アメリカ研修報告(その5:RUSD見学)
こんにちは健康栄養3年の小杉です
今日も、3月25日に見学させていただいた、ロサンゼルスの給食センターであるRiverside Unified School District(RUSD)についてお話します
RUSDでは、給食時、栄養バランスが崩れないよう、子どもたちが選択するときにはスーパーバイザーと呼ばれる方々が見守っています。この取り組みによって野菜を食べる子どもたちが増加したそうです。
また学校内に畑を作り、子どもたちが自分で野菜を育てて調理をするという経験を通して、身近な食べ物がどのようにしてできているのかを学んでいます(初めは「フライドポテトは知っているけど、何からできているのか知らない…」といった子どもたちが多かったそうです)。
自分の食べている物について興味を持ってもらうことは、とても大切なことだと思います。子どもたちだけでなく地区全体で食について意識が高まるし、農家の方々も助かるそうです
このような活動はRUSDの社長であるロドニー・テイラーさんが積極的に進めていて、今までに「Farm to School」を取り入れた多くの学校が国から賞をもらっているそうです
対応されている地区は低所得の方が多く暮らしているため、地区の方々に低価格で食事を提供できるよう、3億4千万円ほどの寄付を国から受けているそうですが、RUSDの積極的な活動があるからこそ受けられる寄付なのではないかと思いました。
社長のテイラーさん。今回は会えませんでした…残念
もらったお土産。チョコレート。WOWとはテイラーさんが作ったブランド名
次回はChildren hospitalとTOYOTAの見学の様子です。お楽しみに