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2019年10月

2019年10月31日 (木)

初めての学会参加報告

いきいき放送局へようこそ!

本日は、水泳部でマネージャーを務めながら競泳のスタートについて研究をしている星川くんに学会参加報告をしてもらいます。

 

10月19日、20日に開催された日本水泳、水中運動学会に参加してきました。

 

今回発表はしていませんが、自分自身はじめての学会、また場所が国立スポーツ科学センター、味の素ナショナルトレーニングセンターでの開催ということで少しの緊張と楽しみな気持ちで学会に臨みました。

 

発表を聞きながら自分の実力の低さ、研究のおもしろさを肌で感じることができました。
話し方、パワーポイントのまとめ方、自分の研究についてどれだけ深く理解しているかなどこれからの課題が沢山見つかるいい機会となりました。

 

賞を取った研究は「競泳のストリームライン姿勢における蹴伸び距離の大会ない状態の関係」という研究で体感内形状と蹴伸びの距離の関係に着目してMRI撮影を行い画像的評価したという内容でした。

 
抄録を見れば難しいという内容も口頭発表ではわかりやすく誰にでも理解できるような言葉、パワーポイントを使っていて、どうすれば知らない人に伝えることができるかということを体験しながら学べました。

 
また自分の研究したい分野の先生方とお話をすることができ、情報を交換させていただくことができました。学会に行ったあとと行く前では自分の意識がはっきりと変わったのがわかります。
来年は自分もあの場で発表するという思いを一年間持ち続けていきたいと思います。

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<星川慎吾くん>

 

星川君は3年生ながら学内の研究プロジェクトにも参加しており、競泳のアドバンスステップスタートを研究しています!

詳しい記事はこちら(クリック)

 

健康スポーツ学科では実践と研究をつなげることができます。

2019年10月28日 (月)

アルティメット部 活動報告 全日本学生選手権 中部予選

 

健康スポーツ学科4年の藤枝亜弓です。

 

私は1年生の時に初めてアルティメットというスポーツを知り、同期とスカーレットという大学チームを設立しました。

 

アルティメット部は今年度で設立4年目を迎え、4年生6名、3年生4名、2年生14名、1年生11名の35名で、男子が22名、女子が13名で活動しています。

今年度から学友会の公認部活動として活動していて、更なる競技力向上を目指して練習を行っています。

 

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チームの生い立ちやアルティメットのルールについての詳細は、以前の記事で紹介されたこちらをご覧ください!

[アルティメットサークルscarletについてその1]

http://nuhw.blog-niigata.net/hs/2017/06/scarlet-88eb.html

 [アルティメットサークルscarletについてその2]

http://nuhw.blog-niigata.net/hs/2017/07/73-scarlet-fb35.html

 

 

今回は、9月4~6日に愛知県岡崎市で開催された全日本大学アルティメット選手権大会中部地区予選の活動報告をします。

 

 

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この大会は中部地区(長野・新潟・富山・石川・福井・岐阜・静岡・愛知・三重)にある大学がエントリー出来る公式大会で、メン部門、ウィメン部門に分かれており、強豪校で有名な中京大学や静岡大学も出場しています。

今年はメン部門上位5チーム、ウィメン部門上位3チームに与えられる本戦出場をかけて戦いました。

 

スカーレットは、メン部門は2017年から出場しており3回目、ウィメン部門は去年に引き続き2回目の出場となりました。

 

 

 

0日目(9月3日)

この大会の大変なところは、移動です。

新潟市から愛知県岡崎市までは500キロ以上あり、車だと6時間以上かかります・・・。

そのため前泊が必須です!

