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2018年4月

2018年4月26日 (木)

日常のゼミ活動 ~教養体育における体力測定~

健康スポーツ学科の学生は3年生から専門ゼミに所属します。

専門ゼミでは、担当の先生が専門とする研究テーマについて調査、実験、研究し、発表しています。

また、それだけではなく実際に現場に出て実践力も身につけていきます!

 

 

今回、健康づくりや健康運動指導を専門とする佐藤敏郎先生のゼミ活動を紹介します!

佐藤先生は教養体育の体力測定も取りまとめていて、ゼミの学生はスタッフとして活躍しています。

 

教養体育とは、簡単に言えば小中高における体育の授業と同じです。

この科目は必修であるため、本学に在学する学生は全員が受講します。

 

授業の2回目あるいは3回目に体力測定が行われ、現在の自身の体力レベルを知ることができます。

 

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写真:藤森まなみさん(右端)がInBody(筋肉量や脂肪量を測定する機械)測定の説明をしている様子

 

 

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写真:自転車エルゴメーターでの測定の様子

 

中学や高校の体力測定で、シャトルランをやったことがある人もいるかもしれません。

シャトルランでは最大酸素摂取量、簡単に言えば持久力を測定しています。

大学では、シャトルランではなく、自転車エルゴメーターを利用して最大酸素摂取量を測定します。

 

ちなみに、マラソン選手などは、この数値(最大酸素摂取量)が一般人の2倍ほどだと言われています!

 

 

 

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写真:大井智美さん(左)が測定方法を説明しています

 

 

その他、握力、上体起こし、反復横跳び、立ち幅跳びも測定します。

 

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写真:工藤和人さん(中央)が、上体起こしの説明をしています

 

 

佐藤先生は高齢者の運動指導の現場などにも出向いて指導していて、学生もスタッフとして参加しています。

ゼミ生は4年生になると先生に代わって指導を任されることもあります。

将来、健康関連施設で働くことを目指している学生にとっては貴重な経験となります!

 

健康スポーツ学科では、「健康運動実践指導者」や「健康運動指導士」といった健康に関する資格を取得することも可能です。

 

「どのような運動をすれば健康を維持,増進することができるのか?」「どれくらいの頻度で運動をすれば健康に良いのか?」といったように、「健康」と「運動」に興味・関心のあるみなさん、佐藤先生のもとで学び、健康関連の資格取得にチャレンジしてみませんか!?

 

 

佐藤敏郎先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/sato_t.html

 

その他,佐藤敏郎先生のゼミ活動

http://nuhw.blog-niigata.net/hs/2017/11/post-16b5.html

 

健康運動指導士とは?

https://www.nuhw.ac.jp/career/work/sport03.html

 

健康運動実践指導者とは?

https://www.nuhw.ac.jp/career/work/sport_list.html#sport04

 

 

2018年4月25日 (水)

基礎ゼミ ~高校生と大学生の違い~

前期の水曜日3限に、「基礎ゼミ」と呼ばれるゼミ活動が行われています。

 

健康スポーツ学科1年生全員が基礎ゼミを受講します。

 

ここでは、「大学生活をどのように送るべきか」「単位履修をどのように行うのか」といったことが各担当の先生から学生へ伝えられたりします。

また、ゼミによっては基礎ゼミの仲間と担当教員の交流を深めるため食事やレクリエーションが行われます。

 

高校生からしてみれば、担任の先生をイメージしてもらえればいいと思います。

 

基本的に、基礎ゼミでは1人の先生が5、6人の学生の担任になるので、高校とは異なり、少人数で講義が進められます。

 

ただ、今日の基礎ゼミでは1年生全員が一つの教室に集まり、山代先生の講演を聞きました。

 

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200人以上が受講できる教室での講義風景

 

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山代先生の問いについて考える1年生

 

 

 

演題は『高校生と大学生の違い』です。

 

 

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演題

 

 

