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2019年8月

2019年8月30日 (金)

ダンス部のご紹介

こんにちは。

STkouhouです。

 

本学には多数の部活・サークルがあり、

言語聴覚学科の学生の多くも所属しています。

 

以前手話部の活動をご紹介しましたが、

今回はダンス部のご紹介です!

言語聴覚学科の学生も参加しています!! 

 

本学のダンス部は、創作ダンス、モダンダンスなど様々なジャンルのダンスを経験できる上、

全国的なダンス大会にも出場・受賞歴があります。

 

少し前になりますが、今月8・9日に神戸で開催された全日本高校・大学ダンスフェスティバルにおいて、

本学科のダンス部も創作コンクール部門に参加しました。

 

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結果、第5位に相当する特別賞(主題に相応しい斬新な動きの発見に対して)を受賞しました!!

 

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この大会は国内最大の創作ダンスコンクールであり、30の大学が参加しました。

本学はこの大会で4年ぶりの受賞とあり、快挙には大学全体で盛り上がりましたhappy01

 

言語聴覚学科は国家試験に向けて習得すべき科目が多い上臨床実習もあり、

さらには卒業研究も全員提出しますので、

4年間を通して勉強することが多く、なかなか忙しい学生生活となります。

 

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そんな中でも学生たちは、学業と部活動の両立を目指して頑張っています。

本学で、勉強も部活動も充実した学生生活を送ってみませんか。

ぜひご検討ください!!!

  

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言語聴覚学科所蔵の検査道具をご紹介します!

こんにちは。

STkouhouです。

 

言語聴覚士は臨床で様々な検査を実施します。

発達検査、知能検査、記憶検査、発音の検査、言語機能の検査、注意力の検査、視空間認知機能をみる検査…実に様々です。

 

来月から学外の施設へ臨床実習に行く3年生は、

演習室で同級生を相手に、検査の練習中です。

 

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各検査には、たいてい長いマニュアルついていますが、

患者さんを前にマニュアルをみながら検査を実施することはできませんから、

学生は皆、検査実施手順を覚えようと余念がありません。

 

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この演習室の隣にある、検査準備室には、

言語聴覚士が扱う様々な検査用具やマニュアルが揃っています。

主に授業で使用する検査が所蔵されています。

 

検査準備室を案内する山岸学科長

山岸先生の紹介はこちら

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よく利用する検査用具は1つだけでなく、

学生が2-3人ずつで学習できるよう、複数買いそろえてあります。

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検査は古いものになると、

検査内で使用する刺激の内容が時代に合わなくなったり、

より良い実施方法に変更する必要があったりするため、

改訂版の検査が発売されることがあります。

 

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本学科は改訂の度に、検査用具を買い直しており、

学生が常に最新のバージョンの検査を学習できるよう、努めております。

 

写真は嚥下障害の授業で利用した、

吸引手技の練習用人形と吸引機です。

吸引法の演習の記事はこちら

 

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9/1(日)開催のオープンキャンパスでは、

ご紹介した演習室や検査準備室をご覧いただけます!

全国的にも充実した設備をぜひ、見にきてください!! 

 

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9/1(日)は、夏のオープンキャンパス最終日です!

こんにちは。

STkouhouです。

 

夏のオープンキャンパスと銘打って、7月、8月と続けてまいりました夏のオープンキャンパスですが、

来る9/1(日)でいよいよ最終開催日となりました!

 

今回も1日開催です。

午前午後とも同じプログラムを行いますので、

午前のみ、午後のみの参加が可能です。

 

開始時間は午前が9:30から、午後が13:30からとなります。

最初は大学全体のオープニングプログラムがあり、

その後学科別のプログラムが開始されます。

 

言語聴覚学科のプログラムは下記の通りです。

 

①補聴器の調整は奥が深い!どのように聞こえ方が変わるのかわかりやすく実演♪~
②解剖模型の紹介~飲み込みや発音に関わる筋肉や骨の不思議~
③聴力検査体験~言語聴覚士になりきって機器を操作してみよう♪~
④無音体験~県内最大級の防音室に入ってみよう
⑤教員・在学生による個別相談コーナー
⑥神経心理学検査とは?~ことばや思考をどのように診て治療するのか~
⑦子どものリハビリテーションってどうやるの?~言語発達支援センターの設備を紹介!!~

 

このように盛りだくさんの内容でお出迎えします!

 

昨年の様子です。

今回も学生スタッフが大勢、活躍します!!

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さらに、今回の目玉企画として、

『模擬講義コレクション』があります!!

