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2018年7月

2018年7月12日 (木)

悩んだ! ドキドキした! 達成感たっぷり! 教育実習での研究授業

 

6月から現在まで、約80人の4年生が、全国各地の中学校、高等学校に3週間の教育実習に行きました。

研究授業で頑張った二人の4年生の感想を紹介します。

 

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高等学校で「サッカー」の研究授業をした小林さんの感想                                                                             

今回の授業のねらいを、「空いたスペースに走りこむためにどうするか」に絞り、分かりやすく提示できました。

 

その際、前回の授業における生徒の困り感を(問題意識)を上手に引き出し、今回の授業のねらいにつなげることができました。

振り返りのカードからも「今日、考えることがはっきり分かった。」「運動しているときも、ねらいを意識できた。」というような感想が多くみられました。

 

また、3対2のミニゲームを通して、空いたスペースに入ることのよさを体感できる工夫と3対3でも使えるかどうか確かめるメインゲームのつなぎを工夫しました。

 

よい動きをしている生徒にその都度、「ナイス」「今の動きいいね」などと声を頻繁にかけることができました。このことが、生徒同士の話し合い、教え合い、褒め合いが活発に行われることにつながったと思います。

 

 

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中学校で「ハードル」の授業を行った武田さんの感想

 

当日、急に天候が悪くなり、担当の先生と雨天案の練り直しを授業の直前まで頑張りました。

仕方ないことですが、せっかく図や表もたくさん入れて分かりやすいものになり、自分なりに満足していた指導案で授業ができなかったのは本当に心残りです。

 

今回の授業のねらいである、「振り上げ足、前傾姿勢、抜き足、の3点から、自分のハードリングを見直そう」はどの生徒にも分かりやすかったことは、一人一人の学習カードからも分かりました。     

 

最も工夫した点の一つ目は、導入で私の二つのハードリングの画像を比べさせることで、今回の授業のねらいを生徒に分かりやすく示せたことです。

 

自分がモデルなので、気づいてほしい動きのポイントを強調して示すことができたのがよかったです。

 

二つ目は、スピードとフォームの点数を合算したゲームです。スピードはグループの順位です。さらに、一人一人のフォームを互いに、見合い、点数化しました。これによって、今回の授業のねらいを最後まで意識することができました。

 

 

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2018年7月11日 (水)

教員採用試験に向けて「こころを一つにした結団式」

 

 

6月27日(水)、教員試験対策講座の合間に、教職支援センターで採用試験に向けた結団式が行われました。

 

 

まず、森光雄先生から学生に向けた激励の言葉が送られました。

 

 

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森先生のからの激励の言葉を皮切りに、教職支援センターで活躍される先生が順に教員採用試験を控えた学生に熱い想いが伝えられました。

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宮川先生

 

 

 

 

 

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杉中先生

 

 

 

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針谷美智子先生

 

 

 

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小野まどか先生

 

 

 

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吉田重和先生

 

 

 

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最後に、脇野哲郎先生から「教員になるために、大学の先生をこき使うことが大切だ」といったメッセージが送られました。

 

 

 

その後、日本代表の背番号17が登場しました!!

 

 

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森先生の熱く、ユーモアのあるフレフレコールに、学生も教員も心を躍らせていました。

 

 

 

 

先生からのメッセージの後には、学生一人ひとり、それぞれの「決意」が表明されました。

 

 

 

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学生の決意表明の後には、教職支援センターで学生と教員を支えるスタッフの野澤さんから大学からの合格祈願鉛筆が送られました。

 

 

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杉中先生からは「必勝」の鉢巻が学生代表に渡されました。

 

 

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その後、学生と教員で円陣を組み、採用試験突破に向けて、こころを一つにしました。

 

 

 

 

今回、初めて結団式が行われましたが、とても楽しく、実りある結団式となりました。

 

特に、森先生が急にスーツを脱ぎ捨てて日本代表のユニフォーム姿になった時には、ここにいたみんなが笑顔になりました!!

