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2019年6月

2019年6月30日 (日)

2019年度 健康づくり現場実習I

いきいき放送局へようこそ!

健康スポーツ学科には特色ある授業がたくさんあります(クリック)、本日はそのうちの一つ「健康づくり現場実習I」についてご紹介いたします。

 

この授業では、健康スポーツ学科主催の運動教室を学内で開催し、新潟市北区の方々の健康づくりをお手伝いし、授業に参加する学生は指導者役として教室へ参加します。

単に参加者へ運動を行わせるのではなく、いかに運動を楽しんでもらえるかを考えます

 

1)イキイキ運動教室(陸上)

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【大沼桃香さん】

 

2)転倒予防教室(水中)

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【中村文哉くん】

 

3)気分爽快!エアロビクス教室

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【成瀬夕湖さん】

 

4)脳と体!スッキリ運動教室

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【舘美佐紀さん】

 

北区の方々の健康づくりをお手伝いする一方で、学生は実習を通して様々な実践力を養います

最初は緊張して参加者の前に立ってしゃべることすらできませんでしたが、次第に指導者としての振る舞いができるようになってきます

 

健康スポーツ学科では、成長できる授業がたくさんあります!

 

昨年度の様子(クリック)

2019年6月28日 (金)

馬場康博先生がベストティーチャー賞を受賞!

  

本学では、学生による授業評価をもとに「ベストティーチャー」という賞が教員に贈られます。

このたび、2018年度の後期に開講された「スポーツ・健康」という授業において馬場康博先生(クリック)がベストティーチャー賞を受賞されました。

 

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表彰式前の馬場先生

 

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学長の山本正治先生(写真右)から賞状を頂く馬場先生(写真左)

 

以下、馬場先生のコメントです。

 

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この度、ベストティーチャーに選出いただき、誠に光栄です。

私はこの授業を通して、学生と楽しく有意義な時間を共有させてもらいました。

だから、学生のみんなに感謝しています。

 

この授業は本学で教養体育を担当する複数の教員によるプログラムで構成されています。

よって、教養体育担当の先生方のお力添えもあっての受賞だと解釈していただけると気が楽です。

 

受賞に至った要因は、ひとえに学生に恵まれたことだと考えています。

  1. スポーツのもつ魅力に気づき、仲間のプレイを自分のことのように喜び、ミスをしても励ます学生が増えたこと。
  2. 運動の不得手に関係なく、仲間との空間・時間を共有することに喜びを感じる学生が多かったこと。
  3. クラスメイトとの会話を楽しみながら体を動かせたこと。

 

基礎科目となるスポーツ・健康は、全学科の学生が1年次に履修する科目で、自らの身体を理解することやスポーツの文化的価値を認識し、生涯にわたって運動・スポーツを継続して楽しむ実践力を育むことを目的としています。

講義では運動やスポーツの必要性を理解し、実技ではソフトバレーボールと車いすバスケットボールに取り組みます。

ソフトバレーボールは、いつでもどこでも誰とでも取り組めるスポーツで、車いすバスケットボールは、体に不自由な部位があったとしても工夫ひとつで誰もが楽しめるアダプテッドスポーツです。

車いすの操作や戦術を学ぶことで運動が苦手な人でも活躍することができます。

 

普段から“Do (ゲームを行う時間) の確保”を意識して授業をしているので、休み時間のうちにコートの設営、器具・道具等の準備を済ませ、授業開始時刻からどんどんゲームを行いました。

これも、今回ベストティーチャーを受賞できた要因の1つかなとも思っています。

 

また、体育館は音響設備も整っているので、好きな音楽を流しながら運動をしています。中には、踊りだす学生も居たり(笑)。実技終了後は、みんなで協力して片付けや掃除を行います。

そうすることで、学生も、私も気持ちよく授業を終えることができます。

これがいつものルーティンです。

 

今後もこの受賞を機に、安全に気をつけながら学生がより楽しめる授業を展開できるように、私自身も成長していきたいです。

 

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「大好きなピカソの本を背景に」@J507

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馬場先生はオープンウォータースイミングの日本代表コーチでもあります。

そんな馬場先生の授業を受けられるなんて、学生は恵まれていますね。

また、学生との距離がとても近く、いつも笑顔で学生に挨拶したり、学生との会話を楽しんだり、親身に相談にのったりしています。

 

教員志望の学生のみなさん、ベストティーチャーの馬場先生から授業のつくりかた、進め方などを聞いてみてはどうでしょうか?

