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2020年9月

2020年9月29日 (火)

2020年度大学院の中間発表会

いきいき放送局へようこそ!

 

本日は、大学院の中間発表会の様子をお伝えいたします。


2020年9月17日に、修士課程健康スポーツ学分野の中間発表会が行われました。

これは、大学院生が研究の進捗状況を報告し、参加者から研究を進めるための助言をもらう場という意味もあります。

今年度は、zoomを使ったオンラインでの発表会を実施しました。

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図. zoomを使った発表の様子

 

オンラインの発表会ではありますが、自宅からの発表ではなく、学内で発表しました。

大学院生は演台の前に立ち、パワーポイントを使ってポインターを動かしながら、自分のやってきた研究を他人に理解してもらいます

経験がある人は分かると思いますが、人前で話すというのはとても緊張することです。

ところが、皆さん初めてとは思えないほど堂々と自分の研究を説明し、質疑応答ではしっかりと自分の考えを述べていました。

議論も活発に行われて、大学院生には貴重な成長の機会となったようです。

 

また、今回はオンラインということで学部生も参加しており質疑応答も活発に行われました。

最後に、参加した学生からのコメントを以下にお示しします。

 

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内容は理解できないものが多くありましたが、普段から関わりのある先輩が自信を持って発表している姿を見て、とてもかっこいいと思いました。

また、発表の構成や話し方、パワーポイントのまとめ方など、卒論やこれからにも活かすことができると思いましたし、発表会の緊張感なども味わうことができ、貴重な経験になりました。

 

木立朱珠
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本日の発表会は自分の研究の視野を広げる良い機会になりました。

これから自分の研究テーマを定める中で幅広い視点を持つことが大事だと改めて気づかされました。

院生の方全員とても有意義で興味深い研究をされて、今後の参考になります。

また、zoomでの開催は効果的であると感じました。

今までの発表会は学部生が参加しづらいと思っていましたが、zoomでの開催であれば、全ての学部生が気軽に参加できると思います。

さらに、日程が合わず参加できなかった先生方もzoomであれば参加できるようになるので、より濃い発表会になるのではないかと感じました。

 
太田直人
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全体を通してとても専門性が高く興味深い発表ばかりでした。

自分は心理学を専攻したいと考えているので、心理学分野の先輩方の研究発表に関しては理解が出来たのですが、それ以外の分野は理解が難しかったというのが正直な感想です。

個人では慢性痛の研究、自己の競技歴の研究が興味深かったです。

人前で発表をすることに関しては、院生の皆さんの発表を聞く中で、自分の研究を相手に伝えられるかや、質疑に対して十分な回答が出来るかなどが不安でもあります。

ただ同時に研究の幅がとても広い事を感じたので、自分のやりたい事を徹底的に掘り下げていけるのが楽しみになりました。

多様な専門性を取り込める機会にもなると感じたので、自分の成長の為にも進学をして学んでいきたいというのが現在の率直な気持ちです。

 

渡瀬克紀
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内容については全てを理解することはできませんでした。

しかし、発表の雰囲気や発表の仕方、パワーポイントの作り方についてとても参考になりました。

また、質疑応答のやり取りの中で理解が深まったり興味が湧いたりすることもありました。

今回の中間発表会に参加したことはとても有意義でした。

 

久光哲也

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健康スポーツ学科

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2020年9月23日 (水)

ゼミ活動の紹介(吉田重和ゼミ)

いきいき放送局へようこそ!

 

健康スポーツ学科のゼミ活動を紹介しています。

本日は、吉田重和ゼミの守屋くんによる報告です。


こんにちは。

健康スポーツ学科3年の守屋壮次郎です。本日は、私が所属している吉田ゼミの活動の一部をご紹介します。

 

ゼミ活動目標&活動内容

吉田ゼミの活動目標は、以下の2点です。

  1. ゼミ生がそれぞれの興味・関心を突き詰め、納得のいく卒業研究を仕上げること
  2. ゼミという“場”を共有することにより、ゼミ生同士が新たな関係性を構築すること

1.について補足の説明をします。吉田先生が教職担当の先生なので、ゼミには教職志望者が多く集まります。

そのため卒業研究についても、教育や教職に関係あるテーマを選ぶ人が多いです。

一方で、自分の専門競技を取り上げ、「教える」「指導する」という観点から研究を進める人もいます。

私自身はまだテーマを決めていませんが、長くやってきたバスケットボールについて、少し時間をかけて考えてみたいと思っています!