 

森先生は、自らの行動で学生みんなに「教師」の姿を示したのではないかと思います。

 

教師は生徒に教える立場にあります。

でも、教えることは上意下達を意味しているわけではありません。

 

教師は生徒に寄り添って歩むことが必要ではないでしょうか。

「寄り添う」ためには、「生徒の気持ちになる」ことが重要だと思います。

 

大人は子どもから大人になります。

教師は生徒、学生から教師になります。

 

大人も教師も、必ず、子ども、生徒、学生を経験しています。

その経験が「教師」になった時に必ず生かされるはずです。

だから、教師を目指す学生には、その経験を大切にしてもらいたいと思います。

 

大人になって大人の感覚だけでいるのではなく、大人になっても子どもの感覚を大切にしてほしいと思います。

 

それぞれの幸運を祈ります!!

 

 

 

森光雄先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/morizumi.html

 

吉田重和先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/yoshida.html

 

小野まどか先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/ono.html

 

針谷美智子先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/harigai.html

 

 

教職支援センター ブログ

http://nuhw.blog-niigata.net/kyoshoku/

 

教職支援センター twitter

https://twitter.com/nuhw_kyoshoku

 

 

 

 

2018年7月10日 (火)

教員採用試験「特別」講座・・・「特別」って何?

6月27日(水)に、教職支援センターで教員採用試験特別講座が開かれました。

 

 

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森光雄先生

 

 

まずは脇野哲郎先生から、「体育実技+α」と題して、体育の実技試験、場面指導、集団討論のポイントが解説されました。

 

 

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脇野哲郎先生

 

 

脇野先生の軽快な語り口とユニークな人柄は学生を引き付けていました。

 

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学生も真剣に聞き入っていました。

 

 

 

また、脇野先生は身ぶり手ぶりで、そしてところ狭しと大きな動きで実技のポイントを解説してくれました。

 

 

 

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続いて、宮川先生の講座が開かれました。

 

 

 

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宮川先生

 

 

 

宮川先生のゆっくりとした穏やかな口調から、学生に教員になってもらいたいという気持ちが表れていました。

 

 

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最後に、杉中先生の講座が開かれました。

 

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講座を始めるにあたって、身体を伸ばしたり、にらめっこしたりして、こころも体もリラックスしました。

 

 

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杉中先生の「間」を使った語りには、「次に何を言うのかな」と聞き手を引き込む魅力があります。

 

 

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杉中先生からは「人物試験10か条」なるものが学生に手渡されました。

そして、学生は重要なことを聞き逃しまいと必死にメモしていました。

 

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ただ、重要なことは紙ではなく「こころ」に書き留めておいてください。

いざとなった時、頼りになるのは記憶ではなく、「こころ」だと思います。

あなたにとっての大事なことは「こころ」に刻まれているはずだから。

 

 

 

 

今回特別講座を担当された講師はみな、学校教育現場での教育経験を有しています。

また、教員採用試験の面接官の経験のある講師もいます。

 

このような素晴らしい講師が「身近にいる」ことは、「とても恵まれている」ことです。

 

実は、今回開かれた講座が特別なのではなく、そんな「恵まれた環境」にいられることが「特別」なのかもしれません。

 

でも、残念ながら環境に対する慣れから、恵まれた環境に「常にいる」ことを忘れがちです。

 

 

 

 

志を同じくする友がそばにいる。

その志が叶うように導いてくれる師もそばにいる。

さらに、サポートをしてくれる人も物も満ちている。

 

 

 

こんな素晴らしい環境を、あなたはどれだけ生かすことができますか?

 

 

 

今回の特別講座を通して、教員採用試験に向けてのテクニックや知識を得るだけではなく、改めてそんな環境の素晴らしさに目を向けて、共に、教員採用試験合格への道を歩んでいきましょう!!