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生徒(高校生)と学生の違いについて説明する山代先生

 

 

今日の講演で、健康スポーツ学科の1年生は「高校生と大学生の違い」を理解したのではないでしょうか。

 

今日の講演の結論をいえば、

高校生(生徒)=学校などで教育を受ける者

大学生=「学業を修める者」

です。

 

大学生には「積極的に自ら学ぶ姿勢」が求められます。

 

 

また、今日の講演にもあったように、大学生になれば「自由」が増えます。

とはいえ、自由だから何でもしていい、というわけではありません。

自由には常に「責任」がつきまといます。

 

 

今日の講演は、「大学生」であることを自覚し、「どうすれば大学生活を充実させることができるのか」「『大学』でなければ、あるいは『大学生』でなければできないことは何か」「大学を卒業する時に、自分はどうなっていたいのか」といったことを考えるためのいいきっかけになったのではないでしょうか。

 

Time is money

 

「自己投資は最大の利率を産む」と話がありました。

大学生になれば、お金もある程度自由に使うことができます。

その使い方も自由です。

ただ、自分の「成長」のために使ってみてはどうでしょうか。

 

 

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「時は金なり」の意味について説明する山代先生

 

 

 

山代先生の軽快な語り口によって、「高校生と大学生の違い」が受講者の「こころ」に届いたと思います。

 

 

1年生のみなさん、健康スポーツ学科での「学生」生活を充実させてください!!

 

 

高校生のみなさん、大学は「自由」です。

自分の求めるものを得ることができる場所です。

そして、健康スポーツ学科は「とてもおもしろい」ところです。

ぜひ、健康スポーツ学科という「恵まれた環境」で一緒に学びましょう!!

 

 

2018年4月23日 (月)

新任教員紹介1 ~脇野哲郎 先生~

今回,2018年度に本学科へ着任した脇野哲郎先生からのメッセージをお伝えします。

以下,脇野先生からのメッセージです。

 

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30年以上新潟県内の学校と教育委員会に勤務していました。

少し詳しく言うと、長岡市→旧和島村→新潟市→佐渡市→新潟市で勤務していました。

 

出身は、佐渡。好きな食べ物は、きんぴらごぼう、あじの南蛮漬け、おから、ごまどうふなどで、基本的に和食派です。お刺身よりも、新鮮な魚に美味しい塩をふって焼いたものの方が好きです。甘いものはほぼ何でもOK。ケーキも好きです。学生の頃、ケーキを5個くらい一気に食べたこともありました。今は、何といっても「粒あんの豆入り大福」が一番好きです。和菓子の魅力は深いです。

 

高校までは野球、大学では陸上競技を行っていました。

 

趣味は、立ち読みでの速読&乱読(いろいろなジャンルの本にさーっと目を通す)、サーフィン(1年中なので冬も)などです。

 

担当する授業は、教育実習指導論、体つくり運動など、体育授業を中心とした学校に関することです。

 

特に、教員を目指す人、教育実習を希望する人のために少しでも役に立ちたいです。昼休みは可能な限りO棟508にいるようにしています。気楽に質問や相談に来てください。

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(脇野先生@O508)

 

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教員を目指す学生は,長年,教育の現場でご活躍された脇野先生から多くのことを学んでもらいたいと思います。

 

教育現場ではどのような人材が求められるのか,どのようなことが問題になっているのか,また,教員になるためにはどのようなことをする必要があるのかなど,普段,疑問に思っていることを,ぜひ伺ってください。

 

教員を志望するみなさん,「教員になりたい」ではなく,「絶対に教員になる!!」と意気込んでください。

 

また,教員は「子どもの未来」にかかわることになります。

 

だから,教員になる前から「どんな教員になりたいのか」「教員になって何をしたいのか」といったことを,ぜひ考えてもらいたいと思います。

 

あなたが「本気」ならば,脇野先生も,教職を担当される先生方も「本気」であなたを教員へ導いてくれることと思います。

2018年4月22日 (日)