将来、教員になった際に生かせる「ヒント」を得られるはずですよ!

 

ちなみに、馬場先生は、今回でベストティーチャー賞、2度目の受賞となります!!

あと1回受賞すると、殿堂入りします!!

改めまして、馬場先生、2度目のベストティーチャー賞受賞おめでとうございます!!

 

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

2019年6月26日 (水)

6月研究セミナー1 ~塙晴雄先生~

 

サルコペニアにおける骨格筋の変化の検討

―サルコペニア動物モデルにおける骨格筋の遺伝子発現の変化―

塙 晴雄

 

[背景]

サルコペニアとは、「加齢性筋肉減少症」ともいい、単に筋肉量の減少だけではなく、筋力と身体機能も低下した状態を示す。加齢による原発性サルコペニアの他にも、内科や整形外科疾患によるサルコペニアもあり、進行すると転倒や要介護状態、合併症の頻度、死亡のリスクなどが高まることが明らかになっている。

 

[目的]

内科疾患、整形外科疾患などによりサルコペニアをきたした骨格筋の変化(遺伝子発現の変化)を調べることである。

 

[方法]

重症心不全や関節炎モデルでもある自己免疫性心筋炎ラットを用いて、サルコペニアをきたす骨格筋(半膜様筋)の遺伝子発現(PGC1-α、マイオネクチン/エリスロフェロン、FNDC5)を定量的RT-PCRにて調べた。

 

[結果]

自己免疫性心筋炎ラットは体重減少、骨格筋の萎縮、平均最大短径の減少などサルコペニアを呈した。半膜様筋のPGC1-α、マイオネクチン/エリスロフェロン、FNDC5の遺伝子発現が有意に低下していた。

 

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[総括]

骨格筋は運動によって最も影響をうける臓器であり、様々な内科疾患との関わりを調べることによって、運動療法の新たなバイオマーカーや新たな治療薬の開発につながる可能性があると考える。

 

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塙晴雄先生(クリック)

 

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当日、多くの先生方が集まり、塙先生の研究発表を聞きました。

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塙先生の発表の様子

 

そして発表後、市川浩先生(クリック)佐藤大輔先生(クリック)から質問がありました。

 

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市川浩先生

 

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佐藤大輔先生

 

 

月に一回行われる研究セミナーにおいて、健康スポーツ学科の教員は各教員の研究について理解を深めるとともに、それぞれの研究力を向上させるよう努めています。

 

研究には終わりがありません。

 

このように、学科の教員がそれぞれの専門分野の研究を地道に進めることで、学科はより魅力的になり、教育の質も向上していきます。

 

学生と同様に、いや学生以上に、教員も日々勉強(研究)に打ち込んでいます。

そんな教員が集まる健康スポーツ学科で学べることは「とても幸せなこと」だと思いませんか?

 

 

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

2019年6月24日 (月)

2019年度 新潟医療福祉大学 学生表彰式

 

 

先日、2019年度の学生表彰式が執り行われました。

 

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@Q103教室

 

 

当日、桑添陸君(健康スポーツ学科3年:水泳部)、出澤美和さん(健康スポーツ学科4年:水泳部)、松田知利君(健康スポーツ学科3年:陸上競技部)、春日惇ノ介君(健康スポーツ学科4年:軟式野球部)が出席し、副学長の江原義弘先生より賞状を授与されました。

 

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桑添陸君

 

 

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出澤美和さん

 

 

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松田知利君

 

 

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春日惇ノ介君

 

 

当日、ユニバーシアードの合宿や教育実習で欠席した学生もいました。

表彰者ならびに表彰理由については以下の通りです。

 