 

 

 

 

森光雄先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/morizumi.html

 

 

教職支援センター ブログ

http://nuhw.blog-niigata.net/kyoshoku/

 

 

教職支援センター twitter

https://twitter.com/nuhw_kyoshoku

 

 

 

2018年7月 6日 (金)

6月のオープンキャンパス ~保健体育教員への道(入門編)~

 

 

6月のオープンキャンパスでは、保健体育教員を目指す高校生へのプログラムも用意されました。

 

この日は、小野まどか先生が担当しました。

 

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小野まどか先生

 

 

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場所:教職支援センター(D棟1階)

 

 

 

 

まず、教員になった卒業生へのインタビュー映像を流しました。

そこでは、その卒業生がどのように教員になったのかについての説明がありました。

 

また、参加した高校生に対して、小野先生から「教師になりたいですか?」「教師になりたいと思ったきっかけは何ですか?」といった質問がありました。

高校生は配布されたワークシートにその質問に対する回答を書きました。

この作業は「自分はどんな教師になりたいのか?」を改めて考えるきっかけ作りになっています。

 

 

 

 

健康スポーツ学科に入学してくる多くの学生は教員免許の取得を希望し、その取得を目指しています。

 

保健体育教員を目指す学生は、当然、在学中に「保健」「体育」に関する専門的知識を得る必要があります。

また、体育の先生になった際には、生徒たちの「できない」動きを「できる」ようにする必要があります。

だから、そのための指導力も身につける必要があります。

 

それだけではなく、教師は日常生活を通して生徒に礼儀や道徳、マナーなど、社会に出た際に必要になることを教える必要があります。

 

健康スポーツ学科には「優れた教育者」が多く在籍しています。

学生は、その教育者から社会的なスキルを身につけることができます。

 

教員採用試験は倍率の高い狭き門ですが、現役で「合格」する学生は年々増えてきています。

学生たちは部活やボランティア活動などに取り組みながら教員採用試験の「合格」に向けて日々頑張っています。

 

このように、教員養成にも力を入れている健康スポーツ学科に、少しでも興味があれば、ぜひ一度オープンキャンパスに足を運んでください。

 

そして、健康スポーツ学科には「どんな先生がいるのか」、また「どんな学生がいるのか」、「どんな施設があるのか」といったことを「自分の目」で確かめてください!!

 

 

 

 

夏のオープンキャンパスは以下の日程で行われます。

7月15日(日)、8月4日(土)、8月5日(日)、9月1日(土)

 

 

教員志望者、アスレティックトレーナー希望者、強化部入部希望者への個別相談も行われます。

 

また体験プログラムも用意されています。

 

 

ぜひ、一度オープンキャンパスへお越しください!!

悩みや迷いが解消されるかもしれませんよ!!

 

 

小野まどか先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/ono.html

 

 

2018年7月 4日 (水)

6月オープンキャンパスの一コマ

 

 

6月のオープンキャンパスで、昼食をとった後、市川先生のおもちゃで学生と交流しました。

 

ボタンを押すと、腰が90度まで曲がります。

タイミングよくボタンを押し続けると、人形が回転します。

 

さらに、タイミングよく別のボタンを押すと鉄棒から人形が離れて・・・

 

 

 

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「見事に着地成功!!」となります。

 

 

 

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倒立もできます!!

 

 

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学生も楽しんでいました。

 

 

5人くらいの学生が挑戦しましたが、なかなかうまく着地できませんでした。

 

市川先生のおもちゃのおかげで、学生はお昼休憩中も楽しむことができたと思います。

 

 

こんな気軽に交流ができるのも、教員と学生の距離が近いからですね。

 

 

オープンキャンパスでは、学生の力も必要になります。

積極的に、またオープンキャンパスの手伝いをしてもらえたらとても嬉しいです!!

 

在学生のみなさん、教員と共に健康スポーツ学科を盛り上げていきましょう!!

