの、どれも生徒の皆さんのおいしく食べてもらいたいという思いが強く伝わる魅力的なものばかりでした。生徒の皆さんからはさらにブラッシュアップし、より良いものを目指したいといっていただきました。私たちも、その熱意にこたえられるようこれからも協力していけたらと思います。

2021年4月23日 (金)

働く世代の昼食(サラ飯)充実プロジェクトに参加して

こんにちは。教員の鈴木ですhappy01

昨年度、三条保健所と連携して、当学科3年生7人が、働く世代を対象にした「昼食(サラ飯)充実プロジェクト」に参加しました。

三条保健所管内は、新潟県の中でも脳卒中死亡率が高く、高血圧者も多いことから、食生活では食塩摂取量が多い、野菜摂取量が少ないことが問題になっていました。

そこで、働く世代でも満足できる健康応援弁当を提案する課題に取り組みました。
・7月 打合せ、献立作成
・8月 弁当試作
・10~11月 配達弁当業者による弁当販売と意見交換会
・2月 プロジェクト検討会

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一連の取り組みは10月の臨地実習と関連づけながら実施しており、通常5日間の実習を半年かけて体験させていただいたことになります。参加した学生から次のような感想があげられました。

・献立作成では、必要なエネルギーや栄養素の他、旬のもの、大量調理向け、予算などの条件があり、何度も献立を検討し直しましたが、自分たちの考えた献立が商品化され、「おいしかったよ」と喜んでいただき、とてもやりがいを感じました。
・検討会では、市や保健所の管理栄養士やお弁当業者、栄養士会、食推さんなど様々な立場の方から、お弁当の内容や宣伝方法、健康情報の内容など、私たちまでワクワクするような、柔軟な発想を聞くことができました。
・私たちもYouTubeやインスタを活用した健康情報の発信を提案しました。
・地域活動への参加は達成感もあり、ぜひ後輩にも積極的に参加して欲しいです。

検討会での発表downwardleft
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検討会でワーキンググループに参加downwardleftImg1966_wg

大学ではこのように学外に出て、地域関係者と連携する事業が多くあります。機会があれば、是非参加してみてくださいsign01

最後になりますが、コロナ禍にも関わらず、このような貴重な機会をご提案いただいた三条保健所の管理栄養士の先生方に心から感謝申し上げます。

2021年2月26日 (金)

筋活で元気に長生き サルコぺニア予防冊子作成 ~新潟高齢者の栄養と摂食を支える会の活動について~

みなさん、こんにちはhappy01

 

健康栄養学科の永井徹先生が所属し活動をしている、

新潟高齢者の栄養と摂食を支える会

がサルコぺニア予防のための冊子を作成しましたshine

  

そして、その活動に永井先生のゼミ学生も加わり、

冊子を説明する動画を作成しましたsign03

  

下記に冊子&動画をご紹介いたしますhappy01

ぜひご覧くださいsign01

  

冊子はこちら↓↓

yobou.pdfをダウンロード

 

動画はこちら↓↓

https://youtu.be/_QDX2pZfBbw

 

2020年10月23日 (金)

「新潟エコレシピコンテストに参加しました!!」

こんにちはhappy01                                     

健康栄養学科 3年の鈴木ですsign01

私は「新潟エコレシピコンテスト」という

新潟市が主催するコンテストに参加させていただきました!

 

コンテストの内容は食品のロスを減らすためのレシピづくりですflair

また次の条件を満たすものです。

①食品ロス削減につながる料理(食材の皮・茎など通常であれば捨ててしまいがちな部位を使った料理、熟れすぎてしまった食材を使った料理、残りがちな料理をリメイクした料理など)

②一般の家庭で作ることができる料理

③分程度で作ることができる料理

④未発表のオリジナル料理

 

そして、学生部門と一般部門がありますflair

私は次の料理を出させていただきました。

「もちトロカレーコロッケ」ですsign03

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カレールーの消費が上位である新潟県で余りがちなカレーと

お正月から食べきれずに残っているお餅を使ってコロッケにしましたshine

 

1次審査は通りましたが残念ながら入賞はできませんでした。

ですが、とても良い経験となり食品ロスについて深く考えるきっかけにもなったと思いますsign03

来年以降も開催されると思うのでぜひ皆さんも参加してはいかがでしょうかhappy01

2020年8月28日 (金)

大学生活は(本当は)楽しい!