【課外活動優秀賞(個人)】

☆田中優弥君(健康スポーツ学科3年:水泳部)☆

第94回日本選手権水泳競技大会

男子50mバタフライ、7位:23秒96

 

☆深澤舞さん(健康スポーツ学科3年:水泳部)☆

第94回日本選手権水泳競技大会

女子50m平泳ぎ、5位:32秒03

 

☆桑添陸君(健康スポーツ学科3年:水泳部)☆

第94回日本選手権水泳競技大会

オープンウォーター男子10km、5位:1時間55分37秒5

 

☆出澤美和さん(健康スポーツ学科4年:水泳部)☆

第94回日本選手権水泳競技大会

女子200m平泳ぎ、6位:2分30秒19

 

☆寺山真由(健康スポーツ学科4年:水泳部)☆

第94回日本選手権水泳競技大会

女子50m自由形、8位:26秒24

 

☆松田知利(健康スポーツ学科3年:陸上競技部)☆

2018年日本学生陸上競技個人選手権

男子円盤投、4位:50m17

 

☆阿部永寛(健康スポーツ学科4年:軟式野球部)☆

第41回全日本大学軟式野球選手権大会

敢闘賞

 

 

【課外活動優秀賞(団体)】

☆畠山章吾君(健康スポーツ学科4年:軟式野球部:代表者)☆

(当日の出席者:春日惇ノ介君(健康スポーツ学科4年:軟式野球部))

第41回全日本大学軟式野球選手権大会:第3位

 

 

【社会活動優秀賞(団体)】

☆矢野桃香さん(社会福祉学科4年:レクア.コム部:代表者)☆

社会福祉の向上のため10年以上継続して活動または協力を積極的に行ったと認められる個人もしくは団体または企業に贈られる「平成30年度北区社会福祉協議会会長表彰」を受賞。

 

 

式の終わりに、参加者全員で記念撮影が行われました。

 

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集合写真@Q103教室

 

 

表彰された学生のみなさん、改めておめでとうございます。

今後の活躍も期待しています!

 

 

健康スポーツ学科

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2019年6月21日 (金)

6月オープンキャンパスの報告

 

 

6月15日(日)に、オープンキャンパスが開催されました。

 

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当日雨が降り、足元が良くありませんでした。

しかし、多くの方にご来校いただきました。

 

心より感謝申し上げます。

 

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大学説明会の様子@Q棟

 

 

健康スポーツ学科の学科説明会にも多くの方にご参加いただきました。

 

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午前の学科説明の様子@IA棟

 

 

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午後の様子@IA棟

 

 

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学科説明の内容

 

 

まず、杉崎弘周(クリック)先生から健康スポーツ学科の学びの特色や本学科の学生がどんなことを学び、どのようなところへ就職していったのかなどについて説明がありました。

ご参加くださった皆さん、健康スポーツ学科が「どんな学科」なのか、学生が「どんな学び」をしているのか、少しだけでも理解してもらえましたか?

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杉崎弘周先生

 

 

次に、武田丈太郎先生(クリック)から「スポーツに関わる仕事とは?」と題して、スポーツに関わる仕事について説明がありました。

 

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スポーツに関わる仕事の説明の様子

 

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武田丈太郎先生

 

スポーツに関わる仕事っていろいろありますよね。

具体的にどんな仕事があるのか、わかりましたか?

本学科で学んだ後の就職先の可能性などについて少しでも想像することができましたか?

 

 

オープンキャンパスの際には、毎回学生の力を借りていますが、今回も学生の力を借りました。

 

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打ち合わせの様子@O棟

 

協力してくれた学生のみなさん、ありがとうございました。

 

教員よりも学生のみなさんの方が高校生に年齢も近く、感覚も近いから、たぶん、学生生活についての話は、学生のみなさんの言葉の方が高校生に届くことでしょう。

高校生のみなさん、オープンキャンパスに来た際には、ぜひ「在学生の声」を聞いてください。

恥ずかしさや、緊張もあるかもしれませんね。

でも、健康スポーツ学科の学生はみな、親切で優しい学生です。

「こんなこと聞いてもいいのかな?」とか思う必要はありません。

あなたが思う「素朴な疑問」を、ぜひ、健康スポーツ学科の学生に聞いてください。

そうすることで、オープンキャンパスに来たことの価値がぐんと上がりますよ!