今回はレンタカー等を借りて、6台の乗用車で向かいました。

 

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↑無事到着!宿にてみんなで夕ご飯

 

 

1日目(9月4日)

早朝に宿を出発し会場に向かいました。

男子は2試合、女子が3試合の予定が…午後からの雷雨で1部試合スケジュールが先延ばしとなりました。(ディスクに雷が落ちると危険なので雷鳴が聞こえた時点で中断となります)

初日のトーナメントは強い大学ばかりで勝利を挙げることが出来ませんでした。

 

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◎結果

メン部門

VS愛知学院大学 4-10×

VS中部大学   3-11×

ウィメン部門

VS中京大学   4-11×

VS静岡大学   2-9 ×

 

2日目(9月5日)

この日は1日中雨が降っていました。

しかし雨でも、雷が鳴らない限り試合は続行します。選手にとっては厳しい1日でしたがなんとか乗り越えることができました。

 

◎結果

メン部門

VS愛知大学   9-5 〇

VS日本福祉大学 8-9 ×

ウィメン部門

VS日本福祉大学 11-4〇

VS静岡大学   1-11×

VS静岡県立大学 5-7 ×

 

3日目(9月6日)

最終日は33℃を超える真夏日でした。

疲労が蓄積している選手も多くみられましたが、順位が決められるトーナメントのため暑さに負けず奮闘しました。

 

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◎結果

メン部門

VS愛知大学   3-11×

VS至学館大学  2-11×

VS静岡県立大学 3-11×

ウィメン部門

VS至学館大学  9-6〇

VS名古屋大学  2-6×

 

総合順位

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メン部門 13位/13チーム

 

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ウィメン部門 8位/11チーム

 

 

この大会をもちまして、4年生6名は引退となります。

正直満足できる結果を残すことが出来ませんでしたが、20年以上の歴史のある強豪チームを相手に挑戦できたことは来年につながる良い収穫になったと思います。

 

またウィメン部門は中部地区でSOTG※のポイントで1位になることが出来ました。

相手チームとのコミュニケーションを忘れずに最後まで諦めずに戦い抜いた結果が、クリーンな試合に繋がったのではないかと思います。

 

※SOTG(スピリット・オブ・ザ・ゲーム)について、アルティメットの公式ルールでは「各選手のフェアプレイに対する責任感」と定義されています。

SOTGの高得点は勝利と同等の価値があるとされており、今後オリンピック競技になっていくにあたり重視されている項目の1つでもあります。

 

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大会終了後のミーティング

 

 

次回の公式戦は11月に静岡県富士市行われる、全日本U21アルティメット選手権大会西日本予選です。

また、11月9~10日には、新潟県聖籠町のアルビレッジでU-23アルティメット地区選抜対抗戦という、日本フライングディスク協会主催の全国規模の大会が行われます。

北海道から沖縄まで、地区ごとに選抜された大学生による熱い戦いが繰り広げられます!

日本フライングディスク協会Youtubeチャンネルでライブ配信もありますので、この機会にご覧ください。

https://www.youtube.com/user/JapanUltimate/videos

 

 

以上、アルティメット部スカーレットの活動報告でした。

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写真-JFDAより

 

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Twitter

https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwiG0-fs6PfkAhWJPXAKHXkjB80QFjAAegQIAhAB&url=https%3A%2F%2Ftwitter.com%2Fnuhw_scarlet&usg=AOvVaw0C7ScEvJadfM8TJsZ-oAbM

 

Facebook

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健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

2019年10月24日 (木)

交通安全講習会が行われました

10月の2週目の昼休みに、学年ごとに交通安全講習会が行われました。

 

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様子1

 

 

大学生になると車で通学する学生も多くなります。

初心者マークを付けている間、とりわけ安全運転を心掛けると思います。

しかし、運転に慣れてからも安全運転を心掛けましょう。

また、自転車の乗り方も大丈夫でしょうか?

 

加害者、被害者にならないよう、気を付けましょうね。

 

 

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2019年10月21日 (月)

O棟3階改装中

 

O棟3階を改装して学科の活動などが紹介されています。

どんな活動の様子を窺い知ることができるかは、今後のお楽しみですね。

在学生の皆さん、ぜひ、ちらっと見に来てください。

 

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@O棟3階

 

 

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2019年10月18日 (金)

専門ゼミオリエンテーション

 

10月のとある日に、2年生を対象にして専門ゼミ選択のためのオリエンテーションが行われました。

 

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様子1

 

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様子4

 

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専門ゼミ一覧

 

 

