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2021年3月

2021年3月26日 (金)

卒業生の活躍紹介 ~ 第8回 学校で活躍する管理栄養士 ~

みなさん、こんにちはhappy01

 

卒業生の活躍を紹介するコーナー、

第8回の卒業生紹介は田中佳奈さんですshine

 

cute「現在のお仕事について教えてください」cute

給食管理と食に関する指導が主な業務です。給食センターと中学校を兼務し、安全安心なおいしい給食を届けるための給食管理と、給食の時間や教科と連携した食に関する指導を行い、子どもたちの生きる力を育てています。

 

cute「ご自身のお仕事への思いについて教えてください」cute

子どもたちの成長を家庭と一緒になって支えていけるこの仕事に、とてもやりがいを感じています。一方で、県全体を通して、栄養教諭の存在がまだ教師や子どもたちに認知されていないという現実もあります。栄養教諭が全校配置に至っていない今、学校全体として食育を進めていくためには何が必要なのか、日々模索しながら働いています。

   

cute「高校生の頃、どんなことを考えて過ごしていましたか」cute

高校生の頃は、小学生の頃からやっていたアーティスティックスイミングに夢中になり、毎日そのことばかりを考えていました。ただ、スポーツ栄養については・・・・・・・・・・

  

続きは、下のpdfでご確認ください。

 sotugyouseishoukai8.pdfをダウンロード

 

2021年3月19日 (金)

17期生卒業式

皆さんこんにちはsign01 健康栄養学科の川上ですhappy01

3月17日に、2020年度の卒業式が朱鷺メッセで実施されました。
今年度は、密を避ける目的で、全学で1000名前後にもなる卒業生・大学院修了生を学科別に3グループに分け、それぞれ時間差で式を実施するという変則スケジュールで開催されました。

また、保護者の方やご来賓の出席はなしとし、卒業生と教職員だけでの実施となりましたが、式典の様子はライブ配信されました。

なお、卒業式ライブ配信は3月31日までアーカイブ公開されており、大学ホームページのトップページ(https://www.nuhw.ac.jp/)からご覧いただけます。

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全学科揃ってというわけにはいきませんでしたが、一同華やいでおります!
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式典後、各学科に分かれて、1人1人に学位記が授与されましたImg_1455

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Img_1463 輝いているよ君たちshinesign01 あぁ私も若いころに戻りたい…。Img_1480

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誰しも、社会に出れば山あり谷ありだと思いますが、皆さんには世間の荒波waveに負けず、玉石混合の巷の情報に流されず、そして自分を見失うことなく、豊かな人生を歩まれることを願うばかりです。
武運長久とご多幸を祈りますsign01

2021年3月12日 (金)

学会発表第3弾 ~日本栄養改善学会~

皆さん、こんにちはconfident

稲葉ですshine

 

日本栄養学教育学会、新潟医療福祉学会に続き、

学会シリーズ第3弾として「第68回日本栄養改善学会」にエントリーした

健康栄養学科関係者のテーマをご紹介しますflair

コロナ禍のため誌上開催となりましたが

幅広いテーマがエントリーされましたsign03

演者は大学院生、去年の卒業生、教員をご紹介しておりますflair

 

20200902

 

1.妊娠初期の妊婦における排便状況と食品摂取パターンの関連

渡辺優奈ら

 

2.女子学生における朝食の内容が持続的集中力および知的作業力に及ぼす影響

柄澤美佳、竹内瑞希、渡辺優奈、斎藤トシ子

  

3.小学生への「防災食育」に関する効果の検討~オリジナル防災食育トランプの活用~

齊藤公二、今里志穂梨、長井花菜子、山崎ちえり、斎藤トシ子

 

4.疑似的共食がおいしさに与える影響

海和美咲、澁谷顕一、稲葉洋美

 

5.大学強化指定クラブ女子選手における月経状況と栄養素等摂取状況に関する報告

稲葉洋美、星野芙美、海和美咲、夏井紗野、石井なるみら

 

6.大学強化部女子選手の睡眠と食事状況に関する調査報告

星野芙美、稲葉洋美、海和美咲、夏井紗野、石井なるみら

  

2020年度の卒論テーマのご紹介も準備中ですsign01

楽しみにしていてくださいhappy01

 

 

2021年3月 5日 (金)

臨地実習 給食経営管理実習へ行ってきました 栄養学科3年生からの報告

こんにちはhappy01

  

健康栄養学科では3年生の後期に学外での臨地実習が始まりますsign03

9月に臨床栄養、10月に公衆栄養、11月に給食経営管理、12月に介護栄養学

の臨地実習が組まれていますflair

  

その中で、11月に実施した給食経営管理実習について、

3年生の覚張さん、竹内さんからご報告いただきます!

   

apple覚張さんapple

◆どちらへ実習に行かれましたか?

新潟県内の事業所(お弁当会社)にて実習をさせていただきましたshine

 

◆どのような実習内容でしたか?