これはおいでになった皆さんに、各学科の講義を体験していただく企画です。

 

本学科で模擬講義を担当するのは、

講師の石本豪先生です!!

石本先生の紹介はこちら

 

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模擬講義のタイトルは『ことばや発達に障害がある子どもと親への心理的支援について』です。

石本先生は臨床心理士、公認心理師の資格をお持ちです。

ことばや全体的な発達に障害があるお子さんや親御さんが抱く、

不安や気分の落ち込みなどの心理的苦悩について、

先生のご専門である臨床心理学の観点から、苦悩の理解と支援のポイントを解説します。

 

言語聴覚士は、ことばの発達の遅れや、それに関連した発達障害の臨床に携わるため、

心理的苦悩を持つお子さん・親御さんに適切に支援できるよう、

このような臨床心理学の知識も必要になります。

今回の模擬講義を通して、言語聴覚学科の学生生活を疑似体験をしていただけたらと思います。

 

今回の学生スタッフは、フレッシュな1年生に加え、

臨床実習を控えて鋭意準備中の2年生と3年生も揃っておりますので、

ぜひ皆さんから、学生生活に関する疑問をぶつけてください!

スタッフ一同心よりお待ちしています!!!

 

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2019年8月23日 (金)

実習前教育2019

こんにちは。

STkouhouです。

 

本学科では3年生の秋に、3週間の学外実習を行います。

本学科の学外実習の詳細はこちら

 

先日、実習施設の配属先が発表されました!

そして今週は毎日、各教員による実習前の事前教育講義が開講されました。

講義の内容は、専門科目の復習や、感染などのリスク管理、症例報告書の書き方など様々ですが、どれも実習で即役に立つ内容ばかりです。

 

最終日の本日は、トランスファーの実技講習がありました。

トランスファーとは、患者さんがベッドから車いす、あるいは車いすからベッドへ乗り移る際の介助のことを指します。

 

以前は看護師さんや看護助手さんがトランスファーを行ったり、

リハビリ室までの送迎を行ったりすることが多かったのですが、

最近は理学療法士、作業療法士だけでなく、

言語聴覚士もトランスファーを実施します!

 

本日の講師は、大学の系列施設である新潟リハビリテーション病院の

理学療法士、髙野義隆先生です。

 

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最初は簡単なエクササイズで体をほぐします。 

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次に、人間が寝た状態からどのように起き上がっているのか、

そしてどのように立ち上がるのか、

同級生の体を通して観察しました。

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学生の皆さんのように若ければ真っすぐ起きられますが、

実習で出会う高齢者の方や麻痺のある方は、そうはいきません。

先生は適切な介助のコツについて、

科学的な根拠を交えて説明してくださいました。

 

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先生のお手本を見た後、いよいよ実技練習開始です!

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セラピストと患者さんとの間に体格差があると、

トランスファーはちょっと大変です。

先生からは、患者さんの力を活用することがポイントとの指導を受けました。

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うまくできたかな?

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今日の講義でトランスファーを完全にマスターするのは難しいですが、

移乗の際に患者さんの体がどのように動くのかは、

少しつかめたようです。介助の基本ですね!

 

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トランスファーをすると、

その分リハビリ室での訓練時間が短くなりますが、

一方で、病室とリハビリ室の往復の間や病室での観察から、

リハビリ室では気が付かなかった症状に気づかされることがあったり、

他の医療スタッフとの関わりから、

患者さんのコミュニケーション能力がどの程度回復してきたかをみることもできる、

メリットがあります。

 

これから始まる臨床では安全第一に、

少しずつトランスファーの技術を磨いていってください!

 

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2019年8月20日 (火)

過去問題集2019完成!!

こんにちは。

STkouhouです。

 

言語聴覚士の国家試験は4年生の最後に受験しますが、

本学科では3年生の内から国家試験の勉強を意識した取り組みを行っています。

 

その一環として、3年生の夏から、国家試験の形式にのっとった模試を実施しています。

また、直近5年間の国家試験の問題をまとめた問題集を毎年作成し、学生に廉価で販売しております。

 

歴代の過去問題集です。

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先日、今年度の過去問題集が完成しました!!

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今までは科目ごとに古い順から問題を並べて製本していましたが、

今年度は新たな編集方法を採用しました。

科目ごとに問題を並べるだけでなく、本学科学生の結果を基に、

学生の正答率が高い順から低い順に問題を並べかえて製本しました。

この並べ方ですと簡単な問題から勉強を開始でき、段々と歯ごたえのある問題へ進めていけるつくりになっています。

 

あまり早くから国家試験にばかり注力してしまうと、

国家試験のために勉強する姿勢になるおそれがあります。

しかし時期が押し迫ってから国家試験の勉強を始めたのでは、

全員合格の目標達成が難しくなります。

この匙加減が難しいところですね! 