2年生は専門ゼミを選択し、来年度からゼミ担当教員の下に卒業研究を行っていくことになります。

2年生には、ぜひ自分の興味関心のある「学問」を選択してもらいたいと思います。

何について知りたいか、どんなことに興味関心があるのか。こんなことを考えながらゼミを決めてもらいたいですね。

 

ゼミの担当教員は、その道の「専門家」です。

 

その学問についての造詣が深く、「研究者」としても一流の先生ばかり。

そんな先生の下で2年間も密度濃く学べるのだから幸せなことですよ。

 

慎重にゼミを選択肢、大胆に決断してください。

 

 

 

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2019年10月15日 (火)

10月オープンキャンパスの報告

 

秋晴れとなった10月上旬にオープンキャンパスを開催されました。

 

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学科プログラムの準備のため、朝から学生と教員で準備をしました。

 

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準備の様子1

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準備の様子2

 

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準備の様子3

 

何やら実験が行われるかのような大がかりな準備ですね。

 

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準備の様子4

 

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準備の様子5

 

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準備の様子6

 

 

学科説明には、この日も多くの方にご参加いただきました。

ありがとうございます。

 

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学科説明の様子

 

学科説明の後には施設見学が行われ、その最後にO棟トレーニングセンターへ行きました。

 

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施設見学の様子

 

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学科プログラムを担当した市川浩先生(クリック)

 

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来場者を前に学生がデモンストレーションをしました

 

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プログラムの様子

 

 

今回、学科プログラムでは、「いかに衝撃を少なくして着地できるか」といった簡単な実験(!?)を行い、着地時の衝撃を測りました。

 

興味のある方は、次の機会にぜひご体験ください!!

 

 

その他、在学生に大学生活や部活について質問に来た高校生もいました。

在学生と話をしたことで少しは疑問が解消されたことでしょう。

 

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質問コーナーの様子

 

 

11月10日(日)にも、またオープンキャンパスは開催されます。

実際に、自分の目で見て、在学生と話して、「大学」をちょっと体験してみて、ぜひ進路選択につなげてもらいたいと思います。

 

 

 

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

2019年10月11日 (金)

2019年度 大学院論文中間発表会

 

9月の下旬に、大学院論文中間発表会が開催されました。

 

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中間発表会の様子

 

この日、健康スポーツ学科から大学院へ進学した4名の学生が自身の研究について発表を行いました。

 

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井口華穂さん(修士課程2年生)

 

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栗原健太君(修士課程2年生)

 

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栃倉郁実君(修士課程2年生)

 

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山﨑雄大君(博士課程3年生)

 

 

4名の学生のうち、すでに学会発表を経験している学生もいます。

その学生は、もしかしたらあまり緊張しなかったかもしれませんね。

一方で、大学の先生を前に自身の研究を発表することに慣れていない学生は、とても緊張したことでしょう。

でも、それが良い経験となると思います。

 

フロアから多くの質問があり、充実した中間発表となりました。

 

新潟医療福祉大学健康スポーツ学科では、4年間の大学生活を過ごした後に「大学院」を選択肢に入れ、実際に進学する学生もいます。

「大学院」では、大学で学んだことをより深く学ぶことができます。

修士課程は2年間。博士課程は3年間。

 

今回発表した4名は、これから修士論文、博士論文の質をより高めていくことでしょう。

どんな論文が完成するのか楽しみですね。

 

在学生の皆さん、また社会人の皆さん、「大学院で学ぶ」という選択肢を、少し考えてみてはどうでしょうか?

