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2018年9月

2018年9月26日 (水)

後期授業開始!

こんにちは。STkouhouです。

 

あんなに暑かった残暑もいつのまにかすっかり納まり、新潟は秋めいてきましたmaple

大学では9月21日から後期の授業が始まりました!

 

1年生は早いもので、入学してから半年が経ったのですね。後期の講義科目には少しずつ専門的な内容が増えていきます。

 

2年生は後期はますます専門的な講義が増えて忙しくなります。

 

3年生は後期は授業がほとんどありません。学外の施設における臨床実習があるためです。

実習期間は3週間ですが、皆少しずつ実習に行く時期がずれるため、全員が実習を終えるのは12月になります。

 

後期授業開始日に、4年生は卒業研究を提出しました!

締め切り直前はどのゼミでも、学生も教員もみな最後の仕上げに追い込みをかけていました!!

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卒業研究提出物の山です。皆無事提出にこぎつけました。

 

4年生はあとは、国家試験に向けてラストスパートをかけるのみです。

9月24日からは『言語聴覚障害学応用特論Ⅱ』という講義が始まります。

これは国家試験に向けて今まで行ってきた学習の集大成である集中講義です!

 

学年によって後期の予定は様々ですが、皆元気に乗り切ってほしいですねrock

 

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2018年9月24日 (月)

神経心理学会2018 in 山形に参加してきました!

こんにちは。

STkouhouです。

 

言語聴覚士が日々の臨床のブラッシュアップのために参加するのが、各学会ごとに行われる学術集会です。

 

今回はそんな学会の一つ、第42回日本神経心理学会の学術集会参加のレポートです。

今年は新潟県のお隣、山形県の県立保健医療大学で開催されました!

 

当学科今村徹先生のゼミ生は、就職1年目に全員学会発表することになっています。

 

今村先生の紹介はこちら

 

今年も1年目の方に加え、ゼミの卒業生が多数発表しました!

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夜は今村先生を囲んで楽しい会となりました!

こんなにたくさんの卒業生が集まると一大勢力ですね!

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学部生も、今村ゼミの学生に加え、内山信先生のゼミ、大石如香先生のゼミ生も学会に参加しました。

 

内山先生の紹介はこちら

大石先生の紹介はこちら

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みんなで新潟から高速バスに乗って参加したそうです。

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夕べはちょっと遅かったので少し眠そうですかね。

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学部生にとって初めての学会は、圧倒されてばかりだったようでしたが、モチベーションアップにつながったようです。

 

最終日はお昼に、山形名物芋煮と玉こんにゃくをいただいた後、みんなでパチリ☆

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学部生もこれから1年各ゼミで研鑽し、来年はもっと楽しめる学会となるでしょう。

みなさんがんばってください!!

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2018年9月21日 (金)

連携総合ゼミが開講されました

こんにちは。STkouhouです。

 

本学の特徴的なカリキュラムの一つに、『連携総合ゼミ』の開講があります。

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この科目は多職種間連携教育を実践する科目として、開学当初から開講されています。

4年次前期に開講され、他学科や別大学の学生と混成で一つのチームを形成し、具体的な症例をもとに、グループワークを通じて支援策を検討します。

 

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学生たちは自身の学科に関連する専門知識・技術を活用し、他学科の学生と協働して課題に取り組みます。

 

この経験を通して学生は、将来「チーム医療・ケア」の現場で必要となる関連職種への理解やチームワーク技法について実践的に学びます。

 

今年は9月3日 (月)〜9月7日 (金)の5日間で開催されました。

15の事例に対し,フィリピンの大学(サント・トーマス大学、アンヘレス大学)と台湾の大学(陽明大学、中山医学大学)からも学生が参加し、各課題に取り組みました。

 

本学科からも、4年生が4人、大学院生が1人参加しました!

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事例担当教員として当学科の桒原桂先生、協力教員として渡辺時生先生、石本豪先生も参加されました!

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桒原先生の紹介はこちら

渡辺先生の紹介はこちら

石本先生の紹介はこちら

 

今回当学科参加者の取り組んだテーマは、下記の通りです。

 

『脳性まひ(疑い)児と育児不安をもつ母への成長・発達支援』

『女子高校生競技者の食行動異常、無月経、骨粗鬆症』

『重度四肢まひ者の家庭復帰計画』

『高齢者の骨折予防・治療と生活支援』

『高齢者への投薬』

『聴覚障害のある幼児を持つフィリピン人の母親への支援』

 

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一つの事例に対し他職種と連携して関わることは、学外実習に出るまでなかなか経験できる機会がありませんので、当大学のカリキュラムは画期的な内容だと思います。

 

多職種と関わることで、事例をより広い視点を持って接することができ、より良いリハビリにつながっていきます。

ぜひ今回学んだことを将来仕事についたときに活かし、チーム医療の得意な協調性のある言語聴覚士になってほしいですね!