  

きめ細かい対策によって、

全国平均を大きく上回る、高い国家試験合格率を維持する本学科への入学を、

ぜひご検討ください!

 

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2019年8月 7日 (水)

8/3,4の夏のオープンキャンパスにおいでいただきありがとうございました!!

こんにちは。

STkouhouです。

 

先週末の8/3(土)と8/4(日)は、

夏のオープンキャンパスの日でした!!

暑い中、たくさんの方においでいただきありがとうございました!!

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今回の目玉企画は、聴覚領域の教員によるミニ講義でした!

 

8/3(土)は、桒原桂講師による、『難聴ってなんだろう?』が開講され、

参加者は耳栓やイヤマフ(ヘッドフォン型防寒具)で難聴を疑似体験しました。

桒原先生の紹介はこちら

 

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8/4(日)は、富澤晃文准教授による、『子どものきこえと言葉の臨床』が開講され、

実際に富澤先生が難聴児と関わる臨床場面など、豊富な動画を交えた講義となりました。

富澤先生の紹介はこちら 

 

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今回から内容をリニューアルした学科説明に加え、

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聴力検査や神経心理検査など、各種体験プログラムを行いました。

学生スタッフ・教員ともに全力でおもてなしをしました!

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次回9/1(日)の開催は、夏最後のオープンキャンパスとなります!

目玉企画は、言語聴覚士必須の学問である、心理学に関連した模擬講義です。

詳細はまた後日お知らせしますのでお楽しみに!! 

 

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2019年8月 2日 (金)

大石如香准教授らの研究論文が『Neurocase』に掲載されました!

こんにちは。

STkouhouです。

 

本学科准教授、大石如香先生らの研究論文が、イギリスの神経科学雑誌『Neurocase』に掲載されました!

 

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大石先生の紹介はこちら

大石先生は、脳卒中や交通事故などで脳に損傷を受けた後遺症として起こる、ことばや記憶、視覚認知障害などの障害について研究しています。

 

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2019年3月に行われた卒業研究発表会:大石ゼミの皆さん。

 

今回は、脳炎による脳損傷の患者様にみられた『地誌的失見当(道が覚えられない、道に迷う)』の症状に関する研究です。

大石先生からのコメントは以下の通りです。

 


 

今回の研究は、辺縁系脳炎によって、新しい場所の道を覚えられないという症状を呈した患者様に関する症例研究です。

 

治療のための入院を終え、退院した後も、毎週通院している病院の中の道順がわからない状態が続いたために、以前から知っている場所と、病気になった後に新しく覚えた場所に関して、場所についての認識や記憶、視覚性認知について詳細に調べました。

その結果、風景や建物を含めて、視覚性認知機能に低下はなく、記憶の機能も言語性・視覚性ともに保たれていました。

しかし、新しい場所については、病院内の風景がどこかわからなかったり、道順を説明したりすることが困難でした。

 

この患者様にみられた新しい場所に限定した『地誌的失見当(道がわからない、道に迷う)』は、新しい風景や道順に関する特異的な記憶障害と考えられ、損傷された左右両側の海馬および海馬傍回領域の機能低下の関与が示唆されました。

 
今回の症例研究のように、『神経心理学』は一人の患者様にみられる症候をじっくり調べることから発展してきました。

目の前の患者様に起こっている症状が、一体どのような原因で起こっているのか、どのレベルの障害なのかを明らかにすることは、リハビリテーションにとって欠かせません。
今後も患者様のリハビリテーションにつながる臨床に役立つ研究をしていきたいと思います。

 

原著論文情報

Oishi Y, Yamakawa T, Nagasawa H, Suzuki K. Pure topographical disorientation in novel environments without anterograde amnesia: a case study. Neurocase doi: 1080/13554794.2019.1642359, 2019.

 


 

大石先生、コメントをお寄せいただきありがとうございました!

 

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大石先生の研究室での和やかな大石ゼミの様子。4年生の皆さんです。左端が大石先生。
 

大石先生は、この週末に開催される夏のオープンキャンパスにも参加されています。

※8月3日(土)のみ

 

大石先生に研究のことを質問できるチャンスです!

ご興味のある方はぜひ、オープンキャンパスにお越しください!!

 

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