春のオープンキャンパス ~参加学生の感想~

春のオープンキャンパスでは、杉崎弘周先生と武田丈太郎先生のゼミ生が学科の説明会を手伝ってくれました。

 

ゼミ生はプラカードを持って施設の誘導をしてくれました。

また、機器の準備なども行ってくれました。

 

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プラカードを持って誘導してくれた田近さん(写真:左)、高原さん(写真:右)

 

 

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準備をしている岩本さん(写真:左)、石高さん(写真:中央)、井森さん(写真:右)

 

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準備をしている岩本さん(写真:左)、色摩先生(写真:中央)、石高さん(写真:左)

 

 

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体組成ついて説明する石高さん(写真:右)

 

 

 

高校生は大学生から直接話を聞くことによって、健康スポーツ学科に入った際の大学生活をより具体的に想像することができたのではないでしょうか。

 

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学科の説明をしている岩本さん(写真:左)、若井先生(写真:奥)、杉崎先生(写真:右)

 

 

以下、参加学生からの感想です。

 

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高原さん、田近さん(3年生)

 

来場者に健康スポーツ学科のことを知ってもらえるように対応しました。

県外からの高校生ともたくさんお話ができてよかったです。

また、ぜひ来ていただきたいです。

 

 

岩本紗季さん(4年生)

 

去年度も数回お手伝いをさせてもらいました。

今回の4月のオープンキャンパスは、新学期が始まってすぐだったのか、訪れてくれた高校生はそこまで多くなかったです。

健スポのブースに来てくれた高校生からは、AO入試での実技対策など、受験対策の質問がありました。

また、大学での生活についても質問されました。

事前に学んだ内容や自分の経験をもとに説明させてもらいました。

 

 

石高清楓さん(3年生)

 

今回初めてオープンキャンパスの学生スタッフをさせてもらいました。

本学に興味を持って来て下さった高校生や保護者の方に、私が在籍する健康スポーツ学科の魅力を伝えられたかと思います。

たくさんの高校生とお話できて、とても楽しかったです。

また機会があれば参加したいです。

 

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高校生のみなさん、「健康スポーツ学科ってどんな学科なんだろう? 何をするところなんだろう?」と考えたり、「受験してみようかな?」と迷ったり、「大学の雰囲気ってどうなんだろう?」と想像しているのであれば、まずはオープンキャンパスに参加してください!!

 

在学生から大学の様子を聞くことができ、自分が大学生になったことを「より具体的に」想像することができますよ。

 

 

在学生のみなさん、オープンキャンパスの手伝いなどの活動に、ぜひ積極的に参加してください。

普段、あまり関わることのない先生と話す機会となり、先生のこと、学科のことをもっと知るきっかけになるはずですよ。

 

 

 

2018年度 春のオープンキャンパスの様子

http://nuhw.blog-niigata.net/hs/2018/04/post-98c0.html

 

2018年4月20日 (金)

学会参加報告 ~佐藤大輔 先生~

本学科の教員は、学内で活動するだけではなく、学外での活動も積極的に行っています。

その一例が「学会」への参加です。

 

簡潔にいえば、学会とはそれぞれの領域の研究者が集い、講演や研究発表が行われ、それらの内容を議論する場ということができます。

 

以下では、アメリカで行われた学会に参加した佐藤大輔先生からの報告を記載します。

 

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4月14日(土)~16日(月)にアメリカ合衆国・ラスベガスで開催された5th International Conference on Evidence Based Aquatic Therapy(ICEBAT)に参加しました。

 

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(学会の看板)

 

ICEBATは、有疾患者への水中でのリハビリテーションに携わる医師、理学療法士、作業療法士、フィットネスインストラクターが集まる学会で、2018年度の大会には18ヵ国から約200名が集まりました。

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(学会の様子)

 

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(会場となったホテル)

 

私は、招待講演者の一人として参加し、下記の内容の講演を実施しました。

・タイトル:Does water immersion promote neural plasticity and motor learning?