午前中は厨房作業で盛り付けや調理室での下処理業務を行い、

午後はお弁当の献立を作成する課題作業とそのお弁当の試作をしましたsign01

そうして出来上がったお弁当がこの2つですshine

 downwardrightお好み丼

Photo

  

downwardrightヤンニョムチキン

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◆実習を通して学んだことはどんなことでしたか?

実際に厨房業務や管理栄養士の業務を行い、

ただ献立を作成するのではなく厨房の現場の状況を把握した上で、

かつ原価管理も行いながら、献立を作成する必要性を身をもって学びましたsign03

  

◆感想をお願いします

実習を行わせていただいた事業所は、幼稚園、福祉施設、工場、

イベント時のお弁当を提供することから、対象者が幅広いことが特徴でしたsign01

ですので、オリジナリティのあるバリエーション豊富な献立を

作成する必要性を学ぶことができましたhappy01

 

  

apple竹内さんapple

◆どちらへ実習に行かれましたか?

新潟市内の事業所(学校給食、保育所給食、企業食堂の給食会社)にて

実習を行わせていただきました。

  

◆どのような実習内容でしたか?

企業食堂の健康応援メニューの献立作成、試作、教育媒体の作成、

実習先が受託している保育所の施設見学を行いましたflair

  

◆実習を通して学んだことはどんなことでしたか?

給食施設では、衛生管理安全管理が徹底して行われていることを学びました。

実習先では、会社が独自に作成した衛生管理マニュアルを基に衛生管理を行っていました。

実際にマニュアルを見せていただき、誰が見てもしっかりと理解できるように

衛生管理方法が写真入りでわかりやすく記載されていましたflair

 

企業食堂の健康応援メニューの献立作成では、

献立を考えるだけでなく、利用者に食べてもらえる献立かどうかや

作業負担、価格についても考えることが大切であると改めて学びました。

また、企業食堂の場合は、

利用する従業員の方の健康診断結果を基に減塩などのテーマを決め、

テーマに沿った献立が作成されていましたsign01

  

◆感想をお願いします

実習を通して、給食ができるまでの工程だけでなく、

徹底された衛生管理や受託給食会社の管理栄養士業務について学ぶことができましたflair

健康応援メニューの献立作成では、献立を作成するだけでなく、試作をさせていただきました。

試作したメニューを栄養士の先生方や調理師の方々など

普段から給食に携わっているプロの方々に試食していただき、

良い点や改善点を評価していただけてとても良い経験ができましたconfident

   

◆作成した媒体や資料の写真

downwardrightこれは実際に献立を立て、調理したメニューです。

 

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downwardright減塩をテーマにした企業食堂用のリーフレットも作成しました

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覚張さん、竹内さん、ありがとうございました!

 

2021年3月 2日 (火)

永井徹先生と卒業生の研究論文が国際誌に掲載されました!!

こんにちはsign01

  

永井徹教授(健康栄養学科)と健康栄養学科の卒業生らの研究論文が

国際誌「Topics in Clinical Nutrition」に掲載されました!!

  

今回の研究において、

食品の匂いは、回復期リハビリテーション患者の主観的な食欲増加に

寄与できる可能性が示されましたflair

  

下記に研究の概要を紹介しますsign01

 

【研究内容の概要】

日本の回復期リハビリテーション病棟入棟中の患者には、

高率に栄養不良が認められることが分かっています。

栄養不良が改善しないと、治療や自立が遅くなり、患者の在宅復帰に影響を及ぼしてしまいます。

ですので、入棟後の栄養管理は重要です。

本研究では、回復期リハビリテーション病棟入棟時の栄養状態と

患者の匂いの感じ方について調査・評価し、

併せて、食品の匂いが、患者の主観的な食欲を増大させるかどうかについて検討しました。

 

その結果、栄養状態が低下していた患者は匂いの感じ方が鈍化していたことが確認できました。

 

そして、食品の匂いと患者の主観的食欲の検討において、

カレーとソースの匂いが、回復期リハビリテーション患者の

主観的な食欲を増す可能性があることを確認できました。

 

今後は多くの食品の匂いを検討する必要がありますが、

本研究は、将来的には回復期リハビリテーション病棟患者の食欲増進に貢献し、

栄養不良を改善できる一助となる結果であると言えます。

  

【永井先生からのコメント】

本論文は、卒業研究で得られたデータをもとに

生理学視点を加えてブラッシュアップして書いたものです。

本学の宮岡名誉教授より匂いに関する分析について学術的なアドバイスをいただきました。

また、英文投稿に関して、当科の澁谷先生に多くのアドバイスをいただきました。

おふたりの先生に感謝いたします。

  

【原著論文情報】

Kihou Nunokawa, Nagisa Tokairin, Kasumi Homma, Toru Nagai, Effect of Food Odors on Subjective Degree of Appetite Among Patients UndergoingConvalescent Rehabilitation, Topics in Clinical Nutrition, 2021, in press

 

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