 

今年のオープンキャンパスはあと7回。

7月14日(

8月3日(

8月4日(

9月1日(

10月6日(

11月10日(

12月7日(

 

新潟医療福祉大学オープンキャンパス情報(クリック)

 

 

大学進学を考えている高校生のみなさん、「どんな大学生活を送りたいのか?」という質問を自分に対してつくってみてはどうでしょうか。

 

そして、その質問に対する小さな答えを、オープンキャンパスに参加することで見つけることができるかもしれませんよ。

 

目標が明確になることで、大学受験へのモチベーションがあがるはずです。

 

 

健康スポーツ学科

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2019年6月19日 (水)

新任教員紹介2 ~上田純平先生~

 

 

先日、今年度健康スポーツ学科に着任した三瀬貴生先生の紹介をしました。

今回、三瀬先生と同様に、今年度から健康スポーツ学科に加わった上田純平先生を紹介します。

 

以下、上田先生からのメッセージです。

 

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はじめまして。

 

今年度から健康スポーツ学科に着任しました、上田純平(うえだ じゅんぺい)です。

専門は臨床心理学、教育心理学です。着任前は、臨床心理士として兵庫県の小中学校のスクールカウンセラーや高校のキャンパスカウンセラーなどの勤務を行っていました。

 

新潟に来て2か月ほどたちました。

兵庫県は山が多く、どこかに移動するにはたいてい山を越えなければならなかったのですが、新潟市は山が少なくバイパスなども整備されていて移動がスムーズだなと感じています。ドライブやキャンプなどのアウトドアが好きなので、これから少しずつ新潟の魅力を知っていきたいと思っています。

 

私の担当講義は、「教育心理学」、「生徒指導・進路指導論」などです。

教職をめざす方は、教職支援センターの講座などでもお会いすることが多いかと思います。

 

研究室はJ605合同研究室ですので、お気軽にお越しください。

(天気の良い日は日本海や美しい夕陽がよく観えるので、大変気に入っています。)

 

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J605からの眺め

 

これからどうぞよろしくお願いします。

  

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上田純平先生

 

 

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

2019年6月17日 (月)

新着任教員の紹介1 ~三瀬貴生先生~

 

 

今年度、2名の教員が健康スポーツ学科に加わりました!

 

一人目は三瀬貴生先生です。

 

以下、三瀬先生からのメッセージです。

 

― ― ― ― ― ― ― ―

はじめまして。

 

今年度4月より健康スポーツ学科に講師として着任しました三瀬 貴生(みせ たかお)です。

 

出身は大阪府枚方市です。新潟のように降雪地域に住むのは初めてのことで今から冬の生活がどうなるのかドキドキしています。

 

スポーツは大学まで水泳をしていました。

独身の時はダイビングやゴルフなどで休日を過ごしていましたが、最近は2歳の息子の遊び相手として休日を楽しんでいます。

 

私の専門分野はアスレティックトレーニング学で機能解剖学、アスレティックリハビリテーション論、コンディショニング実習などの授業を担当します。

私自身、現在も現役トレーナーとしてスポーツ現場で活動しています。

また、以前はスポーツに強いクリニックのリハビリ室で勤務していた経験もありますので、それらの経験を活かして将来トレーナーを目指す学生の皆様をサポートしていきたいと考えています。

 

将来の進路や医療系の資格取得などについてもお気軽にご相談ください。

O棟407でお待ちしています。

 

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三瀬貴生先生

 

 

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@O407

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本学科には、アスレティックトレーナー関連の授業を担当する教員は熊崎昌先生(クリック)がいますが、三瀬先生も加わったことで「教育の質」がより向上します。