 

 

 

 

市川浩先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/ichikawa.html

 

 

市川先生の講義風景

http://nuhw.blog-niigata.net/hs/2018/06/66-03d4.html

 

 

 

2018年7月 3日 (火)

6月のオープンキャンパス ~地面に着地した際の衝撃はいかに~

 

 

前回、6月のオープンキャンパスで実施されたアスレティックトレーナー体験の記事を掲載しました。

 

 

今回、もう一つの体験プログラムである「接地時の衝撃測定」をご紹介します。

 

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体験プログラムが実施される前に、市川先生と学生で打ち合わせが行われました(左上:市川浩先生)

 

 

 

 

参加者には「なるべく衝撃が小さくなるように着地してください」といった運動課題が呈示され、参加者はその課題が達成できるように台の上から降りていました。

 

 

では、どのように台の上から降りれば衝撃がより小さくなるのでしょうか?

 

 

「運動」「身体の動かし方」について知っている人はより小さな衝撃で着地することができるのではないでしょうか?

 

 

保護者も参加され、お子さんと競い合って楽しんでいました。

 

 

 

 

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9月1日(土)の夏のオープンキャンパスでも、このプログラムが実施される予定です。

 

だから、テクノロジーを通して自分の運動について知ってみませんか?

 

 

体験すると、意外と盛り上がりますよ!!

 

 

 

【夏のオープンキャンパスの日程】

7月15日(日)、8月4日(土)、8月5日(日)、9月1日(土)

 

 

 

市川浩先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/ichikawa.html

 

 

市川先生の講義風景

http://nuhw.blog-niigata.net/hs/2018/06/66-03d4.html

 

 

 

2018年7月 2日 (月)

6月のオープンキャンパス ~アスレティックトレーナー体験~

 

 

6月17日(日)に、6月のオープンキャンパスが行われました。

 

 

多くの高校生、保護者にご参加いただきありがとうございました。

 

 

 

さて、6月のオープンキャンパスにおいて、健康スポーツ学科では、「アスレティックトレーナー仕事体験」、「保健体育教員への道(入門編)」、「衝撃の事実! ~接地衝撃の測定体験~」といった内容でした。

 

 

 

今回、アスレティックトレーナー体験ではどのようなことが行われたのか、ご紹介します。

 

 

アスレティックトレーナーとは、以前の記事でご紹介したように(クリック)、怪我の処置や予防、リハビリ、競技復帰に向けたトレーニングを実践する専門家のことです。

 

この日、参加者にはテーピングを巻くことを体験していただきました。

 

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学友会トレーナー部に所属する学生がテーピングについて説明し、その巻き方の見本を見せてくれました

 

 

 

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見本を見せる健康スポーツ学科の学生

 

 

 

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参加者

 

 

 

 

参加者からは

 

「楽しかった!! でも、テープを巻くのは初めてだから難しかった」

 

といった感想をいただきました。

 

 

参加者にはアスレティックトレーナー体験を楽しんでもらえたようです。

また、それだけではなくテープを巻くことの難しさも体験していただけたようです。

 

 

参加者の中には、「将来、教員になって部活を指導したい」といった高校生もいました。

 

ぜひ、本学科に入学して、保健体育の教員免許を取得しながらアスレティックトレーナーの知識、技能を身につけてもらいたいと思います。

本学科で教育とアスレティックトレーナーに関して深く学ぶことで、将来、教員としての、また部活動を指導する際の有用な知識、技能を身につけることができるからです。

 

 

 

7月15日(日)、8月4日(土)、8月5日(土)、9月1日(土)には夏のオープンキャンパスが開催されます。

 

 

そこで、アスレティックトレーナー希望者に対して個別相談も行われます。

また、強化部の学生による個別相談も行われます。

 

 

少しでも興味、関心がある高校生は、ぜひ一度オープンキャンパスへお越しください!!