・日本語タイトル:水に浸かることは神経可塑性を高め、運動学習を促進するか?

 

 

私が所属するスポーツ神経生理学Lab.では、どのような環境・状態で新しい運動を学習するとより効率的か? アスリートのように日々トレーニングを重ねることで脳にどのような変化が生じるか? といった研究を進めています。

 

体を動かすことと脳の関係に興味のある人、ぜひ、一緒に研究しましょう!!

 

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大輔先生は、健康体力学、運動生理学を専門としています。また、強化指定クラブの水泳部のアドバイザーとしても活動し、高齢者を対象にした健康運動教室も開催しています。

 

「運動技能」と「脳」の不思議な関係に興味・関心のある在学生のみなさん、ぜひ大輔先生の研究室(J603)に伺ってみてください。

 

また、高校生のみなさん、健康スポーツ学科で、大輔先生と一緒に「運動技能」と「脳」の関係について学んでみませんか?

 

「おもしろい」ことを聞くことができるかもしれませんよ。

 

 

佐藤大輔先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/sato_d.html

2018年4月18日 (水)

春のオープンキャンパス ~参加者の声~

4月14日(土)に、新潟医療福祉大学で春のオープンキャンパスが行われました。

 

この日には、「桃迎会」と呼ばれる新入生歓迎会も行われました。

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第一体育館では、ダンス部の素敵なパフォーマンスも行われました。

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(ダンス部のパフォーマンス)

 

 

 

 

 

 

オープンキャンパスに参加した高校生と保護者は全体での大学の説明を終え、その後、健康スポーツ学科の説明を聞きました。

 

学科長の西原先生からは、健康スポーツ学科の特色が説明されました。

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(学科長の西原先生の説明)

 

 

続いて、杉崎先生から健康スポーツ学科で取得を目指している資格について説明がありました。

この日は、アスレティックトレーナーと保健体育教員免許ならびに小学校教員免許に関しての説明がありました。

 

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(杉崎先生の説明)

 

 

 

 

その後、健康スポーツ学科の学生が授業などで使用するダンスフロア、調理室、トレーニングセンターの見学が行われました。

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(若井先生によるダンスフロアと調理室の説明)

 

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(若井先生によるトレーニングセンターの説明)

 

 

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(O棟にあるトレーニングセンター内)

 

 

 

施設見学の後には、参加者は体組成を測定し、自身の筋肉と脂肪の割合を調べました。

 

 

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(InBodyでの体組成の測定)

 

 

以下では、オープンキャンパスに参加した高校生の感想を記載します。

 

 

栃木県から来たT・N君からは、「施設がきれいだった。また来たいと思った」といった感想をいただきました。

なんと、本学にはT・N君の先輩がいるそうです。

 

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(T・N君)

 

 

 

県内から参加されたM・Kさんは「施設がいっぱいあるし、きれいだった。スポーツの印象が強いけれど、アスレティックトレーナーや教員といった職業に就くことができることがわかった」といった感想をいただきました。

 

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(M・Kさん)

 

 

高校生、保護者の皆様、オープンキャンパスにご参加いただき誠にありがとうございました。

今年度、本学のオープンキャンパスはまだあります。

 

ぜひ何度も足を運んでいただき、よく考えて、その結果本学健康スポーツ学科を受験していただければとても嬉しいです。

 

来年の春、多くの高校生のみなさんと学内でお会いできることを、健康スポーツ学科教員一同、心より楽しみにしております。

2018年4月16日 (月)

短期留学報告 ~山代幸哉 先生~

今回、大学の短期留学制度を利用し、オーストラリアにあるアデレード大学へ留学した山代幸哉先生からのご報告を掲載します。

 

以下、山代先生からの報告です。

 

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大学の短期留学制度を利用し、アデレード大学のMichael Ridding教授に指導を仰ぎました。2017年12月25日~2018年3月11日の間、オーストラリアに滞在しました。