 

アスレティックトレーナーを目指す学生の皆さん、熊崎先生だけではなく、三瀬先生の研究室も訪ね、「アスレティックトレーナーになる!!」という目標を達成させてください。

 

アスレティックトレーナーの資格を取ることは難しいですし、実際にアスレティックトレーナーとして就職し、働くことはもっと難しいことかもしれません。

 

でも、「決して諦めずに」、自分の意志で立てた目標を達成させてください。

 

 

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

2019年6月13日 (木)

池田先生の資格対策講座 ~NSCA‐CPT~

 

先日、健康スポーツ学科3年生の五井さんがNSCA-CPTの資格試験に見事合格したことをお伝えしました。

 

では、どんな感じで普段資格対策講座が行われているのでしょうか?

その様子をちょっとだけお伝えします。

 

5月のとある日、D204講義室で資格対策講座が行われました。

 

この資格講座を担当するのは池田祐介先生(クリック)です。

 

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池田祐介先生

 

この日、NSCAジャパンの体力トレーニング検定3級の解答が行われました。

 

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講座の様子1

 

 

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講座の様子2

 

 

学生はみんな、真剣な表情で答え合わせをしていました。

 

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途中、池田先生から学生に対して「成長ホルモンの分泌が盛んになるトレーニングとは?」という問いかけがありました。

 

問いかけられた学生が答え終わった後、さらに池田先生は「では、運動強度はどの程度が良いのか?」「休息時間はどの程度が良いのか?」といったように立て続けに質問をしました。

連続した質問にも、学生は一生懸命答えていました。

 

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この日の講義の冒頭、池田先生は「資格の勉強は覚えることが多くて大変だけれども、この資格を取った後に何をしたいかを考えることで勉強の質が上がる」といったことを話していました。

 

資格を取ったら終わりではなく、資格取得はあくまで始まりです。

 

その資格を使って「どんなことがしたいのか」を考えることは、卒業後の進路を考えることにもつながるでしょう。

 

 

健康スポーツ学科には、授業だけではなく、このように自分の興味関心から授業外に資格取得の勉強を積極的に行っている学生もたくさんいます。

 

ありきたりな言葉ですが、「日々の小さな積み重ね」が資格試験の合格、就職活動の成功へとつながっているはずです。

 

 

それぞれのスポーツ種目に適した「トレーニング」について知りたい人は、ぜひ池田先生のところへ行ってみてください。

真剣な意思表示があれば、池田先生から貴重なアドバイスをもらえますよ。

だって、池田先生は本学水泳部と陸上部の強さの秘密を知っている一人ですから。

 

 

高校生のみなさん、健康スポーツ学科には競技だけではなく、大学卒業後の未来を見据えて資格取得のための勉強に励む学生もたくさんいます。

 

志の高い学生の仲間に、あなたもなりませんか?

 

 

 

教育内容の特色・資格

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/feature.html

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

2019年6月10日 (月)

NSCA-CPT資格取得まで ~3年生五井愛華さん~

 

こんにちは。

 

健康スポーツ学科3年の五井愛華です。

 

令和元年早々、私はNSCA-CPT資格試験に合格することができました。

 

まず、この資格についてよく分からないという方が多いと思うので紹介させていただきます。

 

NSCA-CPTとは 「NSCA Certified Personal Trainer」の略です。

この、NSCA認定の資格を持つとパーソナルトレーナーとして、一般のクライアントの健康と体力のニーズに関して、評価、動機付け、教育、トレーニング、コンディショニング全般の指導を行う事ができます。

 

私がこの資格を取得しようと考えたきっかけは2つあります。

 

まず1つ目に、自分に強みを作りたいと考えたことです。

就職活動を始めるとき、自分をアピールする上で大切なものは資格だと感じています。

資格は、自分の知識や技術を証明してくれるものだからです。

そのため、私は取得できた資格を自分の強みにしようと考えました。

 

