7期生卒業式(その1)
皆さんこんにちは。健康栄養学科教員の川上です。
夜はまだ冷えますが、昼間はだいぶ暖かくなってきましたね。
さて、もう4月に入ってしまいましたが、今回は、3月15日に朱鷺メッセで行われた、卒業式の様子をお伝えします。
東日本大震災発生後ということもあり、被災された方々への配慮、強い余震への警戒もあることから、式は例年のプログラムを変更して実施されました。
こうして簡素な中にも厳粛に卒業式を開催できたのは、これから社会に巣立つ卒業生らにとって何より幸せなことだと思います。
全学科の卒業生が一堂に会しての式典後、学科別で各会場に分かれて、学位記授与式が行われました
授与式の前には、本科の卒業生(1期生)である、現同窓会長の斎藤さんが、国家試験直前の卒業生を激励に訪れました(ただ、この時点では、3月20日に予定されていた管理栄養士国家試験の延期の有無は分かっていませんでしたが・・・)
いよいよ学位記の授与です
四年間の苦労が報われる瞬間、と言っては大袈裟かな?・・・でも感慨はひとしおでしょう。
続いて、新潟県栄養士会会長、稲村先生よりお話しいただきました。
感心したのは、巡り会った仲間や、ご両親への感謝の言葉があったこと、それから、
「自分たちと同じく管理栄養士を目指しながらも、この震災で試験を受けることができなくなった人もいるかもしれない・・・自分たちは、今、恵まれた環境にいるのだから、そうした方たちの分も、全力で試験に臨もう!半端な気持ちで受験してはいけない」
と自戒していたことです。
他者を気遣い、おもんぱかる・・・簡単なようで難しいことかもしれませんが、そこに気付いている皆なら、きっと素敵な人間になれますとも
次回に続く