健康栄養学科の澁谷です


僕が大学生の頃の大学は牧歌的な雰囲気が漂う不思議な場所でした。

僕がいた研究棟の一つとなりの研究棟には顕微授精という技術を使い、マンモスを再生させるというプロジェクトが行われていました。イギリスのBBCが長期間に渡り取材karaokemovieをしていました。

ちょうどジェラシック・パークという映画が公開された時期です。僕は本物のジャラシック・パークを見ようと、覗きに行っては追い返されていました。

僕の知人が所属する研究室の先生は屋久島の猿を追いかけていました。

僕の所属していた研究室の先生の友人の先生は山で蝶を追いかけていました。蝶の性フェロモンに寄主植物の中にある化学物質があることを突き止めることを楽しんでいました。

僕が受けた授業のある先生は講義に1秒でも遅刻をすると入室させてくれませんでした。それらが良いか悪いかは別として自由でした。

そんな中でも学生は、何故か急いでいてrun、なにか特別な経験をしてやろうと、部活動で日本一になることを本気で追い求めたり(実際に日本一になった人もいました)、よくわからないサークルに入会したり、勉強したりとそれぞれの価値観で大学生活を楽しんでいました。

僕にとって、大学生活が人生の中で最も楽しい時間だったので、新潟医療福祉大学という大学においても、学生さんに何か特別な経験をしてもらいたいと思っています。


学生は様々な活動をしていますが、その中でも、最もホットなものは栄養サポート部とクロスハーバー(https://cross-harbor.com)が運営する"子ども食堂”です。

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子ども食堂は、地域の子どもたちの居場所をつくり、子どもたちのご飯を食べる場所を作るだけでなく、地域の様々な世代間の交流の場となっています。

新潟市北区松浜の方々からお声がけをいただき、クロスハーバーという美しい施設(URL及び写真を参照ください)をお借りして2019年の8月から試験運用をし、2019年の11月から本格運用をはじめました。

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非常に楽しい活動です。言葉を並べるよりも写真をみていただければ十分に伝わると思いますsign01

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現在は新型コロナウイルス感染症の影響で2020年3月以降活動ができていませんが、この新型コロナウイルス感染症が落ち着いたら、活動を再開できればと考えています。

興味を持った高校生がいらっしゃいましたら、是非、ご協力ください。飛び入りで構いません。"子ども食堂"という空間に参加してみてくださいsign01

2020年6月 5日 (金)

行政栄養士の仕事って何だろう?? Part2

皆さん、こんにちはsign01

教員の鈴木ですhappy01

今回も、先週に引き続き、学生と一緒に関わった行政との連携事業と、関連した行政栄養士の仕事を紹介しますsign01

cute2 新潟県三条地域振興局健康福祉環境部(三条保健所)cute

働く世代の健康づくりを食生活面から支援するために、三条地域振興局健康福祉環境部が実施する「昼食サラメシ充実事業」に当学科の4年生2人と3年生3人と一緒に参加しました。

働く世代が満足できるヘルシー弁当レシピと健康メモを学生が考案し、お弁当業者の方が地元で販売しましたdelicious

4_3 6_2 学生が地域の方々と連携しながら考案したレシピを、住民の健康づくりや食育に生かそうとする取り組みです。

またその取組を弁当業者、栄養士会、市町村等の地域関係者が参加する会議の中で事例報告しましたsign03

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特に今、行政では、若い世代の朝食欠食、男性の肥満や女性のやせ等の健康問題が、将来の生活習慣病や要介護状態につながるのではないかと危惧しています。

そのため、若い世代(=今回は学生)から当事者意識をもってもらいたい、またその視点を行政の施策にも生かしたいという強い思いが今回の企画につながっているのですsign01

以上、今回紹介した事業はいずれも行政栄養士が関わっていますが、どのようなイメージを持ちましたか?