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2018年9月17日 (月)

認定補聴器技能者養成課程講習会②

こんにちは。STkouhouです。

前回に引き続き、大学院生の平野さんによる認定補聴器技能者養成課程講習のご報告の続きです!

 


2日目は実技です。

 

午前中は模型を使って耳型採取を行いました。

これは、自分の耳の形にあった補聴器を作るためや、補聴器の音漏れ防止の部品を作るために行います。

耳型採取は久しぶりに行ったので難しく感じました。

 

特に左耳の耳型採取は不慣れなことと、利き手の関係でとても難しく感じました。

また綿球を人間の耳に挿入する作業も行い、模型相手にしか耳型の採取を行っていなかったので緊張の連続でした。

私以外の参加者は普段業務で、耳型採取を行っている方々なので余裕で耳型採取を行っていました(悲しい😞)。

 

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頑張って作りました。

 

午後は純音聴力測定と語音聴力測定を行いました。

これらの測定は、補聴器の機種を選択するためや、音の高さや大きさを設定するために必須となります。

実習を通して、骨導の測定は髪がかかっていない乳突部にレシーバーを当てることやレシーバーが耳に触れないなど、基本的なことを忘れていたので、反省するうえで大変良い機会となりました。

 


また、今回RION社製のオージオメーターを使用したのですが、参加者の中には、このオージオメーターは使用したことがないとの声がありました。

勤務する会社によって、使用するオージオメーターが違うことや、勤務するオージオメーターはかなりの年期がはいっていること、断続音ではなく連続音で聴力測定を行っているなど、勤務するお店によって聴力測定の方法が違うことが新鮮でした。

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誤った知識を振り返る意味で、大変勉強になった。

 

講習会を通して、今までの確認や新たな知見を得ることができ、大変有意義な2日間でした。

聴覚関係に興味がある方は言語聴覚士の資格を取った後に、認定補聴器技能講習会の受講をしてみてはいかがでしょうか。 


 

平野さん、詳細な報告をありがとうございました。

ところどころ挟まれるユーモアに平野さんの人柄が出ていますねhappy01

聴覚障害に関わる言語聴覚士の数は多くはありませんので、平野さんにはぜひこの領域で活躍していただきたいですね!

 

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2018年9月13日 (木)

認定補聴器技能者養成課程講習会①

こんにちは。STkouhouです。

以前 吃音 ・ クラタリング世界合同会議 in Japan 2018の報告を寄せていただいた当学科大学院生の平野さんから、新しい記事をブログに寄稿していただきました。

大学院の紹介はこちら

 

今回は、認定補聴器技能者養成課程講習会についてのご報告です。

言語聴覚士は、その名の通り、聴覚障害の患者さんの臨床にも携わります。

臨床業務の中には、補聴器の調整や選択の相談も含まれており、補聴器を取り扱うスキルを磨くことも、言語聴覚士にとって重要です。


皆さんこんにちは、院生の平野です。

 

いきなりですが認定補聴器技能者という名称をご存じでしょうか。

 

補聴器の販売や調整などに携わる人に対し、財団法人テクノエイド協会が、基準以上の知識や技能を持つことを認定して付与する民間資格です。

 
今回、認定補聴器技能者の資格取得のために、8月30日と31日の2日間にかけて開催された認定補聴器技能者養成課程講習会に参加してきました。

講習会は資格試験を受けるために必ず受講しなければなりません。 

今回の講習は4段階あるうちの3段階目にあたる講習会で、言語聴覚士の資格があれば1から2段階を飛び越えて、3段階目から受講可能です。

江東区の有明を会場に行われたのですが、コミックマーケット(略してコミケ)で有名な東京国際展示場(東京ビッグサイト)・・・・ではなくTOC有明で講習会が行われました(残念😢)。

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通り道に東京ビックサイトが・・・・・平日ということで閑散。

 

会場には約300人ほどの受講者がいて、ほぼ眼鏡屋さんや補聴器専門店の方ばかり。

言語聴覚士の参加は意外にも少数派でした。

実は聴覚分野、特に補聴器の装用に関わる言語聴覚士はまだまだ少数派なのです。

しかし今後は補聴器に関わる言語聴覚士も増加していくと思います!
  