2つ目に、自分の競技力向上を目的としたことです。

現在私は、強化指定クラブの水泳部に所属をしています。

水泳部には多くの先生方が携わってくれています。

その中でJISS(国立科学スポーツセンター)に勤務経験のある池田先生がストレングスの指導をしてくださる恵まれた環境に身を置いてみて、自分の競技力を上げるためにストレングスについてもっと理解を深めたいと感じました。

また、理解を深めれば、トレーニングの質が上がるのではないかと考えました。

 

この2つのことをきっかけに試験に挑戦しました。

 

 

資格取得のための勉強は、池田先生の開いてくださる対策講義に出席し、とにかくたくさんの問題集を繰り返し行うということをしていました。

その中で教科書問題が1番役に立ちました。

分からないところは付箋だらけな状態です↓

 

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私は、2月に出願をし、5月に試験を受けました。

この資格はパソコンで行う試験のため、出願から120日以内の指定された日付を選んで受けられます。

 

4月までは競泳が忙しく全くと言って良いほど勉強ができませんでした。

また、6月の試験日は試合と被っていて受けられないということが判明し、5月の試験日は試合前日と知り、とても切羽詰まりました。

 

落ちた時の事を考えると、怖くて怖くて仕方なかったです。

 

しっかりと勉強に取り組めたのは、1か月です。

 

そのため、毎日1時間目から登校し、空き時間には図書館にこもりひたすら問題を解き、分からないところを解消していきました。

部活後10時くらいに家に着き家事を終わらせ、もう一度同じところの復習をし、遅くても夜中3時に寝るといった生活を送っていました。

 

とにかく分からないところをなくすよう努力し、範囲が広いので特に大切なところは重点的に学習を進めました。

 

勉強ばかりで疲れ、集中力が低下していると感じた時には15分睡眠を取りました。

 

当日は部活を欠席し、12時から試験が始まりました。試験時間は3時間です。

 

1問目を見て正直なところ、「あ、全然わからない」と思いました。

思っていたよりも文章が多く、155問、全問解き終えたのが試験開始から80分で、残りの100分はもう一周して見直しをし、それでも分からないところにマークをして最後の最後まで見直しを繰り返しました。

 

終了ボタンを押し、受付に戻るとすでにスコアボードが完成していて紙を渡されます。

その紙がスコアボードでした。

自分の合否判定と、正答数などが明記されています。

あまりにもあっけなくドキドキもない状態で渡され、そのまますぐに帰されたので実際の私はぽかんとしていたと思います。

 

合格通知をみても本当に合格という実感はありませんでした。

なので、真っ先に分からなかったところなどが頭によぎり、モヤモヤしました。

この試験に合格して安堵はありましたが、それと同時に自分の未熟さも感じた試験でした。

このままでは資格をただ持っているだけで何もできないとも感じました。

 

今後はこの資格を持っているだけでなく、使いこなせるだけの知識と技術を有した人になることが目標です。

今回の試験を受け、更に勉強をする意欲が湧きました。

また、来年にはNSCA-CSCS資格試験を考えています。

今から少しずつ準備をして、試験前日にはどんな問題が来ても答えられるといったくらいの余裕をもって試験に臨みたいです。

また、まとまった時間があれば、NSCAの海外S&C研修に参加して国際交流や、知識と技術をさらに向上させられる経験をしてみたいです。

この経験を生かし、部活動では自分が学んだ事を考えながら、ある時には人に教えられるくらいさらに勉強をして、正確な鍛錬をして結果で応援し支えてくださる人達に感謝の恩返しをしていきたいと思います。

また、将来はこの資格で人に役立つ仕事をしたいです。

 

普段は忙しいですが充実した学生生活を送れています。

同期女子全員が誕生日にサプライズでお祝いに来てくれた時の写真です↓

個性豊かな同期が大好きです。

 

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写真中央:五井愛華さん(3年生)

 

冬には雪がたくさん積もって大学で雪だるまを作りました↓

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ベストで泳げて嬉しいです↓

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これからも、楽しい事や嬉しい事だけでなく、辛く苦しい事もたくさんあると思いますが、一歩一歩着実に成長できている自分を大切にしていきたいです。