つまり、行政栄養士は、個人の栄養指導ももちろんしますが、地域全体を対象に、健康課題を予防するため、地域関係者(大学含む)と協働して、必要な仕組みや環境をつくること(施策づくり)が主要な仕事です。

少し難しかったでしょうか? それでも、うれしいことに今年、卒業生2人が県内で行政栄養士として勤務することになりましたhappy01sign01

その2人に大いにエールを送るとともに、皆さんにも地域でこうした機会があれば是非参加して欲しいと思いますsign03

2020年5月29日 (金)

行政栄養士の仕事って何だろう??Part1  

皆さん、こんにちはhappy01

教員の鈴木ですshine

私は教員4年目ですが、

それまでの約30年間(長い!)、行政栄養士として、

県内の保健所や県庁に勤務していましたconfidentsign01

 

ところで、行政栄養士の仕事ってどんなイメージですかsign02

学生に尋ねると??という反応が大半ですflair

そこで、昨年度、私が学生と一緒に関わった行政との連携事業を通じて、

行政栄養士の仕事をほんの少し紹介しますhappy01

 

cute1 五泉市cute

one元気だせごせん!若者ワークショップ事業


五泉市企画政策課と連携して、

多世代交流と地産地消を目的にしたワークショップ事業を開催しましたshine

地元の特産野菜(五泉三美人:れんこん、里芋、ねぎ)を使用したレシピを学生が考案し、

学校給食や飲食店等での普及を目指しますsign01

当学科の1・2年生10人が参加し、

農家、飲食店、食推さん等と一緒にレシピ考案をし、

地域への発信方方法について検討しましたhappy01

*その時の様子はこちらから。⇒https://www.instagram.com/nuhw_eiyou/

downwardright学生考案のレシピを飲食店の方と調理

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two高校生への簡単朝食講習会     

 五泉市健康福祉課と連携事業して、

五泉高校及び村松高校の学生を対象にした簡単朝食講習会に参加しましたflair

若い世代の朝食欠食が問題になっていることから、

その改善を目指し、当学科の4年生2人が朝食の必要性を説明し、

その後簡単レシピを紹介しましたhappy01

 

*レシピの詳細はこちらから

⇒五泉まるごとヘルシーガイドブックhttps://www.city.gosen.lg.jp/health_welfare/1/4465.html

 

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いかがでしたでしょうかsign02

次回Part2にて三条保健所との取り組みを紹介いたしますsign03happy01

 

2020年5月15日 (金)

「新潟高齢者の栄養と摂食を支える会(新潟3)」メンバーと学生の啓発活動 

健康栄養学科教員の永井です。

 例年は、春色のなごやかな季節ですが、今年は新型コロナウイルス感染対策として、ご苦労されていることと思います。

 健康栄養学科の教員や学生は地域の医療職や他学科の学生とともに、地域の高齢者が健康で長生きできるように様々な活動を行っています。現在、高齢者の低栄養予防やサルコペニア(筋肉量が減少、筋力や身体機能が低下して自立した生活が困難になる)予防に取り組んでいます。


 病気の際は安静にする必要がありますが、健常な高齢者が長期間じっとしていますと、あっという間に筋量が低下することが示されています。ある調査では歳をとると1年間に約1%、また寝たままの安静では、2日に約1%の筋肉が減少する可能性が示されています。現在の状況では、多くの方と会話すること、活動することは難しいと思います。活動しないとお腹もすかずに食事も簡単にすませてしまいがちです。栄養と身体活動、口の体操など感染拡大が収束するまで、ご自分ができることをしていただけると低栄養やサルコペニアの予防となると思います。今後とも気持ちを楽にして生活してきましょうsign01

感染が収束したら活動を再開しますよsign03

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地域高齢者に対する講演会における誤嚥予防の体操2_2

地域高齢者に対する講演・相談会における誤嚥予防3_2

新潟市古町商店街モールにおける低栄養予防啓発活動4_2

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