 

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(左:馬場先生、右:山代先生 @ブライトンビーチ)

 

 

留学の目的は以下の3つです。

① 本学研究環境で応用可能な研究手法の確立

② 国際的に発信するための知識・技術の獲得

③ 新たな共同研究環境の開拓

 

大学ではMichael Ridding教授の指導の下、理学療法学科の小島翔先生と一緒に、運動学習と磁気刺激によって誘発される脳活動の関係性について実験を行い、11名のデータを取得しました。
その結果、運動の学習効果が高い被験者ほど磁気刺激によって誘発される脳活動が大きくなる傾向があることを明らかにしました。つまり、この脳活動を大きくできれば、運動の学習効果を高めることができることになります。

 

実験のほかに日本との研究システムの違いや研究者同士の関係性の違いなど刺激を受けることが非常に多かったです。たとえば、アデレード大学では9時から17時までが勤務時間で、その間に研究・実験はみっちり行われます。しかし、勤務時間が過ぎれば自分の時間を大切に使っていました。また、教員や学生はそれぞれの地位に関係なく、「1人の研究者」として活発に議論をしていました。
このような風土がそれぞれの研究力を高めていくものだと感じました。

他にも、各研究者が絶え間なく実験を行っている姿や研究の分業化されていることも強く印象に残っています。分業化されることで研究が促進されているのだと感じました。

 

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(実験の様子)

 

 

研究に従事できる環境に約3カ月いられたおかげで「研究マインド」や「英語力」の重要性を再認識でき、帰国後の自分の生活に還元されています。
今後、この経験を学科の先生方と共有し、学科の研究力向上に活かしていきたいと思っています。

このような機会を提供して下さった大学および学科に感謝し、早急に成果を形として残したいと感じています。

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(左から小島先生、ジョン先生、マイク先生、山代先生 @マイクの研究室にて)

 

 

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山代先生は、運動生理学、神経生理学を専門とし、アスリートの運動能力と脳の神経活動に関する研究を行っています。

また、強化指定クラブの陸上競技部において、短距離ブロックのコーチとしても活動しています。

 

日常生活ないし現場に生かされるために、研究は行われています。

 

山代先生は現場に直接生きる研究を実践し、さらにコーチとしても実績を積んでいます。

 

在学生のみなさん、ぜひ山代先生(@J604)に研究やスポーツ指導に関するコツを聞いてみてください。

 

高校生のみなさん、健康スポーツ学科では「研究」「スポーツ」などを思う存分楽しむことができます。ぜひ、一度オープンキャンパスに来てください。

山代先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/yamashiro.html

 

新潟医療福祉大学 陸上競技部

https://www.nuhw-tfc.net/

 

新潟医療福祉大学 陸上競技部 twitter

https://twitter.com/nuhwtandf

2018年4月13日 (金)

健康スポーツ学科 学科長 祝辞

いきいき放送局へようこそ。

4月5日木曜日に朱鷺メッセで行われた学科別懇談会の際に,
健康スポーツ学科の学科長である西原康行先生から祝辞をいただきました。

新入生のみなさんは,それぞれの「想い」を抱き,新潟医療福祉大学健康スポーツ学科に入学されたことと思います。
これから楽しいことだけではなく,苦しいことも多々あると思います。
その際に,ぜひ,入学した際の気持ちを思い出してほしいと思います。
西原先生からのメッセージは,新入生の皆さんが入学した時の気持ちを思い出すための「原点」となることでしょう。



以下,西原先生の祝辞です。

今年度,健康スポーツ学科に入学される212名の皆さん,入学おめでとうございます。健康スポーツ学科の教員一同,心から皆さんの入学を歓迎します。また,保護者の皆さまにおかれましても,ご子息,ご息女のご入学を心よりお祝い申し上げます。

(中略)