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健康スポーツ学科には、強化部に所属しながらも、五井さんのように自分の興味のあることを一生懸命学んで、しっかりと資格を取得する学生もいます。

 

強化部に所属して競技に打ち込み、かつ学問を学びそれを自分の競技に生かそうとする姿勢は「大学」という「学びの場」を最大限生かしているといえるでしょう。

 

ぜひ、多くの在学生には「大学」にある資源を最大限生かしてもらいたいと思います。

 

 

 

池田祐介先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/ikeda.html

 

健康スポーツ学科の教育の特色・資格

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/feature.html

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

2019年6月 5日 (水)

新潟医療福祉大学水泳部 マネージャーの日常

 

 

こんにちは。

水泳部3年マネージャーの木立朱珠です。

 

水泳部のマネージャーの日常を紹介していきます。

 

現在、新潟医療福祉大学の水泳部は部員65名、先生3名で成り立っています。

その中でマネージャーとサポーターは22名もいるんです。

 

文を読んでいて「マネージャーとサポーターの違いはなんぞや?」と思った人もいるかもしれません。

 

マネージャーは、健スポの学生から成り立っており、選手と同様に週6回の練習、毎大会に参加し、選手・先生のサポートを行います。

また、マネージャー一人一人にはエントリーや学友会費の管理、欠席届の管理などの仕事があります。

 

サポーターは主に他学科の学生から成り立っており、週2回以上の練習、毎大会に参加します。“勉強や実習が忙しいけど水泳部にかかわりたい”この願いをかなえてくれるのがサポーターの制度です。

 

では、このマネサポ(マネージャーとサポーター)たちは普段の練習や大会で何をしているのでしょうか!?

 

練習では主にドリンクづくり、タイム取り、練習メニューまわし、ドライの声出し、ウエイトの補助、氷嚢を入れる、メイン練習で選手のコース決めなどを行っています。

他にも、声出しでプールサイドから練習の雰囲気を盛り上げるのもマネサポの役割です。

 

また、大会に選手が出場できるようにエントリーをしたり、大会に持っていく荷物を宿泊するホテルに郵送したりする仕事もあります。

 

 

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↑タイムを取る様子

 

 

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↑エントリーの仕事をしている様子

 

 

大会では、ウォーミングアップの対応、レースのタイム取り、ビデオ撮りなどがあります。

マネサポ一同、選手が思い切って泳げるように精いっぱいサポートを行っています。

 

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↑レースのタイムやビデオをとっている様子

 

 

 

マネージャーとして過ごす日々でつらいこともありますが、そのこと一つ一つが成長の種であり、学ぶこともたくさんあります。

周りを見ること、計画を立てて行動すること、予測をして動くことなど、まだまだできていないことも多いですが、だからこそやりがいのある仕事ばかりです。

 

また、マネサポは個性の強い人ばかりでとても楽しいです。

人数が多く、一人ひとりの個を生かすのは難しいところもありますが、“数は力なり”という言葉もあるようにそれぞれの長所を生かし、短所を補いながら最善のサポートをしていきます。

 

夏季シーズンのボスであるインカレまで、みんなで同じ方向を向いて全力疾走していきます。

 

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↑とっても楽しそうなマネサポ

 

 

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↑真吾くん21歳おめでとう。ばんざい!

 

 

これからも水泳部の応援をよろしくお願い致します。

 

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強化クラブへの携わり方は人それぞれです。

健康スポーツ学科には、木立さんのように裏方として強化クラブを「支えている」学生もいます。

このような経験は、大学卒業後にも必ず生かされることでしょう。

 

それぞれが、それぞれのフィールドで一生懸命頑張る学生が多いことも、健康スポーツ学科の特徴かもしれませんね。

 

 

 

 

新潟医療福祉大学スポーツチャンネル(水泳部)

https://www.nuhw.ac.jp/sport/swimming/

 

 

新潟医療福祉大学 水泳部 通信

http://nuhw.blog-niigata.net/swim/

 

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/