「臨床栄養学実習室」の紹介
こんにちは 教員の寺尾です
寒さも日々深まり、冬の訪れを感じる時期となりましたが、元気にお過ごしでしょうか?
私は寒いのは得意ではありませんが、大好きなチョコレートがおいしい季節がやってきてとても嬉しいです
この時期に店頭にたくさん並ぶ季節限定品を食べることをささやかな楽しみにしながら過ごしている今日この頃です
さて、今回は、「臨床栄養学実習室」についてご紹介したいと思います
この教室では、臨床栄養学実習や、その他の学内実習にて使用する各種測定機器などを管理しています。
これは、舌圧計です。
舌圧を測定することで、嚙む力、飲み込む力を評価し、対象となる方の食事への配慮などを検討する際の指標とします。実際に測定を体験すると、気づきがたくさん
また、飲み込む力が衰えた方の水分摂取時に使用するとろみ剤・増粘剤や、身体を動かすのが困難な方でも使用しやすい自助食器などの展示もあります。
その他、体組成計や骨量計などの精密機器類や、各種模型など、学内実習や研究などで使用する様々な備品がいっぱいです!
そして、今年度から新たに加わった備品を紹介したいと思います
その 「嚥下のメカニズム模型」
摂食嚥下に関わるメカニズムについて、各種部位のはたらきを理解しながら学ぶことができます。
傾斜や首の角度も変化させることができ、嚥下にもたらす影響についても視覚的に理解しやすい工夫が凝らされています。
その 「お年寄り体験スーツ」
両腕・脚には重りが入っており、身体が思うように動かない状況を経験できます。
また、視界の狭さや音の聞こえにくさを経験できるサングラス、耳栓もセットになっています。 これらを着用することで、身体的変化を体験し、食事をする際の困難な点や、配慮が必要な点などの理解につながることを期待しています。
今回紹介した備品はほんの一部でしたが、少しでも気になったものはありましたでしょうか?
今後、オープンキャンパスなどでも、臨床栄養学実習室を見ていただける機会が増えると嬉しいです
その際には、たくさんの方に見て、触って、体験していただきたいと思います