ここにいる皆さんは,これから四年間で,スポーツ,健康あるいは教育について学び,探求することで,卒業後はプロフェッショナルとしての力を,社会に還元していくことになります。スポーツ・健康・教育については,誰よりもよく理解しているという,「真のプロフェッショナル」を目指して,4年間学んでほしいと思います。

そのために,先生方は皆さんを最大限支えていきます。ここにいる先生方は,みんな国際的に活躍したり,国内トップクラスの研究者や,コーチの先生方です。四年間で先生方から多くのことを吸収して下さい。

(中略)

健康スポーツ学科の先輩には,この東京オリンピックを目指した強化指定選手がいます。
また,教員やスポーツの指導者として,学校や地域で活躍している先輩,スポーツ科学を極めて,研究者の道に進む先輩,スポーツを学ぶことを通して,様々な経験を積み,一般企業で活躍している先輩がいます。

このように先輩たちが努力して,わずか十数年で,すばらしい伝統を築きあげてきました。
皆さんも今日から,その仲間に加わったわけですから,本学の健康スポーツ学科で学ぶことに誇りを持ち,4年間,充実した学生生活を送ってください。

これからの4年間は,楽しいことだけではなく,苦しいこと,困難なこと,克服しなければいけないことも多くあると思います。しかし,決して逃げることなく,勇気を持って困難に挑んでいって下さい。それが皆さんのこれからの人生における,大きな糧となります。

(中略)

みなさんは,これからスポーツを個々の身体の構造や動きと言った客観的に捉える科学と,仲間や環境と同調,気遣いながら経験を重ねていくという,日本人特有の共感能力の両方の力を身につけていきます。
そしてこの能力は、世界に誇れる日本人の大切な能力であり,この力を発揮すれば,国内のみならず,世界で活躍する人材になることができます。
この4年間の大学生活で是非大きな力をつけて,社会に羽ばたいてほしい,と期待しています。

最後になりますが,皆さんが,「真のプロフェッショナル」となるためには,皆さん自身の身体の健康が第一です。
まず,毎日の朝ご飯をしっかり食べる,規則正しい生活を送る,ということを心がけてください。そして,日々,スポーツや運動を必ず行なう習慣を,身につけてください。
皆さんに大いなる期待をして,お祝いの挨拶といたします。健闘を祈ります。

平成30年4月5日 健康スポーツ学科 学科長 西原康行祝辞より一部改変

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健康スポーツ学科 学科長 西原康行




2018年4月 6日 (金)

入学式&学科別懇談会

いきいき放送局へようこそ。

4月5日木曜日に,朱鷺メッセで新潟医療福祉大学の入学式が行われました。

今年度,健康スポーツ学科には新入生と編入生を合わせて212名の学生が入学しました。

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全体での式が終了後,
学科別に懇談会が行われました。

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学科別懇談会の後には,強化部ごとに部の方針などの説明がされました。

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(野球部:佐藤和也 先生)

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(サッカー部:神田勝夫 先生)

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(水泳部:馬場康博 先生)

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(陸上競技部:小林志郎 先生)

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(女子バレーボール部:濵野礼奈 先生)

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(男子バスケットボール部:梅津卓 監督)

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(ダンス部:若井由梨 先生)

4年間の大学生活では,楽しいことだけではなく,辛いこと,苦しいこと,悲しいこともあると思います。
そんなときに押しつぶされてしまうのか,それとも耐えることができるのかは「人間力」が問われると思います。

ぜひ,「学生」であることを自覚し,責任を持ってください。
そして,健康スポーツ学科で専門的知識や実践力を身につけていくなかで,
生涯の友,生涯の恩師を見つけてほしいと思います。


強化部に所属しているか否かにかかわらず,
目標を達成させようと「ひたむきに努力する学生」を,
健康スポーツ学科の教員は全力でサポートしていきます。

新入生のみなさん,健康スポーツ学科の教員と共に,
大学生活を充実させていきましょう!