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図. 先輩方の卒業研究の一例

 

2.は、吉田ゼミで最も(卒業研究よりも…?)大切にされていることです。

吉田ゼミでは、所属している部活動やサークル、学年の枠を越えて、新たな関係性を築くことが求められます。

3年生である私たちは、4年生の先輩や同期10名と新たな関係性を築くために、前期の期間中、以下のような活動をしました。

  • 「これまでの競技活動で最も印象に残っている一場面」のプレゼンテーション
  • ビブリオバトル ※お気に入りの本を決められた時間で紹介しあう取り組み
  • 「4年生教採頑張れ!」動画の作成
  • 文献検索の方法や研究テーマの絞り方の確認
  • 複数のテーマに基づくブレインストーミング
  • “価値観”の擦り合わせを目指すグループワーク
  • 話し合いの“機能”を自覚するためのグループワーク

前期の授業がすべてオンラインだったため、上記の活動も基本的にすべてオンライン上で行われました。難しいものも楽しいものもつらいものもありましたが、これらの活動を通じて、同期10人の仲は確実に深まったと思います!(実際に顔をあわせる機会はほぼありませんでしたが…)

 

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図. 「4年生教採頑張れ!」動画の一部

 

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図. 吉田先生による文献検索の方法紹介動画

 

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図. グループワークの様子

 

吉田ゼミではこれらの活動に加えて、通常であれば、近隣の小学校での学習支援ボランティアや、特別活動としてのスポーツアクティビティやバーベキュー大会などを行っているそうです。

コロナ禍により3年生の私たちはまだ体験できていませんが…、状況が収束したら再開するということなので、その時を楽しみにしながら、可能な範囲でゼミ活動を進めていきたいと思います!


以上、守屋くんからの報告でした。

吉田ゼミでは、様々な学びや活動を通した成長があります。

【過去の記事】 

専門ゼミ紹介:吉田重和ゼミ

 

教員採用試験に合格することは簡単ではありません。

健康スポーツ学科では、仲間と切磋琢磨し、互いに助け合いながら資格試験合格へ向けて進むことができます!

 

健康スポーツ学科Youtubeチャンネル

https://www.youtube.com/channel/UCZKPW14qPRzv6fLmAZbFoNw

2020年9月21日 (月)

【卒業生の活躍】メディカルフィットネス 中野沙紀さん

いきいき放送局へようこそ!

 

本日は、2018年度卒業生で現在はかえつメディカルフィットネスウオームで運動指導者として活躍している中野沙紀さんをご紹介します!


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中野 沙紀(ナカノ サキ)
柏崎高等学校出身
佐藤大輔ゼミ所属
教員免許、健康運動指導士、健康運動実践指導者取得
陸上競技部所属

 

現在のお仕事

現在、かえつメディカルフィットネスウオームにて、会員様の運動メニューの作成、マシン指導、教室プログラム指導などを行っています。

医師や看護師など、他職種とも連携することで、どんな人でも安全に、安心して運動ができる環境を作り、地域の方々の健康支援ができるところに魅力を感じています。

 

学生の頃の思い出

学生の頃は部活動中心の生活で、正直、陸上競技以外に興味を持てるものを見つけられずにいました。

ですが、3年生の時にゼミに入り、運動指導をしていく中で、初めて陸上競技以外に興味を持てるものを見つけられました。

それまで、将来のことが何も決められずにいて不安もありましたが、やりたいことが見つかり、嬉しかったので、ゼミ活動はとても思い出に残っています。

 

健康スポーツ学科での学んだこと、現在役立っていると思うこと

資格取得はもちろんですが、実技や実践の授業が多いので、具体的には運動指導の仕方やプログラムの組み立てなど、今の仕事に直結していることがたくさんあります。

 

健康スポーツ学科を目指す高校生へ向けて

健康スポーツ学科では、様々な資格取得が目指せるので、将来の仕事の幅を広げられると思います。

また、学科の人数も多いので、自分では思いつかないような考えに触れることができ、常に仲間たちから刺激を受けながら学ぶことができます。

 

健康スポーツ学科の後輩へ

健康スポーツ学科での学びを、どんどん自分のものにして、自分の強みに変えていってください!

応援しています!


以上、中野さんからのメッセージでした!

中野さんは陸上部で活躍しながらゼミ活動として運動教室へ積極的に参加し、4年次には教室の運営も任されるほど成長しました!

また、大学院へ進学してからは運動がなぜ良いのか、脳科学の観点からひも解くチャレンジに挑みました

その結果、運動がその後の記憶に影響する可能性があり、認知症予防に有効であることを突き止めました

 

 

新潟医療福祉大学は、スポーツ科学、体育、健康科学、リハビリテーションおよびその関連分野2019年度の科学研究費獲得件数(国からの競争的な研究資金の獲得件数)が全国で5番目で、スポーツ科学の研究力は国内トップクラスなんです!(詳細はこちらをクリック)。

ここではスポーツに関する学びと、運動指導関係の資格取得、さらには最先端の研究を行える環境があり、なぜ運動が体に良いのか?どうすれば上達するのか?など、突き詰めていくことができます。

また多くのトップアスリート、コーチ、研究者、設備がそろっているので、たとえ、スポーツが好きだけど競技者としての実績がないという方でも、健康スポーツ学科では科学を通してスポーツに関わることは可能です!