午前中の座学は補聴器に関する業界内の遵守(中耳炎の手術患者には耳型を作らないなど)や事例の紹介、店員のマナーについての講義があり、知らないことや忘れていたこともあったので大変勉強になりました。

しかし聞き慣れない単語の影響や新潟から東京までの夜行バスの疲れで、意識が飛びそうになりましたが何とか踏ん張ることができました😣(学部生さんの気持ちが身に染みました)。

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お昼は会場内にある食べ放題のインドカレー屋さん。でも食べ過ぎて、次の日は大変なことに😭。

賢い皆さんはこんなことはないと思いますが、量は程ほどに。

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全品おかわり自由。カレールウーも数種類あって、全部おいしかった。

 

午後は北里大講師で言語聴覚士の鈴木恵子先生による、補聴器の限界や調整方法について講義があり、うるさ過ぎる環境下ではどんなに高価な補聴器でも効果を発揮しないことが説明されました。

 
1日目はこれで終了です。次回の2日目で当コラムを終わりたいと考えておりますので、しばしお付き合い下さい。


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2018年9月11日 (火)

臨床実習Ⅰが始まっています!

こんにちは。STkouhouです。

当学科では2年生の夏休み時に、初めての実習(臨床実習Ⅰ)があります。

この実習では、病院や施設における臨床を見学し、病院や施設の特徴や言語聴覚部門の位置づけ・役割に関する知識を身につけます。

 

見学が主と言っても、臨床担当の言語聴覚士の先生によっては、実際に言語検査をさせていただいたり、患者さんとお話したりといった機会があります。

多くの学生たちにとっては、患者さんと会うのがほぼ初めてですので、とても緊張します!

 

当学科では4つの施設を対象に、学生を複数の班に分けて見学します。

全学生が成人と小児の両方の臨床を見学することができます。

 

見学後はすぐに。記録ノートに学んだことをまとめます。

すべての実習終了後にある学内でのセミナーで、実習で学んだことについてグループ内で討議し、最終的にレポートにまとめます。

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学生たちはそれぞれ実習前に入念に準備を重ねいきます。

しかしいざ臨床の現場で患者さんを前にすると、学んだことを上手く実践できなくて、ちょっと落ち込むこともあるようです。

一方で、現場の言語聴覚士の臨床に触れることで、改めて言語聴覚士になろうという気持ちを強くするようです。

 

もうすぐ後期の講義が始まります。

実習で高まった将来へのモチベーションを維持して、後期の講義も乗り切っていきたいですね!

20170905_121622 実習施設はいくつかありその一つの新潟大学医歯学総合病院。

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2018年9月 3日 (月)

夏のオープンキャンパス第三弾にご来場いただきありがとうございました!

こんにちは。STkouhouです。

 

夏のオープンキャンパス第三弾が9月1日にありました。

県内は前日から大雨が続いていましたが、幸い当日は雨があがり、たくさんの皆さまにお越しいただきました!

誠にありがとうございました!!

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9月のオープンキャンパスでは、午前午後計4回の学科説明に加え、全学プログラムである模擬講義コレクションが目玉です!!

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模擬講義コレクションは大学の講義を皆さんに体験していただく企画です。

今年の当学科の模擬講義コレクションは、講師の内山信先生がご担当されました!

内山先生の紹介はこちら

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講義タイトルは『コミュニケーションに障害をもたらす失語症とは?』でした。

言語聴覚士が深くかかわる障害である言語障害である失語症についての講義です。

 

大学での講義を体験してみて皆さんいかがだったでしょうか?

当大学で勉強してみたい、という気持ちが少しでも高まる機会となりましたら幸いですhappy01

 

他にも検査道具や書籍の展示、補聴器や聴力検査の体験などで、学生たちが大活躍のオープンキャンパスでした。

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次回のオープンキャンパスは10月7日(日)になります!!

夏のオープンキャンパスとはまた異なる企画をご用意してお待ちしております。

皆さまぜひご参加ください!!!

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地域の高校へ出張講義に行ってきました

こんにちは。STkouhouです。

 

本学では地域の高等学校から要請を受けて、本学の教員が高等学校へ出向き出張講義を行う機会があります。

 

今回の出張講義の担当は、当学科教員で臨床心理士の石本豪先生です!

石本先生の紹介はこちら

 

講義タイトルは“『ことば』と心理的苦悩の不思議な関係”です。

ことばが心理にどのように影響するのかを、心理学の観点からお話しされました。

 

今回の出張先は、新潟県佐渡市にあります、新潟県立佐渡高等学校です。

 

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講義は高校一年生を対象に、70分授業で行われました。

講義の中にはワークショップも含まれており、高校生の皆さんは熱心に取り組まれていました。

 

本学はこうした出張講義によって、地域の高校生との関わりを持ち、進路を考えるきっかけづくりをしています。

今回のことばと心理学の関係の講義から、言語聴覚士に関心を持つ高校生が一人でも現れるとうれしいです。

 

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