アメリカ研修報告(その7: Children hospital見学)
早速、先回の続き、3月28日のロサンゼルスのChildren hospitalについてお話ししましょう。
こちらの病院の栄養部門の責任者、ジャクソンさんから、病院内のChildren hospital cafeteria
について案内と説明をしていただきました。
このChildren hospital cafeteriaは、主に患者さん、患者の家族、病院の職員が利用します。入院している患者さんへの病院食も、このカフェテリアで作っているそうです。
病院食は、患者さんが医師の指示によるメニューの中から自分または両親が電話で注文します。カフェテリア内の厨房では、患者さんからの注文を受けてから、調理して配膳するまでを45分以内に行うそうです。
注文は紙にプリントアウトされて厨房に貼られ、その紙には注文したメニューと患者さんの情報がバーコードで記載されています。
このバーコードを読み取ることで、注文したメニューが間違いなくその患者さんに届けられるシステムになっているそうです。
厨房内でカメラを向けたら、調理中ですが皆さんノリノリで撮影に応じてくれました
45分以内に患者さんの元へ食事を届けるので、料理が出来次第、どんどんナースステーションに運び、そこからナースに届けてもらいます。食事をのせるトレーも可愛らしい
Children hospital cafeteriaでは、カフェテリアとしては1400~1800食+ケータリング(会議やイベント時に注文数分の食事を作る)/日に作っていて、患者さんへの病院食は350~400食/日に作っているそうです。
長期入院の患者さんは似たようなもので飽きてくるので、普通食が食べられる場合はカフェテリアでの食事が可能だそうです。
このChildren hospital は1968年に建てられた病院で、今年の7月に別の場所に引っ越すそうなのですが、新しい病院では患者さんの注文は、電話ではなくすべてコンピューターでメニューを選択するというシステムに統一する予定だそうです。新しい病院のシステムも見てみたいです・・・。
たくさん気になることがありましたが、時間が限られていてあまり質問できませんでした
でも、とても充実した病院見学でした
午後からのTOYOTAの見学については、次回の川瀬さんのブログに乞うご期待 ☆では☆