2020年9月14日 (月)

【社会貢献・ゼミ活動】新発田市「パラスポーツ出前講座」

いきいき放送局へようこそ!

 

本日は、佐近慎平先生(新潟県教育委員会オリンピック・パラリンピック教育推進委員会委員長)による、新発田市でのパラスポーツ出前講座についてご報告いたします。

 

期間限定ですが、以下のニュース動画でその様子を見ることができます。

「難しい!」小学生が“車いすバスケ”に挑戦 パラスポーツへの親しみ深める【新潟】

【FNNプライムオンライン】#NST #Newsタッチ

 

これはパラスポーツの普及を目指した新潟医療福祉大学と新発田市との連携事業で、6つの小学校(総勢314名)を対象に車いすバスケットボール、ボッチャ、義足説明を行いました。

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図. 義肢装具自立支援学科の佐藤未希先生による義足説明

 

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図. 車いすバスケットボール体験の様子

 

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図. ボッチャの説明を真剣に聞いている子供たち

 

加えて、パラスポーツについて学ぶ本学学生、本学車いすバスケサークルに所属している学生らも講師として参加し、4日間で6校の小学生にパラスポーツの魅力を伝えました。

 

健康スポーツ学科では、する、みる、ささえるスポーツといった、あらゆるスポーツとの関わり方について学ぶことができます。

2020年9月 9日 (水)

【卒業生の活躍】アスレティックトレーナー 星侑貴さん

いきいき放送局へようこそ!

 

本日は、2017年度卒業生で現在は千葉県の整形外科クリニックでアスレティックトレーナーとして活躍している星侑貴さんをご紹介します!


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星 侑貴(ホシ ユウキ)
栃木県立烏山高等学校出身
熊崎ゼミ所属
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、NSCA-CPT、健康運動指導士取得
男子サッカー部所属(学生トレーナー)

 

現在のお仕事

現在、千葉県の整形外科クリニックにて、アスレティックトレーナーとして子どもから高齢者まで幅広い世代に対してリハビリテーションやアスレティックリハビリテーション、コンディショニング等を行っています。

また、地域に出向いて健康教室を開催したり、少年サッカーのキャンプに帯同したり院内外問わず様々な活動をしています。

患者様の身体が良くなっていく変化を身近に感じられるのはこの仕事の魅力だと思います。

 

学生の頃の思い出

大学3年時に海外研修でドイツへ行ったことがとても印象に残っています。

ライプツィヒ大学にて本場のコオーディネーショントレーニングについて学びました。

また、東欧のスポーツ文化に触れたりオリンピック強化センターの見学、ブンデスリーグの試合観戦など多くの貴重な経験ができました。

海外研修を通して、もっと広い視野で学びを深めていく必要があると強く実感しました。

 

健康スポーツ学科での学んだこと、現在役立っていると思うこと

豊富な実習経験です。

地域の高齢者および小・中学生を対象とした運動指導やアスレティックトレーナー総合実習、インターンシップ実習など各年代への指導経験は現在の仕事に大いに役立っています。

カリキュラムに含まれている「健康づくり現場実習I・II(いきいき運動教室)」は新潟市北区在住の高齢者を大学へ招いて開催し、学生主体で準備するところから運動指導まで行う実習のため、実践力が身に付きます。

現在、対象者のニーズに合わせた運動指導ができているのも健康スポーツ学科で多くの経験ができたからだと思います。

 

健康スポーツ学科を目指す高校生へ向けて

講義で学んだことをすぐに実践できる素晴らしい実習環境が整っています

私は学生トレーナーとして強化指定部の男子サッカー部に帯同し、学んだことを活かして選手のサポートをしていました。

健康スポーツ学科には様々な経歴や実績を持つ先生方、中にはプロアスリートを目指す学生も多く在籍しています。是非、恵まれた環境の中で夢に向かってキャンパスライフを楽しんでください!

 

健康スポーツ学科の後輩へ

私は、入学当初からアスレティックトレーナーになるという強い目標がありました。

目標を達成するために、常にどうすべきか考えて行動することが重要だと思います。

大学生活4年間で多くの人と接して価値観を共有することや、選り好みせずに様々なことにチャレンジしてほしいと思います。


以上、星さんからのメッセージでした!

星さんはサッカー部で学生トレーナーとして活躍しながら、地域貢献活動や海外視察にも積極的に参加していました。

そして、アスレティックトレーナーと健康運動指導士のダブルライセンスを取得しています。

 

 

健康スポーツ学科では様々な授業や実習、課外活動があり、専門性を学びながら視野を広げることができます。

また、複数資格を同時に取得できるというのが大きな特徴です。

健康運動指導士×アスレティックトレーナーのように、専門性+αの能力を持った稀有な人材として社会で活躍することができます!

 

健康スポーツ学科Youtubeチャンネル

https://www.youtube.com/channel/UCZKPW14qPRzv6fLmAZbFoNw