あなたの力をより高めることができるはずですよ。

 

 

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

新潟医療福祉大学大学院 健康スポーツ学分野

https://www.nuhw.ac.jp/grad/field/master/hs.html

 

2019年10月 9日 (水)

日本体育学会発表:「青年期前期のボディイメージ」に関する研究

 

こんにちは、健康スポーツ学科で主に野外活動の授業を担当している吉松です。

9月10日(火)〜12日(木)に開催された日本体育学会第70回大会に参加し、体育心理学分野でポスター発表をさせていただきましたので、その内容を紹介させていただきます。

 

研究タイトル「青年期前期のボディイメージに関連する3尺度の作成-性別・学年・体格・身体活動レベルによる検討-」

人が自分の身体について抱く心象のことをボディイメージといいます。

中学生・高校生の年代にある青年期前期は、身体の急激な成長と心の発達により、ボディイメージへの関心が増す一方で、評価が下がる傾向にあると言われています。

 

また、ボディイメージは自分の身体に対する「評価」「知覚」「関心」など多次元で構成されていると考えられています。

しかしながら、青年期前期のボディイメージを多次元から測定する尺度は国内に見当たりませんでした。

 

そこで本研究は、青年期前期のボディイメージの特徴を把握するための基礎研究として、

青年期前期用の「身体感覚尺度」、「社会的体格不安尺度」、「日本語版身体的自己評価尺度(PSDQ-J)」を作成し、

それらの尺度と性別・学年・体格・身体活動レベルとの関連を検討することを目的としました。

 

発表では、

男女差や運動経験、健康に関する知識との関連に関する視点、

学校教育における体力測定や体育科教育への活用に関する視点、

など様々な角度からご質問やご意見をいただきました。

 

今回の発表で、この研究内容を実践現場に活かすアイディアを多く得ることができ、次の発展的な研究に向けて決意を新たにしているところです。

近いうちには、研究論文としてもまとめようと思いますので、興味がある方はぜひご覧ください。

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(文責:吉松 梓)

 

吉松梓先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/yoshimatsu.html

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

2019年10月 7日 (月)

日本体育学会発表:総合型地域スポーツクラブ研修での学びの一考察

 

スポーツ庁は2016年度より「スポーツ経営人材プラットフォーム協議会」を設立しました。そこでは、スポーツ経営人材育成のリキュラム構築の方向性を検討しています。

一方、スポーツは「遊び」「公共性」といった要素を多分に含んでいます。

そのため、テキストで知識を学ぶ形式知に拠らない暗黙知を必要とします

しかしながら、その専門的力量を育む教育手法については確立されていません。

この研究では、総合型地域スポーツクラブのスタッフ研修での学びを明らかにしました。

結果、組織課題研修において「抽象的問題」の発話が多い。

「具体的課題」と「回答」の発話は自己課題研修において多い。

課題の抽出は、自己課題研修の方が組織課題研修より多いことがわかりました。

以下は、上記を日本体育学会で発表したポスターです。

さらに詳しく知りたい方は、西原まで連絡してください。

 

 

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西原康行先生のプロフィール

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/nishihara.html

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

2019年10月 4日 (金)

卒業研究の様子(市川ゼミ)

 

健康スポーツ学科では、卒業論文を書きます。

卒業論文を書くためには卒業研究が必要になります。

 

夏休みのある日、市川浩先生(クリック)のゼミ生が何やら実験を行っていました。

 

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準備の様子1

 

 

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準備の様子2

 

 

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準備の様子3

 

 

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準備の様子4

 

 

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準備の様子5

 

 

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準備の様子6

 

 

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準備の様子7

 

 

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実験道具

 

 

この日、被験者(実験をしてくれる人)に、何種類かの台からの降り方をためしてもらい、着地時の衝撃を測定していました。

 

 

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実験の様子1

 

 

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実験の様子2

 

 

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実験の様子3

 

 

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実験の様子4

 

 

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実験の様子5

 

 

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実験の様子6

 

 

市川先生はゼミ生の実験の様子を見守っていました。

 

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市川浩先生(写真:左)

 

 

さて、実験の結果はいかに!?

 

 

大学では「研究」をします。

「バイオメカニクス」と呼ばれる学問を専門とする市川先生のゼミでは、写真のように動作を撮影するカメラや力を測定する機器を使って卒業研究を進めています。

 

皆さんは、スポーツ、運動、健康、教育に関して何か小さな疑問を持っていませんか?

大学で学び、研究をすることによってその小さな疑問を解決するための糸口を見つけることができるかもしれませんよ。

ぜひ、一緒に学びましょう!!

 

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健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/