ひらめき☆ときめきサイエンス
本日は、当科3年生がティーチングアシスタントをした『ひらめき☆ときめきサイエンス』の報告をします。
これは、大学で行っている最先端の研究成果について、小中高の皆さんが、直に見る、聞く、ふれることで科学のおもしろさを感じてもらうプログラムであり、理学療法学科、作業療法学科、健康栄養学科の3つの学科が中心となり、8月19日に行いました。
当科のプログラム内容は「ひらめき・ときめきサイエンス ランチョンセミナー~弁当編~」でした。
参加者が、野球部の高校生だったため、部活をする際に必要なエネルギー量はどれくらい? 学校に持参している弁当箱の大きさは大丈夫? パワー・持久力を出すためには、主食、主菜、副菜はどれくらい食べればいいの? ということをクイズ形式で主題し、グループ対抗戦を行いました。
さすが野球部、対抗戦には、俄然ハッスルし目を輝かせていました。
食事の摂取量、つめ方についての根拠がわかったところで、自分の弁当箱に、学生が作った主食、主菜、副菜をバイキング形式でつめてもらいました。
ちなみこの日の料理は以下の内容でした。
主食:ごはん
主菜:鳥のから揚げ、ウインナーソーセージ、焼き鮭、たまご焼き
副菜:野菜炒め、かぼちゃの煮物、春さめサラダ、ナスとピーマンの味噌煮、プチトマト
果物:スイカ
これがつめ終わった弁当です。この弁当は果たして何が多くて、何が不足しているでしょう?
本人に聞いたところ、根拠はわかったけど、やっぱり好きなものを選んでしまったとのことです。
この弁当以外にも、から揚げを山盛りつめる生徒、野菜は嫌いという生徒など様々でした・・。
食べ物や食べ方を考えるためには、化学、科学、医学的な知識を基に考えることが必要なので、興味のある人は是非これからも勉強して賢い食べ方をしてね。
弁当試食後は、各自にセミナーの感想を書いてもらい、代表学生に述べてもらいました。
野球をするときのエネルギー源が炭水化物(ごはん)であること、炭水化物がエネルギーになる速度、割合などがわかった、明日から弁当をつめてみたいなどの感想があがりました。
この写真は、ご飯があまったので、おにぎりにしたところ、食べたい!という生徒が多かったため、部長がとりまとめをしてくれている風景です。
とてもさわやかで、明るい野球部の高校生に触れ、私たちも楽しかったです! 今年の試合、応援しています。
最後に、今回のプログラムをアシスタントしてくれた3年生の河野さん、松岡さん、湯本さん、和田さん本当にご苦労さまでした。終えた後の顔はすがすがしいですね。
報告は、健康栄養学科教員の斎藤と小林でした